SISU シス 不死身の男のレビュー・感想・評価
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哀しみを背負った老兵士の戦い
第二次大戦末期ロシアとドイツの戦いに巻き込まれて焦土と化したフィンランド。撤退するナチスを相手に戦う老兵士の物語。
なので、痛快とか面白いとか言っては不謹慎なのかもしれないが、胸のすく場面の多いマカロニ・ウェスタン風の活劇だった。
映像も音楽も迫力があり、章立ても効果的。
Chapter 6 KILL THEM ALLと出た時は、おぉ〜ってな
ったわ。ここだけでも満足。
女の人たちもよかったね。
主人公が最後までほとんど喋らない。台詞がない。
でもよくわかる。
台詞で解説ばかりの映画作ってる人はこの作品を見て勉強してほしい。
劇場と上映時間調べてたらまさかのULTIRA、一番大きなスクリーンで良い音響での上映(スコセッシの大作や岩井俊二の音楽映画してるのに!) 客の入りよりも、こういった作品を音響の良い環境で観てもらおうという劇場の判断に感謝。
1人でナチス皆殺しにするのでも、ロベルト・アンリコの「追想」とは随分とテイストの違うエンタメだった。戦争エンタメが作れるってことは、今のフィンランドも
平和なんだろうな。
すべてを失っても諦めない精神
家族を奪われ、フィンランド最強の部隊に所属していたコルピは一人で荒野で旅しながら、ナチス狩りをしていた。そんな荒野で金塊を掘り出し、街に出ようとしたら途中でナチスの部隊に遭遇します。全財産を奪われながらも復讐し奪い返す話です。
91分の上映の中、7パート構成でとてもテンポよく見やすいです。血祭りで色んなものが飛んできますので、苦手な方は控えたほうがいいかもしれません。
SISUはとてもいい言葉です。何もかも奪われても諦めない行動はそう簡単にはできません。しかし諦めないことによりまた何か変化があるかもしれません。
コルピの噂がフィンランド中に広まっており、彼は強いではなく、諦めない姿が大切な学びです。
劇中ナチス軍しか喋らず、エンドロール前のシーンでコルピが喋ったのが良かったです。笑
諦めない強さ
予告とポスター通りの、期待を裏切らない最高のバイオレンスアクション!ほぼセリフのない前半は、連日の映画疲れにより眠たくなってしまったけど、殺到を初めてからは身体の中の全細胞大喜び。最近足りていなかった養分を、補うどころか過剰摂取で倒れそうになるくらい、最高に興奮しちゃいました😁
ちゃんとR15。しかも、アクションではなく、治癒シーンが激グロ。確かに、ちゃんと金属の破片やらなんやらは取っておかないと後々大変なことになっちゃうからね。傷跡にもちゃんと火を炙って、紐でしばりつけて...って痛すぎる!!!こんな最強で無敵な爺でも、顔くしゃくしゃにして痛がってるんだから、自分がこの状況に立たされたらと思うと...。しかしながら、このシーンがめちゃくちゃイケていて、この男の強さがひと目でわかるポイントだから、個人的には本作1番のお気に入り。どんな癖してんだ、自分。
それほど演出が凝っているわけではないし、ストーリーなんてあってないようなもんなんだけど、やな奴を次から次へとぶっ飛ばしてくれる映画ってのは、いくら見ても飽きない。ジョン・ウィック、イコライザー好きにはたまらない1本。相当ぶっ飛んだことやってるのに、現実離れしたようなアクションではなく、ちゃんとリアリティ溢れる対人戦だから見ていて気持ちがいい。シリーズとか長尺の映画が蔓延る中で、この映画。こういうことなんだろうな、エンタメってのは。
超単純。誰にでも分かるストーリー。
多くは語れないけど、楽しいに特化したグロムービー。何にも頭使わなくていいから、最近映画に疲れた人はぜひ。
フィンランドのハードな西部劇
実は全盛期の西部活劇はそれほど見たことないんです。ジョンウェイン物含めて2~3本かな。でも、無法者(ナチ)に蹂躙される一般人が、最初は穏当にやり過ごそうとする。しかし無法者が一線を越えた瞬間に鬼となって、敵をバッタバッタと倒していく。西部劇のイメージです。この映画はチャプターがあるのですが、チャプタータイトルがもう西部劇っぽいです。だから金を掘っていて(ゴールドラッシュ)、ツルハシなのかと納得。ツルハシだけじゃなくてナイフとか手近な武器を流用したりもしてますけどね。
