バジーノイズのレビュー・感想・評価
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リアルな感情と音楽に涙が止まらなかった
音楽映画というだけあって、音や楽器、演奏シーンにめっちゃリアル感あって、引き込まれました。
人の感情には様々あって、見せたくない感情もあるけれど、それもリアルに描かれていて、音楽で救われたり、人との絆で救われたり…。
自然に涙が溢れてました。
川西拓実くんと桜田ひよりちゃんの光る演技の化学反応が凄かったです。
演奏シーンは実際に俳優さんたちが全部奏でてるということで、リアリティ凄かったし、どれだけの努力されたのかと…本当に凄いです。
音楽が沁みる
とにかく作中の音楽とライブシーンが良すぎて、音響が良い映画でまた観たくなりました!
ライブシーンは吹き替え無しでキャストの方たちが頑張られたということで、臨場感と迫力があります。
原作を読んでから観たのですがキャストの皆さんハマり役でした(*^^*)
「青春18×2」がとてもよいが、本作もぜひ。
今年172本目(合計1,264本目/今月(2024年5月度)6本目)。
(前の作品 「青春18×2 君へと続く道」→この作品「バジーノイズ」→次の作品「」)
今週は「青春18×2」をメインに推す方が多いですが(あるいは、まだまだ大阪市でもコナンは1日18上映…)、本作品も先に述べた作品と同じくらいおすすめといったところです。
結局のところ、音楽を一人でやるかバンドを組むか、あるいはどこかの会社から声がかかってプロになるか、あるいはアマチュアの範囲でやるかというのは個々の考え方の話であって、それについて他人が過剰に干渉すべきではないというのは当然の理であって、それを映画で述べただけ、という部分は確かにあろうかと思います。
ただ、そこに日本では、SNSでの投稿でいわゆる「バズる」といった事情や、その「プロかアマチュアか」についても、アマチュアで行う場合にどうしても仕事が選びにくい(どうしてもアルバイト等で、正社員にはなりにくい)といった「職業の不安定さ」(換言すれば、「食べる手段の確保」の話)、こうした「アマチュアバンドからプロになる、ならない」を思案する法的知識が低い彼ら彼女らに対する詐欺的な持ちかけを行う会社など、色々な論点が積み重なっていて、一つだけの見方ではないかな、といったのが個人的なみかたです(個人的には、「プロかアマチュアか」という論点でみましたが、他の論点もあろうと思います)。
音楽好きであれば(子どものころに何か音楽をやっていた等)無条件に推せますし、そうでなくても音楽を扱った映画とはいっても専門用語はほぼ出ませんので、「青春18×2」がどうしても多いのかなといったところですが、1日で2本見るのもおすすめです。
採点に関しては以下までは気にしましたが、切り上げフルスコアにしています。
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(減点0.1/「器物損壊だ」)
確かにそうでしょうが、それは刑法上の話であって、民法上は「不法行為」です(いきなり刑法の話をするのもヘンテコ)。
(減点0.1/詐欺による意思表示の取消しに関する考察)
詐欺・強迫による意思表示は、その2者間では常に取り消すことができます(96)(第三者が行って意思表示をした場合は事情が異なる(令和2年の改正民法で一部追加))。
※ 「適当に騙して引き抜いた」うんぬんの話のところ。
ただ、それを理由に、今、会場に集まっている観客に対してサービスを提供しないとなると、今度は不当利得(703)以下の面倒な事情が生じて解釈が難しくなるので、これらの考察は飛ばされた模様です。
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一人より二人。二人より仲間がいた方がずっと楽しい!
全編を通して魅力的な音楽に包まれた素敵な映画でした。
演者さん達の演技もみな素晴らしかったと思います。
特に桜田ひよりちゃん良かったなぁ。こんな演技出来るんだと感動すら覚えました。関西の女の子にしか見えませんでしたよ。
しかし乙女心は複雑ですね。
清澄の事は応援したいけど、段々遠くへ行っちゃった気がしたんですね。でもやっばりファン第一号は潮。音楽を楽しんでいる清澄が一番大事。潮、陸、航太郎の3人で清澄強奪に行くシーン好きです。
人間生きて行く中で、心ならずも流されてしまう事もあるけれど、自分の中で大切に思う気持ちがあるなら、それは忘れずにいたいですね。ほんの小さな思いでも、それがあれば自分を見失う事はないかも知れない。そんな事を思いました。
世代を越えて思いを伝え、力を与えてくれる作品でした。
いい映画を見ました
何度も観たい
原作を少しだけ読んでから観に行ったのですが、何の違和感もないくらい
そこにそれぞれのキャラクターが存在していて
すべての行動や感情に説得力があり、感情移入してしまいました。
美しい映像と音、音楽、言葉、しぐさ。
全部が好きな映画でした。
何度も観に通おうと思います!
