コヴェナント 約束の救出のレビュー・感想・評価
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善意は人の為ならず
ガイ・リッチーのリアル系戦争映画?って思ってましたが、そもそも監督大好きなので勇んで突撃しましたが、圧倒的な緊迫感に打ちのめされました。オレ、2時間呼吸してなかったんじゃないかな。その位の緊迫感。もちろんそれだけじゃない。 「ローン・サバイバー」や「カンダハル」的な描写もチラホラあるのだが、その辺も含めての皮肉めいたところが監督らしさに感じた。しかもそうは匂わせないので、普通にこの手の映画としても楽しめる。「アメリカン・スナイパー」な側面、「アイ・イン・ザ・スカイ」な側面もあり、興味は尽きない。ここにきてまたひとつステージをアゲタ感じで嬉しかったです。必見。
銃乱射好きだよね
まさにアメリカ映画でしたねー。
片っ端から撃ち殺されるタリバンと中々致命傷を受けないアメリカ兵、アメリカ人が観て気持ちの良い内容なのでしょうね(MAGA!)。
途中の逃亡劇はヒチコックの「鉄のカーテン」を想わせるハラハラがあって楽しめました。
ラストは圧倒的な火力でタリバンを蟻のように殺しまくります。こんなのばっか観て喜んでるから銃乱射事件とか起きちゃうんだろうな、と思いました。日本の剣心みたいな"殺さずのガンマン"みたいのを創ってみたらどうだろうか。
戦地の緊張感がひしひしと伝わります。
これはもうとにかく真っ直ぐな作品でしたね。
男同士の信義と恩義をストレートに描いていました。その肝となる重症の主人公を100キロの道程をほぼ手作りの担架と辛うじて動くような荷車だけで歩ききり救出する現地ガイド。
水も食料もなく炎天下を敵の銃弾を恐れながらの道行きの艱難辛苦をこれでもかと描いていきます。この執拗な描写の長い時間は観ていても疲弊してきます。
だからこそガイドの行為が並大抵なことでなかったと思い知らされるのです。目的地にたどり着いたとき観客もまた緊張感からほどかれる思いがいたしました。
それからアメリカに戻り家族と再会を喜びながら傍目には穏やかな生活に戻った主人公ですが、いまだに彼の地で生死をかけて逃亡しているガイドを救出する恩義に悩むなか、資産を処分して彼の背中を押す奥さんの心中を思い涙する思いと尊敬の念を覚えてしまいました。
結果は派手なアクションとともにハッピーエンドとなりマすが、これらが事実を基に製作されたとのことでございました。
人間はどうしようもない生き物ではありますが、ときおり胸が熱くなるようなことをやってくれるから捨てたものじゃ無いですね。
いい映画ではあるんだけど惜しい‥!
ミリタリーものとしては満足ですが、ストーリーは感動や ドキドキを意識しすぎた結果、無理のある描写が多かったかな‥ (敵の到着タイミング完璧すぎ、毛布被って敵と荷台に乗るのはバレるやろ!等) あと、そもそもアーメッドが何故ここまで必死に助けたのかが読み取れなかった🤔 ビザが貰える範疇の仕事ではなかったし、タリバンへの復讐にしても、メンツが潰れるだけだったらしいし。
戦友と書いて友と読む
最近はイマイチ作が多いガイ・リッチー面目躍如の戦争ドラマです。命の恩人のアフガン人通訳がタリバンから狙われているため、米兵が単身救出に向かう侠気に、分かっていてもグッときます。映画の前半で四面楚歌のアフガンで信用できるか分からないアフガン人通訳とのエピソードを丁寧に積み上げながら、敵の反撃に遭って小隊が全滅するシーンはリアルでガイ・リッチーお得意のド派手なドンパチは抑え目です。その分、重傷を負った主人公を手製の担架に乗せて道なき道を行くシーンは、映像としても魅力的でドラマも盛り上がります。帰国後も自分だけ助かった事の良心の呵責に耐えかねて、主人公がアフガンに戻る決意をする心理描写も非常に丁寧で好感が持てます。最後に民間軍事会社の社長が二人に投げかける戦場ならではの浪花節なセリフに、またまたグッときました。役者では、ガイ・リッチー組常連のジェイソン・ステイサムではなく、演技力重視でジェイク・ギレンホールにしたのが大正解。ステイサムだったら、助けはいらないですね。
アーメッドの執念恐るべし
命がけでジョンを助けた人情や友情なんてキレイ事ではない、アーメッドの執念のドラマ。 命からがら母国に帰ったジョンは毎日アーメッドのことが頭から離れない「呪い」だとまで思う。 前職が整備工だった通訳が戦闘能力が高いのも不思議。
助かった命より、助からなかった命に思いを馳せる
「ビザ」をエサに協力させたけど、それはタテマエでしかなく、本音はビザを与える気は無かったんだろうな、米国には。 映画「グラン・トリノ」では、ベトナム戦争で米軍に協力したために国 追われた民族との交流が描かれていたが、当時とは時代が違い、 「協力者であっても冷淡」になったのだろう。 単なる「移民」と同列にされても困るんだが。 本作は「美談」である。 でもこの「美談」の陰にはもっと多くの「悲劇」がある。 それを知らしめてくれる作品。
やっと観れた!
