碁盤斬りのレビュー・感想・評価
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草彅くんの演技が苦手なあたしでも…
白石和彌監督のファンとしては外せない新作映画🎬
あまり見慣れない時代劇か〜。しかも囲碁(ルール知らない)。原作は古典落語の柳田格之進(切ない)。『白石組』としては豪華だけどニューフェイス揃い(見たことあるのは音尾さんと國村さんくらい?)。そしてそして何よりも主役がどーにも自分と相性の悪い草彅くん……
草彅くんの演技って方々で評価されてるけど、自分にとってはなんだかオーバー過ぎていいと思えないんだよなー。まぁ、好みの問題か😅
というわけで鑑賞。
個人的にはここ最近迷走中だったと感じてる白石監督だったけど、これは良かった!
原作落語よりもハッピーな終わり方になってるし、狐狼感もあるしw、何よりみんな上手い‼️
清原果耶ちゃん、おきぬちゃんそのもの!
奥野瑛太さん、武士姿がハマり過ぎ!
キョンキョン、愛に満ち溢れてる!
斎藤工、全てがエロいです。
草彅くんの演技はやっぱり自分にとってはToo Muchなんだよな😂もぉ白熱してくると顔芸にしか見えない。でも、他の誰のが良かった、とはならないから絶妙なキャスティングだったかと。そして飽きることなく最後まで楽しめたから時代劇アレルギーも無くなったかも🌟
地味な話なのに最後まで続く緊張感が見事!
囲碁が得意で生真面目な浪人、柳田格之進。
格之進の妻は亡くなっており、
美しい一人娘、絹は父を気遣いながら
縫い物などの仕事をして何とか日々を食い繋いでいる。
格之進は囲碁が趣味の豪商、万屋源兵衛と知り合い
囲碁仲間として親しく付き合ううちに
たまたま、勘違いによる金銭問題が発生し、
それを解決するために格之進の娘
絹がとんでもないことに〜〜〜。
これは原案の落語のお話。
映画版ではそこに、
そもそもなぜ格之進が浪人になってしまったのか?
なぜ、格之進の妻が死んでしまったのか?
そこのところを膨らませて映画的な盛り上がりが加味されて
映画ならではのチャンバラシーンが加えられています。
話は地味なんだけど、最後まで緊張感があって
なかなかに引き込まれる良作です。
草彅剛も好演ですが、清原伽耶の
清潔で高潔な武家娘が素敵です。
海外で最初に日本映画に注目が集まったのが時代劇。
その火を消さない為にも映画館でぜひご覧ください。
で、月に8回くらい、映画館で映画を観る
中途半端な映画好きとしては
なかなかにしっかりした時代劇。
前半は柳田格之進の生真面目さや娘の絹の健気さ
また碁仲間となる万屋源兵衛やその養子、弥吉との
四季折々の交流の様子が丁寧に描かれて
そこが染み入る。
昨年公開の「藤枝梅安」の時にも感じたが
時代劇の世界観にしっかり没入するには
その時代に普通に繰り返される四季折々の
行事や風俗、料理等の描写が丁寧であれば、
より深く物語世界に没入できる気がする。
忘れ去られつつある日本の風俗を
せめて映画の中には留めておいて欲しい。
所謂チャンバラシーンは草薙剛さんと工藤巧さんだから
正直そんなに上手くは無いですがこの映画、
剣豪の話では無いので、まあ、緊張感が続けば
良いんじゃ無いかと思います。
小泉今日子さんが、美味しい役です。(笑)
今後のこの手の役が増えるかも〜〜
なかなか楽しめる娯楽作品です。
囲碁の知識があれば…
囲碁の知識があれば、もう少し楽しめたのだろうか?
