ノーラン流の「007映画」への落とし前
クリストファー・ノーランにはかねてから「007映画」を撮りたいらしいという噂があった。しかしその際、彼ははっきりとこう言ってきた。「もし、作るなら新たな解釈で自分らしい作品である必要がある」と。確かに、「テネット」は主人公のエージェントが第3次世界大戦も引き起こしかねない未知のツールを所有する悪漢の野望を挫くべく世界中を行脚し、ロケーション映画の楽しさを満喫させつつ、途中で謎めいた美女と接触... 続きを見る
イーストウッドの「硫黄島からの手紙」に続く、日本軍を対等に描いた希少なハリウッド映画
爆発大好き、VFX大好きで作風の似たマイケル・ベイ監督の「パール・ハーバー」とは大きく異なり、ローランド・エメリッヒ監督による本作は、敵の日本軍・日本人を、立場は違えど同じように国を背負い命懸けで戦う人間として描いている点が好ましい。監督自身が「ドイツ人としての責任感」を口にしているし、差別撲滅と多様性尊重の流れも影響しただろう。
VFXを駆使して活写した戦闘場面が身震いするほどのリアルさ... 続きを見る
吉岡里帆の体を張った演技は見事
自らの過失交通事故により弟と視力を失った元女性警察官が偶然誘拐事件に男子高校生と絡む物語。
元となる韓国映画未鑑賞。
元警察官らしく事件の真相を諦めない主役:なつめ役に吉岡里帆。
目の見えない役で良くこんなに動いて頑張ってくれたと感心し過ぎました。
地下鉄の階段を速足駆け下りるシーン等は逆に「転ばないでね〜」として心配し過ぎましたしw
(目見えてもあの階段降りは怖いよw)
中々骨太なスト... 続きを見る
単純
興奮
萌える
これは日本版アバウトタイムだ
塚原あゆ子監督、坂元裕二脚本の強力タッグ。
タイムリープを扱った映画ですが逆に時は巻き戻せないからこそ、今を大切にしよう、まわりの人を大切にしよう、時間とはかけがえのないものだということに気づかせてくれます。
それにしても塚本監督、約半年の間に「ラストマイル」「グラン・メゾン・パリ」そして今作公開と大活躍だ。塚本監督作品はテンポ感がとても心地良い。
そして坂元裕二さんのオリジナル脚本は流石に... 続きを見る
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