でも、マッドマックスや北斗の拳のような世紀末感もあります。主人公が背中にしょったツルハシがクロスボウに見え、中世ヨーロッパの戦士(ウィッチャー)のように見える瞬間があったり、いろいろと楽しい映画でした。
西部劇の銃弾なら鉄板や敵の死体で止められたかもしれないけど、さすがに機銃掃射は貫通しちゃうだろうとか、ガソリンによる火だるまとか、普通は生きていられない場面はたくさんあるのです。主人公は超自然な存在ではないので、普通は死ぬはずです。なのに「諦めないから」「死のうと思ってないから」という理由で生き残る。でもそういうのも許せちゃうというか、ここまでやってくれたら楽しく見るしかないですよ。
緩急のつけかたもうまくて、時々ユーモアも差し込まれつつ、主人公のゲリラ攻撃に何度もビクッと脅かされました。ナチから逃げ、追いつかれ、そこから逃げ、追いつかれ。逃避行中に何度も殺されそうになってハラハラします。あと、とにかく痛そうで苦しそう。(でも死なないから時々ニヤニヤしちゃう)。ジョン・ウィックはドンパチや格闘が始まったら「どうせ弾当たらないし」「どうせ死なないし」「ストーリーの合間休憩時間」と思ってしまうのですが、こちらは最初から最後までビクつきながら楽しめます。ジョンもしんどそうなのですが何が違うんですかねぇ。
私の知人の知人による表現だと、「なめていた相手がキラーマシンだった」系のお話です。そういうバイオレンスアクションがお好きな方には超おすすめです。後味も良いです。
自分メモ
主人公やナチの親玉などが、マッツ・ミケルセンぽく見える瞬間がありました。多分北欧系のお顔なんでしょうね。あと、ドイツ兵士にどう見てもアジア系の人がいました。その人はナチだけどなんとなくいい人そうな雰囲気です。ポリコレ対策で配置したのかな。ドイツ軍は人種差別の権化というイメージなので、アジア系の兵士っていたのかなあ…と思ってしまうのですが、どうなんだろう。あと、戦後80年近くたつけど未だにナチを悪役にしとけって感じどうなんだろう。お話を作りやすいのはわかりますが。
いやこれゴールデンカm…
砂金採りから始まるし金塊の奪い合いだし何ならChapter 1のタイトルGOLDだし小さいレタラ出てくるし(白めの子犬)不死身だし実写化の噂あったし9割ゴールデンカムおっと誰か来たようだ
首吊られたまま就寝しているとことChapter 6 皆殺しのとこと女性陣アベンジャーズのとこで爆笑しました。とても面白い映画ですね。
敵のエイム糞すぎとか女性のエイム的確すぎとか感染症が来いとか突っ込みどころはそりゃありますけどその部分の脳みそ使って見るのは間違いです。
まあその脳みそ使って見始めてもその内その部位破壊されるんで大丈夫です(?)
馬があまりにも無惨な死に方したんでマイナス1です!
犬と女が無事ならいいわけじゃないんですよ!
犬と女が無事なら男は何百人殺しても良いって世界共通認識なんだなって改めて思いましたけど馬も駄目なんですよ!!!
でも犬が無事だったんでマイナス0.5にしておきますね!!!
めちゃくちゃ面白かったです!!!
つるはしはフィンランド製に限る…、と実感させてくれる一作
清々しいまでに黄金に執着するアアタミ・コルピ(ヨルマ・トンミラ)が、ちょっかいを出してくるドイツの敗残兵たちを血祭りに上げる話…、とあらすじはごくシンプル、というか、予告編で予想できる展開そのままなので、意外性についてはあまり期待せず、ひたすらコルピの人間離れした頑強さと、粗野だけど手の込んだ殺傷場面を堪能するべき作品です。
『マッド・ハイジ』(スイス製作)、『イノセンツ』(ノルウェー、デンマークなど北欧4カ国合作)に続き、欧州の中でも普段日本ではなかなか公開機会の少ない国(フィンランド)の映画作品ということで、鑑賞そのものが貴重な機会となっています(少々ジャンルが偏っている気もするけど…)。
『イコライザー THE FINAL』と同様に、屈強なおじさまが悪の軍団をなぎ倒す映画を観たい、という人には、上映時間は控え目ながら十分な満足感を与えてくれるでしょう。ただしロバート・マッコールほどにはスタイリッシュではなく、基本的に血と泥にまみれながらの戦いなんだけど。
中盤以降はコルピの超人化が進んで、「んなわけっ!」と叫びたくなるような場面の連続になるけど、それでもコルピがしっかりと握るつるはしの、『マイティ・ソー』におけるムジョルニア並みの頼もしさ。もしフィンランド製のつるはしが購入できるなら是非買いたい!と思わせてくれました!
