続々出てくるスタジオのヤラセ疑惑
2001年6月26日 12:00
ヤラセCMがソニー・ピクチャーズ以外のスタジオでも発覚した。20世紀フォックスの子会社で、アート系映画の配給を手がけるフォックス・サーチライト社は、99年「ウェイクアップ!ネッド」公開時に、一般観客の絶賛コメントを集めたCMを製作。その中で社員が一般人のふりをして「最高に笑える!」とコメントしていたというのである。現在、同社の宣伝部は99年当時とまったく異なり、この件に関知しているスタッフは残っていないので、会社としてはとくに処分はしない模様。ちなみに、ヤラセをやった女性社員は現在ユニバーサルの宣伝部にいるという。しかし、このレベルのヤラセをいちいち追求しても、キリがないのでは?