劇場公開日 2024年2月23日

コヴェナント 約束の救出のレビュー・感想・評価

全197件中、1~20件目を表示

4.0アクションを上回る深い人間ドラマが刻まれている

2024年2月26日
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鑑賞方法:試写会

これほど胸に迫るガイ・リッチー映画がかつてあっただろうか。アフガニスタンを舞台にした本作には、タリバンとの手に汗握る交戦シーンも刻まれる。でもだからと言って安直に「戦場アクション」としたくないのは、それ以上に強靭な「人間ドラマ」が実に丁寧に形作られているからだ。かの地で活動する米兵と、彼に採用された現地通訳者。生きてきた環境がまるで異なる二人だが、深傷を負った兵士を通訳が命がけで救ったのをきっかけに、兵士は「ならば自分は彼のために何ができるか?」と悩み始める。それは単なるギブ&テイクを超えた、己の生き様や生き方にすら関わる自問自答だ。そこで下す決断こそがギレンホール演じる主人公の人間性の全てと言っていい。その絶え間ない葛藤がすこぶる魅せる。これまで斜め上をゆく感情表現ばかりだったリッチーが、逃げも隠れもせず想いと行動を真正面から描く。表現者として一回りも二回りも成長した姿がそこにはあった。

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牛津厚信

4.0ガイ・リッチーがエモーショナルにシフト?

2024年2月25日
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泣ける

興奮

アフガン戦争の最中、米陸軍曹長が自分に協力したせいでタリバンに狙われ、アフガンに留まることを余儀なくされたアフガン人通訳のために、もう一度不毛な戦場に戻ることを決意する。通訳と家族の未来がかかったアメリカのビザを携えて。

これまで、犯罪群集劇を目まぐるしいカット数を駆使して描いてきたガイ・リッチーが、戦争映画を、それもこんなにエモーショナルな映画を作るなんて、想像すらしていなかった。しかし、曹長のキンリーと通訳のアーメッドが出会い、一旦は別れ別れになり、再び危険なロードに身を投じるまでの無駄のない展開は、まさにリッチーならでは。戦場で出会った立場が異なる男たちが、お互いの利益よりも、相手に対する恩義に突き動かされ、物語を牽引していく様は、否が応でも観客の熱情に訴えかけてくる。

同じアフガンが舞台のサバイバルムービー『ローン・サバイバー』('13年)を思い出したりもするが、むしろ、カンボジア内戦で知り合ったアメリカ人ジャーナリストとカンボジア人通訳の友情を描いた『キリング・フィールド』('84)に近い気がする。同作で通訳を演じたハイン・S・ニョールはアカデミー助演男優賞に輝いたが、本作で通訳を演じるイラク人俳優、ダール・サリムも魅力的で、物語の根幹をしっかりと支えている。

根幹とは、アーメッドの背後には実際にアフガンで命を落とした現地人通訳たちがいるという事実。そして、キンリーがアーメッドに対して感じる罪悪感は、そのまま、アメリカのアフガンに対する罪悪感に繋がるのだ。

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清藤秀人

4.0「ブラックホーク・ダウン」「ローン・サバイバー」を楽しめたなら予備知識なしでの鑑賞がおすすめ

2024年2月25日
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鑑賞方法:試写会

怖い

興奮

ガイ・リッチー監督が戦争映画なんて珍しい、とそれだけの予備知識で臨んだら大正解。従来の戦争アクションの定型に収まらない予想外の展開を大いに楽しむことができた。かつて「逆転のトライアングル」のレビューでも書いたことだが、予告編や解説文などであらすじの半分から3分の2ぐらいまで前もって教えてしまうのは常々疑問に思っている。本作は大まかに3つのパートに分けられるが、事前情報で第3のパートのさわりぐらいまで明かしてしまっている。物語の7割から8割くらいまで予告されていたら、そのぶん主人公の「この先どうなるんだろう」という不安や恐怖への感情移入の度合いが弱くなってしまう。

戦争映画としての傾向は、「ブラックホーク・ダウン」「ローン・サバイバー」のような孤立無援の状況を描いた作品に近い。これらを楽しめた人なら、なるべく事前情報に触れずに鑑賞するのがおすすめだ。「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」や「スナッチ」、近年では「ジェントルメン」などコメディとスリラーを絶妙にブレンドした犯罪映画を得意としてきたリッチー監督にとって初の戦争物ということで、笑えるユーモアやスタイリッシュな演出は控えめ。それでも、隠れながら逃げるキンリー(ジェイク・ギレンホール)たちと捜索する敵のタリバン兵が不意にお互いの姿を目にして、しばしお見合い状態になってしまう一瞬の絶妙な間(ま)などにはやはりリッチー監督らしさを感じて嬉しくなる。

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高森 郁哉

3.0米軍とタリバンの抗争。 米軍兵士がアフガン人通訳に救出され、今度は...

