イノセンツのレビュー・感想・評価
全181件中、1~20件目を表示
オレをそして娘をみて、おっさんは本作を見てこう思った。
もうとうに昔のことだが、オレが子供の時は、さすがに猫はないが、カエル、ザリガニは当たり前のように爆竹で破裂させていたし、近所の子供に平気で石をぶん投げていた。
それは、やはり環境によるもので、そういった行為は無垢とか無邪気とか、変に理由をつけたり、ましてや正当化するものではなく、程度こそあれ、生きていくうえでの通過点だったと今は思っている。
よく言われることだが、それを「イノセント」と呼ぶのは、子供ではなく、大人であり、もっというと、「そんな経験もしていないのに、想像の」ノスタルジーに浸る、ただの気持ち悪いオトナである。
そして子供を怖いというのも、あんた、子供だった時がないのか、と。
・
・
・
「イノセンツ」
本作の興味深い点は、子供の「その無邪気な行為」を大人の空想で「超能力に置換させたらどうだろう」という点。
まあ、子供の時だって、「超能力があれば・・・」と思ったりしたこともあるだろう。念じてアイツの頭が破裂すればいいのに、とかね。
そういや、自分はダミアンだと信じて、トモダチの脳血管をぶち切ろうと念じたら、自分の鼻血が出たな。
はっはっは。
だからね、この映画、まどろっこしいのよ。音でドキドキさせなくても、そんなタメ、要らないよ。サっとやっちゃうからね。
で、自分が子供を持つようになって、娘のそういった兆候をみたりするのよ。
「ああ、そうだよね。」てね。
でも、娘は猫はおろか、カエルも殺さないだろう。
だって、カエルがいないから、というのは冗談で、カエルを殺すことを求められないから。
感情的にものを投げることはあるよ、だってその方法しか知らないんだから。
だから、この映画はそんな怖いとか、ましてや、子供の無邪気が怖いとかそんな見方をしてはだめなんだって。
オタクが、日本のマンガに惚れて、なんとか映画にしました、っていうね。そこから楽しまなきゃ嘘よ。ホラーでも、社会派スリラーでもなく、サイキックバトルギャグ映画でいいでしょう。
の割にギャグが足らない、ここぞという見せ場も、その路線で期待するから、勝手にやり過ぎみたいな期待も裏切られる。まあ、これはしょうがない。
ベンの意識が標的の窓に寄っていく「エンゼル・ハート」オマージュなところは好き。
追記
ラストは、姉ちゃんの手が止まる。
子供たちが陥る落とし穴は「狂気」ではない。
説明文には「次第に狂気へと変わっていく」と書いてあるのだが(公式サイトでも「とりかえしのつかない狂気」とある)、果たしてあの子供が陥ったのは狂気だろうか。幼い日には誰もが抱いたもどかしい感情が、おそらく超能力によって増幅され、そして歯止めがきかなくなるリミットを超えてしまう。超えた時点で狂気なのかもだけれど、この映画の子供たちは全員、ごく当たり前の感情に振り回されているに過ぎず、気持ちと気持ちの掛け違いを極端なカタチで表現したらこうなったのではないか。それくらい本作で描かれているエモーションは普遍的だし、決して特殊な子供たちの物語ではないのだと思っています。
子供たちの静かなる内面模様に心掴まれる
北欧から届く映画には、日常を別の角度から、あるいは内側から提示するものが多い。この『イノセンツ』も子供たちのサイキックスリラーといえばそれまでだが、描写の端々に一筋縄ではいかない感覚が溢れ、序盤の「つねる」という子供ながらの小さな悪意を起点として、まだ右も左も分からない主人公たちの感情がいかに振り切れていくのか、期待させるし、不安にもさせる。「童夢」にインスピレーションを受けているだけあって、団地が舞台となのは当然であるし、やがて目覚める彼らの力は不可能を可能とし、希望にも、また暴走の火種にもなりうる。だがここで注目すべきは内面の描写であり、最初の「つねる」という行為がいかに変容していくのかという姉妹の関係性の成熟には心奪われるものがあった。興味深いのは、超能力をメタファーとして捉えると、子供をめぐる社会のあり方を描いた映画のようにも思えること。これまた北欧らしいなと感じ入った次第である。