本作が紹介するように、「シス(SISU)」は、フィンランドの人々にとって特別な意味を帯びていることは確かみたいです。き、聞いてみたい…。
不死身のツルハシじいさん
1944年、ソ連に侵攻され、ナチスドイツに国土を焼き尽くされたフィンランドにて、老兵アアタミ・コルピは掘り当てた金塊を持ち、馬に乗り街に向かっていた。やがて、撤退中だったナチスの戦車隊に遭遇し、たまたま金塊を持っている事を知られ、命を狙われた。しかし、精鋭部隊の一員で1人で300人以上のソ連兵を殺した伝説の兵士・アアタミは、ツルハシと不死身の対応力で、次々と敵を血祭りにあげていき・・・という話。
実際にはありえない不死身の強さで、次々とナチスドイツの残党を殺していくのが痛快だった。
川の中で殺した相手の肺に残った空気を吸って潜水を続ける、とか、ツルハシを爆撃機の下腹に突き立てて飛行機の中に入るなんて、出来るわけないと思った。
ま、そんな事を考えず、ツルハシじいさんを応援したくなるストーリーは良かった。
捕えられてた女性で車の運転をした、ミモサ・ビッラモがカッコ良かった。
戦争中に金塊を高額紙幣に替えるなんて、ありえないと思うが。敗戦国の紙幣なんて紙切れになるだろうし、運良く紙切れにならなくても、インフレで紙幣の価値なんて二束三文になるのに。一部必要なだけ現金化して、金塊はそのまま持っておく方が良いと思うけど。
死を拒絶する意思の強さがあれば、決して死ぬことはない!?
主人公の不死身ぶりは、もう笑うしかない。
銃で撃たれても、地雷やダイナマイトで吹き飛ばされても、水の中でも、首吊りにされても、飛行機ごと地面に激突しても、死なないのである。
ただ、そんな主人公でも、決して超能力を持ったスーパーヒーローではなく、全身傷だらけで、苦痛に顔を歪める生身の人間として描いているところが、この映画のポイントだろう。
実際、主人公は、飛び抜けて戦闘能力が高い訳ではなく(ラストの機内の戦いでは明らかに負けていた)、頭脳が明晰な訳でもなく(どんな時でも真っ向勝負)、何が優れているのかと言えば、只々「死なない」ということなのである。
しかも、その不死身さは、肉体の強靭性よりも、「死のうとしない」という精神の強靱性によってもたらされているのであり、そうしたあり得ない精神主義や根性論を堂々と映像化してしまっているところが、この映画の最大の魅力と言っていいだろう。
主人公の不死身ぶりは、ラストで爆弾とともに地面に落下したのがナチスの隊長ではなく、主人公だったとしても、それでも死ななかったに違いないと思えるほどである。
ただ、主人公が死を拒絶してまで執着したのが、自分が掘り当てた金塊だったというところには、欲得のためという動機の不純さと俗っぽさを感じてしまった。
まあ、それはそれで、マカロニ・ウエスタンのような作風にマッチしているのだが、どうせなら、金のためにナチスを壊滅させた今回の話よりも、殺された家族の復讐のためにロシア兵を皆殺しにしたという前日譚の方を観てみたかったと思えるのである。
あと、主人公は、最後まで台詞を喋らない方が良かったのではないだろうか?
フィンランドの荒涼とした風景が美しい
いゃあー面白かったー。観てよかったあー。
本当に面白かったぁ。
武骨で荒削りで、WILDで、でも、緻密。無駄がない。目が離せなかった。ワクワクもした。
殺傷シーンがリアルで容赦がないことが、映画を雄弁にして、世界観の説得力をMAXにした。
戦車の砲撃はビックリした。本当に椅子から飛び上がった。
男性の低音(アルト?)と女性のスキャットみたいな劇伴が、また、良かった。侍映画みたいだった。
「ストリート・オブ・ファイヤー」や「マッドマックス」を最初に観たときのような衝撃、既視感を覚えました。
映画のタイトルの「SISU」は翻訳できない独自のニュアンスを持ったフィンランド語とのこと。「フィンランド魂」とか、「あきらめない心」とか…?
