劇場公開日 2023年9月15日

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ダンサー イン Parisのレビュー・感想・評価

全76件中、1~20件目を表示

4.5バレエダンサー兼女優、新“二刀流スター”誕生。鍛え抜かれた身体の躍動と表現に心も踊る

2023年9月14日
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鑑賞方法:試写会

楽しい

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世界最高峰の4大バレエ団の1つとされる、パリ・オペラ座バレエ団。5段階の厳格な階級制でも知られ、最高位エトワールに次ぐ第2位のプルミエ・ダンス―ルに2019年に昇格したマリオン・バルボーが、本作で映画初主演デビューを果たした。ダンサーとしてのバルボーは実際、クラシックバレエとコンテンポラリーダンスの両ジャンルで輝かしいキャリアを築いており、本作にコンテンポラリーの振付家として参加し本人役で出演もしているホフェッシュ・シェクターの演出作品にも参加したとか。

「スパニッシュ・アパートメント」や「ロシアン・ドールズ」で知られるセドリック・クラピッシュ監督は、2010年にエトワールのオーレリ・デュポンのドキュメンタリーを手がけて以来、パリ・オペラ座から定期的に撮影を依頼されるようになり、ダンス作品の映像化はお手の物。そんなクラピッシュ監督がバルボーという逸材を得て、ある女性ダンサーの挫折と再起を追うストーリーの中にクラシックとコンテンポラリーそれぞれの魅力を効果的に組み入れた劇映画を完成させた。

冒頭のバルボー演じるエリーズが主役を踊る「ラ・バヤデール」の台詞を排した15分のシークエンスと、シェクターの既存作品をベースにした終盤の舞台のパートがいずれも、ダンサーの躍動のみならず演者の表情から照明に至るまで緻密かつダイナミックな映像に収めており、劇映画のフォーマットでありながら本物の舞台芸術を目にした感動をもたらす。ただし、ショーアップされたダンスだけではなく、たとえば、ブルターニュの練習場兼宿泊施設で調理アシスタントとして働くことになったエリーズが、カジュアルな服装のまま友人2人と一緒に余興で踊ってみせるなごやかなシーンからも、踊ることの喜びが生き生きと伝わり、ダンスを見る楽しさと高揚感を共有できる。

マリオン・バルボーの踊る身体はもちろん素晴らしいが、理学療法士のもとでリハビリに取り組む場面での、素足の甲から指先までの鍛え抜かれたしなやかさにも見惚れてしまう。長年ダンサーたちと仕事をしてきたクラピッシュ監督だけに、一流ダンサーの特権的な身体が持つ美しさも収めたかったに違いない。

ひとつ難点を挙げるなら、バレエ一筋だった女性ダンサーがコンテンポラリーに出会い再起するという大筋が、近年のダンスと女性を題材にした「ポリーナ、私を踊る」(2017)や「裸足になって」(2022)といった映画とかなり似てしまったこと。物語自体にも新鮮な驚きがあればなお良かったのに、その点が惜しい。

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高森 郁哉

4.0人生って面白い

2024年9月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

失意の底にある時は、
全てを無くしたように感じる時もある。
でも諦めなければ、
また笑える日がきっと来る。
面白い人生だったと思いたい。

一生懸命踊ってる人々は、バレエであれコンテンポラリーてあり、
美しい。

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上みちる

4.5素晴らしいエトワールの躍動

2024年8月14日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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fool

5.0けがの功名

2024年8月4日
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みんながみんな、希望していた道を突き進められるわけじゃない。
むしろ、けが=挫折をしたことで振り返られる道がある。

合宿所のマダムが実にいい味。
お父さんとの和解も、いい塩梅。

若いっていいよねえと思える、スッキリする1作。

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ゆき@おうちの中の人

4.5名古屋風チキン

2024年8月2日
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バレエは美しい 人間が動ける表現で一番美しいのではないかと思う。演じるダンサーは弛まない努力と精神で作り上げる。無論パリ・オペラ座位になるともう才能がないと話にならない。そしてコンテンポラリーダンス、演出家がこうしてああしてと言っているのでふむそうか、となるがなかなか難しい。しかし踊りは本当に良かった。魂を感じた。まぁ画面を通してなので半分しか伝わってないのかも知れないが。
主人公が26歳と言っていたが意外に押さなく感じた。父との複雑な愛情関係は切ない。走るたびにまて怪我してしまうのかとドキドキしてしまった。

