ボブ・マーリー ONE LOVEのレビュー・感想・評価
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知ってる事前提の映画なのでは?
知識0の状態でこの映画を見たんですが、内戦の悲惨さ、ボブマーリーの凄さがあまり伝わってこなかった。
我が国日本では、歌が国を左右した歴史はないと思うので、今一つ実感が湧かない。
奥さんとの不和、裏金を黙って受け取っていた仲間との軋轢も、流れで見せるのではなくて、言い争いの場面で説明されるだけなので、感情移入しづらい。
ジャーとかラスタとかの説明も欲しかった。
国民的スターになった過程に焦点を当ててくれた方が、レゲエ初心者には良かったかもと思う。
なんだかわからんけど、みんな盛り上がってるし、世界公演してるし、政党の党首と握手してるんだからすごいんだろう・・・・くらいの印象で終わってしまった。
残念
ボブ・マーリーのファンです。冒頭にボブ・マーリーの息子で本映画のプロデューサーでもあるジギー・マーリーのメッセージで始まったところから違和感を感じました。
大体のエピソードはもともと把握していましたが、全体のストーリー構成はあまりにも断片的で全く没入できませんでした。ボブのことをあまり知らない人にとってはよく理解できない点が多かったのではないでしょうか?馬に乗った人の描写が実父からおそらくハイレ・セラシエ変わったのも腑に落ちませんでした。
ボヘミアン・ラプソディの興行的な成功にあやかりたかったのでしょうが、期待を大きく裏切られました。音楽は素晴らしかったです。
映画の出来としては、どうかな、、、
質の良いスピーカーで代表曲を流しながら、彼の伝記が記された書を読めば事足りる程度の内容、描写で終わり、残念。観終わって、家に帰り、久々にあの曲この曲が聴きたくなり、浸ったけれど、それは単に個人の思い入れと思い出が成したことで、映画自体の効果ではない。あらゆる世代に訴求した唯一無二のアーティストを題材に選ぶと、そのファン心理が後押しするから、ズルいなぁと思った次第。コアなファン層に向けるなら、より没入できる演出が欲しいし、知らない世代、層に向けるメッセージなら、もっと掘り下げて欲しいところ。
思い入れを取っ払って冷静に判断すると、皆さんはどう評価してるのだろうか。
選ばれし者、ボブ・マーリー
今から20年以上前。ジャマイカに旅行した際、ガイドに熱心に案内されたのが、レゲエミュージックの神、ボブ・マーリーだった。それまで私は名前は知っていたがあまり詳しくなく、ジャマイカ人にとってどれだけ大切な存在なのかだけは伝わった。でも遥か昔過ぎて殆ど覚えておらず、あらためて知りたいと思い鑑賞しました。
なんだか、不思議と人類の危機のような時って、救世主のような存在が出てくるものだなと思いました。自分よりも人々を救う為に強い信念のもと、身を危険にさらしても成し遂げようとする。ボブにとってそれが音楽でボブ自身でもあった。
ストーリーはボブの生涯というより、最も重要な時期に焦点を当てている。なぜ世界に知られる存在になったのかも。そこも知りたかったポイントなのでよかった。
世界をひとつに。
ボブ・マーリーの36年の生涯を描いた作品。
数曲ほどしかボブ・マーリーの曲を知りませんでしたが、音楽はたっぷり堪能でき、ボブ・マーリーの曲に込めた想いにも浸ることができました。
ラスタファリズム。作中ではそこまで深く掘り下げている訳ではないけれど、ジャマイカを語る上では欠かせません。内戦を和解に導いた実際の映像も入っておりONE LOVEに込めたメッセージを体感する事ができました。
ジャマイカの人々は自分たちの国や文化に誇りを持ち、生きる力を感じます。
