知事も応援。「竜馬の妻とその夫と愛人」会見
2002年9月3日 12:00
本作は、坂本竜馬をめぐる男女4人を描いたラブ・コメディ。16年振りの映画出演となる木梨が「いい現場で、1カ月の現場はあっという間だった」と語り、クランクアップ当日も、江口1人の撮影にもかかわらず、木梨、中井、鈴木が駆けつけたエピソードを披露した。また、87年の監督デビューからほぼ1年に1本のペースで作品を発表し、国内外の映画祭で多くの受賞歴を持ちながら自称「ミニシアター系」の市川監督は、豪華4人の主演俳優を迎え、国内最大級の東宝スタジオで撮影が進められた本作について「三谷さんのおかげでメジャーな映画ができした。幸せを噛み締めています」と謙虚なコメント。一方、原作、脚本を担当した三谷氏は、でき上がった作品を観て「素敵な映画。明治の横須賀が完璧に再現されていてスゴイ!」と大絶賛。「プロデューサーに、『みんなのいえ』よりお金がかかっていないと聞いて学ぶところがありました」と自らメガホンをとった作品を引き合いに出して笑いを誘った。
また、当日、場所を同じくして行われた完成披露試写会には、土佐出身の竜馬にちなんで高知県の橋本大二郎知事が登場。橋本知事は作品にエールを送るとともに、地元のPRを行った。本作は、9月14日東宝洋画系にて公開。