「映画とは思えないリアルさ」ミッシング Mauさんの映画レビュー(感想・評価)
映画とは思えないリアルさ
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私にも娘がいるので行方不明になったらと考えると
さおりと同じように狂うと思う
もしかしたら、それ以上におかしくなる
さおりはしっかり自分の出来る事を確実にやって
後悔のないように生きてる
ライブに行った事を後悔してるから
報道記者に対して感情はふざけんなよって思ってても
頼るところがそこしかないと頭では分かってるから
みうちゃんを想って泣きながら縋り付く
弟のせい、自分のせい、その繰り返し。
現代も誹謗中傷が酷い世の中だと思いますし
報道も視聴率が取れるような事だけを選んでると思います
少しでも情報が欲しいからエゴサする
でも見ると酷い事が書かれてる
そのせいで、また情緒不安定になる
占い師を紹介されるのも宗教っぽいのから
声が掛かるのも本当にありそうだなぁと
目撃情報のDM、警察、いたずら
ホテルでみうちゃんと間違えて走っていく時
「こんな所にいるわけないじゃん」と言い放つ旦那
具合が悪くて寝込んでるさおりの頭を撫でたり
「俺は味方だよ」っていう優しさ
温度差やすれ違いもリアル
両方の気持ちもわかるからより現実的で苦しかったです
家に虹が架かってみうちゃんの絵を優しく撫でるシーン
号泣でした
娘に会って抱きしめたい、撫でてあげたいだろうなと
実際にあった事件をもとに作ってるので犯人が捕まらないのもみうちゃんが見つからないのもリアルでした。
さくらちゃんが見つかった時
本当によかったと号泣するさおり
旦那さんがお前すごいよって台詞
その通りだなと
自分がそんな状況でも思いやれる気持ちをずっと無くさず交通安全までしてる行動力はすごいと思います。
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