ミンナのウタのレビュー・感想・評価
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正直もうちょっとどん底の恐怖を味わいたい
もっとモキュメンタリー的に軽〜く作っているのかと思っていたら LDHというのをのぞいたら普通に、というかがっつりフィクショナルなホラーをやっていた。
どうもこの手のものは白石晃士監督の十八番みたいな気がしちゃっているが、「ラジオ局に寄せられてた未開封の30年前のカセットテープ」を開けてしまってからはマキタスポーツの探偵登場で、30年の時を超えやってきたサナの呪いと対峙する。
テープです。アナログはいい。ものすごく丁寧に演出されていて、なんか優香の出ていた「輪廻」あたりを思い出す。ただ自分が随分擦れてしまったのかそれほど怖くはない。一番怖かったのはサナの母親のリピートと自販機下をもぞもぞ動くサナ。こういうのはうまいです。マリオバーヴァ「ザ・ショック」オマージュの廊下シーンは劇場ではあまり反応がなかった。さすがにここはまるまる予告編で見せすぎたからか。
どの辺から怖くないって思ったかというと、襲われた人が物理的に消えてしまったところか。本当にどこかに連れていかれたりするのは怖いけど、別の次元に閉じ込められてる感があり、そうすると呪いが解けたら戻ってくるな、と思える点(そりゃ人気グループだから消えたままって訳にはいかない)あと、割と早々にテープの送り主の住所と名前がわかること。書いてあるじゃん、と。しかも探偵が同級生という設定が短時間処理でしか活きてないこと。など。こうなってくるとアメリカンインディペンデントホラーのほうが面白い、と思えてしまうことはある。
タイトルの意味に恐れ戦く
Jホラーがモンスターパニック映画として扱われ、本来の威厳と箔(はく)が削がれてきたこのタイミングで、やっと息を吹き返したかのような作品。
GENERATIONS??清水崇??もう期待できないワードだらけで、期待値急下降のまま見たおかげなのか、そもそもクオリティが高かったからか不明だけど普通に見てよかった。
この”規則性のない呪い”がJホラーの代表格。
我々には、問答無用に関わった者の足を引きずり下ろしていく暴力的な恐怖が必要だった…!
話題のお母さんのシーン。分かっちゃいたけど腰が浮くぐらいビックリ。
普通の会話をリフレインするだけであそこまで怖くなる??!?
(あの女優さん、「オカルトの森へようこそ」に出てたよね)
ラジカセの特徴を生かした恐怖が一番のお気に入りだな…
カセットを裏返しB面にした瞬間、同時に本編も180度見え方が変わる。
ラジオから流れてきた音の意味や、「ミンナノウタ」というタイトル・・・
まだ終わらせねえぞ…という監督の執念を感じた。
実は清水監督作品をあまり見てこなかったのですが、セルフオマージュやろなと言うシーンが多くていいアクセントになっていたし、あくまで”清水崇”の作品であり、GENERATIONSにハンドル握らせねえぞ!!!という隠れメッセージにも思えた(笑)
めちゃくちゃ怖かった
予告を見たときに、ジェネレーションだからあんまし怖くないんだろなぁ〜と思って本当に軽い気持ちでで見てしまいました……ほとんど怖いシーン見れなかった…
とくに、お母さんのループが始まったところがすごくもうほんとすごく怖かった。
やっぱ、ループすると奇妙な時間が始まりますよね
今までは、霊になる人の寄り添いが日本のホラーって感じだったけど今回は新しいなと感じました。
さなちゃんがサイコパス…
カセットテープのA面B面もしっかりした魂の取り込み方で圧巻
あらゆるところに、音の伏線?みたいなのがあって
片寄さんねしゃっくりだったり、学校の先生の目のしばしば、りんさんの首カキカキ、探偵のペンカチカチ
そして、最後にジェネレーションの歌を入れエンディングに入ることでさなちゃんの作ったミンナのウタの曲調が思い出せない仕様になってました
わたしは、2回見たので頭の中で響いてますけどね
ミンナのウタ
怖すぎてほとんど壁と友達
ホラーってのは理不尽くらいが丁度いい
私は映画好きですが芸能人には全く興味がないです
俳優女優を見ても興味がないと『◯◯役の人だ。』くらいの認識で監督にも全く興味がありません。作品(映画)が面白ければそれでいいって感じなんです
だから今回の人達(残念ながら既にグループ名を忘れた(笑))も関口メンディーの名前を聞いたことがあるくらいの認識でした
会場にはおそらく主役グループのファンなのでしょう
比較的若い女性が多く(今夜は夏祭りのため浴衣姿もちらほら)超アウェイの空気を感じながら観てまいりました
興味はたったふたつ。面白いのか(怖いのか)!ちゃんと無様な顔して◯んでくれるのか!しかありませんでした
謎のカセットテープによるメンバーの失踪事件から続く負の連鎖…やはり完全新作はネタがわからなくて面白い
最近のク◯のように甘っちょろいホラー映画とは違いなかなかに得体のしれない恐怖を味あわせてくれました🎶
えぇ?それで解決ぅ?みたいな思いもありましたがラストの不穏な終わり方は王道かつ好みの感じ
まぁ人気者グループで実名役だから◯にゃしないだろうとは思っていたのでそこが少しだけ不満でしたが概ね満足でした
そして関口メンディーくん!
