ピーター・ジャクソンの次回作は「キングコング」!
2003年4月1日 12:00
「ロード・オブ・ザ・リング」3部作のピーター・ジャクソン監督が、「キングコング」のリメイクを手がけることになった。ユニバーサル・ピクチャーズの会長、ステイシー・スナイダーが明らかにしたもの。メリアン・C・クーパーとアーネスト・B・シュードサック監督によるオリジナル版「キングコング」は33年作品。76年には、ディノ・デ・ラウレンティス製作、ジョン・ギラーミン監督、ジェシカ・ラング主演によってリメイク版が作られた。ラストシーン、ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルに登り雄叫びを上げるキングコングの姿はあまりにも有名だ。
「キングコング」のリメイクを手がけることは、ジャクソン監督の長年の夢だった。監督は米バラエティ誌に「『キングコング』以上に私を虜にする映画はない。9歳の時にこの映画を見たから、今日映画を作ってるんだ」と語っている。10年近くもリメイクを切望していた監督は、「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」が終わると直ちに、「ロード~」でも共同作業したフラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエンと共に脚本執筆に入る予定。撮影はもちろん、ジャクソン監督のお膝元ニュージーランドで行われ、05年の公開を目指す。