チネチッタで会いましょう

劇場公開日:

チネチッタで会いましょう

解説

「ローマ法王の休日」「息子の部屋」などで知られるイタリアのナンニ・モレッティ監督が、時代の変化についていけない映画監督が痛い目にあって初めて大切なことに気づく姿をユーモラスにつづったヒューマンドラマ。

イタリアの映画監督ジャンニは、これまで40年間、プロデューサーの妻に支えられながら映画を制作してきた。チネチッタ撮影所での新作撮影を目前に控え、頭の中はアイデアでいっぱいのジャンニだったが、順調だと思っていたのは本人だけだった。女優は演出に口を出すばかりか政治映画をラブストーリーだと言い出し、娘に紹介されたボーイフレンドは自分ほどの年齢だという。誰にも理解されず、ひとり帰宅して目を覚ますと、今度は妻から別れを切り出されてしまう。さらにプロデューサーが詐欺師であることが発覚し、資金不足で撮影が止まってしまう。

主人公の映画監督ジャンニをモレッティ監督が自ら演じ、モレッティ作品の常連俳優マルゲリータ・ブイ、フランスの名優であり映画監督でもあるマチュー・アマルリックが共演。2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。

2023年製作/96分/G/イタリア・フランス合作
原題または英題:Il sol dell'avvenire
配給:チャイルド・フィルム
劇場公開日:2024年11月22日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第76回 カンヌ国際映画祭(2023年)

出品

コンペティション部門
出品作品 ナンニ・モレッティ
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(C)2023 Sacher Film–Fandango–Le Pacte–France 3Cinema

映画レビュー

3.0劇中劇に興味が

2025年1月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

イタリアの映画監督ジャンニは、プロデューサーの妻パオラに支えられながら5年に1本くらいの割合で映画を制作してきた。チネチッタ撮影所での新作映画の撮影が始まったが、これまで順調な人生だと思っていたのはジャンニだけだった。女優は演出に口を出し、恋愛作品じゃないのにラブストーリーだと言い出し、娘に紹介されたボーイフレンドは自分と変わらないくらいの年寄りだし、帰宅して目を覚ますと、40年連れ添った妻パオラから別れようと言われた。さらに撮ってた映画のプロデューサーが詐欺で捕まり資金不足となり撮影が止まってしまった。韓国人プロデューサーとの資金こうしょうを行い・・・さてどうなる、という話。

妻の言うことをちゃんと聞いてないと、40年連れ添っても別れようと言われる、典型的な独善夫を笑う作品なのかも。
主人公を自分に置き換え、よく考えた言動をしないといけない、との反面教師になった。
娘が自分くらいの彼を連れてきたら、父親としてはやはりショックだろうと思う。ま、ここは作品の中ではあまり重要じゃないとは思うが。
劇中劇で1956年のハンガリー動乱の時にソ連がT34戦車で介入してきた方に興味を持った。
最後に邦題について、何で「Il sol dell'avvenire」(明るい太陽)もしくは英語題「A Brighter Tomorrow」が「チネチッタで会いましょうに」になる?

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りあの

3.5終始笑える映画監督の映画

2024年12月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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共感した! 7件)
ひでちゃぴん

2.081/2を撮りたい?

2024年12月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

ナンニ・モレッティ監督作品は、生真面目そうな印象で食指が伸びずにこれまで未見だったが、今作は映画づくりを題材にしたコメディということで、初めて観てみた。
監督自身が主人公の映画監督を演じるということで、自分の姿と重ね合わせて描いていくのだろうと思って観始めるが、とにかく傲慢で独りよがり、裸の王様のような監督像を演じていて、はたしてこれは戯画化を狙っているのか、それとも本当に自らを卑下しているのかと、戸惑いながら観続けることとなった。
サーカスが大きくフィーチャーされていることもあり、どうしても昔観たフェリーニの81/2を思い出す。あの時は、わけがわからないながらも、溢れ出るイマジネーションの視覚化に呆気にとられた記憶が残っている。
モレッティ監督も、老齢になって、もっと81/2のような自由な映画を撮りたい、と考えたのか?それにしては理屈っぽいし、弾けてない。
自分の好きな映画や音楽をふんだんに取り入れて、撮ってみたかったミュージカルシーンも撮ってみました、という感じで、残念ながら、作品全体に主人公と同様の独りよがりな感じを受けてしまった。

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山の手ロック

2.0面白くはない

2024年12月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

寝られる

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だむ