その「SISU」を映画の題名にしたのが、とてもいいと思う。
自分はSUSIは、主人公ヨルマ・トンミラや他の人たちのギラギラ光る眼かな、と感じた。
泥の中でも、夜でも、水の中でも、どこでも光を失わない眼、言葉はほとんど発しないけど、意思と圧と…すごい。
映画の中では、確か…「「SISU」は、希望がなくなったときに現れる」って言っていた。………それって、ダークサイドに落ちた人の前に現れるマスターのこと……!?(笑)
これからは【シス】って言われたら、「どっちの?」って聞くかもしれない…(笑)
2時間足らずの作品だけど、あらゆる要素が詰まってた。ランボーもダイ・ハードもトム・クルーズも!陸海(川)空でのバトル、男子も女子もバトル。
敵もふてぶてしくて憎ったらしかったし、ひとりひとり人間臭かったし。すごく汚れてくたびれいてリアル!
そしてそして、
主人公の老兵が絶体絶命の窮地に幾度も陥っても、その状況を、予測できないような方法でひとつひとつクリアしていくストーリーの連続は、まるで、「隠し砦の三悪人」みたいだった。
ストーリーも俳優さん達も荒涼とした大地も、まるで黒澤映画を観ているようだった。
あの眼は、黒澤映画に出てくる人たちの目と同じだと感じた(三船敏郎?、仲代達矢?いや、志村喬さんの眼?)。
つるはしを持ったヨルマ・トンミラはぶっ飛んでいたけれど……。
この映画を見たタランティーノたちは、きっとワクワクしてると思う。
パンフレットの表紙も、かつての日活や大映映画のようだった。→ あの可愛い犬は、主人公ヨルマ・トンミラの実際の愛犬で、戦車の青年操縦士は、本当の息子さんだったんですね♪
(あと、今、どうしても感想として付け加えなければならないことは…、戦争のシーンはスクリーンの中だけでたくさんだ。ということですが…)
それでも、ほんとに面白い映画でした。
もう一回観に行きます。
不屈の魂だけど持ち運ぶなら軽い方がいい
戦争ヒーローものかと思ったら、マカロニ・ウエスタンっ、てか、タランティーノ・リスペクト・アクションみたいでした。
監督は1976年生まれで、タランティーノ観て育った監督が第一線で映画を撮るようになったんだ、とつくづく思った。
泥まみれでよれよれの金掘りのじいさんが、実はソ連軍からもドイツ軍からも鬼神のように恐れられている伝説のソルジャー、あまりにも凶暴で母国のフィンランド軍でさえ手に負えず放逐した元特殊部隊員。その不死身っぷり、いくらなんでもありえねー、と言いつつ吹き出す血しぶき飛び散る肉片潰れたカラダ、情け容赦ない残酷さに時々目を背けながらも笑ってしまう。
悪党ナチス軍一部隊が、不死身のじいさんと、滅ぼした村から慰み者として攫われてきた女たちに壊滅させられるんだよね。じいさんと女たちにやられちゃう。
戦車のモノにナチ野郎をくくりつけて転がしてくる女たちのかっこいいこと。
ドイツ軍兵士の倒し方がバラエティーに富んでて感心した。
じいさんひとことも喋らず、最後にようやく口をきいたら。
不屈の魂折れない心幾多の死地を超えてきて、そこ、気にする?
犬ウッコ、最初ひつじかと思った。かわいい。
エンドテーマは唸り声あげつつもマカロニ・ウエスタン風で、やるからには最後まで、タランティーノ・リスペクトなんだと思った。
大魔神かランボーか
俳優も監督もまったく知りませんでしたが、とにかくすごそうだと思い、観に行きました。
…結果すんごかったです。
北欧版タランティーノというか、タランティーノからオタク的冗長会話を省いたようなシンプルな血まみれ痛快アクションでした。
最強主人公の存在感がハンパないです。
「オールドマン」に始まり、終わる頃には「神」になっています。
やられたからやり返すという大義があるとはいえ、このむちゃくちゃぶりはランボーのようだし、後半の女性たちの台詞からは、虐げられた村民の前に現れるという大魔神を思い出しました。お、怒らせたらアカンのに…。
最近は何かと条件が不自由で理屈っぽい映画が多いので、何も考えず「腹立つから暴れる」を楽しめる作品は貴重です。あー面白かった。
でもきっと、暴力描写が云々と怒る人いるんだろうなぁ。
80点 最強おじいです。戦闘能力1000000
基準点 20点満点
面白いか凄いか?
