グランツーリスモのレビュー・感想・評価
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臨場感がイマイチ
プレイステーションの人気レーシングゲーム・グランツーリスモのトップゲーマーが、実際にプロドライバーになり、ル・マンなどの国際的なレースに出場するという実話を基にしたストーリーでした。そもそもゲーマーをレーサーにしようという企画は、グランツーリスモを開発したソニー、そして車は日産が担当するという日本企業発のイベントだったようですが、不明ながらこの映画を観るまでこのことを知らず、その点ちょっと驚きでした。私が知らなかっただけなのかも知れませんが、日本国内でももう少しPRしていて良い話だったんじゃないかと思ったところです。
それはさておき映画の内容ですが、実在のプロドライバーであるヤン・マーデンボローの半生記に、創作を織り交ぜているようでした。ただその描き方が、ステレオタイプなスポコン物ストーリーという感じで、新鮮味が欠けていたように思えました。また、「トップガン」がトム・クルーズと一緒に戦闘機に乗っているような臨場感を与えてくれたように、本作でも主人公のドライバーと一緒にレースをしているような臨場感を与えてくれる、自動車レース版「トップガン」を期待していたのですが、残念ながらそうした感覚を得ることは出来ませんでした。車の内外のいろんな角度から車を撮影し、かつピットから支持するコーチの姿などが目まぐるしく入れ替わったせいで、観ている者が車に乗っている錯覚が生まれなかったのが原因じゃないかと思いますが、これはまあ人ぞれぞれなのかも知れません。いずれにしても、こうしたジャンルの映画に必要な高揚感とか主人公との一体感が得られなかったことは、残念でした。
予想を超えてきた
グランツーリスモ→浅い概要は知ってるけどやった事も見た事もない。ゲーム全体的に楽しさ感じないタイプ。
車もの→好き。ワイスピとかトランスフォーマーとか。
予告→へー、実際あった話なんやー(ちょっと興味)。
=興味はあるから観よう、とかるーい気持ちで鑑賞。
レースでドキドキハラハラと
車が分解される描写とかかっこいいー!ってなって
結果、楽しかった感想。
ゲーマーが夢を叶えるだけではない
色々なもの(家族とか恋人とか会社の戦略的なものとか)が盛り込まれてて
内容が単純でなく充実してて見応えがあった
過去は振り返らねぇ!!!!
実話に基づいた話と言えば、つい最近「福田村事件」を見てしまったので、本作は物語の展開が少々淡白に思えて、面白かったけど期待しすぎたかなという感じだった。でも、予想の範囲内で物語が進むのに、こんなにも楽しめるエンターテインメントはそうない。
デビッド・ハーバーが最高すぎる。
「ブラック・ウィドウ」「バイオレント・ナイト」と話題作が止まらないデビッド。毎回強烈にインパクトを残してくれる。彼の演じたキャラクターがもっと深掘りされていたらグッと来ただろうな〜。辛くて振り返りたくない過去を抱えているのが、ひと目でわかる表現力。正直、主人公のヤンより好きです笑
レースシーンの見せ方が秀逸。
4DXで見たおかげか、没入度合いが半端じゃなかったし、ゲームとリアルのフュージョンも完璧だった。ヤンがどれほどまでにグランツーリスモにのめり込んでいるのかが、序盤の数分でしか描かれていないため、もっとレースへの愛が尋常ではないことを見せて欲しかった。だが、演出はスマートでめちゃくちゃカッコイイ。
ラストシーン。これ、すごい。
アドレナリン出まくったし、凄まじく興奮した。分かっていてもこんなにぶち上がるんだから、この衝撃を生で見たらどうなることやら。これをきっかけに背中を押されたレーサーは沢山いるだろうし、納得。実話だなんて信じられない。この企画を考えた人も、通した日産も、本気で立ち向かった人も、まじでやべぇや。
グランツーリスモの映画化として満点の出来。だけど、実在の人物・ヤンを描いた伝記映画としてはかなり粗い。人物描写、そして展開をもっと上手に丁寧に出来ていたら傑作になっただろうな。流石に、スピーディ過ぎるぞ笑 自分は世間よりハマれなかったみたい。でも、めちゃ面白かったです。
日産…ルマン…うっ!頭が!
モータースポーツファンが期待を込めて見に行くとがっかりします。
恐らく、「ゲームとリアルにある障壁をどう乗り越えるか」
「ゲームで培った技をリアルにどう活かすのか?」という所を見たくて行く方、私以外にもいると思います。
残念ながら特に詳しい描写は無く、気合いで乗り切る場面が殆どです。
まぁ、それ表現しちゃうと冗長で難解になるのは分かりますが…
要するにオタクは見るなって事です。
ケニーGとエンヤ
新宿ピカデリーで鑑賞
劇中にも新宿出てきます。
予告編を見て漫画みたいな話だなと思ってたら
実話ベースとのことでびっくり!
ストーリーは淡々としてるかな。
アクシデントからの復活は予定調和すぎるか。
レースシーンは迫力あるが「フォードvsフェラーリ」
ののけぞって「はい死にました!」ほどではなく。
ゲームのグランツーリスモや、レース、GT-R!