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GAB I

4.0オリンピックでも

2024年8月1日
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興奮

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映画イノッチ

3.5父に泣けてくる

2024年7月31日
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りか

3.0これも「人生賛歌」であることは間違いがない。

2024年5月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

<映画のことば>
人生、悩むくらいが、ちょうどいい。

捻挫は3回目。これまでは(踊ることを優先して?)満足なリハビリもしてこなかったという要因も、あったのだろうと思います。今回の事故には。
今回は、そのことも災いして、致命的な剥離骨折に至ってしまった様子です。

評論子は、決して斯界の事情に明るいわけでもないのですけれども。
そもそもが、バレエというダンスは、足腰を酷使するようにも見受けます。
同様の事故で将来を諦めるダンサーも、けっこう少なくないのではないでしょうか。

家庭面ては、家族がもて余すような頑固親父の父親にはバレリーナであることに、常々反対されていたことも、彼女の心の中では、無形の重圧になっていたのかも知れません。

けっきょく、エリーズが迷うことなくバレエ(クラシック・バレエ?)の世界に踏ん切りをつけられて、別の途(みち)に進めたのなら、それはそれで、彼女の選択としては間違ってはいなかったと言うべきでしょう。

エリーズの再生の姿の背景として、ダンスの所作の優美さや、料理(フランス料理)の美的感覚も、改めて味わうことのできる一本であったほか、これも素晴らしい「人生賛歌」の一本であったことは疑いのない一本でした。

佳作であったと思います。

(追記)
新しい一歩を踏み出すためには、環境を変えることが大切なのかも知れませんね。
エリーゼが、一時(いっとき)といえどもバレエの世界を離れてみて、初めてのコンテンポラリーの世界に入っていけたように。

<映画のことば>
「また踊れるようになるのね。でも、コンテンポラリーは苦手。重心を落とす動きが多くて、軽さがないもの。バレエは、天に向かうというのか、浮かぶようで、好き。」
「確かに、コンテンポラリーは、地面をつかむような感じ。ヒップホップもそう。地面との関係が、リアルなような気がする。バレエは地面を怖がるよね。今は、地面から逃げるよりも、求めている。そこが好き。バレエの見方も変わった。」

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talkie

5.0まず、音楽が最高。踊りが最高。とにかく美しく、目を奪われる。 フラ...

2024年4月17日
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鑑賞方法:VOD

興奮

幸せ

まず、音楽が最高。踊りが最高。とにかく美しく、目を奪われる。
フランスの「私はこうだけど、あなたはこうね!!」とゆう、他者を受け入れる感じが嫌味なく散りばめられていて心地よい。
新しいことに出会うけど、主人公の根っこにあるクラシックバレエもすごく大切にしていて、バレエのお陰で今があるとゆう感謝に似た感情が滲み出て、溢れ、伝わり、感動してしまった。みんな、不器用だけど愛に溢れていて、本当に素敵な映画!!

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ぴぴぴ

3.0ダンスが美しい

2024年2月18日
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踊るってすごい
人が踊るって面白い
踊るを堪能しました

ヤンさんの
叫ぶシーンがお気に入り
爆笑しました

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アツコ

4.0トイレの音を消してくれるサービス

2024年1月11日
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鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

萌える

バレエの女が別のダンスに手をつける話。コミカルあり。

良い点
・ダンス
・格好良い女たち
・揺れる車

悪い点
・やや露骨にドアが開いたまま

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猪古都

5.0しなやか軽やか健やか

2023年12月30日
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主役エリーズを演じるMarion Barbeauはパリ・オペラ座の主席ダンサーとのことで、6歳からバレエをやっているが映画主演ははじめてだそう。だが女優が余技というわけではなく、ちゃんと魅力ある主人公をつとめている。

公演中に足首をけがしてもう二度と踊れないかもしれないと告げられたエリーズ。ひどいショックを受けるも周囲の人々に励まされ触発されながらコンテンポラリーダンスに自身の住処を見いだしていく。

Marion Barbeauはショートヘアにきりっとした眉、シュッとした顔でキャロルブーケやマルーシュカデートメルスなんかをほうふつとさせるが笑うと可憐なかんじがでる。しなやかな身体で、動くと安定した体幹がわかるが、本職がダンサーとは思えないほど物語に溶け込んでいた。

この映画は簡単に言えばクラシックバレエのオーソリティーだったエリーズが、足首を捻挫したことをきっかけにコンテンポラリーダンスへ転向する──という話である。

こうした克己を経て目標へ至るドラマは彼女自身のことでもあったにちがいない。

『パリ・オペラ座バレエの階級は、上からエトワール(Danseur Étoile)、プルミエ・ダンス―ル(premier danseur)、スジェ(sujet)、コリフェ(coryphée)、カドリーユ(quadrille)の5つであるが、この階級制は非常に厳しいものである。

