劇場公開日 2024年5月17日 PROMOTION

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ボブ・マーリー ONE LOVE : 特集

2024年4月22日更新

【唯一無二の魅力を放つ、とんでもなく画期的な映画】
映画.comは今、熱烈にこの男の物語を推す…「ボラプ」
とは似て非なる感動。ラスト20分、あなたは“音楽で世
界が変わる瞬間”を観る。今すぐ体感すべき5つの理由

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世界でとてつもない反響を呼んでいる映画が、遂に日本にやって来る。辛口批評サイト「Rotten Tomatoes」では観客支持92%、一般の観客からのアンケート評価サイト「Cinemascore」では「A」を獲得するなど、観客の間で“絶賛の嵐”となっている作品だ。

それが“伝説”のレゲエミュージシャン、ボブ・マーリーの人生を題材とした「ボブ・マーリー ONE LOVE」(5月17日公開)。アメリカでは初週から2週連続No.1、イギリス&フランスでは傑作「ボヘミアン・ラプソディ」を超える公開初日興行収入、彼の母国であるジャマイカでは“史上最高の初日興収”を記録するなど、世界でセンセーショナルなヒットを巻き起こしている 。

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ボブ・マーリーに関する知識は乏しかった筆者だが、そんな世界の“熱狂ぶり”に惹きつけられて鑑賞。すると、「ボヘミアン・ラプソディ」と対峙した時にも感じた興奮と感動を覚えながら、こうも感じた。「ボラプ」とは異なる、そしてある点では超えている“画期的な要素”がいくつもあるじゃないかと――。

しかも、監督のレイナルド・マーカス・グリーン(「ドリームプラン」)が、こんなことを言っている。「映画と言っても、ボブ・マーリーの映画は別物だ――全く異なる分野と言っていい」。これには完全に同意だ。“今だから観るべき”この映画のオンリーワンの理由をお伝えしよう。


【予告編】ひとつの愛(ワンラヴ)が、世界を変えた。

【唯一無二の映画】他作品にはない“画期的”が多数!
映画.comが“この体験”を激烈に推す5つの理由

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この映画をジャンルで括れば「音楽伝記モノ」。ところが、これまで製作されてきた数々の傑作とも、一線を画すポイントだらけなのだ。“唯一無二の要素”を知れば、なにがなんでも劇場へ足を運びたくなるはず!

[唯一無二①:主人公の人生が画期的]
音楽で人々を“ひとつ”にし、銃撃を受けるも2日でライブに復帰――知ってるようで知らない“ボブ・マーリーの奇跡の逸話”に大いに驚く
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あなたは“ボブ・マーリーの人生”を知っているだろうか? 何を成し遂げ、どのように生きたかを説明できるだろうか? 「よく考えたら、知っているようで知らないな」と思った“あなた”こそ、本作は目撃するべきである。

なぜならば、“音楽で世界を変える”ということをリアルに実践したボブ・マーリーの稀有な人生そのものが“驚くほどのオンリーワン”。それを前知識なしで追体験できることこそ、鑑賞料金2000円以上の価値があるからだ。

映画の題材として相応しい伝説の数々。例えば、彼の音楽の力を権力者たちが危険視し、国内の政治闘争に巻き込まれた際には、ボブ・マーリーは銃撃されて重症を負った。しかし銃撃のわずか2日後にはステージに降臨……音楽で人々をひとつにするために“戦った”その人生はあまりに濃密で、驚愕のエピソードが山ほどある。

また、映画ではボブ・マーリーにとって重要な出来事が多数起こった1976~78年の期間に焦点を当てている。つまり、この濃密な人生を最大濃度で追体験できるということ。ボブ・マーリーが一気に身近になる唯一無二の瞬間を味わうことができる。

[唯一無二②:史上最もフィクションではない伝記映画?]
マーリーの家族が製作→Google検索でも出てこない“家族しか知り得ないリアル”を徹底的に追求
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実在の人物を描いた映画としては、本作は“最も嘘がない”映画と言えるのかもしれない。「ボブ・マーリーにもっとも近かった家族でしか、こんなこと知り得ないんじゃない?」と感じてしまうような精度の描写がバンバン出てくるのだ。

