劇場公開日 2024年2月23日

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コヴェナント 約束の救出のレビュー・感想・評価

全223件中、161~180件目を表示

5.0義理と友情と絆の映画です

2024年2月26日
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泣ける

悲しい

興奮

米軍がアフガンから撤退する時、多くの人がタリバンからの迫害を恐れて輸送機に群がったニュースは記憶に新しいかと思います。
日本は日本のために尽くしてくれた日本大使館に働いていたアフガンの人達を置き去りにして非難を浴びました。
アフガンで米軍に協力して下さった多くのかたは通訳だったそうですが、米軍撤退後には200 名以上の通訳の方々がタリバンに殺害されたそうです。
この映画ではタリバンから助けた米兵がアフガン人の通訳を救出するためにアフガンに戻り無事に助け出すドラマです。義理と友情の物語は日本人受けします。

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映画好きのジイサマ

4.0契約より信義

2024年2月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

難しい

「9.11同時多発テロ」発生後、
アフガニスタンに軍事介入したアメリカだが戦況は泥沼化、
二十年近く経っても終結の糸口は見いだせずにいた。

そして2018年。
ターリバーンの武器・弾薬を探索する部隊の軍曹『ジョン・キンリー(ジェイク・ジレンホール)』は
新たな通訳として『アーメッド(ダール・サリム)』を雇い入れる。
彼には成功報酬として、家族ともども米国ビザの発給が約束されていた。

しかし作戦の途中で二人を残して部隊は全滅。
深手を負った『キンリー』を連れ、『アーメッド』は米軍基地を目指す。

この逃避行の過程が相応の時間を割いて描かれる。

『アーメッド』は通訳だけではなく、戦闘員としても有能。
一方で上官の指図にも、自身が納得せねば従わぬ頑固さもあり。

が、結局は、彼の多くの機転と献身により『キンリー』は救われるのだが、
自分の身を危険に曝してまで米兵を救った理由は何か。
単に報酬が目当てなのか。

『アーメッド』は多くを語ることはなく
その心の内は判らない。

ここで思い出すのは
実話を基にした〔タクシー運転手 約束は海を越えて(2017年)〕。

高価な報酬目当てだったタクシー運転手が
雇い主のジャーナリストと行動を共にすることで
次第にその使命を理解し、最後は我が身の危険を顧みず
追っ手からの逃避を繰り広げる。

では彼のモチベーションも、単に高額の運賃だけだったろうか。

物語りの後半では、助け助けられの立場が逆転。

本国に戻り体も回復した『キンリー』だが、
米国が約束を履行しなかったため
『アーメッド』がターリバーンから懸賞金を掛けられ
今だアフガニスタン国内に潜伏していることを知る。

PTSDによるフラッシュバックに悩まされ、
『アーメッド』のビザを取るための交渉も思いに任せぬことから酒浸りになりながらも
私財を投げ打ち、再びアフガニスタンに赴く決意を固める。

このパートでは『キンリー』の心象は
かなり克明に描写される。

〔ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年)〕や
〔シャーロック・ホームズ(2009年)〕の
撮影・編集で独特の文体を編み出した『ガイ・リッチー』だが
あまりに繰り返され過ぎて最近では辟易気味だったのも事実。

それを本作ではぴたりと封印、
かなりオーソドックスな撮り方に終始しており、
それが却ってリアルな戦場の空気を醸すのに奏功
(もっとも、BGMについては
変わらず『ガイ・リッチー』節)。

戦場を後にするラストシーンは、
〔プラトーン(1986年)〕と近似のシチュエーションも
カタルシスの点では段違い。

背景には、人を裏切らない「絆」の存在があるからだろう。

エンドタイトル前のテロップでは
真逆の現状が語られる。

2021年のアメリカ軍撤退時には、
通訳として協力したアフガニスタン人が(ビザを発給されることなく)
そのまま取り残されたため、多くは殺害または今でも潜伏しているとの実態。

実際の写真も映されるが、
彼等の顔にマスキングがされているのは
身元を明かすのを恐れた処理と思われ。

協力者を顧みない国家は、信ずるに足る存在なのか、と
強く投げ掛ける。

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ジュン一

3.0事実だからかガイ・リッチーっぽくはない

2024年2月25日
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鑑賞方法:映画館

ガイ・リッチーは好きな監督でほぼ全作品鑑賞済みすが、往々にして制作国側のプチプロパガンダ的な内容に陥りがちな戦争映画は苦手です。
なのでちょっと躊躇してたんですが、上映館も少なく、かつ上映館でも小さめな箱でしか上映してなかったので、早期終映で悔しい思いをするぐらいなら近所のシネコンでかかってる内にということで観に行きました。
結論から言うと、とことんリアルな描写と、戦争映画が苦手な私でも映画に没入できたんでいい映画なんでしょうが、あまりに過酷&緊張するシーンの連続と、やはりプチアメリカ万歳的なニュアンスも醸さてれていて、自分には合わないと感じました。
これ(事実に基づいた話)なら無理にガイ・リッチー監督でなくても良かったのではと思いましたが、本人たっての希望ということらしいので仕方ないですね。
ただ、私の好きなガイ・リッチー作品らしさはほとんど感じられず、これならパスしても良かったかもと思いました。
なのでもしかすると戦争映画が好きな方には刺さるかも知れませんが、個人的にはちょっと期待してた内容と違ったという部分も手伝って、今回はハズしたという評価です。