私がCMで1番興味を持った廊下のシーンでしたがそこから続く『ひああぁ〜泣』の悲鳴は本作1番のお気に入りです
なかなか芸達者だね😃
あ!皆演技上手だった。それがよかった
話題のさなちゃんママに会いに※
行ったらワ〇ピのウタfeat.清水崇だったみたいな感じです。ちゃんとホラーではあるんだけれど、「ミンナノウタだよ…(怨念)」と感じました。歌の世界に魂を取り込みたい系病んだ女の子。
超個人的意見です。
ネタバレが多いので気を付けてください。
つい最近前作を観たばかりでもあるので、そっちのイメージもあります。
・序盤の怪奇現象が、登場人物の足元に重なる霊の足元といい、目をかっ開いて「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙…」とズルズル迫ってくる姿といい、これはジャパニーズホラーのテンプレなのか、それとも監督のテンプレなのか。
・奇怪ゾーンに飛び込んだら過去に飛んで怪奇現象の元凶を救う(救ったのか?)のは異世界ベースの前作と重なる。(「さなちゃんに寄り添えないかな…?」って優しすぎん?!?)
・女性が女性を救う構図なのは監督の傾向?
・ダイナミック自殺に引く。掃除機コード長くね?疑問に思わず頑張って引っ張る両親、殺意あるよね?
・GENERATIONSが本人役として登場なのは良いのですが、メインボーカルの人は俳優業はしないとのことで呪い回避。ライブシーンには居る…ん?
・一人関西弁の人が霊感強くて不思議怪奇世界に取り込まれてしまうのは、そういう流れが好きなオタクホイホイです。敬語なの良い。中務さんって言うんですね注目していきます。
・関口メンディーはウメンディーのイメージが強く、度々脳裏にチラついて落ち着けませんでしたが、演技良かったです。
・廊下のシーンで流れる曲が確かワ〇ピの主題歌なのも余計この映画ワ〇ピのウタfeat.清水崇?を加速させました。
・「オレは協力しないよ」からの「オレがリーダーだから」という姿勢のイケメン、株が上がるぞ〜!
・チャラさ(?)と演技の上手さが両立してるイケメン達。普通の状態から無表情になる所が良い。パフォーマーとしての表情しか見たことが無い人の目が据わった顔は、なかなか見られないから余計に良い。
・なんと言ってもこの作品の主役はマキタスポーツさん。探偵さん、仕事成功したはずだから家族旅行してね…。何気娘の髪色がカラフルではなかったので、序盤で何か動きがあるかと思ったらそうではなかった。何か起こりそうで違うのが清水崇?それとも探偵宅に帰ってきて欲しくてわざと髪の色カラフルって言っただけ?
・首を掻く、ペンカチャカチャ、指トントンに注目していたら案の定。
・良いロケ地があるものだなぁ。
・独特な文字の歌詞は見せるだけだった。
・さな家のその後どうなったん?
