劇場公開日 2023年9月15日

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ダンサー イン Parisのレビュー・感想・評価

全70件中、61~70件目を表示

3.5人の体は美しい

2023年9月17日
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主人公の体の美しさにぼっーとしてしまった。エロいとかじゃなく美しい。特に療法士の治療を受けるシーン、足が長い半分以上が足だよね。
肝心のバレエもコンテンポラリーダンスも素敵。恋にダンスに家族にと青春ドラマ?なんか元気もらった。

ヤン…めっちゃウケた。館内が和んだよ。幸せになれ!

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Oyster Boy

2.5それでも今日も車は揺れる

2023年9月17日
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楽しい

単純

幸せ

ケガで夢を諦めざるを得ず、次の人生を探すことになる26歳のダンサーの話。

パリ・オペラ座バレエ団でエトワールを目指す女性が、舞台裏の色恋沙汰で集中出来ず、公演中に足をケガしたことで巻き起こっていくストーリー。

しばらく踊ることが出来ない現実と向き合い、昔の仲間を頼って料理人のお手伝いとしてダンサーインブルターニュ?

26歳にして次の人生を考え立ち上がる女性の物語で、映画としても展開としても、特にそれが悪いというつもりはないけれど、なんだか男に左右されている様に見えてしまった。

主人公はもともとは立場的になかなかのところにいる人だと思うけれど、それにしちゃ医者も療法士もテキトーというか…とりあえず頑張れヤン!

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Bacchus

5.0身体は動かすためにある。

2023年9月16日
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挫折を経験したバレエダンサーの物語。周囲の人々がみんな優しくて、温かい気持ちになりました。

とにかく劇中のバレエやコンテンポラリーダンスが美しい!!ダンス、ってほんとに原始的に人間の生きるエネルギーを昇華させたものだと思う。

音楽の使い方もとっても素敵。オープニングクレジットもわくわくしたし、エンドロールもかっこよかった🎵

セドリッククラピッシュ監督、20うん年前?に「猫が行方不明」見て、いいなぁー、と思って、でもそれ以外の作品はあんまり観ていなかった。配信あったら、パリっ子気分で、観てみようかな。

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Sakiko

4.0自慢の娘さんですね

2023年9月16日
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鑑賞方法:映画館

折角の3連休だというのに観たい映画がなかった今週(来週はどうしても4本までしか絞り込めないのに!)。ところが、先週ヒューマントラストシネマ有楽町に訪れた際、ちょっと引っ掛かったのがこの作品の予告編でした。いつもの如く、それ以上の情報を入れずに観た感想は「ナメてた」という想い。取り敢えず、劇場からの下りエスカレーターに乗りつつ作品紹介を映画.comで確認して「ああ、『おかえり、ブルゴーニュへ(18)』の監督だったのね」と自分なりに納得しました。
まずアバンタイトルから、エリーズを演じるマリオン・バルボーの踊りが圧倒的。一つ目の「事件」直後、動揺を隠し切れないエリーズですが、無音で踊る彼女のソロに魅了され鑑賞前に感じていた眠気を一瞬で忘れます。なお、私がここでぼかしている「事件」は予告で知らされているため、観ているこちらも「どこで?」とハラハラなのですが、そこでオープニングクレジットが流れてこれまた外連味たっぷり。ワクワクです。タイトルが出て、エリーズは自分を落ち着かせに外に出て喫煙。ここでの夜景がまた素晴らしい。パリなのかな?
ところでこの邦題はダメな部類ですね、、『ダンサー イン Paris』って。。埋もれそうなタイトル付けますね。ちなみに原題は『En corps』。おそらく、中盤以降にエリーズが出会うコンテンポラリーダンスカンパニー(corps=団)を表しているのかと思いますが間違っていたらすみません。ちなみに米題は『Rise』。ま、、タイトルは難しい。
(話を元に戻して)その後、幕が進んで起こる第二の「事件」が起き、その翌日、泣きたい気持ちで療養士ヤンに状態を診てもらっていると異変が。。ちなみに、この作品に出てくるトホホな男性陣3名(ヤン、ロイック、そしてアンリ)がいい味を出していてまた魅力になっています。
さらに、その後あるきっかけで出会うメディ・バキ(本人役)のブレイキン(ブレイクダンス)がまたカッコいい。この辺は2024年パリオリンピック競技大会の新競技種目に追加されることを意識していると思いますが、物語の中でもクラシックバレエ、コンテンポラリーダンスと比較して語られ、自然で巧く取り入れられていると思います。
そして、終盤はエリーズの言葉を受けて口ごもる父・アンリの気持ちで観てしまい、娘などいない独身の私もついつい感極まって、エリーズの渾身のダンスに落涙。さらに、母へ手紙で語り続けるエリーズの言葉にまた落涙。。自慢の娘さんですね。。
いやいや、下手をすれば見逃していた本作ですが、正直、夏休みシーズンということもあり「大人な映画」が少なかったこともあり、下半期に入ってしばらくグッとくる映画に出会えていませんでしたが、久しぶりに感動してついついお友達へ「押しつけLINE」しちゃいました。好みの映画です(しみじみ)。

