新007の脚本を、タランティーノが書く予定だった!?
2002年1月15日 12:00
「007」シリーズ第20作目「Bond 20」(仮題)がついに撮影開始となった。ピアース・ブロスナンが4度目のボンド役、悪女役には「Monster's Ball」の熱演で注目を集めているハル・ベリーが扮するとあって期待が集まっているが、実は製作開始にこぎ着けるまで監督や脚本家をめぐって紆余曲折があったのだ。監督候補には「ラッシュアワー」のブレッド・ラトナー監督や、「スパイ・ゲーム」のトニー・スコット監督らの名が挙がっていたが、結局「ワンス・ウォリアーズ」「スパイダー」のニュージーランド人監督リー・タマホリがメガホンを握ることになった。驚きなのは、脚本家の候補にクエンティン・タランティーノの名が挙がっていたということだ。「トゥルー・ロマンス」でタランティーノの脚本を映画化した経験のあるトニー・スコット監督は、「自分が監督させてもらえることになったら、ぜひともクエンティンに書いてもらうつもりだったんだ」と明かした。しかしスコット監督とタランティーノに、従来の007像を壊されることを恐れたプロデューサーが、これを回避したのだという。「もしクエンティンが007みたいな素材を料理したら素晴らしいものになっていたのにね」とトニー・スコット監督は残念そうに言う。
ちなみにタランティーノ監督は、ユマ・サーマン主演の復讐劇「Kill Bill」の準備中。同作には、マイケル・マドセン(「レザボア・ドッグス」)と、「アメリカン・パイ」で知られるジェイソン・ビッグスの出演が決まっている。
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