子役がみんは演技が素晴らしい
とにかく、出てくる子供たちの演技がみんな上手すぎて、
その演技力の高さがあるからさらにこの作品の怖さを引き立たせてくれてる気がする。
まだ善悪がしっかりしていない子供たちにあんな力が備わってしまったら、大人が思っている以上に残虐な事が起こるんだろうなと思った。
そしてそれを分かってるのも子供で、でも大人に話しても信じてくれないから自分たちでどうにかしようと考えて、結局、その方法もむごい事をして解決しようとするんだろうなぁ、、(作中の歩道橋から突き落とすアレとか)
最後、戻ってきたベンとアナの一騎打ちはめちゃくちゃカッコよかった…
周りの大人たちは何にも気づかず、楽しく過ごしてて、異変に気付いてるのは子供たちと犬だけ。
注意して辺りを見回したら、この場にいる赤ちゃんみんな泣いてるし、子供たちは同じ方向を向いてるのに、大人は関心がないからなんにも気づかない。笑
家の中にいる子供たちも気付いて、続々とベランダに出てきて様子を見守ってるところとかもなんかカッコよくて、変に騒ぎ立てないところが大人より大人だった。
あの団地なのかあの場所なのか、あそこに住んだら不思議な力を手に入れるのだろうか??
シンプルでセンスのいい映像と不安を掻き立てられる音楽、演技力抜群の子役が揃っている上質な映画でした。
「ただ遊んでいただけ」とはイーダのセリフでしたけど…
サイキック・スリラーというか、ホラー系統の映画は、これまであまり観てこなかった評論子ではありますけれども(一人住まいの評論子は、夜中にトイレに行けなくなると困る)。
そういう意味では評論子の「受け止め」が浅いのかも知れないのですけれども。
以下は、あくまでも「そのレベルでの評論子のレビュー」ということで受け止めていただければと思います。
「子どもたちには、この結果について、あくまでも悪意はなかった」ということが、本作の邦題の謂(い)いなのでしょう。
ときに、アナとイーダの一家の今回の転居は、アナの新しいリハビリ施設(通所施設?)の関係だったようです。
両親からすると、アナの障害に、普段からあれこれと心を痛め、配慮を尽くしていた様子が窺われました。
評論子には。
反面、それは、イーダの様子からみると、彼女らの両親は、障害のあるアナを気にかけすぎて(それは一面ではやむを得なかったのかも知れませんけれども)、そのぶん、イーダに注ぐ愛情が十分には厚くはなかったようにも見受けられてしまいました。評論子には。
本作でのイーダの立ち居振る舞いから推し量って。
それゆえに、新しい土地では、イーダは、不可思議な能力を持つ(かのように見えた?)ベンに惹かれたのだろうとも思いました。
そして、そのことが、ベンの暴走(?)を経て、今回の子供同士のこの「結末」に起因したのであれば、それは、何とも切ないめぐり合わせと言わなければならないかとも思います。
サイキック・サスペンスというのが本作の露出ではありましたけれども。
片親の家庭であったように見受けられたベンも、母親からはあまり手厚い愛情を受けてはいなかったこととも相まって、親が子に注ぐ愛情の厚薄やそのあり方という点では、静かに訴えかけるものもあったのではないかと、評論子は思います。
評論子としてはその点を主として、いちおう良作としての評価としておきたいと思います。
(追記)
本作の監督が共同脚本を担当した前作は『わたしは最悪。』だったとか。
両作に共通するのは、人の心の奥底に潜(ひそ)む歪(ゆが)んだ情念みたいなものでしょうか。
そんな印象もありました。
評論子には。
子どもから感じる緊張感が詰まった映画
※動物が酷い目に遭う描写が苦手な方は注意!
