K.G.F: CHAPTER 1

劇場公開日:2023年7月14日

解説・あらすじ

南インドで発見された金鉱をめぐって繰り広げられるマフィアたちの死闘を描き、インドで大ヒットを記録したカンナダ語映画「K.G.F」のシリーズ第1作。

1951年、スーリヤワルダンはコーラーラ近郊に金鉱(Kolar Gold Fields=KGF)を発見し、採金ビジネスに乗り出す。スーリヤワルダンの一族が莫大な富を得る一方で、金鉱で働く人々は外部から遮断された環境で奴隷のような扱いを受けていた。同じ年に、スラム街で1人の少年が生まれる。その少年ロッキーは10歳で母を亡くして天涯孤独となり、生きるために裏社会で働き始める。やがて最強のマフィアとして恐れられるようになったロッキーは、ボスからKGFの実質的支配者であるスーリヤワルダンの息子を暗殺するよう命じられるが……。

主人公ロッキーをヤシュ、ヒロインをシュリーニディ・シェッティが演じた。

2018年製作/154分/G/インド
原題または英題:K.G.F: Chapter 1
配給:ツイン
劇場公開日:2023年7月14日

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映画レビュー

3.5 【”金鉱”今作は、日本では滅多に上映されない”サンダルウッド”と呼ばれるカンタナ語映画であるが、金鉱を巡り繰り広げられるマフィア達の死闘を描くクライムアクションに引き込まれる作品である。】

2025年9月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

興奮

■スーリヤワルダンはコーラーラ地方で金鉱(KGF)を発見する。彼は全てを一族で管理して、数万の労働者を奴隷の如く使い、巨万の富を築いていた。
 同じ年にスラム街で生まれた少年は10歳の時に母を亡くし、生き残るために或るマフィアのもとで働き始め、名をロッキー(ヤシュ)と改め、マフィアのドンの指示で労働者と偽り、スーリヤワルダンの下で目をぎらつかせながら働き始めるのであった。

◆感想<Caution!内容に余り触れていません!!>

・ご存じの通り、インド映画界は、
 1.ヒンドゥー語の「ボリウッド」
 2.テルグ語の「トリウッド」
 3.タミル語の「コリウッド」
 と呼ばれる、三大映画産業で占めている。

 そして、日本でも大ヒットした「バーフバリシリーズ」や「RRR」はヒンドゥー語の「ボリウッド」映画である。
 だが、「バーフバリシリーズ」はそのあまりの面白さに、タミル語バージョンも作られ(というか、台詞の言語を変えただけ。)私は、どちらも一日で見て、腰が抜けそうになった事がある。

・今作は、マイナーな”サンダルウッド”と呼ばれるカンタナ語映画であるが、”サンダルウッド”らしからぬ、アクションに富んだ映画で、2018年に公開されると、インドで大ヒットしたそうであるが、日本では公開されなかった。

・だが、2022年に”サンダルウッド”映画界のスーパースター“ヤシャ”を再度起用した第二作が、”RRR”越えの大ヒットを記録し、一昨年の夏に2作一挙に緊急公開されたのである。

<今作で、スーリヤワルダンが支配する金鉱に潜り込んだロッキーは金鉱をどのように支配していくのであろうか。そして、スーリヤワルダンとの関係は・・。乞うご期待である。>

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NOBU

3.0 夢を現実に変える正義を貫く戦い

2024年12月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ヤシュ扮するロッキーは子供の時警官の頭を殴れるかという課題に見事応え名を上げた。

冒頭から暴力の極みだな。そして突然のミュージカル調。ロッキーの指示無くしてボンベイの街は回らないといった英雄かもしれないが、暴力三昧はかんべんしてもらいたいとは思ったものの夢を現実に変える正義を貫く戦いに挑む。

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重

2.5 ナーガが如く。 …すいませ〜ん、バトル開始までまぁ〜だ時間かかりそうですかね〜?

2024年11月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

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たなかなかなか

5.0 最高のインド映画がまた一つ

2024年6月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

インド映画が好きだ。歌とダンス、そして大袈裟すぎる演出にハマった。
「ロボット」からなので第二次ブーム世代だ。
「バーフバリ」以降観られるインド映画の数も増え「RRR」によって更に加速した。実に喜ばしい。

それでだ、インド映画というのはどうしてこうも似たようなオッサンばかりワラワラと出てくるのだ?。登場キャラクターが多すぎる。関係性が複雑すぎる。インド映画好きでも顔の認識が追いつかん。
つまりだ、本作「K.G.F」の中の物語をほとんど理解できなかったのである。

主人公ロッキーはどの勢力に属して、誰と誰が争っているの?全く分からない。
ロッキーが何かやらかして、報を聞いた人が驚くが、コイツ、敵なの?味方なの?全く分からん。

全く分からない。それでも、面白いのである。

スローモーションとカットバックの多用、けたたましいほどのスコア、もう観る側のテンション上げることしか考えてない。
全く物語についていけなくとも高揚感だけで充分なのである。

すでにchapter2も観たので1と2を合わせて最高だったことを宣言してしまうが、割と物語が分かるようになった「2」よりも、よくわからなかった「1」のほうが面白かったかもしれない。

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つとみ

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