全体的に画面が暗すぎて分かりづらいところもあったのが、残念。
草彅剛さんは、ほんとに何をやってもその人に見えるのがいい。バラエティで見るのほほんとした感じと全く違い、ビシっとしたお侍さんで迫力を感じた。國村隼さんは、昔からあの声と演技が大好きで、あんなに自然体に聴こえながらしっかりと意味が伝わってくるのが不思議。それだけ実力者なのでしょうが…。
ストーリーは、予定調和な感じで、意外性もなく進み終わった。
草彅剛あっぱれ
とにかく草彅剛を堪能する作品
もしも草彅剛が武士を演じたらではなく、柳田そのものであった。もちろん柳田自体は知らないが、作品を鑑賞したら存在感と自然さが圧倒的だった
國村隼さんも名優。事前知識なしで鑑賞したので、ありがちな悪徳商人かと思ったが申し訳ない
時代劇だが白石監督らしく遊び心もありうまくまとまっていて楽しめた。
融通の効かない正義の人が巻き起こす負の連鎖?
融通の効かない正義の人、まさしく白の人、コンプライアンス的には間違ってない、間違ってないのだが、世の中は白と黒が入り乱れている。視点が変われば白黒ひっくり返るのである。
草彅剛は本当に白か?
斎藤工は本当に黒か?
実は逆なんじゃないか?
そんな人間のグレーゾーンが画かれているいる作品と思います。
清廉潔白がゆえの取巻の不幸はいかにも人間という存在の悲哀を感じさせます。
草彅くんが彦根藩に戻らず掛軸を換金して放浪していく様は正義の刃に倒れた者への贖罪でしょうか?
いずれにしろ、悲しい、悲しい物語です。
皆さんの評価が高くてビックリ
つくりはいいのかもしれませんが、登場人物の謎行動に驚かされるばかりで、あまり感情移入もできませんでした。
話変わるけど、予告で何度聞いても「忘れてはオランダ〜」って言ってるのかと思ってました。
堂々の時代劇
これが初とは思えないほどの、白石監督の堂々たる時代劇。たっぷり楽しめた。
あえて逆光で撮ったシーンが多く、それが効果的なのに感心した。さらに、ろうそくの薄暗さ、火影のゆらめきで江戸の夜を表現し、そこに吉原の華やかさを対比させるなど、素晴らしい雰囲気。
題名でラストの展開が読めてしまうのが、とても惜しい。
時代劇&落語ファン必見の映画
古典落語の「柳田格之進」をベースにした作品でした。映画&落語ファンとしては必見と思い観に行って来ました。
ただ「柳田格之進」という噺は、江戸時代という時代、特に武士というものの窮屈な生き方を誇張したような噺であり、その結果かなり不条理なストーリーで、平生落語ではあまり感じない怒りとか無情とか無念を覚える内容でした。そのため、正直あまり好きな部類の噺ではありませんでした。そして実際に本作を観てみると、元々ある不条理さにドライブを掛けているというか、落語の筋にある不条理に、さらに一つ不条理を追加していて、実にやるせない気持ちになりました。勿論これは、好き嫌いは別として映画としての誉め言葉なんですが。
見所は俳優陣で、柳田格之進を演じた草彅剛が、まさに”武士は食わねど高楊枝”を体現する貧乏浪人を好演していて、非常に良かったです。「ミッドナイトスワン」ではトランスジェンダー役を演じて日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を獲得しましたが、本作では侍役を演じて演技の幅の広いところを示してくれ、素晴らしい俳優になったと再認識したところでした。格之進の娘のお絹を演じた清原果耶は、先日観た「青春18×2 君へと続く道」に引き続き、相変わらずいい感じでした。両作品とも、人生のどん底に耐えながらも自分を見失わない芯の強い人物像を表現していて、一層ファンになってしまいました。
その他、敵役の斎藤工の憎らし気な演技も良かったし、キョンキョンの貫禄も板についていました。
そんな訳で、原案の落語同様物語そのものは好みの部類ではないものの、俳優陣の演技の素晴らしさは大いに評価したい本作の評価は、★4とします。
骨太時代劇
ストーリーにやや???が付くが演出、カメラワークなどでカバーしていて割と観れる。
格之進が勝手に突っ走り、そこは違うだろうって違和感は結構ある。なぜ、闇雲に兵庫を探しにったのか?娘はどうでも良いのか等。
大本の話も多少?が付く話なのでしょうがないといえばだが、せっかくの映画化であればそこを補ってほしかった。
兵庫をもう少しダークヒーローに描いても良かったのでは。
もしもの演出だが、兵庫は自分の手を拾って切腹、出来ずに介錯の方が泣けると思った。
全体的に良くできているし、流石の白石節だった。
時代劇は苦手なんだけど面白かった!
