おしょりん

劇場公開日:

おしょりん

解説

明治時代の福井県を舞台に、同地のメガネ産業の礎を築いた人々の情熱と愛を描いたドラマ。作家・藤岡陽子が史実を基につづった同名小説を、北乃きい主演、小泉孝太郎、森崎ウィンらの共演で映画化した。

明治37年、福井県足羽郡麻生津村の庄屋の長男である増永五左衛門の妻・むめは、育児と家事に追われる日々を過ごしていた。そんなある日、大阪で働いていた五左衛門の弟・幸八が帰郷し、村をあげてメガネ作りに取り組まないかと提案する。その頃メガネはまだほとんど知られていなかったが、活字文化の普及により今後は必需品になるというのだ。初めは反対していた五左衛門も、視力の弱い子どもがメガネをかけて喜ぶ姿を見て挑戦を決め、村の人々を集めて工場を立ちあげるが……。

主人公・増永むめを北乃、夫・五左衛門を小泉、弟・幸八を森崎がそれぞれ演じた。監督は「えちてつ物語 わたし、故郷に帰ってきました。」の児玉宜久。

2023年製作/120分/G/日本
配給:KADOKAWA
劇場公開日:2023年11月3日

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(C)「おしょりん」制作委員会

映画レビュー

2.0機内で見た。冒頭でゲンナリ、福井推しはいいけど、そんなに魅力を感じ...

2024年9月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:その他

機内で見た。冒頭でゲンナリ、福井推しはいいけど、そんなに魅力を感じる所はなかった。

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four7777

3.0朝ドラ臭、強し

2024年4月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

“おしょりん”とは、日中解けた雪が夜間に再び凍結し固くなった状態のことで、回り道せず目指す場所に真っすぐに行けるという意味である。今でこそ眼鏡と言えば福井県鯖江市だが、眼鏡がまだ珍しかった時代にゼロから新しい事業を興すことは、足跡ひとつなくどこまでも広がる“おしょりん”を進むようなものだったのだろう。
原作は藤岡陽子の同名小説。諦めない姿勢を学んでほしいということなのか、この作品はよく高校入試の問題として採用される。そういう関係で事前に原作を読んでいたのだが、話の大筋は概ね小説通り。もちろん原作に登場した人物がカットされていたり、三角関係の要素がやや後退していたりという改変はあるが、それは許容範囲。むしろテンポ良い展開で、しっかりしたお仕事ムービーに仕上がっている。
とりわけ冒頭の福井県ニュースから、トンネルに入った北陸新幹線がタイムスリップして蒸気機関車になり、明治の雪景色(おしょりん)に繋げる導入部は面白かった。インバウンドを見込んだ自治体という大人の事情かもしれないが、羽二重など伝統産業を紹介することにより、小説でカットした部分(機織物も生津村の産業の一つだったが、大火で工場を失う)をうまく補っていたと思う。
一方で感動的なシーンになると、いかにもそれっぽい音楽が流れるのには少し閉口。ここは、台詞と演技で表現してほしいという箇所もあった。しかし、美しい自然に当時の雰囲気を残す建物、職人たちが手にする金属の輝きなど、細部のディテールがその不満を帳消しにする。何より、むめの視点を中心にしたことで、男性的サクセス・ストーリーに女性の強さが加わった。ラストにもう一度登場する“おしょりん”のシーンを見て、つくづくそう思うのである。

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ぺがもん

4.0思いのほかよかった

2024年2月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

地味な話ですがコツコツがんばること信念を貫くことなどうまく表現できた作品だと思います。連続ドラマにしてみても面白いと思いました。

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english tea

5.0増永眼鏡 オシャレ

2024年1月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

15年来の増永眼鏡さん愛好家。眼鏡が、身体の一部の私は、まさに、増永眼鏡、開業時のあのメガネが手に入らない時代のあの女の子でした。森崎ウィンさんに、惚れてしまい、今では、すっかり推ししてます。歌も最高!

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minmi