片山恭一のミリオンセラーを映画化。「世界の中心で、愛をさけぶ」
2003年11月18日 12:00
「鉄道員」以来、小説としては6年ぶりに100万部を突破した片山恭一のミリオンセラー「世界の中心で、愛をさけぶ」が映画化。去る11月12日、東宝スタジオ(東京・成城)にて、行定勲監督、主演の大沢たかお、柴咲コウ、山崎努らスタッフ・キャストが参加して製作報告会見が行われた。
映画では、高校時代に恋人の死を経験した青年が成長し、大人になった姿を中心に描くという事だが、脚本作りにも参加した行定監督は、「これまでの人生で、一番色々な事を実感できた小説。最終的には生きる希望を見出せる作品にしたい」と意欲を語った。また、主演の柴咲も「生と死というものを凄く美しく描いた原作がとても好きだったので、映画化され、しかも自分が出演できる事が嬉しい」と素直な心情を吐露してみせた。04年5月8日公開。