・掠れた音と声、アナログ機器のノイズが大好きなんやろな〜。
・エンドロール後のパートで匂わせ好きなんやろな〜。
・GENERATIONSとマキタスポーツと早見あかり以上にさな役頑張ってるから大きな仕事あげて欲しい。
・登場人物多いから逐一名前の 確認が入ってて優しい。
この作品は番宣の時から遊びまくってますね。
そう感じる理由↓
・ホラーで紹介しておいて「怖すぎてごめんなさい……うそだよホラーだよ!登場人物シークレットだよ!」という映像を流した。
・GENERATIONS参加です!と解禁し、楽曲もGENERATIONS。
・公開日にAIで人間の恐怖を感じたときの数値?も計測したらしく、その業界への貢献もある。
・「さな」という新しいジャパニーズホラー像を確立しつつある。
その他
あ!ミンナのってそういう事か!!と思うのと同時にみんなの音でパーカッションすなやwというツッコミが治まらず。サンプリングしたなら完成させろや〜!誰がカセットテープ送ったんや〜!30年に何の意味も無かった〜!
さなちゃんママのしつこさにもういいもういいと感じました。(コンニチハ母さんやん!と笑えたり。)途中もはや面白くなってくる。さな母のシーンでどよめきが起こったと聞きますが、モーニングショーだったので人が少なく体感できず。ただ、「あぁあこれが!」と納得&面白で良かったです。
ここでこれだけ感想が書けてしまうのも面白かったからだと 思います。
若者にウケるホラーを模索しているのかなとも思いました。夏休み公開な上、ミンナノウタはひとつの音楽グループが関わっていることもあり、面白く作られたのかなと感じます。
今年のハロウィンは制服で自販機の下ガサゴソで決まりですね。
予定調和で終わり残念
マキタスポーツが出演するというだけの理由で観に行きました。ホラーらしいということは聞いていましたが、ほかに誰が出るのかも知らず、また映画が始まってからもマキタスポーツ以外顔と名前が一致する人はゼロ(笑)冒頭のクレジットから、男性のアイドル歌手グループが、本人役で出ているらしいということは分かりましたが、それがEXILEの仲間(?)であるGENERATIONSというグループの人達であることを知ったのも映画が終わってから(笑)通りで若い女性の観客が多かった訳ですね~
肝心の映画の内容ですが、怖がらせ方はそこそこ良かったと思います。薄っすらと見え、現われては消え、消えては現われる怨霊の見せ方や、不気味な音は結構ゾクゾクしました。ただ正体不明のカセットテープが物語のキーになっているというのは、なんだか「リング」っぽい感じだったので、ちょっと既視感が漂いました。
一番残念だったのは、アイドルグループは傷付けないという絶対的なルールがあるように感じられたこと、そして怨霊に「寄り添う」ことで問題が解決してしまうこと。GENERATIONSファンなら楽しめたのでしょうが、彼らを全く知らない者にとっては、予定調和を見せられただけの感じがしてしまいました。
目当てのマキタスポーツも、実質主役と言っても良い役柄だったものの、怨霊との関わりの割に問題解決に果たした役割はイマイチで、ちょっと煮え切らないままエンディングを迎えてしまいました。
そんな訳で、評価は★3としました。
ジャパニーズホラー
アイドル映画の様なキャスティング
ある心霊系ユーチューバーが絶賛してたので期待して観たんですが、まーガッカリ(笑)
1番の元凶は、ジェネレーションズを本人役で起用したアイドル映画の様なキャスティング、これが映画を安っぽくしてる(笑)
ファンが喜ぶのか、アイドルチックに半裸のシャワーシーンとか、
いきなり、作詞作曲のクレジットが入りプロモーションビデオの様になるわ、
しまいにはライブシーンまで強制的に観せられる…
エンドロールに流れた曲も、たぶん、そうでしょう…
最悪だ(笑)
脚本も良くないし、演技も下手め…
マキタスポーツさんが出てるのは良かった♪
怖いトコは少し怖い。
それが、なかったら、もっと低評価(笑)
エンドロール後に少しあります。
考察系だけど考察する気にもならない(笑)
JC、JK向けにガチで作っちゃうんだもの
GENERATIONS主演という
JC、JK向け映画を
恋愛スイーツムービーではなく
ホラーで撮りました。
某監督みたいに“子供向けホラー”に仕上げるのが
今の邦画の方針…いやまてよ?
ならなんで清水崇監督が撮ってるんだ?
「呪怨」の監督だぞ?
いつもは優しいのに映像はめっちゃ怖いぞ。
スプラッターやゴア系のグロさではなく
心の奥を刺してくる天才だぞ。
女の子達にそんな容赦ないホラーを……
容赦なかった(^_^;)
久々に映画館で「あひぃ!」って声出したわ!