が好きな人は映画館で見るべき。
なんだ、いーじゃない
どうせ脳天気な暴走映画と思って無視していたら、実話の映画化でレビューサイトの評価が驚異的に高いので慌てて観に行きました。
なかなかの傑作です。スリラーは感じませんが、実話なのに戸惑うほどドラマチックです。カメラワークやカット割りも迫力十分、惜しむらくは人間ドラマの側面を即物的に演出しているので、もう少し情緒的に表現すればオスカー候補的に仕上がったでしょう。
個人的にはBlack SabbathとKenny Gに反応大です。
スピード感と 根性 最高ぢゃん。\\(^Q^)(^Q^)//
ヾ(((≧▽≦)))/♪♪♪きゅわわわぁーーーん!!
次第に熱くなってました。
とーくで観ていた男性客は 後半 身を乗り出してました。
オーランドが 良い(笑)悪役で 納得。
何処までが実写なのか 見当もつきません。
ソニーと日産は どうしてもっと 宣伝をしないのか。(怒)
放置プレイも好きだけど....(^_^;
チームプレイは たーまーりーまーせーん。(^Q^)/゚
文科省推薦もシテ欲しいわさ。
不可能に挑戦するのは 失敗しても感動もんです。
これからの人生も 果敢にチャレンジしまぁーす。
ゲームしないけど シタクなりましたわ。
王道、イイ!
噂ではフェルスタッペンは、グランツーリスモも超速いらしいですね。モータースポーツの事はほとんど分からないのですが、「やっぱり逆もあり得るのかぁ」と思いながら鑑賞。確か最近、ドリキン監修で似たようなコンセプトの映画があった気がしますが(未視聴)、時系列的にはこっちの方が多分先ですね。内容は王道のスポ根もの。こういうの大好きです。テンポも良くて観ていて疲れないし、飽きさせない。そして「そいつの価値は事故を起こした事ではなく、その事故とどう向き合ったかで決まる」いやー良い言葉ですね。
事実は小説よりも奇なり
最高だった。
期待値を遥かに超えた激熱な作品だ。
その昔、寝る間も惜しんでやり込んだゲームが、まさか映画になるなんて、しかもこれが実話だったとは驚きだ。
まさに事実は小説より奇なり。
レーシングゲームが上手いからって、本物のレーサーになれるなんて誰が思いますか。それを現実のものにしようとした奇想天外なプロジェクト。
当然と言えば当然だが、レースシーンは迫力満点で、気がつくとついつい肩に力が入っていてるくらいだ。カメラワークの素晴らしさ、臨場感とリアリティは圧巻の一言だ。
また、新しい映像表現も素晴らしい。しかし、素晴らしいのは映像だけではない。
とても良く出来たヒューマンドラマで、特に親子関係が良かった。
子を持つ親として、父親の心情はよく理解できる。ちょいちょい出てくる父親とのシーンがいちいち沁みた。
ひとつ残念なのが、ジャックと共に訪れた事故現場のシーン。
花を手向けるわけでも、祈りを捧げるわけでもない。亡くなっ方への悼む心が見えないのはなんだかなぁ。
あと、GTアカデミー最後のレースの朝、昇り始めた朝日と5台のGT-R、ここであの『Moon Over The Castle』が静かに流れてきたら、もうそれだけで往年のファンは、涙を流して狂喜乱舞したことだろうけど、残念ながらそれがなかった点。
ゲームをやらない人、車好きでない人でも、きっと楽しめる作品だと思う。
GT-Rは買えないけど、PS5なら買おうと思えば買えないこともない。
いやいや、余計な事は考えまい。
ゲームはしてないけど。
グランツーリスモ、名前は知ってるだけ。
ホンマに実話? ちょっと話が出来過ぎ感あり。でもレースシーンは凄い。
なんか久しぶりに日本をアピールできた映画でした。NISSANとSONYに栄光あれ。
面白い良作
実話をベースとしたスポ根的なテンプレ映画ですが、抑えるべきところをよく抑えている。
家族にも夢を認められない主人公が仲間たちと切磋琢磨して挫折を乗り越え夢を掴む。
家族との軋轢とその解消、師弟の絆、挫折と勝利。
スポ根作品としてもレース作品としても良くできてる。
完璧に最高というわけではないけど、面白い良作として最後まで退屈せずに見られた。
え?これ実話なの!?VFX凄過ぎる!!!
グランツーリスモ。プレステのゲームを昔少しやった事があるくらい。それが映画に?なぜ??ゲームの宣伝!?ゲーマーをプロレーサーに??無理無理、設定苦し過ぎるでしょ、くらいにしか予告を観た時には思ってませんでした。
しかし私はこのサイトを無条件に信用してますので、なぜあの映画がこんなにも高得点なの!?シティハンターはあんなに低いのに!?と思いながらも、4.0以上にハズレ無し!と思い、劇場に足を運びました。
結果、、
面白かったぁー!!!
