あったかい家族に静かに感動します!
とても穏やかな家族物語です。エンディングの時の葬式写真に大笑いしますが、そのあとの実在家族写真が素敵なラストとなる良い映画でした。東北の震災後の二宮と菅田のやり取りがとても真摯なので、心が温まりました。一番泣けるのはやはり、まったく日の目を見なかった二宮が写真家にとっての芥川賞を取った時でした。静かな波のように感動が打ち寄せます。震災後、家族写真を洗って返すボランティアをやり続けるなかで、写... 続きを見る
ノーランの妥協なき映像的探究は、“映画の再発明”の域へ
ノーランは過去作で常に時間をテーマにしてきたと語られるが、ただ単に時間をいじってきたわけではない。一貫していたのは、映画内で流れる時間をコントロールし、その映像によって喚起される観客の感覚や思考を開拓、刷新していくことだった。
“映画内の時間”と映像に関して「TENET テネット」と最も関連があるのは「メメント」だ。冒頭、主人公が銃を撃つショットが逆再生され、床の空薬莢が跳ね上がり銃身に収... 続きを見る
暗号解読されたのが痛かった
ミッドウェイ海戦って、空母4隻、戦闘機290機などを失い3000人以上の戦死者を出した大敗なんだけど、日本の作戦を暗号解読されたのが原因だった事を改めて知った。
開戦前は兵力的には互角か優ってたのに、優秀なアメリカのパイロットに空母をやられてしまった。
プロペラ機による空中戦は迫力あった。
戦争中なのに、アメリカ兵は奥さんや子供を戦場に連れてきてるのは驚きだった。
この監督は日本にも敬意を払... 続きを見る
エンドタイトル スタッフ部が映画史に残る抜群のセンス良さ! これを観るだけでも、この映画の価値はある。 ただ、歌が終わった後の余韻をもっと生かしてほしかった。
映画が始まって、早々にフイルム色調(色彩)に違和感を感じました。
戦時中フィルムのカラー化したものを映画の中に挟み込む為のバランス調整かと思いましたが、
そうではなく、実態はCG費用節約の為に色数を削ったのではないかと、思われます。
5Kや4Kと言われている現代において画質が落ちる事は娯楽商業映画として、
どうかと思う。残念
しかし、冒頭の「寺のシーン」と豊川悦司さんが「料亭で食事をするシ... 続きを見る
エメリッヒって本当に日本が好きなんだなぁ(^_^)【追記あり】
文句なしに面白い映画です。
フィクションとは言え、ミッドウェイ海戦そのものは史実なのて展開も結末も分かってはいましたが、それを骨子としたストーリーにとても上手く肉づけがされている感じです。
本当にアメリカ軍がアレほど日本軍に対して危機感を持っていたかは、正直アヤシイところですが(笑)、確かにあの時点での空母を含めた航空戦力で日本が上回っていたのは事実ですからね。
日米航空機によるドッグ... 続きを見る
3月縛りの2つの物語
「3月」だけで紡ぐ物語で、基本はラブストーリーです。タイミングが悪かったり、すれ違ったり、言いたいことを飲み込んだり、何度もバス追いかけたり、ラブストーリーとしても楽しめます。
同時に
10代の怖いもの知らずのバカっぽさ
20代の分かったつもりの生意気さ
30代の理想と現実と絶望感
40代の、、
と、主人公達の成長の物語で、こちらの方が面白く、切なかった。
3月だけの物語を繋げるという、... 続きを見る
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