ガチで撮ってる!!怖いって!!!
他のレヴューを読むと
GENERATIONSの芝居がぁとか
そこの理由がわからないーとか
ツジツマを突っ込む人が多いけど
この手のホラーはフラグをあえて回収しない面白さもある。
ホラーは全てのツジツマを回収しない方が
面白いのもある。これはそれだ。
女の子、トラウマにならんかな?
あそこと、あそこのシーン(^_^;)
やっぱ清水崇監督作品だなーって感じでした。
あひぃ!
ミンナのウタ 🖤
GENE全員が本人役なのも良かったけどー
以下にも夏のホラー映画。
清水監督やりましたな❣️
さなちゃんの30年後の形に小森は歌われた、
エレベーター内で小森くんが見えたのは大人のさな⁉️
その前にカセットテープを見つけてからが始まりで、
メンバー巻き込まれるですが…※(早見さんも
怖いですが…最初そうでも無かったけどね)
さなちゃん学生時代ーの姿見たのは、メンさん
玲於くんと裕太くん下半身のみ何ですが、
裕太くんはおまけに〜
さなの母親が付いて来るところ
が怖いですね😆😱💙
あ〜言うて、
弟もでした〜〜
メンさんも見えてるのですが、
あの雄叫び恐怖声に笑えた。
裕太くんVSさな母親の謎のループシーンが😆😱
怖いですが、私的に笑ってしまった🤦♀️、
裕太くん家入る前、の弟もですが。
勿論さなちゃんも怖いですがホラーとしては
めっちゃいい作品です。
マキタさんの取材の順番に行くと涼太くん⇒亜嵐くん⇒メンさん⇒玲於くん裕太くんなのですが。。。
ウタ、聞いた順番が、小森くん⇒亜嵐くん⇒メンさんが聞いてるので〜その後、玲於くんなんやけど、(そして、玲於くんは誰に〜聞いた、その前取材受けた人、玲於くんが取材中に、かすかにね、さなちゃんと共に。)
う〜細かい〜ところまで〜怖い。
裕太くんは霊感あるので〜スルーでいいのかと💭
彼は、見えるタイプで良いかと❕
(ただ、彼は別…枠と言いますか?、)
涼太くんは、スマホから聞いてるので、
小森からの電話だったけど〜彼女の声を…。
ただ、亜嵐くんは霊感に強いせいで見えなかったが、
最後は見えたのでしょ🪞。😆😱💙
※それになんか最初から、マネさんが引っかかって
早見あかり(凛)は、生まれ変わりかも。⁉️💭
最後ら辺で分かるですが💦さな、なのでは💭
でもさなちゃん居ますが〜ライブにね。
それが、ミンナのウタ。みなに聞かせる為…に。
終わってから一周まわって考えたどり着いた
答えがそうかもしれないです💭上手く言えない(´-`).。oOけど。
《あとですね、マキタさんと会った時の早見さんと
の感覚が怖かった😱会った事が有りそな2人でしたし、それに、マキタさんの同級生の子の娘とクラス
違いてのも。。。》
とにかく面白かったです怖いですが、
なんか笑ってしまった😆😱💙
私〜、怖いの好きで笑っちゃうんです。
ホラー好きにも、めっちゃ良い作品で良かった。
GENEのDREAMERS(fan)やから、
メンバーが出てるからとしてで、見に行ったと思われてもいいですが、そうでなく見には行ってます。
ホラー好きなので。《GENEはビビり多いけどね、
😆良くやったな…怖い奴に本人役やけど😅》
是非とも夏の恐怖味わいに、ご覧なってください😊
宣伝のための映画か?とは言いたくないが…。
ジェネレーションズって、知らないんですけどなんかのグループですか?
アイドルグループ??( ゚д゚)ポカーン
しかしまあ、いままでアイドルとかが出演する映画を数々観てきたのでそれはいい。
ただ、途中で歌流したりはいらんて。
ミンナノウタとなんも関係も脈絡もないぢゃん。
で、そこまでプッシュするなら、この人らじゃなきゃいけなかった!という必然性をストーリーに盛り込まないと、シラけてしまう。
内容的なことを言えば、
恐怖への盛り上げ方が、いまひとつ。
演技力は置いといても、
そこで、いきなりそんなリアクションするか?