猫が登場した時点で嫌な予感がしていましたが、案の定。。。
殺傷事件を起こす人物は、小さい生き物から大きな生き物へ攻撃対象を移していくと聞いたことがあるので、あの流れは必然ではある、と思いましたがやはり辛い…
全体的にセリフや挙動、能力発動中にも派手な描写はなく、静かなトーンで進むところに北欧映画らしさを感じました。
ラストのバトルシーンの決着も、四肢が吹き飛び…のような事はなく、フッと周辺の空気や砂が念力で押され、彼が敗北と共に息絶えた事が分かりました。
(一般的な映画であれば、体が吹き飛んで木に衝突して死亡とか、念力バトルで鼻血が…などの描写にしたくなる気がします)
現実世界でも、倫理を逸脱した行動をとる事がある子どもという存在に緊張感を感じる事が多いのですが、今作は超能力の目覚めというファンタジー要素とその点を絶妙にミックスしていて違和感なく観ることができます。
呆気なく残酷な行動をしてしまう子どもの恐ろしさが映画を通して伝わってきて、最後までヒリヒリした空気感にドキドキしっぱなしでした。
う~ん、どーなんだろーね???
映画見てから、すぐに『童夢』ゲットして、初めて読んだけど、
大友さんって、ヤバいマンガ描いてる人だよね、ビビったわ!
(デビッド・リンチが撮るって話もあったらしいよ)
エスキル・フォクト監督がインタビューで堂々と
「誰にも気づかれないと思っていた」とか言ってるし、確信犯でしょ
この映画好きだったから、超残念なんだけど~
『童夢』に激似してるな~って思ったシーン
1.ブランコでのサイキック・バトル
(ブランコの鉄柱が壊れるとことかね)
2.ガクっとなって最期を表現するとこ
3.子供たちだけがサイキック・バトルに気づいてるとこ
(団地のベランダから、見てるんだよね)
4.PKで人を殺人犯にしちゃうとこ
5.お母さんに抱きついて甘えるとこ
もちろん、舞台がマンモス団地ってとこからしても、そうなんだよね
エンディングロールに、せめて原案『童夢』大友克洋とかあればいいけど、
無かったら、やっぱ確信犯だよね
オマージュとか言ってる人もいるけど、
ぶっちゃけ、ただのパクリじゃん?
『イノセンツ』ってタイトル、ギャグになっちゃってるし
映画もビジネスだから大人の事情もわかるけど、
バカな私でも、どーなんだろーって思うし
この監督の次回作は、期待しないし、観ないよね~
猫を傷つけるのはNO
怖いというより気味が悪い。
たしかに子どもって悪気なく残酷なとこあるよね、と。
ただ、猫を傷つけるのはNO。
神戸の連続殺傷事件もはじめは小動物への虐待だったし
そういう弱いものへの力の行使っていうか
一方的な暴力を行使できるヤツって人間として下等だと再認識した。
全体としてさして面白いわけでもなく、含蓄も示唆も大したことなく
嫌なもん見た感だけが残った。
判断力が的確でなく感情も制御出来ない子供達の世界のタダでさえ不安定...