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Ashura5

3.5タイトルなし(ネタバレ)

2024年2月25日
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koji

4.0群像劇得意監督の人情劇。

2024年2月25日
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泣ける

興奮

脱出劇と救出劇のバランスがいい。再会した二人の交わす視線に熱くなります。あまたの救出物とは一線を画す作品。

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ケンちゃんパパ

4.0【”苛烈なるアフガニスタンの戦場で示された二つの漢気。”今作は現実に起きている米兵と米兵側現地人通訳との問題を多数の臨場感あふれる戦闘シーンの中で浮き彫りにしたムネアツなる社会派映画なのである。】

2024年2月25日
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悲しい

興奮

幸せ

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NOBU

3.5命を賭けて命を救う物語

2024年2月25日
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現地通訳のアーメッドに救われたジョン・キンリー曹長。帰国後、キンリーは彼の身が危険であることを知り…。
ガイ・リッチー監督作。人種も価値観も違う2人が、命を賭けてお互いを救い合う様子が心を打つ映画。戦争映画は大体ラストのメッセージが辛い。

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shotgun

4.0英雄話なんだろうけれど…

2024年2月25日
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通訳と米軍兵士の救出劇ベースだけどこの作品をみると米軍撤退のニュースが恐ろしする…。ひとつの主義だけに抑えられる世の中のなんと怖い事よ。緊迫感だらけの2時間だった?

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peanuts

4.0観てる間はガイ・リッチーが監督なの忘れるようなシリアスな作風は『キ...

2024年2月25日
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観てる間はガイ・リッチーが監督なの忘れるようなシリアスな作風は『キャッシュトラック』に近くて現時点で彼の最高傑作かもしれない

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teraox

4.0キャロラインのたくましさに胸打たれました。

2024年2月25日
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幸せ

勿論、ジョンとアーメッドの友情にも胸打たれたけど、キャロラインが、無謀で危険だと分かっているのにジョンの気持ちを理解して送り出した時の彼女のたくましさに胸打たれ、涙が出てきました。

ハッピーエンドで良かったです。

やっぱり、アーメッドはアメリカでキンリーモータース(だったけ?)で整備の仕事をするんだろうなぁ。

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yosci56

5.0本当にあった事とは思えない程、素晴らしい!

2024年2月25日
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悲しい

難しい

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みっちょん

4.0恩という呪い。

2024年2月25日
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楽しい

怖い

興奮

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SAKURAI

4.5セービング・アーメッド〜怒りのアフガン‼️

2024年2月25日
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泣ける

怖い

興奮

アフガンで部隊を率いるキンリーは通訳としてアーメッドを雇う。しかし戦闘中に部隊は全滅、自身も重傷を負ったキンリーはアーメッドに助けられ、何とかアメリカに帰還する。しかし、自分を助けたことでアーメッドがタリバンに狙われていることを知ったキンリーは、再びアフガンへアーメッドの救出に向かう決意をする・・・。とにかくカッコいい‼️アフガンの戦線の中を負傷したキンリーを一生懸命助けようとするアーメッドがまずカッコいい‼️そしてそんなアーメッドへの恩義と友情のため、危険を顧みず再度アフガンへ赴くキンリーがさらにカッコいい‼️全編を通して緊迫感が尋常ではなく、特に後半のアーメッド救出劇はハラハラドキドキが止まらない‼️さすがはガイ・リッチー監督‼️スローモーションやカットバックを多用した見事な演出で魅了してくれます‼️そしてラスト、アメリカ軍の "天使" が救出に駆けつけてくれるシーンは拍手喝采モノ‼️エンド・クレジットに流れる「約束」「絆」の字幕も胸を熱くさせてくれます‼️

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活動写真愛好家

4.0序盤テンポが

2024年2月25日
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悪いと感じたが3部構成の展開のため飽きずに話に入れた。
大昔の『キリング・フィールド』を思い浮かべてしまった。

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キムチ

4.0真意を通訳した

2024年2月25日
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byガイリッチということなので鑑賞。
にしては思っていた以上に王道の描き方やったなー
やけどただの熱い絆ものというだけでなく「彼は命の恩人なのか、俺に呪いをかけたのか」など絆のそういう面やアメリカの不義理、贖罪、ラスト主人公たちを助けるために力で全ては殲滅させるなど様々な側面を見せてくれているように感じた。エンドロールもね。