それもそのはず、本作にはボブ・マーリーの妻リタ、息子のジギーらが製作に深く関与し、より詳細かつ克明な描写を実現しているのだ。

ボブ・マーリーの所作や癖、方言や衣裳などには“家族”の監修が行き届き、さらには「運転手が付くのを嫌がり、自分の車を使いたがった」といった細かなエッセンスも取り込み、演技の参考としてプライベートフィルムも提供されている。

グリーン監督によれば、本作で描かれているボブ・マーリーの姿は「Google検索しても出てこないような、実際の会話に基づいた内面に焦点を当てている」。ネットでは知り得ない“本物のボブ・マーリー”が描かれていることが、本作を唯一無二の存在たらしめている。これが、鑑賞機会を逃してほしくない理由のひとつだ。

[唯一無二③:異常なクオリティの音楽]
惜しげもない名曲の連打が、映画館の音響とマッチし“極上体験”に!キャストの“DNAレベルの再現”も衝撃的
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映画館での鑑賞を強く推奨する理由もお伝えしよう。本作には、映画のタイトル「One Love」はもちろん、一度聴いたら忘れられない名曲が多数使用されており、異常なまでのクオリティの音楽が観る者の心を震わせる。

いわば本作は“観る”ベストアルバム!そして歌詞が、字幕として映し出されているのもポイント。メッセージ性に富んだ“言葉”がめちゃくちゃ胸アツ……。聴いて“刺さる”。観て“刺さる。だからこそ、音響設備の整った映画館で鑑賞すれば、この魅力が何倍にも膨れ上がることは、想像に難くないだろう。

さらに、ボブ・マーリーの音楽に欠かせないバンド「ザ・ウェイラーズ」も劇中に登場するのだが、彼らを演じている人物たちにも“衝撃の仕掛け”が……!なんと、メンバーの“実の子どもたち”が演じているのだ。演技だけではなく、彼らが奏でる音楽も異様なほど素晴らしい仕上がりだ。

[唯一無二④:主演俳優がすごすぎる]
オバマ大統領を演じ、マルコムXを演じ、今度はボブ・マーリーの親指までも“完コピ” 将来のアカデミー賞候補、次の世界的スターとなるキングズリー・ベン=アディル
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ボブ・マーリーという超大役を任されたのは、イギリスの俳優キングズリー・ベン=アディル。マーベル作品「シークレット・インベージョン」や「バービー」(ケン役)にも出演している注目株で、着目すべきは“実在の人物役”の実績があるという点だ。

「ザ・コミー・ルール 元FBI長官の告白」では元米大統領のバラク・オバマ役、「あの夜、マイアミで」ではマルコムX役を演じており、本作でもその実力を発揮。徹底リサーチの日々を送り、減量だけでなく、話し方や動作に加え、親指を多用して弾いていたという細かすぎるギター演奏の癖も“完コピ”した。

その姿は、生前のボブ・マーリーを知る者から「彼(=ボブ・マーリー)が空の上からコントロールしているようだった」という言葉を引き出すほど。しかも、役作りに「ボヘミアン・ラプソディ」「エルヴィス」などで身体動作のコーチを務めてきたポリー・ベネットが協力しているので、この熱演はまさに“オスカー級”。

[唯一無二⑤:ラスト20分]
あなたは“音楽で戦争が止まる瞬間”を観たことがあるか?混沌と分断が際立つ“今”の時代に、最も必要とされる映画
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ラスト20分、見逃してはならない瞬間が待ち受けている。それが「音楽で戦争が止まった瞬間」だ。これを絶対に観てほしくて、私たちは「ボブ・マーリー ONE LOVE」を猛烈に推しているのである。

対立する二大政党によって国が分断されていたジャマイカ。内戦の危機が迫るなか、アーティストであり国民的英雄となった男、ボブ・マーリーが想像だにしない“奇跡”を起こす。

プロデューサーとして参加した息子のジギー・マーリーは「最も大切な行動は“愛”――お互いを愛すること。それができさえすれば世界中のあらゆる問題は解決するはず。それこそが父ボブ・マーリーが伝えたかったメッセージです」と語っている。

クライマックスに待ち受けるのは、まさにこの言葉を体現した“奇跡”の光景。混沌と分断が際立つ“今の世の中”だからこそ、常に一体感をメッセージとして伝えていたレジェンドの偉業に圧倒される。


