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韓国映画の記録を塗り替えた「ブラザーフッド」来日会見

2004年4月6日 12:00

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(左より)チャン・ドンゴン、カン・ジェギュ監督
(左より)チャン・ドンゴン、カン・ジェギュ監督
99年の「シュリ」で、現在に至る韓国ブームの土台を築いたカン・ジェギュ監督の4年ぶりの新作「ブラザーフッド」。その日本公開に先駆け、ジェギュ監督と主演のチャン・ドンゴンが揃って来日し、4月2日、東京・日比谷の帝国ホテルで記者会見を行った。
本作は、朝鮮戦争によって翻弄される兄弟の生き様を描く感動の超大作。監督は「日本や韓国は平和だが、世界で戦争が行われている今だからこそ、平和の大切さを知ってほしい」と訴え、主演のドンゴンも、「出演を依頼されたときは脚本が未完成だったが、ジェギュ監督が戦争を描く作品であるということで、脚本を読まずに引き受けた。シナリオを初めて読んだときは感動して涙が出たし、これまでのどの出演作よりも自信をもっている」と語った。
なお、日本配給を担当するUIPの発表によると、本作は現在も韓国で大ヒットを続けており、4月3日には観客動員数1109万3000人を記録。同日まで1105万7000人を動員した「シルミド/SILMIDO」(東映配給・6月5日日本公開)を抜いて、韓国映画史上最多の動員記録を樹立した。「ブラザーフッド」と「シルミド」は、初夏に日本市場で激突する。

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