ダンサーにとっては、まず、パリ・オペラ座バレエ学校に入学することが事実上必須である。バレエ団の団員のうち、95%が同バレエ学校の出身だからである。すなわち、バレエ団のコール・ド・バレエとなるには、バレエ学校に入学し、最低でも最後の2学年(第2学年と第1学年)を修了することが求められる。ただし、バレエ団に入団できるのはバレエ学校の卒業生のうち5%から20%程度であり、かつ、初めは研修者という立場である。正式団員であるカドリーユになるためには、毎年11月に行われる昇進試験に合格しなければならない。さらに上の階級に昇進できるかどうかは、ひとえに、翌年の昇進試験で審査員を前にうまく踊れるかどうかにかかっている。

最高位であるエトワールは、任命された者のみしか昇進することができない。エトワールになるためには、プルミエ・ダンス―ルとして何年も主要な役を踊り、人並外れた卓越性と美点を持つことを示す必要がある。』
(ウィキペディア「パリ・オペラ座バレエ──階級制」より)

Marion Barbeauは現在プルミエ・ダンス―ルという階級にいてエトワールを目指しているが、2021年のパンデミックのさなかにパリ・オペラ座に対して4ヶ月の無給休暇を取得したうえでこの映画の主演にとりくんだそうだ。おそらく、このエリーズという主人公はMarion Barbeauそのものであったにちがいない。

映画のなかでエリーズの父親は足をけがした彼女に「だから法学部に行けと言ったんだ」と言ってダンサーという職業に敬意をはらわない。エリーズをバレエダンサーに育て上げた母は亡くなっていて、母への慕情と父との確執が本作に立体的なドラマ効果をもたらしている。

父親の主張は「身体を使う仕事をするなら2つの人生を送る」というもので、たとえばサッカー選手ならせいぜい35歳でやめて次の仕事をさがすことになる。
ダンスをやっている娘が足をけがしたことをきっかけに無理解な説教をしたのだが、就業したらずっと安泰なんてものはない。それでも知的専門職をすすめるのは万国共通の親心である。

監督セドリック・クラピッシュはベテランで、出てくる人も料理も景色も建物や街並みもきれい、かつきれいに撮ってあり、フランスの香りがした。映画は主人公に魅力があり、躍動的で健全で笑いも加味され多幸感もある。まっとうないい映画だった。

imdb7.1、RottenTomatoes100%と83%。

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津次郎

4.0本物のダンサーは凄い!

2023年12月21日
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鑑賞方法:映画館

 踊りのシーンに一切スタントは使わない!という監督の強い意思により、完成したダンスの醍醐味を味わえる秀作です。
 主人公をはじめ踊っている人々はプロダンサーばかりなので、動きが違う。役者が役作りのためにダンスを習う、というのとレベルが違います。
 素晴らしい肉体、一つ一つの動きに関連し、躍動する筋肉。美しい。
 バレエのシーンが最初続きますが…「バレエってこんなに激しいの?」…と感じました。過酷なトレーニング。アスリートのような筋トレ。あの美しく、優雅な動きには筋力との葛藤があるのを知りました。
 怪我によりバレエを諦めなければならないかも。失意の主人公を救ったのは、やはりダンスでした。それもバレエ仲間といつも馬鹿にしていたコンテンポラリーダンスでした。
 バレエの動きがコンテンポラリーダンスにも生きる。コンテンポラリーダンスの精神が彼女を救う。そして…新しい恋愛。
 ラストのコンテンポラリーダンスは号泣ものの感動ですぞ!必見です(^o^)
 それにしても…フランスの人の恋愛に対する積極性はスゴイ😳なんだか…羨ましい。

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愚者

2.0なぜだめか?なぜ生きてるかについて考えが監督と合わない。

2023年12月9日
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ダンス素晴らしい。肉体動きクセになる。いつまでも見ていたい。しかもオペラ座とコンテンポラリーヒップホップ。でも鑑賞後は怒り。オープニングも良かった。ロックとバレエは調和している。音よしハラハラした笑える(男の自虐ネタも上質の笑いひどい娘父親の心娘は知らずという感じ)なのに…ダメ。人生を全て味わいなさいというメッセージ、私が若者だったらいいがもういい加減年寄りで先行き見えてるそういう人たちはそういうこと言われたくない。自分のちっぽけな生を肯定して帰りたいわけよ。人生素晴らしいというのが上滑りしたら見てる方は鬱になったりどっと疲れてしまう。
主人公は本当に美少女だった。フランスではバレエは日本でいう芸者のような感じなのかも。男社会のしんどさ。

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チャン・パー

3.0恋に仕事に、夢に、挫折。 様々な悩みを抱える中、主人公が出会ったの...

