「千と千尋」が赤い?メーカーに苦情殺到
2002年7月23日 12:00

歴代興収ナンバーワンの大ヒット作「千と千尋の神隠し」のDVDとビデオは、19日に発売されたばかりだが、DVD購入者から「映像が赤味がかっていて、おかしい」「昼間のシーンなのに夕方に見える」などの苦情が製作元のスタジオジブリ、発売元のブエナビスタ・ホームエンタテインメントに寄せられている。ブエナビスタでは「今回のDVD化にあたり、本編の映像素材は“劇場公開時に一番近い色”として、宮崎駿監督以下スタジオジブリのチェックを受けたもの。色調が違うという点については、原因を調査中」と発表。ジブリも「早急に対応したい」としている。初回出荷300万本(ビデオを加えると550万本)、すでに約140万本が販売されているという前代未聞の話題作だけに、波紋が広がりそうだ。
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