といった流れが不自然に感じるところが随所に見受けられ、残念至極。
一方で、
さなちゃんの斬新なビジュアルはとても好きなのだが、
彼女は、ただ単に自分の世界を作り、そこにみんなを引き込みたかっただけでしょう?
たしかに虐待やイジメがあったにせよ、
たとえるなら貞子のように、
この世に強烈な恨みをもち、呪いをかけるというようなキャラクターには思えなかった。
このあたりの説得力のなさも問題のひとつではあるのだが、
となると、
彼女が最後に流した涙の意味がわからない。
人も動物も平気で殺める彼女も、
つまるところ、救いを求めていたということなのか?
だとすれば、
ここがホラーとしてはイチバンの致命傷だ。
どこまでいっても救いのないのが、
ホラーなのよ。
貞子も伽椰子も、その呪いは止まらんでしょ?
成仏しちゃあ、ダメなのよ。
もっとも、
ここで呪いが止まらなきゃあ、
ジェネレーションの人たち死んだままになるから、
マズいんだろうね(笑)。
カセットテープとか、
コンセント吐き出すさなちゃんとか、
好きな要素はけっこうあるのに、
もしかしたら貞子、伽椰子に続くホラーヒロインになれたかもしれないのに、
ほんとほんと残念でしかたない。
それから、
さなちゃんが絶命するシーンは、
とてもショッキングかつ悲しみを誘うが、
悲しいとか、
かわいそうとか、
そんな感情をホラー映画が誘発させてしまってはいけない。
ひたすら不条理に怖いのがホラー!
情に訴えてはいけないのである。
もし万一、今度続編でも作ることになったとするならば、
お願い、フツーに俳優さん使って(泣)
プロモーションビデオ?
母親が迫って来るシーンで1回だけゾワっと総毛だった。
ただそれだけ。
もうジジイなのでホラーを観ても怖さは感じたことはない。
突然何かが起こるとびっくりするだけ。
この映画ではそれすらほとんどなかった。
設定もかなりチープ。
スターが行方不明になったのに、しがない探偵に依頼?
謎解きもほぼない状態でミステリーの要素もない。
メンバーが戻ってきた経緯も釈然としない。
エンドロール後に何かあるだろうとは思っていたら、案の定。
だが、やっぱり解決してないよね、という確認でしかなかった。
観客はたった2人。
怖くはなくとももっとジェネレーションズのアーティストとしての魅力を
前面に出せていたら、もう少し見応えがあったのでは?
折角の起用の意味を感じられなかった。
背景が語られないせいで、鑑賞後もやもやが続きました。
途中までは、とても面白かったです
パズルのピースがどんどん、カチカチと当て嵌まっていく感じがゾクゾクして演出も秀逸でゾワリとしました。
久々に当たりの本格派ホラーきた!と思いました。が
背景が語られなさすぎて残念すぎます。
・"さな"の背景が見えなかったので、結局ただの変わり者の異常者扱い。
・弟くんが、姉の望みを達成する手伝い(怪奇現象)をする意味とは
・寄り添う→理解してあげる?理解してあげたから最後皆救われた?