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shige12

4.0戦争アクションかと思ったら、戦場の緊迫感を表現しつつ、アフガニスタン紛争の不可視だった側面についても考えさせてくれるという一作

2024年2月25日
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2001年から2021年まで続いたアフガニスタン紛争は、米軍の撤退とタリバンの政権奪還という一応の結末を迎えたけど、米軍に協力した多くのアフガニスタン人はどうなってしまったのか、報道からはなかなか伝わってこない紛争の一側面を、映画としての娯楽性を損なうことなく描いた作品です。

『SISU/シス』のような、無敵兵士の無双っぷりを期待してしまうと、本作は意外に戦闘場面が少なめに映るかも知れません。むしろ『メタルギア』シリーズの実写版を想像してもらうといいかも。もっとも、そのいくつかの戦闘描写はどれもかなりの迫力で、中盤以降の緊迫感溢れる脱出、潜入劇と見事な対比をなしています。このあたりの緩急の付け方と無駄のない描写は、さすがガイ・リッチー監督です。

物語もまた、場面に応じて明確な区切りを設けていて、複雑な伏線はほぼなく、基本的には順を追って鑑賞するだけで十分作品を堪能できる造りとなっています。これは長尺かつ複雑化が進んでいる昨今の映画作品の中では、かなり「素直」な部類の構成です。

主人公キンリー曹長を演じたジェイク・ギレンホールと、彼の命の恩人であるアーメッド(ダール・サリム)の、互い対して誠実であろうとする姿は心揺さぶられるものがありますが、裏返して言えば本作は、実際にタリバンを恐れて身を隠しているアフガニスタンの協力者を救うには、キンリーのような責任感のある個人、あるいは作中に登場した民間軍事会社に頼らざるを得ない(米軍は動かない)、という冷厳な事実を示唆しています。そうしたこれまで表面化してこなかった問題への視点を提供している作品でもあります。

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yui

5.0涙涙涙

2024年2月25日
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大好きなガイ・リッチー監督のミリタリー作品という事でずっと前から観たかった作品です
期待を裏切る事なく本当に観て良かったです
序盤の銃撃戦からずっと観るのがしんどいシーンの連続で緊張感もずっとあり、そしてジョンとアーメッドの2人に何回も泣かされました
ジョンを乗せた手押し車を押しながら諦めかかったようにも思えたアーメッドの涙のシーンが一番印象的だったかもしれません
ジョンを助けるのはビザを手に入れるためだけじゃないと思えるアーメッドと、アーメッドを救いに行くジョン、そのジョンを送り出す奥さん、心にくるものが何回もありました
ジョンとアーメッドの再会のシーンはハグも握手もなしで普通の会話、飛行機での2人も目で会話って感じが友情を超えた2人の絆ぽく良かったです
それでめでたしめでたしとはならず、エンドクレジット前の文章と写真で大勢のアフガン人の通訳の人達の現実を突き付けられ、「covenant」という言葉を考えさせられます
アーメッドのビザと、無事に家に帰ると奥さんに約束したジョンは守ったけど、今も隠れて生きている通訳の人達への約束をアメリカはこれからどうするのでしょう
アメリカでの公開は去年の4月だったけど、この作品をきっかけに何か少しでも動いているのでしょうか

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小町

4.5胸熱

2024年2月25日
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32本目。
めでたしめでたしで、胸熱。
時計見たら、あれ?
でもそこからが、また胸熱がある。
でも、最後のテロップに、これはほんの一編と言う事を知り、切ない気持ちになる。

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ひで

5.0キンリーとアーメッド

2024年2月25日
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キンリー、絶体絶命のピンチ

通訳のアーメッドが手際よく助けた!

手押し車でダムまで100キロ運び助けた!

アーメッドのピンチと知り、再びアフガニスタンヘ

妻の素敵な言葉

アーメッド家族の救出。

キンリーとアーメッドの名前を出してれば、もう少し楽な救出だった。

実話なんですね。

素晴らしい作品でした。

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完

3.0大国は勝手

2024年2月25日
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悲しい

怖い

 ガイリッチー監督だから、展開もめまぐるしく動体視力を試されるような映像体験になるのかな・・・と思ってたけど、まったくそんなことなかった。
 前半は通訳による命がけの敵地からの脱出。後半はその通訳一家をアメリカへ連れ出す救出劇。最後に出てきた切り札の爆撃機?がすごかった。タリバンがゴミのように吹き飛ばされた。
 ビザを取るのも大変なんだね。当たり前だけど。
 一番重いなあと思ったこと。アメリカがアフガニスタンを撤退した後、アメリカ軍に協力した通訳とその家族が数百人単位で殺された、ということ。アメリカのビザをもらえるという約束は反故にされた。アメリカ、ひどすぎん?

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satsuん