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TWDera

4.0さすがのダンスシーン

2023年9月16日
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ケガのためにバレエからコンテンポラリーダンスに転向するダンサーのお話。ダンスを見るのが好きで、ダンスの映画もよく見ています。主役をはじめ一流のダンサーが出演しているだけあってダンスのシーンは大きな見どころです。本業ではない俳優たちの演技も自然でよかったですし、パリの美しい街並みにも魅了されました。自分がバレエに興味を持つきっかけになったのは「ホワイトナイツ」という映画でした。ダンスが好きな人はもちろん、そうでない人にも見てもらいたい良質な作品でした。

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むっち

4.0身体で感じることを言葉にするのは難しい

2023年9月16日
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鑑賞方法:映画館

とてもいい映画です。いい映画であることは100%分かるけれど、どういいかを伝えるのがとても難しい。

たぶんそれは、ダンスと音楽という原始の時代から、人間が生みだしてきた根源的で本能的な営み、集団で奏でる歓喜の徽(しるし)が、自然に伝わってくるからなのだと思います。
学校レベルでの運動や音楽においても、まったくセンスのない私ですらどこか身体が疼く感覚を味わえるのですから。

エンドロールは、絶対に最後まで見てください‼️
ウットリ、ゾクっ、シャキッと締めてくれます。

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グレシャムの法則

3.5大人のダンサー版『魔女の宅急便』ともいえそうな青春もの

2023年9月10日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

幸せ

この作品では、クラシック・バレエとコンテンポラリー・ダンスを対峙させた描写が物語の核/推進力となっていますが、そうした「舞踊」に関心のあるひとだけでなく、広く一般の方々、特に若い世代にこそ本作をオススメしたいし、熱い共感を呼び起こす作品だと思いました。
というのも本作には、『魔女の宅急便』のダンサー版、とでもいった“親しみやすさ”が感じられたからです。

主人公の女性は、亡き母の薦めでバレリーナとしての人生を幼少期から迷いなく歩んできた、という設定。しかし、バレエ本番中の致命的な足首負傷によってクラシック・バレエに挫折。彼女は動揺・葛藤しながら、これまで順風満帆にみえていた自身に改めて向き合い、身体の「声」に耳を傾ける。そして、フィールドを変えてコンテンポラリー・ダンスの世界に第二の人生を見出し、再生していく…。

“魔女宅”の「魔法」に代わって、ここでは主人公にとっての「舞踊」の喪失と再生が、彼女を取り巻くあたたかな人間関係と共にしっとり爽やかに描かれており、心地よい後味を残してくれました。

大きな見どころのひとつは、要所要所に「演じられるダンサー」を起用・配置していること。なかでも主役のマリオン・バルボーは、世界の舞踊界の頂点に君臨するトップエリート集団であるパリ・オペラ座バレエ団に在籍。近年はコンテンポラリー作品に比重を置く中堅ダンサーですが、抜擢された当初は演技経験ゼロだったとか。そんな彼女から、プロの俳優たちに交じっても違和感ない「自然体の演技」を引き出したクラピッシュ監督の演出力はさすがです。
ダンス好きの私は、オープニングでいきなり彼女の腕の見事な筋肉やうっすら金色に染まる産毛までもとらえた映像を観て「これは本物!」と確信、一気に本作へと引き込まれました。

余談ですが、本作に登場する数々のダンスシーンについては、往年の花形ダンサーでパリ・オペラ座バレエ団の前芸術監督も務めたオレリー・デュポンの名が、エンドロールに「協力」としてクレジットされていたので、「お墨付き」といって間違いないでしょう。

また劇中、世界的コレオグラファー(振付師)のホフェッシュ・シェクターと、彼の代表作の一部を見られたことも、個人的には嬉しかったです。
私は中学時代、シェクター率いるダンス・カンパニーの初来日公演でこの舞台作品を観た覚えがあるのですが、今回の映画で、シェクターの師オハッド・ナハリンの初期作品やアラン・プラテル、ヴィム・ヴァンデケイビュスといったコンテンポラリーの巨匠たちからの振付の影響をばっちり再確認できました。

