この世に絡み合う無数の糸の奇跡
その奇跡がたどる軌跡そのものが人生なのかもですね。
主人公がだんだんと自分に向き合って素直になるのをみつめながら、誰かとかかわりあえる時間の積み重ねを大切にしていきたいなと思いました。
やっぱり私は、人が人を思いやる世界が好き。
そんな世界を信じて生きていたい。
優しい温度に触れ自分を感じ、気がつけばあたたかい涙が滲んでいました。
冷えてきたこの季節におすすめの作品。
⭐︎訂正あり 続きを見る
たまにはこういうのも良い
人の縁の巡り合わせを描いた映画です。ヒロイン梓さんの親友である叶海さんの事故死から始まるストーリー。キーになるのは深い喪失感を抱えた梓さんと叶海さんの両親です。彼らがちょっとした出来事・不思議な巡り合わせに遭遇しながら徐々に前に進んでいく姿が描かれています。時間の静かに流れている感じがとても良いです。
この映画では悪人が出てきません。叶海さんの父親の「良人しか出てこない小説はリアルじゃないと... 続きを見る
JOKERのお話はおしまい!自分に帰ろう、淋しくても
冒頭のアニメでジョーカーの(地面に映ってる)影が力づくでジョーカーの動きを止めよう、引き止めようとする、でも意気揚々としたジョーカーは影のそんな反応を無視してどんどん先に行ってしまい、影は離れる訳に行かないからジョーカーに嫌々くっついて共に居るしかないシーンがある。とても印象的だった。影はアーサーなんだなと思った。
レディ・ガガの歌の上手さと迫力に心から感動!アーサーが恋できてよかったけれ... 続きを見る
映画への情熱に溢れている、上級の自主制作映画。
『SFソードキル』みたいにはならないだろと思ってはいたが、太秦の撮影所が舞台となる時代劇愛の物語だったとは、意表を突かれた(予備知識ゼロだったので)。
手作り感満載の小品で、主演の山口馬木也と冨家ノリマサのほかは撮影所長役の井上肇くらいしか見覚えがない役者たち。その主演二人でさえ、脇役か2時間サスペンスの犯人役などが定位置の俳優だ。
普段は主演俳優たちを脇で盛り立てている実力派俳優を真ん中... 続きを見る
今までの三谷幸喜作品を期待すると、悲劇的なまでに喜劇
面白かったのは、長澤まさみの七変化だけ。
いい役者が、息のあった掛け合いで場面は進んでいくが、芝居の味がどんどん薄くなっていく。それは、スオミの秘密というのが、空っぽと言っていいほど、何もないことがだんだんわかってくるからである。
妻は夫が守るべき存在、もしくは夫の従属物にすぎない。そんな夫の傍にいて、自我に目覚める妻。
「女性よ、目覚めよ。」ミレニアムからもうすぐ四半世紀が経と... 続きを見る
良くない方の三谷幸喜が出てしまった…
あの「ギャラクシー街道」よりはマシだけど、「12人の優しい日本人」や「ラヂオの時間」のような傑作からすると完全なる失敗作。
「ここ、笑うところですよ〜」と言われても、つまらないものには笑えない。アレだけの錚々たる“三谷組”のメンツを集めておいて、馬鹿げた三文芝居をやらせるのはいかがなのものか。
「鎌倉殿の13人」で見せたウィットに富んだ軽妙なストーリー展開はどこへ行ったのか。もしも小栗旬... 続きを見る
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