劇場公開日 2024年5月17日

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ミッシングのレビュー・感想・評価

全487件中、261~280件目を表示

5.0とりあえず主演女優賞くらいはあげないと。

2024年5月26日
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鑑賞方法:映画館

この監督、人の嫌な部分を撮るのが本当にうまくて。
嫌な部分、というかそれが人同士のやりとりの中に表れる場面というか。
この映画でも、石原さとみ演じる母親がもう頭から嫌な感じ全開で。
ただそれが、ほんとにそれを狙ってズバリ描いてるのが伝わってくるので、思わず居住まいを正して、そういうものを受け取る気構えを持って見なければ、と思わされました。
見る前はもう少し普通めというか、美人の優しい母親が、突然娘が消えて悲しみに引き裂かれて、みたいな感じを想像してたのですが、全然違いましたね。
そんな、悲しみをおいしく頂く、みたいな上品なものじゃありませんでした。

なので、正直見てる間結構不快です。
それがずっと続きます。
ずっと質の高さがキープされているので、つまり嫌なとこを延々えぐってるので笑、見てる方はもうたまらないです。
ところが、その向こう側に、ごくたまに真に迫った本当の悲しみが映し出される。
これがもうすごくて。
あの、石原さとみの・・・、なんと形容すればいいのだろう、あの声は。
見ているこっちの心まで壊れてしまいそうな。
これから先こんな絶望を映画の中で目にすることがあるだろうか、とまで思えるような場面でした。

日本アカデミー賞なんて、余裕で取るんじゃないですかね?
まあ実際に取るにしろ取らないにしろ、そのくらいの価値があることは誰もが認めるであろう、素晴らしい演技でした。

映画のテーマとしては、形の上ではSNSや報道番組により個人の悲劇がどのように消費されるか、という類のものかと思いますが、自分が感じたのは、逆説的ですが、人を信じる、ないし人の世を信じる、それしか答はないんじゃないか、そして実際それは可能なんじゃないか、ということでした。
百万のNoに、1つのYesで勝てることもある。
そういう種類の話でもあると思うので。

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sokenbitea

3.5鑑賞動機:予告3割、監督3割、評判4話

2024年5月26日
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なお

4.5普段は見ないジャンルでしたが

2024年5月25日
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悲しい

難しい

いつもはホラーやパニック映画か好きな女優が出てる映画くらいしか見ない自分ですが、内容が何故か気になって観てきました。
とても観て良かったと思いました。
今もどこかで我が子を探してる人がいる。
自分は子供がいませんが、甥や姪がいるので弟さんの気持ちに少しなりました。
ビラ配りに遭遇することは滅多にありませんが、遭遇したら受け取ろうと思いました。

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ひろ

4.5喪失と回復

2024年5月25日
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泣ける

知的

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わさ

4.0ひたすら辛いが、見るべき作品と思います。

2024年5月25日
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悲しい

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Tak

2.0可もなく不可もなく

2024年5月25日
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単純

映画の出来としては、小手先のテクニックてんこ盛りで誤魔化している印象を受けました。
主演の女優さんの演技も、やや狂気に振りすぎている気がします。
半年後に配信で見るのがちょうど良い感じかと思います。

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はんちゃん

5.0心にズシっと

2024年5月25日
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子どもがいなくなるだけでも死ぬより辛そうなのに、被害者に対しイタズラや誹謗中傷なんてあってはならない、、、。
この映画で、
誹謗中傷を許さない人が増えたらいいなと思います。

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もふにゃんこ!

4.0日常が壊れた後、壊れた状態が日常となる

2024年5月25日
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ヤマッチ

3.5リアルなドキュメンタリー

2024年5月24日
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泣ける

知的

石原さとみさんが女優人世を賭けたのが解かる程の崩壊役がもの凄い、記憶に新しい『山梨キャンプ場女児失踪事件』に重なる物語。
母と娘という固く尊い絆を不可解な事象で剥奪された猛烈な悲痛、顔のない見えない心無いSNSという文字のリンチ、この激痛を見事なまでに演じきった彼女が凄い。
マスコミって何なのか???青木崇高さん、中村倫也さんの2大俳優を脇役に押しやるかのような森優作さんの怪演が凄い。このお2人は来年のアカデミー賞ノミネートでしょう。

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masayoshi/uchida

4.0旦那さん役が光ってる

2024年5月24日
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映画は左側

4.0鬼気迫る感情表現

2024年5月24日
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プライア

5.0石原さとみ

2024年5月24日
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SO

4.0良かったです

2024年5月24日
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泣ける

悲しい

怖い

石原さとみの迫真の演技は、観る前からこの作品の売りなので、こちらも構えて観ましたが、途中で演技がどうとか、どうでもよいくらい作品の主役を演じたと思います。
取り巻きの男優陣も、みな抑えた演技が見事で、主役を引き上げた感もあります。
話も無駄なく、最後まで緊張感を持って観ました。
今年度の良作の一本。

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ワータラさを

3.0そこに救いはあるのか、いや、ない

2024年5月24日
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悲しい

難しい

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セイコウウドク

3.5結局。

2024年5月24日
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泣ける

悲しい

難しい

結局ナニを見させられたのか? と思えるほどの虚脱感。
主人公の自分を傷つけ、他人を責めて、責任の所在をグルグルさせるうちに自分自身が今どうなってるのか? 取材のカメラの前の自分はどういう顔をすればいいのか? 本当にそれは必要なことなのか?
ただただ娘を見つける為だけに奔走する無限で急激な表情の変化。色んなことをこじつけ、疑わず突き進む様

物語に入り込んだものの、実際に体験したことの無い出来事と感情に困惑しながら、胸を締め付けられながら進む展開。それでも最後にビラを配ってた時に現れた人影に涙が溢れた。コレはなんだろう?想いが報われた訳でも無く、進展した訳でもないのに。。。
諦めない。でも時間を止めない。最後の表情に立ち止まらない未来を見た。

石原さとみ凄い!

