つっこみどころは満載だけど、そこそこ楽しめる良い映画です
爆破のシーンはよくできていた、なかなかセンスが感じられる映像だった、死者数などを報道しないとかリアリティに欠ける部分はしょうがない。
犯人が最後までわからないのは、ミステリーとして良いできだった。
なにより、演技が良かった。
特に中村倫也と広瀬アリスの演技が特別に素晴らしかった。
犯人像はこじつけで、共感できなかった、90分の映画だから、無理矢理だった。
でもエンタメとしてはかなり成功してい... 続きを見る
99分のノンストップエンタテインメント。(付.舞台挨拶はこんなでした)
「舞台挨拶の中継」がついている回を、偶然観ることができました。全国200以上の劇場をつないだ配信つきの舞台挨拶は、まあ茶番なわけですが、その中で出演者たちが犯人を捜すヒントを出してくれましたので、これから観る皆様にも共有しておきます。
出演者たちが、「犯人を捜すヒントって言っても難しいな。核心を言うわけにはいかないし」 とぼやきながらも出してくれたヒントは、「手袋」、「腕時計」、「ハチ公」、... 続きを見る
楽しいけど、実は抱えてるんです。闇。
原作未読、TIFF2020で鑑賞。
お話としては面白いし、会話部分はセリフも間も楽しい、コント見てる感じで
ゲラゲラ笑っちゃいました。
ギャンブル芸人の岡野さん、よかった。
この作品、ただの恋愛映画ではないし、
そう捉えられないようにしていただきたいです。
逃れたい過去を抱えながらもがく、一人の女性のお話です。ダークサイドに落ちたときのAとのやりとりは、グッときちゃいました。
で、のんさ... 続きを見る
ノーラン流の「007映画」への落とし前
クリストファー・ノーランにはかねてから「007映画」を撮りたいらしいという噂があった。しかしその際、彼ははっきりとこう言ってきた。「もし、作るなら新たな解釈で自分らしい作品である必要がある」と。確かに、「テネット」は主人公のエージェントが第3次世界大戦も引き起こしかねない未知のツールを所有する悪漢の野望を挫くべく世界中を行脚し、ロケーション映画の楽しさを満喫させつつ、途中で謎めいた美女と接触... 続きを見る
パールハーバー(2001年)とミッドウェイ
パールハーバー(2001年)のときは、描写がアメリカよりだと叩かれていましたが、ミッドウェイはなかなか凄い、日米の観点からきちんと描かれていました。映画は時と共に変わってきます。広島そして長崎の原爆映画がアメリカによっておごることなく製作される日は近しと思う。The day is coming soon when Americans understand how terrible the a... 続きを見る
今年の日本映画は『37セカンズ』とこの一本だけでも歴史に残ると思う
【三島由紀夫の昭和天皇への思いについての考察】4/1追記
最近読んだ『9条入門』(加藤典洋)。
大雑把に言えば、護憲派、改憲派がずーっと議論してきた憲法9条は、実は象徴天皇についての1条とセットで成り立つという仮説を300ページ強をかけて根拠をあげながら推察していくスリリングな論考です。
帰国後の大統領を目指すマッカーサーには占領統治を手際良く終結させたいという思惑があり、早期の日本国民... 続きを見る
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