映像、VFX、まじ凄過ぎる。
映画として前半より後半に向けてどんどんテンポが良くなり、気が付いたら感動。。
そして何より、これって実話なの???まじか!?
やはりクリントイーストウッド作品よろしく実話ものは刺さる深さが違います。
私は池袋グランドシネマのIMAXで鑑賞しましたが、これが大当たりで、映像は超大画面、エンジン音などの爆音も大迫力で、これぞ映画館映画!で、大満足でした。
実話に多少の脚色あれど、シンプルに映画をとことん楽しめる作品で、是非劇場の大画面、大音量で体験して欲しいと思いました。オススメです!
シームレスなレース映画
グランツーリスモをゲームでなく、ドライビング・シミュレーターと捉えれば、死ぬほどグランツーリスモをやれば早く走れるようになるのも納得。
でもそれだけでなく血が滲むような努力もあったのでしょうね。そういった意味では尺が短いような気がします。
ゲームと実レース、そして見たことのないような映像も正にシームレスでした。
ちなみにニュルでの事故現場にポルシェで行くのはマックイーンの栄光のルマンへのオマージュかな?
感動のサクセスストーリー
正直なところ、予告を観てソニーと日産の長編広告動画のような印象を持っていたのですが、期待せずに観たせいもあってすごく面白かったです!
実は現実のF1でもシミュレーターは重要な役割を果たしていますし、ゲームでコースを覚えたレーサーも少なくないのですが、彼らは幼い頃からフィジカルトレーニングを受けて実際のレースで鍛えて来たアスリートでありスペシャリスト。
一方で、プレステのグランツーリスモのプレイヤーから実際にレーサーになったヤン・マーデンボローは日本のレースでもお馴染みで、その名は知っていましたが、ゲーマーがフィジカルトレーニングを重ねたくらいでリアルなレーサーになれるのか? と思っていた疑問がこの映画で解けました。お父さんがイギリスのプロサッカー選手だったんですね。アスリートとしての潜在能力は遺伝もあるのではないでしょうか?
私は1960年代からのモータースポーツファンで、過去のモータースポーツ映画は殆ど劇場で観ていますが、この映画は名作の一つになると予感しています。
勿論映画なのでフィクションの部分もありますが、ストーリーも人物像もよく描けていて、なかなかの感動物語。
レッドブルチームの代表クリスチャン・ホーナーの奥さんで、F1のパドックでよく見る元スパイス・ガールズのハリウェル・ホーナーがお母さん役を演じています。
レースシーンは殆どCGかと思いましたが、意外や実写が多いんですね。『グランプリ』や『ラッシュ』の影響は見てとれますが、それもオマージュと思えば◯。
他の方も書いてますが、映像と同じかそれ以上に音がすごく良いです!
東京も海外の作品によくある変な日本ではなくちゃんと描かれているし、モータースポーツファンやゲームファンだけでなく、誰にでもおすすめできる映画です。
胸アツ!
映画なんだけど、ホント映画みたいな実話のストーリー!後半に行くに連れワクワクが止まらなくなっていった!特に最初に「ゲーマーからプロレーサーに」と発案したオーナーや指導者すら何回か諦めかけたのに、最後までゲームの経験を信じた主人公が勝利をもぎ取って行くシーンは胸アツでずっと手を握り締めていた。ゲームはやったこと無かったけど買ってみようかな。
モータースポーツのしずる感に浸る
ゲーム「グランツーリスモ」のプレイヤーの中から、本物のレーサーを誕生させろ。
ジャンルは異なれど藤井聡太もコンピューターシュミレーションで腕を磨くなら、アリだよなと途中で気づいて至極納得。
けれど将棋と違いレースは命懸けの、体力勝負なスポーツだ。
一筋縄ではゆかないところを、時に軍隊さながら、時にスポ魂さながら、そしてなにより賭けるアツイ思いで乗り越えて行く物語。
このあたり、緩急あれどもさらっと解決してしまう気がするのはご愛敬。
何はともあれ見なければならないのは、白熱のレースそのものだからだ。
うなる鉄のカタマリが有機的に見えるのは、ブロムガンプが監督だからか。
この爽快、豪快なしずる感、臨場感がとにかくすごい。
「フォードvsフェラーリ」もそうだったが、躍動するマシンに美学を感じている。
「トップガン マーベリック」も「追いトップガン」が流行ったが、これも出来そうだと思えた。
またアングルの妙が楽しめる。
おそらくゲーム「グランツーリスモ」を意識したコースを舐める長回しなど、あえてCGを使わずドローン撮影なのか。それともCGをわざと歪に加工してあるのか。ゲームがリアル過ぎたせいでリアルをゲームに寄せやすい事このうえなく、入り混じった映像の自然さにニンマリしている。
さて家族、チーム、レーサー、それぞれの成長の物語でもある本編。
映画として2時間あまりに縮めてあるが、さらっと解決してしまうドラマ部をしっかり描けば連続ドラマとしてリリースできるのではなかろうか。
期待してしまうほど大興奮の痛快な良作だった。
ついでに、今まで見てきたブロムガンプ作の中でいちばん、お上品でもあると思うw
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