とても面白かったです。

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chitto

4.0青木崇高に注目して観ました

2024年5月24日
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つらいテーマで、脚本や展開に特別奇をてらったところもありませんでしたので、役者さんの演技やにじみ出る内面的なものに鑑賞のウエイトがどうしてもかかってくる映画だったと思います。夫婦の関係について思いをはせながら、青木崇高の演技に注目して鑑賞しました。
ぶつかり合う場面はいくつもありましたが、こらえる演技や表情がすばらしかったと思います。涙をすっと流す場面もジンと来ました。最終的に離婚にならなかったし、理想的な旦那ではないでしょうか。
石原さとみの渾身の演技を受け止める相手として、さすがだなぁと。
唯一の癒しは静岡の漁港とミカン畑の映像でした。

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カールⅢ世

4.5あの石原さとみがよくぞここまで

2024年5月24日
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吉田恵輔監督作品は「ヒメアノール」「告白」「神は見返りを求める」あたりまでは観てきて、中でも「神は…」はかなり好きな作品。

人間の本当に嫌なところ、受け止めたくないところを、時に残酷に、時にシニカルに、時に滑稽に描かせたら当代随一だと思う。

一方、私にとって石原さとみはというと、ドラマ・映画含め、出演作をちゃんと観た記憶がない。あ、「シン・ゴジラ」があったか。

ホリプロの大看板女優が、ここまで「人間」をさらすとは。

物語としては、あまり大きく何かが展開していくタイプの作品ではない。
むしろ願っても願っても変わらぬ現実の中でジタバタしたり振り回される人間たちの映画。

どちらかというと、観客が感情移入するのは青木崇高演じる旦那さん。
暴走する妻の思いを、それが無茶だと分かっていても可能な限り受け止め、支えようとする。
だからこそ映画の後半、その無茶が想定とは異なる形で実を結ぶ時、彼は涙を抑えられない。
「ああ、報われた…」
そして我々も。

吉田恵輔監督が甘っちょろいハッピーエンドを描くワケは当然なく、でも最後は人々がほんの少しだけ前を向いて歩き出す、という相変わらずの上手さ。

過去作から比べて、「神は…」辺りから、描くものは泥臭いながらも、テーマはどんどん洗練されてきた感じがするし、暴力表現も今回はほとんどなくて、多くの人にとってより見やすくなっている。
いわゆる単純な「胸糞映画」では決してない。

まあ何しろ「あの石原さとみがよくぞここまで」という熱演は間違いなく彼女の役者人生の中で大きな転換点になっただろうし、とにかく一見の価値がある。

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キレンジャー

3.5演技が素晴らしい

2024年5月23日
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知的

石原さとみの演技がリアル。ヒステリー起こして騒ぎ立てるオバサンと化してました。街中でこれやられたら石原さとみと気付けないかも。ストーリーは子供を無くし壊れてしまった一族の話。こういう話は終わりが難しいですよね。ハッピーエンドは現実味無いし、単にバットエンドでは映画の存在意義を失ってしまう。この映画は上手く考えさせていてGOODです。

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ショカタロウ

2.5何処へ行く、石原さとみさん

2024年5月23日
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このところ、新境地に踏み込んでおられるのかな~と感じる
石原さとみ主演映画ということで、観てきました。

うううう~~~~ん、どうなんだろう。
子どもが失踪して、必死に捜索する母親ということは判るんだけど
その心の襞の内に何が去来しているのか、
どうにも掴めない。

問題が脚本なのか、演出なのか、はたまた演技力なのか。
モヤモヤしたまま映画が終わってしまいました。

このクラスの女優さんが
ナチュラルメイク+プチプラ普段着で
ダーティーワードは吐くわ、蹴りは入れるわ、
ここまでやるかという程の演出を受け入れてるのに、
このお母さんの境遇に共感したり、
理不尽な状況をともに怒ったりできないのは何故なんだろう。

リアリティが無い、と言ってしまっては身も蓋も無いんですけど
奥さんに振り回される夫役の青木崇高が
ふとした瞬間に見せるやるせなさにはグッと来ちゃったりするので、
役者としての凄みが足りないと言うしかないんでしょうか。

地方TV局勤務の中村倫也も、なんかビミョ~。
うん、これは役者を使い切れてない制作側の問題やな。
ということで、前言撤回。
石原さとみは、相変わらず美しいので、
その資質を十全に開花できる作品に出てほしい。
日本の映画界、がんばってください!

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Yoko

4.0ごめんなさい

2024年5月23日
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吉田 恵輔作品はどれも大好きで、好きな監督の一人です
石原さとみさんも、大好きな女優さんです
作品は、吉田監督の素晴らしいオリジナル脚本で、面白ろかったですが…
石原さとみさんの演技が、とても、ツッコミ過ぎって感じました
たとえば、満島ひかりさんとかが、ヒロインならもっと自然に熱い作品になってたかな(石原さとみさんごめんなさい)
残念に思いました。
でも面白かったです

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あきちゃん