グランツーリスモのレビュー・感想・評価
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日産…ルマン…うっ!頭が!
モータースポーツファンが期待を込めて見に行くとがっかりします。
恐らく、「ゲームとリアルにある障壁をどう乗り越えるか」
「ゲームで培った技をリアルにどう活かすのか?」という所を見たくて行く方、私以外にもいると思います。
残念ながら特に詳しい描写は無く、気合いで乗り切る場面が殆どです。
まぁ、それ表現しちゃうと冗長で難解になるのは分かりますが…
要するにオタクは見るなって事です。
ケニーGとエンヤ
なんだ、いーじゃない
スピード感と 根性 最高ぢゃん。\\(^Q^)(^Q^)//
王道、イイ!
事実は小説よりも奇なり
最高だった。
期待値を遥かに超えた激熱な作品だ。
その昔、寝る間も惜しんでやり込んだゲームが、まさか映画になるなんて、しかもこれが実話だったとは驚きだ。
まさに事実は小説より奇なり。
レーシングゲームが上手いからって、本物のレーサーになれるなんて誰が思いますか。それを現実のものにしようとした奇想天外なプロジェクト。
当然と言えば当然だが、レースシーンは迫力満点で、気がつくとついつい肩に力が入っていてるくらいだ。カメラワークの素晴らしさ、臨場感とリアリティは圧巻の一言だ。
また、新しい映像表現も素晴らしい。しかし、素晴らしいのは映像だけではない。
とても良く出来たヒューマンドラマで、特に親子関係が良かった。
子を持つ親として、父親の心情はよく理解できる。ちょいちょい出てくる父親とのシーンがいちいち沁みた。
ひとつ残念なのが、ジャックと共に訪れた事故現場のシーン。
花を手向けるわけでも、祈りを捧げるわけでもない。亡くなっ方への悼む心が見えないのはなんだかなぁ。
あと、GTアカデミー最後のレースの朝、昇り始めた朝日と5台のGT-R、ここであの『Moon Over The Castle』が静かに流れてきたら、もうそれだけで往年のファンは、涙を流して狂喜乱舞したことだろうけど、残念ながらそれがなかった点。
ゲームをやらない人、車好きでない人でも、きっと楽しめる作品だと思う。
GT-Rは買えないけど、PS5なら買おうと思えば買えないこともない。
いやいや、余計な事は考えまい。
面白い良作
え?これ実話なの!?VFX凄過ぎる!!!
グランツーリスモ。プレステのゲームを昔少しやった事があるくらい。それが映画に?なぜ??ゲームの宣伝!?ゲーマーをプロレーサーに??無理無理、設定苦し過ぎるでしょ、くらいにしか予告を観た時には思ってませんでした。
しかし私はこのサイトを無条件に信用してますので、なぜあの映画がこんなにも高得点なの!?シティハンターはあんなに低いのに!?と思いながらも、4.0以上にハズレ無し!と思い、劇場に足を運びました。
結果、、
面白かったぁー!!!
映像、VFX、まじ凄過ぎる。
映画として前半より後半に向けてどんどんテンポが良くなり、気が付いたら感動。。
そして何より、これって実話なの???まじか!?
やはりクリントイーストウッド作品よろしく実話ものは刺さる深さが違います。
私は池袋グランドシネマのIMAXで鑑賞しましたが、これが大当たりで、映像は超大画面、エンジン音などの爆音も大迫力で、これぞ映画館映画!で、大満足でした。
実話に多少の脚色あれど、シンプルに映画をとことん楽しめる作品で、是非劇場の大画面、大音量で体験して欲しいと思いました。オススメです!
シームレスなレース映画
感動のサクセスストーリー
正直なところ、予告を観てソニーと日産の長編広告動画のような印象を持っていたのですが、期待せずに観たせいもあってすごく面白かったです!
実は現実のF1でもシミュレーターは重要な役割を果たしていますし、ゲームでコースを覚えたレーサーも少なくないのですが、彼らは幼い頃からフィジカルトレーニングを受けて実際のレースで鍛えて来たアスリートでありスペシャリスト。
一方で、プレステのグランツーリスモのプレイヤーから実際にレーサーになったヤン・マーデンボローは日本のレースでもお馴染みで、その名は知っていましたが、ゲーマーがフィジカルトレーニングを重ねたくらいでリアルなレーサーになれるのか? と思っていた疑問がこの映画で解けました。お父さんがイギリスのプロサッカー選手だったんですね。アスリートとしての潜在能力は遺伝もあるのではないでしょうか?
