ロバート・デ・ニーロら豪華キャストで「みんな元気」をリメイク!
2008年4月10日 12:00
[映画.com ニュース] ジュゼッペ・トルナトーレ監督が「ニュー・シネマ・パラダイス」の直後に、マルチェロ・マストロヤンニ主演で撮ったイタリア製人情悲喜劇「みんな元気」(90)が、ロバート・デ・ニーロ主演で「Everybody's Fine」としてリメイクされることになった。
共演はドリュー・バリモア、ケイト・ベッキンセール、サム・ロックウェルという豪華キャストで、監督・脚本は「ウェイクアップ!ネッド」「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」のカーク・ジョーンズが務める。
オリジナル版「みんな元気」は、マストロヤンニ演じる独り身の老父が、現代イタリアの都会にいる子供たちや孫たちのもとを訪ねる旅に出るというストーリーで、小津安二郎監督の「東京物語」と同様の題材を扱い、老人の目を通して人間のぬくもりと残酷さを謳った人間讃歌だった。
リメイク版の撮影は、今月末より米コネティカット州で開始される。