2024年4月18日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

米軍とタリバンの抗争。
米軍兵士がアフガン人通訳に救出され、今度はその通訳がタリバンに狙われたのを救出する話。
大っぴらな道路は避け、山道や草むらなどを、負傷して歩けない米兵を連れて逃げる姿。
無事帰還した後、タリバンに狙われて身を隠しているものを救出するべく、自ら再度アフガンに出向く姿。

私的には、普段は、戦争ものは肌に合いません。
人を数でのみ語り、各人の個性はどうでもいい扱いで。

ですが、このお二人に限っては、
恩には恩を、救命には救命を、わかりやすい義理堅さがみえました。

新宿のどまんなか、音が凄く良いシアターでした。

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woodstock

4.5命がけの恩返し

2024年3月28日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

難しい

劇場32作目
【字幕】

凄く面白かったです
銃撃戦の緊張感もあり最後の最後まで目が話せなかった!

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あきと

4.5アフガニスタンはわからないけど

2024年3月27日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

幸せ

アフガニスタンはロシアが絡んでいたが、
CIAが仕込んだタリバンがアメリカに向かって来る。
挨拶に「平和に」とかわす。
100kmを台車に乗せて山道を越える壮絶な移動ですね。

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こえん

4.0面白い

2024年3月27日
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鑑賞方法:映画館

 最後まで、間延びするところが無く、面白い。最後は泣ける。民間軍事会社のリーダーが最後に、知っていれば自腹で助けた、みたいなことを言うシーンでウルッときた。やはり、映画は面白くないと、伝えたいことも伝わらない。良作です。

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旅行者

4.0サブタイトルが超気になりました!

2024年3月24日
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自分の住んでる地域が超田舎でやっと2日前からひっそり公開になったので見て来ました!
サブタイトルの時点で救出作戦になるのが確定していて失敗はほぼ絶ーっ対に無いのを分かった上での鑑賞ですね笑笑笑(つうかネタバレサブタイトルってなんですかね?ネタバレ注意って書いて隠して欲しいわマジで、更に言うとマイナスゴジラのサブタイトルにゴジラに特攻ナウw とか書きますか?更に言うとシックスセンスでサブタイトルに主役はお化け!とか書く訳ねえよな!)
予定調和で金の掛かった大規模な戦闘シーンも無いのに(結構低予算の小規模な作品でしたね)飽きずに見れて 面白くてよく出来てるって思えるとかリッチーなガイはこういうのもちゃんとやれるのを証明できてるし腕あるよね!(とはいいつつブラックホークダウンの墜落したヘリのやつらに敵がゾンビのごとくウジャウジャと来る感じとか敵が沢山居るのに圧倒的不利感が足りないから見ていて絶望って感じがそこまで強く無いんだけどめちゃくちゃ足りない訳でも無い絶妙なバランスなんですねーこれが!) 自分褒めるのが下手なので悪口で批判ぽく聞こえるでしょうが めちゃくちゃ面白くて劇場に来て良かったと本当に思ってますから、あと戦闘メインじゃなくて絆や恩がベースで話が進むのが良くて誰が敵なのかわからん向こうの人ってのも含めてほどよく緊張感もあるしギレンホールを無駄遣いしてないのは良かったとおもいますね!
演出とかベタだけど嫌味も無いし効果音もイライラする事無く違和感を感じずに見れるのは流石だとおもいます(グランツーリスモと同じパターンで内容と展開がほぼ分かっているのにも関わらず面白いってのは監督の上手さが証明されてるって事ですから)
エンタメとリアルの中間くらいの感覚が上手いってのも凄いですね(結局さじ加減が色々と絶妙でそこが上手いんよな)
あれで残り90分かけてギレンをひたすら通訳が無限に基地に100キロの距離を運ぶだけで終わりだったり、
ギレンがDAY780とかになってもまだ通訳通訳通訳って頭の中が支配されて(サイコスリラーになりかけてたし)電話をし続けてる異常者になりました!逮捕!終わり!とか
タリバンにギレンが寝返って米軍皆殺しにして最後に自爆で通訳と一緒に死ぬとかじゃなくて良かったです!
あとギレンて基本色々な作品に出ていて監督もバラバラなんだけどほぼハズレ無いんだよなあ!
あと点数的には厳密に言うと3.75そんな感じです!
結局内容にほとんど触れて無い感想なのにめちゃくちゃ文章書いてるとかどうかしてますね笑笑笑