2023年11月16日
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恋に仕事に、夢に、挫折。

様々な悩みを抱える中、主人公が出会ったのは、コンテンポラリーダンスのカンパニー。

静かに落ち着いた木々、夕暮れに映える壮大な海、そっと癒してくれる優しい仲間たち。

その邂逅が疲れた景色に色を奏でる。

✴︎✴︎✴︎

パリの街並みが大変美しく、全編、旅をしているような気分で、リラックスして楽しめた。
光の交差が本当に見事。

伝えたいメッセージもどこまでも清々しいまでにポジティブで、最後まで安心して見続けらる。

終了後の矢田部さんと上野水香さんとのトークも知的好奇心をくすぐられ、とても素敵でした。

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ゆき

3.5ヤン、がんばれ💪

2023年11月7日
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みき

3.0マリオン・バルボーの魅力

2023年11月6日
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萌える

パリ・オペラ座バレエ団でエトワールを目指すエリーズは、ある日、恋人が他のダンサーとキスしてるのをするのを目撃し、動揺したまま舞台で転倒し、足首を負傷してしまった。。医師から踊れなくなる可能性が有ると言われ、失意の中でバレエ以外の新しい生き方を探し始めた。そんな時、料理のアシスタントの仕事でブルターニュを訪れた彼女は、注目のダンスカンパニーの独創的なコンテンポラリーダンスと出会った。誘われて練習に参加した彼女は、未知のダンスを踊る喜びとバレエ以外の新たな自分を見いだしていき・・・てな話。

特筆するようなストーリーでもないが、実際にパリ・オペラ座のバレエダンサーとして活躍してるマリオン・バルボーの映画初主演作といくことで、彼女の魅力は発揮されてたと思う。濡れ場もちゃんと演じてたし、これからは俳優もやっていくのかな?
コンテンポラリーダンスのホフェッシュ・シェクターも本人役で出演してる、との事だが、このダンス自体をよく知らないので、特に興味は無かった。
フランスでは人気あるのかも、とは思い、日本でも人気あるのかも、とは思った。
いずれにせよ、本作はマリオン・バルボーを観賞する作品だと思う。

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りあの

4.5ダンスを通して表現される心の機微

2023年11月5日
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この作品は、全編を通してクラシカルバレーダンスやコンテンポラリーダンスのシーンがあるのですが、どちらも踊り手である主人公の怒りや不安、生き生きとした感情などが、クラシカルバレーでは表情や指先の動きなどの機微な肉体の動きで、そしてコンテンポラリーダンスでは全身を使ったダイナミックな動きで表現されており、鑑賞者を引き込みます。

ダンス以外でも、この作品はそうした「人の感情」にフォーカスした演出が多々有り、演者の顔を見るぢ家で「いまこういう感情なんだろな」と感じさせる演出が散りばめられており楽しかったです。

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にち

4.0バレエとコンテンポラリーダンスの演技が素晴らしいです。踊っていない場面でもテンポの良さが感じられ、見ていて気持ちの良い作品です。

2023年11月3日
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もりのいぶき

4.5ダンスへの愛と人生応援物語

2023年10月29日
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幸せ

冒頭のクラッシックバレーの舞台のシーン。
ここでやらかしちゃうんだよね…のドキドキ以降は、
結構早い段階から前向きな風が吹いてる作品で、
終始、笑顔で観ていた気がします。

微笑ましく笑ってしまうシーンも多く
まず、医学療法士のヤンね。
彼女と別れて、エリーズより打ちひしがれ過ぎ!泣き過ぎ!!ナイーヴ過ぎ!!!
後半の勘違いも、もー、困ったちゃんやん…って、半分呆れ笑いさせてくれました。
憎めない大きな子ども。

サブリナとロイックのカップルも、お似合い。
サブリナ、ちょっと、気強すぎだよー 笑
結構、普通に褒めているのに、深読みして怒っちゃって…
でも、ロイック、が優しいから、良いカップルバランス。

そして、お父さん!
エリーズのコンテンポラリーダンスの練習での、なんともいえない戸惑った動きと、
ラストのショーの客席で見せた涙が素晴らしくって…。
言葉は少ないけれども、娘への深い深い愛情を感じました。
って考えると、レジデンスのオーナーふくめて、嫌な人が一人も出てこない!
みーんな、それぞれに個性的でそれぞれに素敵。
 だから、終始笑顔。

監督のダンス愛と、人間の再生の力を信じる人間愛と、
とても気持ちが明るくなりました!!!
そして、ダンサーのみなさんの身体能力に惚れ惚れ。

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hkr21