ザ・クリエイター 創造者のレビュー・感想・評価
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見事なsf映画
細かいところのツッコミどころ有ですが、
全体的には、大満足の作品です。
評価の割に興行面でイマイチなのは、宣伝不足か?
完全オリジナルなので、原作ありの作品に比べ、上映まで、情報がないと客足が伸びないのでは。
それとも、この手の作品は飽きられたのか?
AIの人間化については、機械が飲食するとか、寝るとか、違和感を感じる面もありますが、その辺は、
同時期にNetflix配信中の「PLUTO」でもよく描かれています。(AIが人間に近付くほど、人間と同じ動作を行う様になるようで、映画の中では既にあたり前の世界なのでしょう。)
ビジュアル面では、この手の作品好きな私は文句なしの出来で、映画館で観るべきと思います。
子役がなんと愛らしいことか
AIとどのように共存をしていくのか?
【あらすじ】
AIによる核爆発が起き、西側諸国とアメリカはAI狩りを始める。アメリカ軍は巨額の資金を投資し、NOMAD(ノマド)を創り出した。一方でニューアジアはまだAIと共存している人々が多く、世界の対立が始まっていた。AIの開発に関わるニルマータと呼ばれる創造者を暗殺することを決めジョシュアとマヤが暮らしていた村を襲撃する。幸せに暮らしていた二人であったが、ジョシュアはマヤを裏切った結果マヤを失う。数年後アメリカのミッションに参加するジョシュアがクリエイターと出会い、クリエイターとの行動でマヤの秘密を知る。
【考察】
・人間がAIを創り出し、AIを滅ぼすのも人間
・作中もですが、多くの人はAIについて理解できていない。ただの機械だと思っている。
・AIがこのようなミスをするのか?
・AIが伝えた真実はあなたは信じますか?
・いつかの未来AIは戦争ビジネスに使われるではないか(警鐘を鳴らしている映画)
【よかったところ】
渡辺謙さんの演技が素晴らしかったです。ニューアジアのリーダー的存在のハルンは日本語で指示を出したりしていますが、日本語でも言葉にしっかり重みの表現があり、英語圏でハルンの一部の言葉が字幕であっても、しっかり伝わります。
【いまいちなところ】
AIに恨みを持っているみなさんがなぜAIに恨みを持っているのかの情報が少なく、上手く活かされてない。
【学び】
AIは決してただの機械ではありません。資源や科学技術の進化は世の中をより良くするために創られますが人間の欲望でそれを奪う戦争となってしまいます。AIは人間の友達となるのか、それとも凶器となるのか。世界がより良くなるのか?それとも今よりも悪夢な世界かは一人一人の行動次第です。AIに罪を擦り付ける未来ははっきりと予想できると思います。
俺的には⭐︎3つの映画だな
それなりに楽しめた。
SF映画と言うよりもむしろ戦争映画。テーマで見ると複数の友人から指摘のあった📖鉄腕アトム「青騎士の巻」をベースにしているとも言えると言えば言えるが、かなり無理があるかも。ただ手塚漫画や大友克洋、それも📖童夢や📖AKIRAと言ったメジャーなやつではなく、📖FireBall、出来れば読むべきはBIGGOLD掲載時の未完成版等のかなりマイナーな作品、それとエヴァ・・その辺はそうとマニアックに舐めてる感じがしましたね、この監督。
ただじっくり漫画版📖青騎士の巻を読み返すと、あの時代にAIの持つ問題点を人種、国家、宗教問題と見た立てて子供漫画に潜ませる手塚治虫と言う作家の偉大さは益々増すばかりです。この映画に足りない点は宗教性の昇華。諸星大二郎の📖生命の木を読んでいてほしかった・・大きくその壮大さが増加したことでしょう。惜しい・・・。
伝わらなかったです
AIは戦いは望んでなかった
お祈りするAI
ギャレエド監督が影響を受けた?いろんな映画のオマージュというかマネっこというかがごちゃ混ぜになってる印象。ノマドが地上をスキャンする様子をはじめさまざまなメカの造形など見応えある映像は、IMAXで観たほうがよかったかと後悔。
傲慢で横暴な米国vs.異質な他者を受け入れ融和するアジアという構図はわかりやすい世界観だけど、展開やディテールには納得感があまりない。同じAIなのにアルフィーが子どもでハルンが渡辺謙の姿形をしているのはなんで? AIがこんだけ活躍してて今さら端末で暗証打ち込むような操作が要る? 終盤マヤのクローン?が綾波風にたくさん置いてあったのはなに?
オレの理解力・共感力不足もあるけど、それっぽいものを詰め込むだけで、AIと人との交流にも感動がない気がした。まあ、監督はとにかくドッカーンちゅどーんが描きたい人なのだと思う。
上映国で替えてるんだろうけど、各章タイトルとエンドロールの勘亭流のフォントは欧米人が好みそうな日本イメージ。来日したハリウッド俳優がうれしそうにハッピ着せられ樽酒の鏡割りをしている感じがあって笑えた。
クソ映画というレビューを見ても惑わされるなかれ
物語はAIの創造主たる『クリエイター』を捕らえるために潜入捜査していた主人公と妻の突然の別れから始まる
そこからの主人公の動機は「妻に会いたい」
ただひたすらにそれだけ
よくある理由だが、現実の歴史の隠喩に満ちた壮大な世界観を旅するうえで分かりやすく力強い良い設定だ
思考や感情を揺さぶられる素晴らしい場面がいくつもある反面、後半に進むにつれ「なんで?」と思う理屈に合わない展開が見受けられ、そこが個人的には絶賛しきれない一本だった
ただ、理屈よりも感情の昂りに重きを置いた作品創りなのだろう
SF表現も違和感なく滑らかで、AIを扱う以上避けられない『生命とは何か』という命題にも回答しているのも◎
「辻褄が合わないからクソ映画」なんて激しいレビューを見かけても惑わされるなかれ
AIと人間は共存できる❔
都合と願い
美術がAKIRAそっくり。
うわー駄作きた〜
ローグワンが大好きなので期待して観はじめましたが冒頭の3分で駄作の予感がしました。
冒頭でロボット黎明期のモノクロ映像が映ってやがて未来の映像に移り変わるのに未来の映像まで古い解像度のまま。
作りが荒い予感は的中し全編を通して気になって気になって仕方がなかったです。
アンドロイドが人間を模して行動するのは仕方がなけれどおにぎりを頬張ったり死ぬ前にバタバタ暴れたり全く人間と変わらない。
それなのに渡辺謙扮するアンドロイドはハンモックで寝ている最中に首筋のスイッチをパチンとされるだけで機能停止。
そもそもアンドロイドが寝る必要性がありますか?しかもハンモックで?
SF映画の世界観ってディテールを大切にしないと全てブチ壊です。
マジンガーzのブロッケン伯爵なら許されてもミレニアム時代の実写では許されません。
どれだけ裏設定を想像してみても我慢できないものは我慢できない。
テーマも陳腐で全くの駄作でした。
AIは人類の敵?
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