【レビュー】ボブ・マーリー“初心者”が観てみたら?
数々のメッセージに感銘&ラブストーリーとしても◎

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ここからは、実際に鑑賞した映画.com編集部員のレビューをお届けしよう。30代男性の筆者は、ボブ・マーリーについては“初心者”というレベルの知識量。ところが、鑑賞してみると、ありとあらゆる人に「観た方がいいぞ!!」とおすすめしまくっている。感動&興奮の“魅力”を語っていく。

●筆者紹介
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●ボブ・マーリー映画がブームになっているってマジ? 世界の様子を観てみたら「これは観るしかないやつ」と確信
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僕にとってボブ・マーリーは“近いようで遠い存在”。名前は知っているし、楽曲もCMなどを通じて聞いたことはある。でも、何を成し遂げた人なのかは……つまり、真正面から向き合ったことがなかった。だから、当初は本作もノーマーク。ところが、ある光景を見たことで“一気に惹きつけられた”。

それが、この映像だ。

【特別映像】世界中で巻き起こるワンラヴ旋風

世界中で巻き起こる“ワンラヴ旋風”。街中で歌い踊り、地下鉄やスタジアムで大合唱、さらにはセルフィーで「今から観に行くぜ!」と満面の笑み……“最高の光景”ばかりだ。映画に触れた人々の高揚感がダイレクトに伝わってきて、次第にこんなことも思うようになった。「映画を観たら、この“輪”に入れるのかも」と。

LAプレミア(左:キングズリー・ベン=アディル、右:ジギー・マーリー)
LAプレミア(左:キングズリー・ベン=アディル、右:ジギー・マーリー)

だから、すぐさま試写会に駆け込んだ。安直なきっかけだけど、今ではこの判断が“大正解”だったと思っている。ボブ・マーリーの影響力が、現在でも一切衰えていないことがわかったから。そして、この映画は、そのパワーを増幅させる装置にもなっていたのだ。

●初めて注視するボブ・マーリーの“人生” とにかく“言葉”が強すぎる……インタビューを描いた1シーンの発言は一生忘れない
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映画は、ボブ・マーリーの31~33歳の頃に焦点を当てている。僕と“同世代”なのに、この偉業の数々って凄すぎる……と頭が下がるばかりだったが、何よりも彼の“言葉”に、心をわしづかみにされた。

大学生の頃、どこかで聴いたはずの楽曲――当時はメロディに酔いしれていたけど、歌詞がとてつもなくメッセージ性に富んでいたことを初めて知った。愛や連帯、そして“諦めない”ということ。この歌詞を是非“目撃”してほしい。生きづらさを感じている人や、将来に不安を持っている若い世代にも、絶対に“響く”と思う。

歌詞も最高だけど、個人的にグッときたのが、終盤で描かれるボブ・マーリーとインタビュアーのやりとり。「世界は生き残れると思いますか?」という問いかけへの答えは、生涯忘れることはない。いまだに存命だったら――そんなことも思ってしまうほどの尊い人物だ。でも、彼は“まだ生きている”のだと思う。この映画を観て、僕のように“生涯忘れない”と感じた人が増えれば増えるほど、ボブ・マーリーは永遠に存在し続けるのだから。

●伝説のミュージシャンの伝記映画でもあり、ラブストーリーとしても極上 鑑賞後はボブ・マーリーに“近づきたくなる”
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本作のことを誰かに話す時「ラブストーリーとしても極上なんだ」と伝えることにしている。映画を観ているうちに、こう思うはずだ。ボブ・マーリーの人生には、妻のリタが欠かせなかったと。本作における“もうひとりの主人公”といっても過言ではないのだ。

2人の出会い、恋の芽生え、結婚。夫妻でありながら、ミュージシャン同士だからこそ生じる“葛藤”も丁寧に描いている。時には危機を迎えながらも、等しく愛を注ぎ合った2人の姿に、何度も心を揺さぶられた。実際にリタが製作に関わっているので、ここで描かれるボブ・マーリーの“心の動き”、そして“表情”は限りなくリアルに近いはず。そんな“本物の愛”も是非堪能してほしい。

最後に、細かいポイントだけど“凝視”してもらいたい部分も。ボブ・マーリーのファッションだ。アディダスのスポーツウェア&スニーカーのスタイルがめちゃくちゃ格好よくて、映画を観終わった後、アディダスショップに駆け込んでしまった。鑑賞後には、もっともっと主人公に近づきたくなる――こんな映画にはそうそう巡り合えないと思うので、是非劇場へ!

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