判断力が的確でなく感情も制御出来ない子供達の世界のタダでさえ不安定な恐ろしさに超能力を上乗せして恐怖心が煽られ、心の病気で内から外迄全ての行動、判断力が訳分からん少女が拘るとエクソシスト顔負けのオカルトになる事がよく判かりました。
子供たちの共鳴力
この映画の重要な登場人物である四人の子供たちは、特に心が純粋というわけではなく、他の子供たちと同じように善悪の両面を持っている。ただ世界を純粋に見ているような気はする。人間の嫌なところや暗黒面も。
障害のある子供や皮膚に疾患のある子供、母親に乱暴に扱われている子供や親に公平に扱われていないと感じている子供たちのほうが、大人より偏見や思い込みがないぶん純粋に人間を理解しているということなのかもしれない。
この映画の大人は頼りなく影が薄い。
映画の紹介記事では子供たちの遊びが狂気に変わっていく物語と書かれているが、違う気がする。
子供たちの不思議な力は、他人への共感力の強さから生まれている、この四人の子供たちは団地という小さな世界に押し込められているように見えて、他人の想いとか心の痛みを感じとることで、精神世界を広げている。
子供の泣き声をただうるさいとしか感じない人もいるけど、今でも子供の泣き声にある種の特別なエネルギーのようなものを感じている人はたくさんいる。
少年の痛みを純粋に受け止めてしまう他の子供たちは、ああいう形でしか少年の心の問題を解決できなかった、その強い哀しみが残る。
大人たちは純粋ではなくなったから、少年の痛みに気が付かないし、ただ狂気とか心の病と断じて理解した気になっている。
謎の力
北欧らしい雰囲気の映画。
引っ越してきた団地でベンという男の子と友達になったイーダ。2人で猫を殺すシーンは猫好きにはにゃんとも辛い場面。ベンがお母さんを見殺しににする場面もきついなあ。姉のアナも友達のアイシャも不思議な力に目覚めていく。ベンの恐ろしさに怯えながらも、大人には言えないし、例え言っても信じてはもらえないだろう。みんなが出した結論は、、、でもあの場面を観ると、団地の他の子供達も何人か同じような力を持っていたってことかな?土地に何か不思議な力があるんだろうか?
思ってたより童夢
思ってたより童夢だったけど、童夢くらいのスペクタクルが欲しかった。予算の関係で無理だったのだろうけど…。童夢ベースの超能力スペクタクルはクロニクルの方が圧倒的だし映画としてもおもしろい
監督は童夢を読んでいるに違いない
子供たちの静かな超能力バトル。
監督は童夢に影響受けていると思う。
もちろん童夢のような派手な展開はないが、団地、子供、超能力、障害者
そしてラストのベランダから覗く子供達など。
大人の知らないところで静かに超能力の戦いが激化していく様子は良かった。
ただ、幼い子に過激な事をさせるのは見ていてちょっと心が痛むかな。
あのような過酷な争いは大人でもなかなか耐えられるものではないからね。
まあ、むしろ子供だからこそ持ち得る残酷さが出来たのかもしれないが。
派手な演出こそないがじわじわとくる恐怖が、平凡な日常に大人が気づかないところで
迫ってくる様子がいい。近くにいる大人は誰も役に立たないという状況はなかなか面白いと思う。
ベンは邪悪だけど、家庭環境をもう少し描いても良かったかもしれない。
ベンが人を傷つけることに躊躇がないのはサイコパスだからなのか環境によるものなのか
わからなかったからね。猫を殺すシーンはサイコパスの象徴なのかとも思ったが、、
前半も面白かったんだけどちょっと静かすぎて退屈かも。
まあ、後半も静かだけどね。
アニメ的なバトルが多い中、静かなバトルでも盛り上がるんだなあと思いました。
良かったと思う。
舞台のノルウェーの団地は結構日本のものと似ていて日本人に総入れ替えしても
普通に気づかないかも。
無垢…しかし邪悪
北欧産サイキックスリラーの佳作。
子供達だけの物静かな戦いだが、残虐で怖い…
猫のシーンはかなりショッキングだ。
主人公の少女の知恵と勇気には驚いたが
最後、母親に号泣するくだりには無垢で純粋な
少女を見て取れて、何だか安心した…。