緊張感で観終わった後かなり疲れたけど期待通りの良い作品でした 仲間が死んで追われて瀕死の重傷になった上官 もう一人生き残った通訳が上官を必死(ほんと壮絶)で助けたのに、出国もできず恨みをかって逃げ続けている それを知った上官が助けに行くわけなんだけど前半が壮絶過ぎてとても長く感じた。 ドローンの空撮を多用していて位置関係がわかりやすく臨場感バッチリ 映画として実に面白かったです (でも「カンダハル突破せよ」の方が私は好き) 鑑賞後はジェイク・ギレンホールのギラギラした大きなお目目ともじゃもじゃお髭の顔が脳裏に焼き付いて離れなかったw アーメッド役(通訳)の方もとても良い演技をされていたのにジェイクの印象が強い!とにかく強いww
感動🥺しました
アフガニスタンでの米軍とタリバンの戦いを描いた戦争映画ではあったが、それだけではない奥深い作品でした。米兵と行動を共にする現地通訳が単なる通訳ではなく戦闘員のような役割も担っている或いは戦地においては普通なのかも知れませんが相当な信頼関係がないと成立しないなぁと感じました。米国のビザの重要性も。 受けた恩はキチンと返す姿勢の素晴らしさとギリギリの攻防に胸熱の作品でした。観て良かったです。 27
生きて帰って…
2018年、アフガニスタンにて任務にあたる米兵が負傷。命をかけて自身を守ってくれた現地通訳を助ける為、再び危険な戦地に戻る物語。 記憶に新しい、20年に渡るアフガニスタンでの闘いの物語ですね。 初っ端は、イマイチ信頼して良いものか…な通訳のアーメッドの行動に不安を覚える。 確かに、言ってみれば敵の同胞でもあるわけですからね。このあたりの描写は見事です。 程なくしてタリバンとの激しい戦闘。ここからの展開は、見応えのある戦争アクションが始まったかと思えば、スパイアクションのような山岳での戦闘も。観る側にも常に緊張感がはしる。 何故そこまでしてキンリーを守るのかなぁ?と思ったりもしたが、やはり自身と家族の安全への一縷の望みでもあったからかな。協力してくれる同胞たちの姿もアツいですね。 後半はキンリーのドラマパート。見るに堪えない苦悩が伝わってくる。 そして奥さんの言葉…。そうですね、これはキンリーやアーメッドだけでなく、待ち続ける家族の闘いでもあるんですね。 クライマックスはまたまた手に汗握る展開‼ 皆必死でここまで来たわけだし、どうにか全員生き残って欲しいと心から願ってしまうほどの感情移入‼パーカー、粋なブーツの汚し方よ…。 緩急が激しく、長く感じた場面もあったりしたが、それだけに色々な表情を持つ作品としてとても面白かった。そしてこれが氷山の一角とは…。運転手さん、大丈夫かな…。 アツくも哀しくも、深く考えさせられる傑作だった。 余談ですが、死の天使登場までの流れがWWⅡを題材にしたワタクシの大好きな別作品と似ていてちょっと懐かしい気持ちになった(笑)
これが人と人の絆よ!