・脚本の整合性よりも、最後にライブ映像入れたいが為に一旦全員戻しただけでは
・途中挿入された、カラオケのようなテロップ等、大人の事情察しますがそこはもう少し視聴者を上手く騙して欲しかった。
★2か3か迷いましたが、前半は結構楽しめたので★3つ
続編で"さな"の中身がもっと語られるのでしたら、また映画館に足を運ぶかもです。
満足度たかし
怖いっちゃ怖いけど
つまらない
ミンナノウタ
清水監督、どうもここ最近手がける作品は怖くないというか、怖がらせようとしてるのに空回ってるかの作品が続いており、村・島シリーズと作品を重ねるごとにクオリティが下がっていったのはとても虚しい気持ちになりました。
そんな作品を辿ってきて今作、GENERATIONSとのコラボ作品という事で、これ絶対ヤバいやつだなと思っていたのですが、思っていたよりかは楽しめて、ビビるところはしっかりビビれて良かったと思います。Jホラーらしい怖さが少しだけですが復活したようでした。
GENERATIONSのメンバーがふとしたタイミングで見つけたカセットテープの音源を聴いてしまい、次々と呪いにかかっていくという流れで物語は進んでいきます。
GENERATIONSを全員出演させるという制約が付いていたので、これは悪い方に転がるだろうなと思っていましたが、メンバー一人一人の特徴をサラッと説明しつつ、それぞれに役割を与えて進行しているので、ファンムービー的な完成度も高いと思います。
実質主演はマキタスポーツ演じる探偵なので、そこにGENERATIONSが関わってくるという構図なのも見やすいなと思いました。言い方は悪いですが、ジャニーズが単独ならまだしもグループでこの手の作品に関わると完全にファンムービーになってしまうので、そのバランスを清水監督はうまく汲み取ったなと思いました。
今作の最大の見どころはサナのお母さんが何度もサナを呼ぶシーンを繰り返している最中で、何かがプツッと切れたのか
「私の赤ちゃん返してぇぇぇぇぇぇ!!!」
と絶叫して中務君に迫り寄ってくるシーンは最高に怖かったです。物音で怖がらすのではなく、真正面から人で驚かせてくる演出が激ハマりしていました。細かい事が分かっていない状態でその演出をされたらそりゃビビるよなと思いました。
サナもしっかり怖くて、どこか狂気を秘めたような表情が素晴らしいですし、首吊りの後にコードが口から飛び出て顔に血色が浮きまくっている絵面のインパクトが最高でした。このビジュアルを思いついたのは流石としか。
両親と弟は何かありそうな雰囲気がありつつも、なんだか有耶無耶にされてサラッと終わったのはちょっと残念でした。全てを解決しろとまでは言いませんが、消化できなかったので勿体無いなと思いました。
お父さんそんなに引っ張ったらアカンやろと何回もツッコミましたが、もう思考停止の勢いで紐を引っ張ってて予期せぬ笑いがありました。
終わり方も不気味で、GENERATIONSのライブの音源(違法なんですけどね)や観客の声をカセットテープが録音しているという後味の悪い余韻を残しているのがJホラーの原点回帰のようでなんだか嬉しかったです。
久々に怖さを感じれるホラーが観れて良かったです。全編に渡っての悍ましさが感じれるのかなと思いきや、特定のシーンのみというはちょっと肩透かしでしたが、ブルっと震える事はできたのでナイスホラーでした。
鑑賞日 8/17
鑑賞時間 12:45〜14:40
座席 C-10
薄味だけど、食べたら止まらない
もう見たくねぇ...と思っていた、清水崇監督作品。全く期待していませんでしたが、うす焼きサラダのせんべいみたいな、いつの間にか見入ってしまう、良ホラーでした。まさかの同日公開映画で1番にいいとは。映画ってのは、見た目じゃ分からないものですな。
まあまあ、ツッコミどころは満載です。
正直、それあってのJホラーというか、そもそもツッコミ無しのJホラーなんて見たことがないくらいです。でも、それでいい。「忌怪島」はどうしようもなかったですけど、今回はかなり真剣に作っているように見えましたし、ある程度の「なんでやねん!」は笑いに変えられるため、いいスパイスになって面白かったです。ただ、相変わらずラスト辺りが雑なのは、受け入れられない。怒涛の展開のあまりに、回収しきれていない要素が多く、流石にそこは気になっちゃいました。
ただ話題を集めるためにGENERATIONSを採用したのかと思っていたのですが、かなり上手いこと生かされており、安っぽいプロモーションMVになっていなかったのが、本作1番の衝撃でした。村シリーズに縋り続けた清水崇の原点回避。変に囚われずに、伸び伸びとやった方が面白いものできるじゃありませんか。マキタスポーツの好演もあって、ファンでない人でもメンバーの名前を把握することが出来ますし、(実際のとこどうなのか分からないけど、恐らく)メンバーの個性が引き出されているシーンが多く見受けられたので、そんじょそこらのジャニーズ映画との違いを見せつけた感じがしました。無理に演技していない感じが、とてもいい。
言いたいことは沢山あるけれど、頭空っぽにして見れば普通に怖かったし、終始引き込まれて丁度よく楽しめました。もっと理由付け、そして過去回想に深みがあるとよりホラーとして質の高いものになったんだろうけど、近年の映画にしては珍しく一切の予告詐欺なしだから、十分によくできていたと思います。キャッチフレーズ通り、映画終わったあとはあの"ウタ"を口ずさんでしまうし。ホラー初心者にも、GENERATIONSを知らない人にも、そこそこオススメ出来る作品です。ぜひ。
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