ノスタルジック・ラブストーリー
エンドロールが終わった後、暫く、余韻に浸っていたい思えた、素敵な作品でした。岩井監督のロマンチックなマジックに魅了されました。
最初の同窓会の場面、そんな間違いはしないだろう…という突っ込みどころはありましたが、終始、ノスタルジックな切ないラブストーリーが、忘れかけていた、自分の青春時代を思い起こしてくれました。
高校時代、好きだった彼女。40歳を過ぎたころ、その彼女が病魔に侵され、亡く... 続きを見る
面白くて目が離せない!
パラサイトの意味は親のもとですねかじりだと思いますが、この映画の人間関係はそうですが、本質はちょっと複雑です。 キーポイントは石ですが、その石が幸運を持ってくるという設定には笑えました。まあ、映画の内容を見て思ったのは最終的には、息子娘にあんな才能があるのなら、詐欺なんかしないで真っ当に進めば良いのにとは思いますが、それを阻むテーマでもある貧困問題があるから、こうなるしかなかった?
いずれに... 続きを見る
アーサーの世界、僕達の世界、そして、ジョーカーの世界
時に自分の言葉や表現が耐えられないほど不足していると感じることがある。
この物語を言い表そうとしている今もそうだ。
この作品を観る前に、気になって海外の映画評を検索して、すごく印象に残るものがあった。
そして、観た後に、これほど、アーサー/ジョーカーを端的に上手く表現したものないと感じたので、ここに紹介させてもらいたい。仮に、これを事前に読んだとしても、決して邪魔にはならないと思う。
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悲劇と喜劇の中で産声を上げたキング
スゴい映画を観たあとは、言葉と疲労感と余韻が混同するもので、このJOKERという物語はまさにそれに等しい作品である。
ハンマーで頭を殴られたかのような衝撃とホアキンのJOKERはこの世の何処かに存在してるかのような、迫真と怪演なる演技は終始、観ている者の心臓をえぐり出され見せつけられる禍々しさを感じた。
狂気に満ちどこか美しく滑稽、そして切ないJOKERの姿はロバート・デニーロが演じた「... 続きを見る
中島監督、最高です。
鑑賞後文句を言いたい気持ちも大いにわかります。しかし、これは中島哲也監督による中島哲也監督の映画です。ハナから原作の「ぼきわんが、来る」を忠実に映画化する気なんてありません。そうだったら中島監督に映画化の話なんて回ってきません。これは「ぼきわんが、来る」をベースにして中島映画特有のカラフル映像エンターテイメントを楽しむ娯楽映画なんです。
話に辻褄が合ってない、前半のテンポが遅くて怠い、そも... 続きを見る
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