私は1960年代からのモータースポーツファンで、過去のモータースポーツ映画は殆ど劇場で観ていますが、この映画は名作の一つになると予感しています。
勿論映画なのでフィクションの部分もありますが、ストーリーも人物像もよく描けていて、なかなかの感動物語。
レッドブルチームの代表クリスチャン・ホーナーの奥さんで、F1のパドックでよく見る元スパイス・ガールズのハリウェル・ホーナーがお母さん役を演じています。
レースシーンは殆どCGかと思いましたが、意外や実写が多いんですね。『グランプリ』や『ラッシュ』の影響は見てとれますが、それもオマージュと思えば◯。
他の方も書いてますが、映像と同じかそれ以上に音がすごく良いです!
東京も海外の作品によくある変な日本ではなくちゃんと描かれているし、モータースポーツファンやゲームファンだけでなく、誰にでもおすすめできる映画です。
胸アツ!
モータースポーツのしずる感に浸る
ゲーム「グランツーリスモ」のプレイヤーの中から、本物のレーサーを誕生させろ。
ジャンルは異なれど藤井聡太もコンピューターシュミレーションで腕を磨くなら、アリだよなと途中で気づいて至極納得。
けれど将棋と違いレースは命懸けの、体力勝負なスポーツだ。
一筋縄ではゆかないところを、時に軍隊さながら、時にスポ魂さながら、そしてなにより賭けるアツイ思いで乗り越えて行く物語。
このあたり、緩急あれどもさらっと解決してしまう気がするのはご愛敬。
何はともあれ見なければならないのは、白熱のレースそのものだからだ。
うなる鉄のカタマリが有機的に見えるのは、ブロムガンプが監督だからか。
この爽快、豪快なしずる感、臨場感がとにかくすごい。
「フォードvsフェラーリ」もそうだったが、躍動するマシンに美学を感じている。
「トップガン マーベリック」も「追いトップガン」が流行ったが、これも出来そうだと思えた。
またアングルの妙が楽しめる。
おそらくゲーム「グランツーリスモ」を意識したコースを舐める長回しなど、あえてCGを使わずドローン撮影なのか。それともCGをわざと歪に加工してあるのか。ゲームがリアル過ぎたせいでリアルをゲームに寄せやすい事このうえなく、入り混じった映像の自然さにニンマリしている。
さて家族、チーム、レーサー、それぞれの成長の物語でもある本編。
映画として2時間あまりに縮めてあるが、さらっと解決してしまうドラマ部をしっかり描けば連続ドラマとしてリリースできるのではなかろうか。
期待してしまうほど大興奮の痛快な良作だった。
ついでに、今まで見てきたブロムガンプ作の中でいちばん、お上品でもあると思うw
映画的演出がちょっとわざとらしい
良いところ
ゲームみたいな順位や性能を可視化する表現がわかりやすく楽しい。
ゲームみたいにクリア条件がハッキリしていて、わかりやすい。
4DXに適した題材で体感が素晴らしい。クラッシュシーンとか臨場感がある。
ダイジェストみたいに展開が早く間延びが少ない。
悪いところ
史実をもとにと言ってるが、映画的なわざとらしいトラブルを挟み込んでくるので、作為感がバリバリ伝わって来て冷める。
全体的にはテスト編、アカデミー編、シーズン編、ルマン編とはっきり分かれていてクリア条件の提示とトラブル発生、ギリギリでクリアの繰り返し。レースが楽しめないと飽きると思う。特にライバルキャラの金ピカはヘイト集める割に何も起きない。映画的に必要でないし、史実としても存在しない。なんで居るの?
音響を楽しむ映画!!
まずは、グランツーリスモ自体がイカれたソフトだと初認識でした。コースの状態までもscanだとは…
私自身にも人生に影響を与えたプレステソフトです。
恐らく、30-40代であれば周りの友人で、そちらの業界きっかけになった方は多いはず!(今はボリュームが薄くなってしまいましたが、当時は中古車情報誌で勉強&知識補完でした笑 スープラやチェイサーやなんや、今の価格の1/5以下でしたね!)
ゲームとしては、まず最初は安くて速いインテグラDC2で!!だったなーと青年時代を思い出してました。
さて、閑話休題!
本作の内容自体は良く出来ていました!!恐らく対戦シーンは、ほぼCGですが、それを感じさせない程の、リアリティー・サウンドが凄いです。レーススポーツの厳しさも上手く表現しています。
何よりも“ジャック”が素晴らしい。後半のあるシーンではしっかりヤツれていて名優だなと思いました。
是非、車好きの方&あの時代を感じたい方は映画館でのご鑑賞を!!
やっぱ、日本ってすげぇな!
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