反町隆史が元受刑者に。「13階段」会見
2002年7月23日 12:00

本作は、47回江戸川乱歩賞を受賞した高野和明による同名小説の映画化で、誤って人を殺し仮釈放中にある男と死刑執行の経験を持つ刑務官が、ある死刑確定囚の冤罪を晴らすために奔走する人間ドラマ。元受刑囚を演じる反町は「自分と正反対の役で、本当に僕がやるのかと疑った。役に対して、戸惑いや悩みがあった」と不安を吐露しながらも、「監督とプロデューサーの思いに打たれ、やってみようかなと思った。大河ドラマよりもがんばりたい」と、現在放送中のNHK大河ドラマ「利家とまつ」を引き合いに出して意気込みを語った。また、共演する山崎努も「反町君にも役と同様に、ナイーブで繊細なところがある。新しい反町君が見られるのでは」と、今までにない反町の役柄に期待を寄せた。一方、「GO」や「ピンポン」の脚本家としても知られる宮藤は、本作の脚本に対し「骨太で重厚な内容で漢字が多くてかっこいい。僕の脚本には漢字が少ないですから。ばかみたいですね」とコメントし、会場を沸かせた。
現在撮影中の本作は8月末にクランクアップを迎え、2003年2月8日、全国東宝系にて公開予定。
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