改めてジャマイカの歴史とレゲエを聴いてみようと思いました。
この映画を綺麗事と断じるのはやや心苦しいのだが。
レゲエを若干でも聴いていたのは70年代の終わりから80年代初めにかけて。この映画とは時期的にはジャスト重なる。
ただその頃は、ジミー・クリフは通俗的で、ボブ・マーリーはサウンドはソウルやR&Bに近い一方で世界観は重く宗教的であるという印象を持っていた。もっとリズム感が強いものがいいなっていうことでインナー・サークルやサード・ワールドをよく聴いた。だから81年にボブ・マーリーが亡くなった時の記憶もあまり残っていない。(映画の前に予習で「エクソダス」と「ライブ75」を聴いてみた。傑作でした。昔の自分はダメダメリスナーだったと反省)
そんな半可通がいうのはおかしいのかもしれないが、この映画は正直、綺麗事な感じは否めなかった。まず、主演のキングズリー・ベン=アディルからして小綺麗過ぎますね。本人の映像が終盤出てくるので比較するとよく分かるがラスタヘアはもっと小汚いしタバコとガンジャで肌と胃腸を痛めつけているからガリガリでうす汚いしね。
ボブことネスタは白人にルーツがありまた銃撃事件よりも早い段階で欧米に活動拠点を移していた。そんな彼にはジャマイカ国内でもかなりの毀誉褒貶があったと聞いているが映画では触れられていない。
またリタ・マーリーはラスタファリズムにおいてはボブのメンターともいうべき存在であるが映画の中でエチオピア皇太子からの指輪を受け取るところでボブを「ヨゼフ」と呼んでいる。これは重要なシーンでありファミリーの中では彼を預言者として神格化する考えがあるということでこれも綺麗事の一つの表れだと思う。
ジギー・マーリーという人はプロデューサーとしてバランス感覚にとても優れた人なのだと思う。ボブを正しく神々しく描く一方で、人間的欠陥(特に女性関係で)も適宜、配して自然に感じられるレベルで無難に映画をまとめている。それはそれで素晴らしいのだがやっぱりもっと生々しい話を観たかったなとは思う。
最後に、日本版ポスターのキャッチコピーについての文句。「一つの愛が世界を変えた」だって。誰の、誰に対する愛が、世界の何を変えたのか、具体的なイメージをもってコピー書いてますか?いい加減な上っ面だけの言葉を並べないように。映画がやや不完全燃焼だったので八つ当たりする私でした。
ラブ&ピース❤ ❤ ❤
きっとね、知らず知らずのうちに『ボヘミアン・ラプソディ』みたいなストーリーラインを勝手に想像しちゃってたんだと思う。だから、勝手に『思ってたのと違う』ってなった😅
ライブとかやらないんかーい‼️
二党党首の歴史的な握手とか劇中ではやらんのかーい‼️(エンドロールでは見られます)
期待してたのと方向性が違ってたための落胆による低評価。映画が悪いわけではきっとない。exodusは聴いてみたいと思ったよ😊✨✨
大好きなドラマシリーズ『ヴェラ〜信念の女警部〜』で解剖医マーカス役のギングスリー・ベン=アディルが主役だなんて全然気が付かなかったよ💦それくらい上手く化けてるし、ジャマイカ訛りが板につき過ぎ!
2024/5/14開催のジャパンプレミアでのレッドカーペットイベントに初参加したは良き思い出💕
ドラマとして良かったけど、 人気が出るまでの流れもやって欲しかった...
ドラマとして良かったけど、
人気が出るまでの流れもやって欲しかったかな
ラスタって言葉が私の認識とはちょっとだけ違って使われていて、
それに気付けたことで勉強になった
どうでも良いけど、ボブ役が格好良すぎたので、
どんな人か検索してみたら、
素はそうでもなかった
音楽に世界を変える力はあるか?
