苦しさに寄り添うこと。
「ケイコ目を澄ませて」でも感じましたが三宅唱監督の作品は過剰な演出は控えて静かに誠実に物語を描く印象。
松村北斗さんも上白石萌音さんもほんとうに疾患を抱えているのではないかと勘違いするくらい演じきっていて、ふたりの恋でもなく友情ともいえない絆が素敵でした。
人の抱える苦しさになるべく寄り添ってあげられる人になりたいと思いました。 続きを見る
生きづらさと無縁の人ほど観るべき良作
予告から、心の病気をもつ人々のヒューマンドラマを期待して鑑賞してきました。なかなか見応えがあり、本作を通して初めて知ることもあり、多くの人に観てほしい作品だと感じました。
ストーリーは、PMS(月経前症候群)のため定期的に情緒不安定になる藤沢美紗が、そのせいで前の会社を辞め、今の会社に転職してしばらくした頃、同じように転職してきた山添孝俊の些細な行動にまたもや腹を立ててしまうが、彼もまたパ... 続きを見る
エンドロールがめちゃ面白い
前作よりもパワーが落ちた気がする。とび太くんとか、埼玉県の秘密タワーとか面白いパートはあるんだけど、単調なディスりパターンが続いて眠くなります。
ご当地の有名人を競い合う例のシーケンスは、めちゃくちゃ面白い。ここはさすがに笑った。
エンドロールの工夫はとても冴えてる。こんな楽しいエンドロールはなかなかございません。 続きを見る
日本政府にこそリアルなシミュレーションを❗️そういうメッセージかもしれませんね。
ゴジラの存在自体にリアリティを求めるのではなく、もしこういう怪物(怪獣というよりは人間の業が生み出した怪物)がいたら何がどうなるのか、どういうタイプの人間が社会に駆動力を与えるのか。
そういうシミュレーションにこそリアリティを求める映画なのだと思います。
ご近所にお住まいの核保有国のお二人が良からぬことを始めた時、アメリカも助けてくれない。
さて、どうする?
というか、そんな事態には絶望... 続きを見る
大きな力!無しでも面白い!
やけに高評価なので鑑賞です。
公開日にたくさんの高評価。この映画しか観ていないアカウント。初日からいいねが100越え。
何か目に見えない大きな力。さすがに、、、★4.8は無いだろうと思いつつ、、、面白い!
普通のヤンキー映画として、格闘シーンも工夫とスピード感があって良い。何より、芯をちょっと外した笑いが良い。何度か声を出して笑いそうになってしまった。
平均で30オーバー?の高校生も、... 続きを見る
人の目線には死角がある
長野の諏訪市を舞台にしているのだが、真ん中に湖のあるのがいい。特に夜、俯瞰で街の全景を何度か見せているが、夜には湖がぽっかりと開いた黒い大穴のように見えて、その闇に吸い込まれそうな気分になる。あの闇には何があるのかと考えたくなる。
「怪物、だーれだ」という問いかけがなされるこの映画は、誰かを怪物と思いたくなってしまうその心象こそが怪物であり、街にぽっかりと開いた闇のようなものだと、そう問いか... 続きを見る
全992895件中、1391~1400件目を表示