久しぶりにこんな面白い戦争映画を観た! 開始直後は「あーよくあるアフガン戦争時代モノか」と軽く斜に構えていたけれど序盤から驚くような射撃アクションが展開され「ブラックホークダウンか…⁉︎」と思っていたらあっという間に「ローンサバイバー状態やん!」などと興奮と不安が入り混じり、安堵したかと思えば「今度はプライベートライアンかよ!」とジェットコースターのように見事な緩急をつけながらラストまで疾走してくれる。 銃撃戦、戦友、負の遺産などいろんな要素が盛り込まれつつもバランスが良い。ホンマにガイ・リッチーか?と思うくらい。 ほんで主要な登場人物がみんなカッコイイねんなぁ。それもこれまでによくあったアメリカ的ヒロイズムとは違って、呪いなんだと、我々は予期しない呪いにかけられていたんだと、それを忘れないという映画。 久しぶりに帰りながらずっとパンフレット読んでしまった。また観たい!
命を繋ぐ絆
特集記事を読み、 ジェイク•ギレンホールが 良い役者だと思っていたので鑑賞。 感想 娯楽作品として観る近年のアクション映画は映像的に無駄に派手な展開が多く、ストーリー的にも平板で気に入らないものが多かったが、本作は娯楽要素も加味されながら、人間同士の感情に重点が置かれ、事実も取り入れたと思われる、骨太の脚本と戦争映画の構成の原点に立ち返った緊迫した白兵戦形式を取り入れて描写に迫力を増している。さらに窮地に陥った状況下での人種を超えた人間の根本にある常識的良心を克明に描いたドキュメント仕立てのストーリー展開がすばらしかった。非常識な世界で人として、良心を貫く事の大変さを感じた。 演出◯ こんな演出が出来る監督さんだったんだ。 出演者◎ 主演のジェイク自身、決して派手な俳優ではないが印象として常に残る。ここ数年は良作を選び出演している。通訳案内業の俳優さんも◎。 脚本◎ 事実を元にデフォルメしたのだろう。 映像◎ VFXこそほどほどだかドローン画面の多用がリアルな場面構成と登場人物が置かれている状況を客観的に捉え、緊迫感を増大させる事に成功している。 古い人間なので、往年のTVシリーズ、コンバットを思い出した。 ⭐️4
アフガン戦争のその後…
戦争映画が好きな私としては、当然観てきました!! 主役はお馴染み、J・ギレンホーク氏。(まつ毛長いっすw) アフガン戦争を主題にした映画特有の「AK48を持った人数でゴリ押し」の絶望感が、本作も充分感じ取れました。(個人的には、迫撃砲ってやっぱ怖いよね…) 何より、アーメッドが良い!!非常に良い!! 気難しいが誠実で、実は…の設定もあり、役者様の演技も最高でした! 主役の弾の命中率はご愛嬌、その他アフガン地方の文化にも触れられ、とても楽しめました。 戦争映画系が好きな方は、絶対のご観賞をオススメします♪是非、映画館で!
予告編を観て
特に観たいとは思わなかったのですが、評価が高かったので行ってみました。 ストーリーはシンプルでアクションもあり退屈はしませんが、それ以上でもそれ以下でもないって感じ。ツッコミどころいっぱいあってなんていうか若干物語の中に入っていけませんでしたね。
恩を忘れ無い男の生き様
この主人公の奥さんが物凄く出来ているパートナーです!仕事も出来て旦那の願いを聞いてくれてこんな奥さんと巡り逢えて、主人公は幸せ者意外の何者でもありません。(バツイチの俺としては羨ましい限りです!)
まぁそんな事はどうでもいいとして、タイトルにあげた恩を忘れ無いは、本人も劇中言ってますが逆に忘れられない呪いをかけられたかのように成ってしまいます。
実際にアメリカ軍は本国へのビザ取得をちらつかせて働かせていました。それがいきなりの全面撤退となり米軍に協力していたアフガン人にすれば梯子を外された感は否めません。そんな人々が事実沢山います。そして現在もタリバンから身を隠して生き続けているのです。これもアメリカの罪の一つです。
嫌な予感がずっと続く
ちょっと前にガイ・リッチーさんの映画見た気がするけどどんだけ働いてるねん 映像は安定のキレイさでした お話はまあストレートな感じで特に捻りとかは無いです 逆に言うと「え〜っ?」て思う所も無かったので安心して見てていいです 捕まったのは一瞬で、拷問を受けたりは無いので、もしそのシーンがあったらしんどかっただろうな ただ最後のドーン!はまぁ分かってるとは言え何だかなぁとちょっとシラけてしまうかも 主人公がイチバン大変だったのはビザを取る所だったのか?w 戦場でのサバイバルと役所への電話が同じレベルで描かれててワロたw
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