無くはないかもしれないが、
どうかなぁ…という感じ。
少なからず影響はあるのだと思う。
人間は名声を得ると
これまで出来なかったことができるようになるが
出来てたことがいつのまにか出来なくなることもあるかもなぁ、などと思った。
映画を通して、知らなかった他国の背景を知ることができるのはとても良い。
期待しすぎたのか、物足りなかった
いろんな事が端折り過ぎている様で、駆け足の説明不足感を強く感じました
もう少し丁寧に作るべきでは、というのが一番の感想です
ジャマイカ独立の殺伐とした激動の時代背景というのは理解できるけど、その最中、ボブ・マーリーさんが民衆の心を掴み支持されていったり、政治や内戦に巻き込まれていくほどに重要人物となっていくくだりの描かれ方がとても雑だから、突然不動の人気を得ていたり、暗殺されそうになったり、?がつく展開がしばしばで、イマイチ乗れませんでした
近年のミュージシャン伝記ものに比べ、始めから終わりまでやたらめったら映像とも合っていない、とにかく曲を流しまくれぐらいのノリの印象で萎えた、もう少し名曲の数々を効果的に使ってほしかった
役者の方々はボブ・マーリー役のキングズリー・ベン=アディルさん、その妻リタを演じるラシャーナ・リンチさんはじめ、皆さん頑張っていたと思います、それだけに実に勿体ないと感じました
現代と並行し所々、ボブ&リタの若き日々がフラッシュバックで描かれる、あのシーンはどれも好きです、そこから始めて現代に繋がっていくようなストーリー展開の方が好みだったと思います
レジェンド
ボブ・マーリーについては、レゲエの神様…ってことしか知らなかったです。
ジャマイカも彼と、U ・ボルトとクール・ランニング、ラスタカラーぐらいしか思いつかないので、国名から名を連想させるってすごい人だなと思います。
よって曲も知らないのですが、沢山流れて堪能できました。力強い歌詞で、ジャー(神)への信仰の深さが表れており、全身全霊のパフォーマンスですね。そんな成功したスターの彼が、紛争を治めようと行動し、政治に巻き込まれ危険な目にあっていたとは。
でも何が衝撃って、妻が襲われた時の「ドレッドヘアーの大活躍」です。
浮気とドラッグは驚かないけど、ガンジャパーティー的な場面を見ても、Wikipediaで知りましたが子沢山(というか女が多い)なのを見ても、感覚が違うんだろうなあ。
若くして亡くなったのは残念。そんな彼の人生の物語でした。
子どもの頃の記憶と燃える炎は、彼の未来を表してたのだろうか?
父親との関係?
ボブ役のキングズリー・ベン=アディル、笑顔のいい俳優さんですね。
Zion って聞いて、ローリン・ヒルの曲を思い出した。
Just one love,one love,one goalん?
かつてサード・ワールドのヒット曲ラブアイランド(原題はTry Jah love)の歌詞を訳して何のこっちゃ?となったことがある この映画を見てやっと少し理解しました
政治と音楽が結びつくとミュージシャンにとっては身の危険、ちょっとジョン・レノンかと思った、一般市民にとっては強力なメッセージと成り得るのですね レゲエは南国の平和な音楽だと思っていましたが、認識を改めました それにしてもコンサートセットリスト無しで演るとか凄かった セッションの皆さんのプロプレーヤーぶりにも感心してしまった
なんでこんな・・・?
自伝映画とはいえ、ボブ・マーリーの再現度が低すぎる。
ガッチリしていてモデルみたいなボブ・マーリー。
見た目が似てなくても、せめて雰囲気だけでにさせてたらよかった?が
ただ、鼻筋通っててドレッドなくらい。
ジャマイカ人風な感じがあまりにもなくてとってつけたような感じだった。
他の人も書いているが、なんで、彼の人生の中の、そこを取り上げた?
いくらなんでも平坦すぎるし。突っ込みどころ満載過ぎた。
彼の家族が採用して欲しいところだけを映画にしたのかなあ。
時折、過去のことを混ぜてくるが、それも形だけって感じだったし。
ボブ・マーリーのこと、あまり知らない人が見たら、本来と違う印象受けそう。
確かに、狙われたことがきっかけで、ロンドン行くことで、ジャマイカだけでなく世界に知られるアーティストになったのかもしれないが。
ラスタとかジャマイカ人の信仰に関する部分も口先だけの表現になってて、
伝え方が中途半端。
宣伝は派手派手しくてなんか心に響きそうって期待して見に行った人の期待を裏切りそう。
なんでこんな?っていう、作品に対する疑問が残った。
ただただいい人のイメージしかない
彼の背景など知らず、
その当時好きだった人が好きなアーティスト。
だったから聞いていたボブ・マーリー
今でも歌詞を口ずさむと心穏やかになります
No Woman,No cry
One Love
Is This Love
何かと微笑んで話すのが印象的でした。
セトリは無く、曲が降りてきて1曲目が決まるのも
バンドとの関係性が秀逸で好きなエピソードでした。
それにしても久々に沢山名曲が聴けました!