平日に時間があり旦那と鑑賞、見たかった映画と時間が合わなかったので選んだ作品、でも面白かった!草彅君なかなか見ごたえありです。
新しい時代劇のため非常に見やすいです、時代劇苦手な方にもオススメ。
音楽にピアノやヴァイオリンなどが使われており、非常におしゃれな感覚。
カメラも上品で好きです。
欠点としては人物が描ききれていないところかな~。
原作あるのかな?
原作ではきちんと描かれているのかな。
草彅君に父親としての人物像が見えてこない、それとも父親っぽくない人物像ありきなのか。
娘さん、父親を疑った人を許せた?ってこと?、う~ん、ここもちょっと人物像が弱いし描き切れていない(うちの旦那が非常に納得せず)。
元部下に掛け軸を欲しいと言ったのは何故なのか?(ここも旦那納得せず)。
売って自分が追い詰めた人に現金でも渡しに行くのかなと私は解釈したのですけどね。
元同僚はもともとあのような人物だったのか?なにか原因があってあのような人格になったのか?少し気になる、ここも人物像がいまいち見えない。
でもね、見えなくてもストーリーは繋がるので問題はないのですよ、面白かったです。
この映画のテーマは別なところにあると思うんですよね。
自分の正義を完璧に貫くことで相手やその家族が窮地に陥ることがある、それでも正義と言えるかどうか?、それともそこも含めて正義なのか?
本当に人として正しいこととは何か?
正しいことは立場が変われば逆になるもの。
今あなたが信じていることは本当に正義で正しいのか?疑問を持ってみることも大事。
人の数だけ正義があるのだろうね。
年齢重ねる度に分かるようになってきた。
草彅君の後悔の演技に共感、私も若き日の自分の正義に後悔することがあります。
ストーリーありきの映画にも見えてしまうのですが、描きたい訴えたいテーマはこの後悔の部分なのかな~と感じました。そういった意味では非常に見ごたえのある映画になっています。人物像が描き切れていれば☆5でもいいと思います。
時代劇苦手な人でも苦痛に感じることなく見れる映画になっていますので、ぜひ!
碁盤が!
時代劇はどちらかというと苦手で数年に1回見るぐらいですが、キョンキョンも出るのか~と鑑賞。
古典落語とは知りませんでした。五十両の行方不明など落語っぽい話かも。
囲碁は人々の娯楽でもあり、勝負の世界でもあるのですね。
その勝負とリベンジとが合わさって、殺陣に展開していき面白かったです。
チャンバラシーンはもっとあってもよかったような。
斎藤工の役どころよ…。
草薙君は和装がよく似合う。キリリとしてかっこよかった。
囲碁がわかればもっと楽しめたかもと思います。
クレジットに、井山裕太さん。囲碁は知らないんですが、顔と名前だけ知ってる棋士の方。どの役だったのかな?他にも棋士の方が出演されてるようですね。
ベテラン陣の中、中川大志君の演技が良かったです。
白か黒かと囲碁の世界と現実
草彅剛演じる柳田は堅物で真面目、白黒でしか判断できない男だったが、仇と思っていた者の尺度では周囲の見方は違っていた。
落語の演目からの映画化なのも良い。
映画からの落語、落語からの映画、どちらでも楽しめる。
落語見たことない人はYouTubeにたくさんあります。
草彅剛の演技は本当に良かった。
拾い物の映画でした。
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