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お主ナトゥはご存じか2世

3.5タイトルの意味

2024年3月21日
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実際のアフガン人通訳に起きた出来事にインスパイアされて制作したという本作。終始緊迫した状況が続く骨太ドラマで見応えがありました。

重傷を負ったジョンを連れ帰るという選択も、逃亡生活を続けるアーメットを救出するという選択も、どちらも命掛け。だからこそタイトルにも掲げられた「絆」に繋がるのですね。凄すぎます…。

爆撃音や銃声の恐ろしさや、その怖さと共に暮らさざるを得ない人々の生活などが伝わる、スクリーンで観るべき作品。記憶に新しいアフガニスタン問題をまた考えるキッカケにもなりました。

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まだまだぼのぼの

4.0無言、無言、無言。

2024年3月20日
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鑑賞方法:映画館

モーセの十戒という言葉を耳にした事がある人は少なからずいるでしょう。
モーセはユダヤの神(ヤハウェ)とシナイ山で10の誓いを交わすのですが、どうやって神と交信したのでしょう?
天から神の声が降ってきたのでしょうか?ならば返事はどうやって?
私が思い描く図は、神と心(頭脳)がつながり、交信する様、「テレパシー」即ち無言。
コヴェナント(covenant)という言葉からは無言で交わされた誓約を感じぜずにいられません。
タリバンの攻撃で重症を負った米軍曹長キンリーを、裸一貫で守り抜いてくれた通訳のアーメッドに、多大な恩をキンリーは感じます。しかしアーメッドはキンリーに何も求めてはいません。ただ、ひたすらキンリーをアフガンの山岳地帯の中、苦労して歩き運び、キンリーを救ったのです。
アメリカに帰還したキンリーはタリバンに狙われることになったアーメッドのことを気に掛け、助けるために、再びアフガンの戦地にむかいます。注目すべきはキンリーとアーメッドの間に何も言葉による誓いが交わされていなこと。即ち無言。
互いが助け合うという「誓約」を無言で交わし果たす。だからコヴェナントなのです。
地上戦の緊迫感もさながら、二人の間に、いつできたのであろうかとも思える絆。疑問を持つ人もいるかも知れませんが、コヴェナントを演じた二人に拍手を…..。

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Movie Angel

3.5後半から、色々と考えさせられた。あと、ジェイク・ギレンホールの表情がいい。

2024年3月19日
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命びろいして帰国後の主人公キンリーの精神的苦悩は理解できる。
あそこまでして、アーメッドが彼を懸命に救ってくれたのは「米国ビザ目当てだったのでは」と良心の呵責を誤魔化すこともできたのにも関わらず。
もう一度現地に行って恩人を救えという妻の肝っ玉にも感心。というか彼女もまた巻き込まれてしまった苦悩の連鎖を断ち切るにはそれしか方法がないと悟っていた。
しかし、己の魂の救済のためならば、立ちはだかるタリバンの面々をゲームみたいにドンぱちグサグサ亡き者にして良いのだろうか。タリバン=全員悪、という線の引き方が全編通じて実にアメリカ目線オンリー。作り手はそのあたりの愚かさも提示することで、分断・戦争・人間の愚かさを描きたかったのだと信じたい。
山岳地帯はテロリストの隠れ家にピッタリと噂では聞いていたけれど、地形をバッチリと捉えたロケーション撮影は素晴らしく、戦闘シーンの悲惨さ・状況が人間にさせてしまうことの恐ろしさが際立った。
戦場物は避けているのでですが、ジェイク・ギレンホールの新しい役どころ目当ての観賞でした。

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Kumiko21

3.5実話なの?