あのラストシーンは色々と想像できそうで
そのあたり上手く出来ている。
大人には、秘密。
原題
The Innocents
ノルウェー題名
De uskyldige
感想
大友克洋「童夢」からインスピレーションを得た驚異の映像に、世界が震撼&絶賛
『ミッドサマー」『LAMB/ラム』に続く北欧発のサイキック・スリラー
退屈な夏休み。無垢な子供たちの遊びが、狂気に変わる。
終始不穏な雰囲気が漂いゾッとする作品でした。やっぱり子供って怖いです。
子供たちの静かなる団地サイキックバトルでした。
ベンの純粋な残虐性が恐ろしかったです、猫にトドメを…母親に…。
痛々しい描写ありです。
イーダ、アイシャ、ベンの子役らの自然な感じの演技もよかったです。アナの自閉症の演技は難しかっただろうに…
ラストも静かに終わりましたね。
※衝撃の夏休みが始まる
サイコキネシス
8月10日(木)
吉祥寺に行ったのでUPLINK吉祥寺で「イノセンツ」を。シニア料金が1,300円になっていた。
以前から言っているが、北欧の映画は油断ならない物が結構多い。本作も仲々だ。
夏休みに団地に引越して来た姉妹、姉が自閉症で言葉を失っているので母親は姉に手を掛け、構ってもらえない妹は面白くない。夏休みで学校にも行かないから友達もいない。ヴァケイションで出かけている家族も多く団地も閑散としている。そんな中で姉妹は二人の子供と仲良くなるのだが…。
この二人と彼らの母親との関係の描写が足りない。この後に起こる事件の伏線になるだけにもう少し描いて欲しかった。
ハリウッドならラストのサイコキネシス対決は派手になる所を抑えた形で終わったのが北欧風か。
映画は面白いのだが、猫が…。妹は蛇が嫌い。猫好きと蛇嫌いには、しんどいシーンがある。要注意。私もビックリした。猫と蛇は一緒に出ないよ!
言い忘れたけど、自閉症の姉役の娘は演技が上手い。元ネタは大友克洋。監督が大友克洋好きらしい。
天才たちの競演
ベンやばい、邪悪すぎる。アイーシャは最初から最後までかわいい、これは無垢な天使。イーダは最初憎たらしさ故にブサイクにしか見えなかったのが中盤から可愛い女の子にしか見えなくなる。そしてアナ、ディカプリオ以来の天才現るって感じ。見終わってからあの人生最悪の映画の一つテルマの脚本家だとしり、しかもこの映画も脚本を書いてると知り驚きアンド見る前に知らなくて良かった。知ってたら絶対見なかっただろうから。邪悪ベンは今までもいじめられてたろうし、それまでその力を使わなかったのはヘンだなと思うけどアナと出会ってみんな覚醒されたと見るとつじつま合うから良し。ベン役の子、英語が話せるならアレックス・ウルフくんの後釜狙えるな。
猫のシーンはやめて欲しい
幼い頃には生と死の事などは漠然としか分からず、それが昆虫など自分より弱い者へ流れてしまうこともある。人はそうして成長していくのだと思うが、本作に登場する子どもらはそれと同時に不思議な力を見出してしまうのである。本作で描かれるのは「無自覚な狂気」であり、それが一番怖いものだと改めて感じた。
初めこそイタズラ程度だったものが次第に狂気を帯びて来るようになる描写は何とも言えないリアルさがあって怖かった。その興味本位から生まれた狂気の矛先が猫に代わり(このシーンが猫好きには非常に不快である)、挙げ句の果てに人に行ってしまうという重いテーマの作品なのである。
物語にはそれほど大きな起伏も無い様に思えるが、平坦にも思える映像が彼らの心情だと思うと尚更怖い。 本作の注目すべきはメインキャストを演じた子役たちだ。主人公の障害を持った姉と、段々と狂気じみてくる少年、特にこの2人の動向から目が離せなくなる。彼らには退屈な夏休みという事しか共通点は無く、それが絡み合ってここまでの事態に発展するとは誰が想像しただろうか。舞台は日本で言う団地の敷地内のみ、能力の発端等も不明、子ども目線で全て描かれるという閉鎖的とも言える条件で良くここまで広げられたと思う。世間一般どこかヒーロー映画疲れが言われている昨今、そこに一石を投じる映画なのかもしれない。
全181件中、1~20件目を表示