映画の内容に話を戻すと、ポリコレに目を配っている点が今どきの作品らしいなとも感じました。そして劇中、男たちのダメダメぶりが繰り返し描かれていたのも面白かったです。彼らも一応、仕事はちゃんとしてるのですが、こと恋愛や父子など人間関係においては…というね。
映画は、そんな彼らの誘いを女性がさりげなく拒む「シグナル」や「コトバ」、あるいは男たちの「引き際」といったものをごく自然に描き出しています。
そのなかでも、コメディ・リリーフを担う療法士の男(フランソワ・シヴィル)のエピソードは面白かったぁ。思わず何度も噴き出しました。

そしてラスト。古典バレエ『ラ・バヤデール』の名場面(舞姫ニキヤの幻影が幾重にも連なっていく「影の王国」の群舞)に、主人公が自身の来し方行く末を重ねる“幻想的な”シーンは、ひとつの青春が閉じたことに対するほろ苦さも滲ませ、通り一遍の「再生ストーリー」に終わらせていないところが胸にじんわり沁みました。

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ドミトリー・グーロフ

5.0バレエは天を目指し、コンテンポラリーは地を掴む

2023年9月6日
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順風満帆にキャリアを重ねて、パリはオペラ座でエトワールを目指すバレリーナがある日の舞台上で、恋人の浮気を目にしてショックで足を骨折、嫌になり住み込みバイトしてたブルターニュの合宿所でコンテンポラリーダンスに出会う

と書くといかにも映画としては地味に思えるけど、あるひとりの人生としてはとても大切、本物のダンサーや舞台監督のみなさんを沢山ぶち込んでパリの街とブルターニュの自然の中に描くもんだから美しいのなんのって、とても素晴らしい映画

いやもう、バレエダンサーの肉体は人間の極限美だと思う

試写会だったのでおまけつき、世界的に著名なバレエダンサー上野水香さんのトークがまた物凄く興味深い
冒頭の凛としたバレエはラ・バヤデール、主人公をその影が取り巻く (つまり踊ってるの全部主人公) という作品、作中で初演を終えたダンサーたちが夜の帷が降りた街で気ままに踊るのもそれ、とか聞かされてビリビリきた、人の数だけ人生あり

来週末公開、ぜひ映画館の大画面で

エンドロールが素晴らしいから最後まで座ってるべき、エリーズの中に生まれた変化がスパッと表現されてる

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sysr

4.0本職バレリーナはやっぱり違うなあ。

2023年8月21日
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バレリーナの足は手の指みたいに自在に動くのが美しいのだけど、本物のバレリーナ(オペラ座のバレリーナ)が主役を演じているので、足のストレッチをしてる場面すら美しくて悶えた。
決まりきった型の中でいかに個性を魅せるかのバレエとは正反対のコンテンポラリーダンス。踊る度に自分を解放していく主人公をみて、動いてるのにまるで瞑想みたいだなと思った。踊りながら自分と向き合っていく感じ。

どこを切り取っても美しい背景の中、笑いあり涙ありで、どの登場人物もキャラが立ってて面白くて飽きない。
療養士の彼も、キッチンカー・カップルも面白過ぎたけど、マダムも好き!フランス映画に出てくるリッチなマダム達、なんでこんなカッコいいの?お金を有効に使う楽しみ方を知っていて、才能や弱者に惜しみなく愛とお金を注ぎ込めるの本当にカッコいい。

主人公の白いチュチュについての感想は、私もずっと思っていた。
けど、どうしてもバレエは少ない男子をいかに上手く使うかを考えたら、フラフラと女子から女子へと飛び回る浮気者に仕立て上げるしかないのかなとは思う。
ちなみに私が一番嫌いなバレエの王子様はジゼルのアルブレヒトです!!オマエの男気はどこへ行った!
何回見ても腹立つ!!笑

ダンスを通しての喪失からの再生のお話だけど、少し前に観た『裸足になって』と比べて観ても面白いかもしれません。
観たら元気になる映画だと思う。
是非とも第二の夢を追いかけている方や、バレエのドキュメンタリーが好きな方にもおすすめです。

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icco

3.5パリの踊り子

2023年8月20日
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鑑賞方法:試写会

2023年8月20日
映画 #ダンサーインParis (2022年)鑑賞

冒頭のクラシックバレエの優雅さから、ラストのコンテンポラリーダンスの躍動感が見事でした

笑いや恋愛、家族などの要素もあり、まさにフランス映画といった感じの映画でした

@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました

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とし