バジーノイズ
ステキな映画でした。
音楽シーンも日常も作り物感がない本物でヒロインの突飛な行動すら違和感なく受け入れられる得難い説得力がありました。
余計な説明なく主人公の目で多くを語っている描写にいつのまにか引き込まれました。
駄作。主人公に個性なし。
音楽映画は難しいと思いました。
劇中の音楽が良いか平凡かで作品全体の説得力にも関わってくるから。個人的に今作の音楽は平凡だと思ってしまいました。どこかで聞いたことのあるようなメロディー、よくある歌詞、主人公の歌声はカラオケレベル。最近の音楽映画だと「キリエのウタ」があったけど、向こうの方が強い説得力があったなと思いました。まあ感じ方は人それぞれですけど、
ストーリーはどこにでもある量産型そのもので、ここに音楽の平凡さがプラスされて、ご都合主義の展開を感じてしまう。
特に目につくのが主人公を演じた役者さん。この方は楽器が弾けるわけでも歌が上手いわけでも、ましてや演技が上手いわけでもない、いったいなぜこの役者さんなの?と思わずにはいられなかったです=主人公が魅力的に見えない。ヒロインの女の子のほうが全然ましだった。
バジーノイズ
清澄の繊細な感情が表現されてて、切ない表情がなんとも言えない気持ちになりました。初主演とは思えない表情にびっくりしました。潮の破天荒な行動なのに、それでいて繊細な所もあり、清澄を陰ながら支えてる感情がとても共感できました。それぞれの役に共感できる様なそんな気持ちにさせられて。徐々にみんなを応援したくなる感情になりました。少しずつ近づく2人の感情や、お互いを思うからこそのすれ違いだったり、もどかしい気持ちとバンドとしての揺れ動く葛藤なんかも色んな夢をもっている若者にささるのではないかと思います。何と言ってもバンドがとても良く心地よく癒されました。生で聴いてみたい。何度も聴いてみたくなる。
影と音の重なり
光と陰を日常の景色に巧みに表現されていて、それがとても美しくも寂しくて、登場人物の陰影に重ねている様に思いました。
好きなもの好きなこと好きな人を見つけ共感し合えることの喜びと葛藤が、周りとの関係性で波紋の様に音と共に繊細に広がっていく素敵な作品でした。
当たり前の様にある自然の音やその時に感じた心の音色が、劇中に素敵な音楽としてふんだんに使用されていて、関わってくださった方の思いや、皆さんがsurgeを本気で心から奏でている姿を観て、自然と涙が溢れとても感動しました。
今思い返して改めて聴くと、音楽の力や意味を深く考えさせられ、何とも表現できない感情になります。是非、映画を観る前と終わった後に劇中のsurgeを聴いて欲しいです。
ベースとドラムの音が好きなので、力強いパフォーマンスにも驚かされました。
そして、役者の方々1人1人がとても際立っていたキャラクターだった事が、とても印象的でした。
素敵な作品に出会えたことに感謝します。
ありがとうございました。
音に導かれてバジーノイズの世界観に入り込める
実写化するとなると世界観やキャラクター、ストーリーが原作とズレてしまうとかそういった不安点も最初はありました。
でも映像化されたこの作品を映画館で観ることができて本当に良かったと思います。
原作の5巻分を映画にするために、設定の変更やストーリーでカットされる部分ももちろんあったけれど、確実にバジーノイズだと思わされました。
何より音が入ったことが強いと思います。歌も本当に良かったし、清澄がそこにいてライブをしていて惹き込まれました。
清澄と潮の神戸弁もすごく自然だったので、違和感なく観ることができるのも良かったと思います(作品に集中するにあたり個人的にかなり重要ポイントです)。
映像化されるにあたって、原作に対してかなりリスペクトを持って作られていることが伝わってきました。原作は原作として映画は映画としてファンの方はもちろん、全く知らない方にも観てみてほしいし、多くの人の心に寄り添ってくれる作品になっていってくれたら嬉しいなと思いました。また観に行きたいと思います。
目の演技、音とライティングの使い方
主演の川西くんと桜田さんの目や表情が素晴らしいと思った。目を見たら何を感じてるのかわかる。
とにかく音と音楽とライティングが素晴らしい!