幸せいっぱいの気持ちで眠れます♡
あと1時間長くていいからジンバブエのライブまで描いて欲しかった
映画のストーリーそのものとしては正直微妙。
楽曲とボブマーリーという題材で下駄履いて星3といったところ。
けれど彼の人となりや苦悩がヴィヴィッドに描かれてる点は良かった。
親族が制作に噛んでいたところからあまり劇的な演出みたいなものは難しかったのかな、だから映画としての深みは出しづらかったのかな、とも思う。
アフリカでライブを、、って何度もセリフにあったから後日談としてではなくジンバブエのライブシーンも欲しかったな、と思う。
ボブマーリーの曲に対する想いやリリックの意味合いを知れたことで、一週間ぐらいExodusのアルバムをリピートして聞きそう。
ベタな回想シーンも良かった!、スーパースターのメイキング映像。
レゲエの何が画期的だったのか、今まで半分以上理解してなかったことがわかった。こんなに説得力ある映像で、今日も色褪せないメッセージと共に、メイキング映像を復元してくれて感謝。リズムとメロディはもとより「詩」がすごくロジカルで小気味良かった。だからこそ政治家を動かした(利用された?)。知らなかったのはここ。
彼は神の使いのごときメッセンジャーとして生まれ、幼少期の苦悩を糧として曲に乗せ、女性に甘え、子どもたちに支えられて短い人生を走り抜けた、真のスーパースター。ジョン・レノンに比べると認知度はかなり低いと思うけど、多くの人に知ってほしいと思った。
ジャマイカ訛りの英語がなんだか心地よかった。
ジャマイカのみならず当時のロンドンの空気感もよく伝わってきた。
そしてオリジナルの割り増しくらいのイケメンくんが演じているのも良し!!
「大麻社会と黒人社会を愛する、ちょっと無防備だが物事に拘りのない男」の物語
ボブ・マーリーファンからは「表層的だ」という意見はありますが、まぁマーリー家公認のボブ・マーリーという人物についての公式見解としてはまとまってます。
ボビ・マーリーはジャマイカの大麻社会・黒人社会を愛する人物として描かれています。しかもそれらを特別に解放・擁護するでもなく、まるでそれらがボブ・マーリーにとっての当たり前かのように扱っています。
そして、銃撃勢力が来ると分かってライブで歌って撃たれる、敵からロンドンに逃げた先で大麻で捕まるなど、良く言えば物事に拘りが無い、悪く言えば無防備な人物として描かれています。
ただ、この作品はそもそもが伝記映画なのでエンタメ性は低いです。私も最初の1時間弱で「ボブ・マーリーという人物の要点はこういうことか」と何となく把握してから完走に拘らずに劇場を立ちました。
もっと音楽が聴きたくなる。
平日の午後にまったり観たい映画として見に行って、頑張って生きてこうと前向きな気分にもなり、それなりに良かったが、大画面で有名な曲がガンガンかかって、コンサート気分で気持ち良くなれるかと思っていたが、1番曲が沢山聴けたのがエンドロールだったのが残念だった。いまいち満たされず。帰ってゆっくり曲を聴きたくなりました。
ボブ・マーリーという人
「ドレッドヘアのレゲエの人」
「ノンビリとした縦ノリの音楽をやる人」
「中央線沿線とか下北沢とかのそっち系の店には必ずポスターが貼ってある人」
ボブ・マーリーについては、上記程度の知識しか無い状態で鑑賞しました。
なるほど〜 こんなにメッセージ性、宗教性の強い音楽をやってた人だったんですねー。
「ラスタ」「ラスタファリ」「ドレッドロックス」、改めてこういう意味だったのかーと勉強になりました。
ドレッドヘアというのは、ラスタファリの宗教的教義に基づくもので、
ジャマイカ国内の保守的な勢力に対する、社会的反抗のシンボルだったんですね。
ジャマイカ人はみんなドレッドなのかと思ってました(汗
全編に流れるレゲエに身を委ねながら、 ボブ・マーリーとラスタについて知る、
入門映画としてはよくできてます。
改めて思ったのは、『ボヘミアン・ラプソディ』って、
大手の映画会社が作るこのテの音楽伝記映画のうってつけのテンプレートになりましたね。
音響のいい劇場で観ることをおすすめします。
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