2024年3月18日
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実話をもとに作成された映画とのこと。こんな凄い話があるのか? エンドロールまでしっかり観るべき。

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hanataro2

4.0硬派

2024年3月18日
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ガイ・リッチーっぽく無い(後半ちょっとだけ感じた)が、しっかりした硬派な作りでよかった。再会しても無駄な思い出話に浸らない2人の関係性が良い。ガンアクションも硬派を貫いてて良いです。
観てよかったと思える映画

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Mk.plass

3.5考えさせらる

2024年3月18日
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ガイ・リッチー監督はとにかく映画が大好き。趣味性てんこ盛りの作品もあれば、職人監督としても楽しい作品が多い。そしてこれはアフガン問題を1人の人間として意見を映画監督としての視線で意見したかったのが分かる。
宗教、民族問題は正直、日本人から見るとなかなか理解出来ないので、この戦争のアメリカの関わりは良いが悪いかは意見出来ないが、やはり色々と考えさせられてしまう。
映画としては部隊壊滅から俄然面白くなるが、それまでの展開が眠たい。戦場で個々の兵士をテロップで紹介するよりも後半の展開のために前半でアメリカでの家庭を描いてほしかったし、全体的にあと10分短くして早い展開にすれば、アクション映画として締まった面白さが堪能できたと思う。

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じゅんぢ

4.0戦争脱出ストーリーだけではない

2024年3月17日
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予告編を観ただけでも好きなタイプの映画であるのはわかっていたが、それ以上にヒューマンドラマが描かれ戦地帰りのPTSDやアフガン戦争の理不尽さもしっかり描きながらも指揮官と現地通訳の芽生えた友情、絆、約束がストーリーとしてわかりやすく二人の気持ちに素直に入り込めた。
とにかく戦闘シーンの迫力と家族のために生きて帰る事もためだけに相手を思いやるシーンにはぐっときます。
あっという間の2時間です。

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梅じんの相棒

3.5救出劇の裏側

2024年3月17日
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ムービー好き

4.0無題

2024年3月17日
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泣ける

興奮

自分の命も狙われているのに恩に報いるため敵地に帰る主人公の覚悟と友情に感動。家族の支えにも。

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猫神サーカス団

3.0アフガニスタン問題を痛感

2024年3月16日
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アフガニスタンにおける米兵と現地通訳の国境を越えた固い絆を描いた社会派戦闘ドラマ。ニュースではよく報じられていたアフガニスタン問題ですが詳しい内容や現地の状況は全く知りまでんでした。この作品を観てアフガニスタン問題の重要さを痛感することが出来た貴重な作品でした。

2024-44

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隣組

3.5責任感・報酬と恩義

2024年3月14日
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予告編を見た印象では、アフガニスタン駐留米軍の将校と通訳による友情物語。でも実際に観てみると友情という感じは薄い。ジョンがアーメッドのためにアフガンに戻って救出しようとするのは基本的に自分を救ってくれたことに対する恩義だ。
実際にアーメッドがジョンを救うためにとった行動は相当に重労働で命の危険があった。自分の命だけを考えたらジョンを見捨てたとしても強く責められるものではない。でも最後までやりきったのには自分の任務に対する責任感や忠義心、タリバンへの憎悪などがあったんだと思う。でも思ってしまう。それだけであそこまでできるのかと。アメリカでのビザがもらえるという報酬が大きく影響していたと考えるのは邪推しすぎだろうか。いや、たとえそうだったとしてもアーメッドの行動は(アメリカにとって)称賛に値する。
友情物語がメインと思っていたが、結構シビアな戦闘シーンがあるのも驚く。銃やマシンガンで人が撃たれるシーンはなかなか衝撃的だった。そして最後に登場するハイテクでデカいアレも相当な存在感。一網打尽じゃないか。現代の戦争ってあんな感じなんだなと思い知らされる。
ガイ・リッチーによる戦争映画ってどうなんだろうと思っていたが、結構いい映画だった。ちゃんと人間ドラマになっていたし。ラストのジョンの表情がアーメッドを助けることができて喜ぶというより、これからは安心して眠れるという安堵感に見えてしまったのは、やはり自分がうがった観方になってたということなのかもしれない。
それにしても、結局タリバンが政権を掌握してしまうのだから、アメリカによるアフガン派兵ってどんな意味があったんだろうと改めて思ってしまう。中東への意識が低い日本で上映される意味は大きい。

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kenshuchu

4.0誰もが約束守りたい、できるなら

2024年3月13日
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泣ける

悲しい

ストーリーは、ほぼ、概要に書いてあるとおりです。戦争の中、生命を救ってくれた他国の通訳、それだけで生涯の友人となるであろう。助かった自分は、自国に帰り、家族の元に戻れた。でも、相手の現在の状況を知り、助けたいと行動を開始するが……国が違うと簡単にはいかない。
救われたことが、呪いになるという台詞がある。
怖いと思った。家族を犠牲にしてまでも、助けに戻る主人公の葛藤。とても良かったです。
前半の逃亡、救出のシーンは、長く感じられるがこの長さが、必要だったんだなぁと思いました。

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もりちゃん