凄い映画
1.派手な絵だったか?(俳優の顔、絵)
20点
言葉なんて要らない。その俳優の顔だけ表情だけで怒りを表しているのが凄い。ツルハシやあらゆるものでしつこく相手を殺すおじいちゃんは最強。ちょっと笑ってしまったのは飛行機にツルハシ1本でしがみつくおじいにはニヤニヤしてしまった。
2.ドラマ性はあるか?(主人公の成長、過去、悲しみなど)
8点
なぜそこまでしつこく相手を殺すのかがよく分からない。過去をもう少し描いてくれるとより面白いと思う。
3.アトラクションの連続だったか?(見ててドキドキしたか?)
16点
章ごとに構成されていて見やすい(ある意味リセットしながら観れる)後半になるにどんどんおじいちゃんがしつこく強くなる。
4.芸術性はあったか?(ドラマとは違う)
20点
あれだけ主人公が喋らないのは面白い。これこそ芸術なのか?女性軍が銃を持って並ぶところは何かのオマージュなのか?
5.どれだけ期待を裏切ったか?予想と違ったか?
16点
皆がすごいすごいと言ってたので期待して見たが予想通り面白い。ここまでしつこく相手を逃さないおじいちゃんは最強です。今までのキャラで1番最強かもしれん。。
ランボーのアクションシーンのみ!(笑)
You Tubeで、日本語字幕も無いPVをたまたま観て(半年くらい前かな?)、「いつ上映するんだ。」と楽しみにしてました。
良いっすねー、好みでしたよ。(笑)
所謂「ナメてたオヤジが最強だった。」系なのですが、本当に余計なストーリーは、無く奪われた金を取り返すだけ!
勿論、時代背景的な恨み節なものはあるのですが、それは、敵をナチスにするとかで設定で描くだけで、「金を取り返す!」それだけでラストまでいきます。
主人公、最後しか喋らないしね、(笑)
アクションもしっかりしてて砲撃のシーンも凄く、地雷原の爆破も迫力あり。
ランボーで観たようなシーンのオンパレード(笑)戦車の下とか、身体縫うとか!
惜しいのは、Chapter3くらいまでは、先が気になるくらいに引き込まれたんですが、報復に向かう辺りから、(首吊りのシーンもどうやって凌いだのか気になったのに、ただ耐えたとか。途中、脚に鉄骨刺して固定したりするシーンは、あるんですがそれまではどう耐えた?)ハリウッドアクションっぽい感って言うんですかね?主人公に都合良く展開していくみたいな?感じが出て来て、説明し難いのですが、Chapter3の地雷原あたりの空気感?で最後までいけば★5でした。
悪いわけでは無いんですよ。(笑)ただ、何と言うか、ケレン味と御都合展開が強くなった?
スタッフロールも最近では、「マッド・ハイジ」で見られた70年代のアクション映画っポイ雰囲気?ちょっと合わないかな?
個人的には、ヨーロッパ映画にある独特の空気感の映像で最後まで虐殺描写を描いて欲しかった?
でも、ラストの一騎打ちで爆弾にカラビナで付けて落として敵を倒すのは良かった(笑)(途中、爆弾が映ったからどう使うのかと観てた。)
フィンランド産だけどマカロニ戦争ウェスタン
タラへのリスペクト!愛は深い!だろうね。
ヒットポイント多め
超マジメなバカ映画(細かいことは気にするな)
舞台は、第二次大戦中のフィンランド。
一人暗殺部隊の男が執念で掘り当てた金塊を巡って
ナチスの一個中隊とガチンコ殺し合いする話。
細かいことは気にしちゃいけない。
・土の中から金の塊は出てこないでしょ。
・英語が堪能すぎるドイツ兵たち。
・逃亡中なのに、お荷物になる女子たちを連れているドイツ兵
イモータン・ジョーですか?
・鉄の板で銃弾防ぎまくるって、ワンダーウーマンかキャップですか?
下半身丸出しですけど。
・銃弾が貫通せず、筋肉にとどまるの弱すぎん?
・ガソリン頭から浴びて火をつけたら吹っ飛ぶでしょ。
・水中で敵兵の首掻っ切って息継ぎって、ジョジョですか?
・機関銃の銃撃を死体の盾で防げるもんですか?
・首吊られたら、首の骨折れてませんか?
・ガソリンで飛ぶ戦闘機w
・戦車や輸送機を叩きまくってもびくともしない最強武器ツルハシ。
・輸送機のど真ん中に一発だけ搭載している爆弾w
・戦時中で街は被害甚大なのに通常営業してる銀行w
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