この映画は色で言えば、青。
爽やかで少し切ない映画
やさしい色味とか殻に閉じこもってた清澄が変わっていくところとか、映画全体に流れる空気が爽やかで観終わった後も心地よい。
重厚な映画を求める人には不向きかもしれないけど、本格的な音楽とやさしさと救いのある世界観が自分にはとてもハマりました。
自分一人でいいと殻に閉じこもる清澄は、コロナ禍を経た今の時代の象徴のような気がして共感できる人は多いと思う。
いい意味で変化を受け入れる、一歩踏み出す勇気をくれる映画でした。
音楽映画
原作はちょっと触れた程度
正直、音楽を題材にした映画でいいなって思ったことがあまりなかったのですが
清澄の歌声もバンドシーンも流れてくる音楽も全てが心地よかった
年代的にはだいぶ下のこれからの未来が輝いている子達に共感できるかな?と思っていました
共感とは違うかもしれないけど、余計なことを考えないで没頭できた映画でした
何度も見て様々な感想を持ちたいと思いました
音が重なって音楽になる瞬間にときめいた。
流行りが一瞬で移り変わる今の音楽業界には、リアルにこんなことがおきているのかも知れないと少し怖さを感じたし、色々考えさせられました。確かに潮の言動は破天荒すぎてドン引きするけど、それでも何かになりたいけど何にも持ってない自分に焦ってイラついてもがいて捻くれて。そんな潮に共感してる自分がいました。そしてとにかく演奏のシーンが素晴らしかった。楽器挑戦してみたくなりました。
登場人物の行動が理解できず、取り残される
いくら彼氏にフラれてショックだからといっても、夜中の3時過ぎに見ず知らずの部屋のチャイムを鳴らして音楽が聞きたいと頼み込んだり、それを受けて大音量で音楽を演奏したり、どうやって侵入したのか分からないが、ベランダでサッシの窓ガラスをぶち破ったり、それから2人で海に行って、挙句の果てに、同じアパートで音楽は演奏できないはずなのに、「自由に音楽を作って」と男を部屋に住まわせたりと、エモーショナルと言うよりも、あまりにも非現実的かつ非常識な展開に、冒頭から呆気に取られてしまう。
その後も、主人公が人間嫌いなのは、過去に誰かに裏切られたような過去があり、人間不信に陥っているからなのかと思っていると、自分が人前で演奏するのに怖気づいたからだという理由が分かって、肩透かしを食らってしまった。
それでも、そんな主人公がバンドを組むことにしたのは、他人と一緒に音楽を作る楽しさを知ったからなのだろうが、その相手は以前のバンド仲間と同じ人間で、だったら、その時に、同じような楽しさを味わえなかったのだろうかという大きな疑問が湧いてくる。
主人公を見い出した少女にしても、女性のドラマーをバンドに迎えて、主人公が楽しそうに演奏するのを見ただけで、姿をくらましてしまうという行動には、それこそ「独りよがり」で、到底納得することができないし、あまりの自虐ぶりに同情することもできない。
それで引きこもりに戻ってしまう主人公も主人公だが、自分のせいで引きこもった主人公を、再度、世間に引きずり出そうとする少女も「マッチポンプ」としか思えない。
いかにも今風でポップな音楽はそれなりに楽しめたし、俳優たちのミュージシャンぶり(特に、円井わんのドラマーぶり)も見応えがあったのだが、肝心の「人と関わることは素晴らしい」というメッセージについては、主人公たちの行動原理が少しも理解できず、彼らに感情移入することもできなかったため、残念ながら、まったくと言っていいほど心に響いて来なかった。
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