パスト ライブス 再会のレビュー・感想・評価
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初恋の残酷な未来=愛おしい現在
初恋相手との24年ぶりの再会。
長すぎるブランクの間に彼女は夢を叶え
ニューヨークで結婚生活を送り
彼はまだ彼女を思い続けていた。
同テーマを扱った作品は少なくない。
常に描かれてきたのは観客が妄想するifの物語だ。
しかし本作では異なる。
初恋の2人も夫も全員が
慎重に言葉を選び相手を思いやり行動する。
それは恋愛に情熱を燃やす年齢を経た彼らが
心にブレーキを掛けて取った選択だ。
初恋の未来は残酷でもあり
愛おしい現在でもある。
特にラストシーンに心を掴まれた。
大人が見る恋愛ドラマ。悪人がいないのが良かった
東京ラブストーリー
ちょっと、キュッとなりました。
メリーゴーランド前に座る二人のカットが素敵だなと思い、あまり事前情報を入れずに映画館へ。スタイリッシュな印象を持ってましたが、映像も素敵で良かったです。
セリーヌ・ソン監督、今後も楽しみです。
幼い頃の恋心は、同じ好きでも、本気の好きと、仲良しの延長戦上ぐらいの好きもあるでしょうし、ヘソンは前者だなあ…なんて思って見てました。いずれにしても初恋は、うまく気持ちを伝えられないことの方が多いかもしれませんね。
この二人には少し温度差があったような、コンタクトもヘソンから取ったのが始まりだし、ノラ(ナヨン)の方が目指しているものがあるだけに、ドライに感じました。
なので、ヘソンの方が泣き虫キャラっぽく思えました。
10年じゃなく、12年区切りなのは何故だろう、干支が一周まわってしまう…なんてことはさておき、20代の一番動けそうな時に会いに行けなかったもんかなとか思いますが、実際なかなか行かれなかったりしますね。
縁とは、必ずしも現世で一緒になることではないのだなと思い切なくなりました。
俳優さんたちは初見ですが、素敵でした。
ヘソン役のユ・テオが時々、現・松本幸四郎(松たか子兄)に見えました。あと、顔に対して結構がたい がいい。鍛えてるんだろうなあ。
*****
内容は違うけど、離ればなれの二人が海外で会う……ちょっと「冷静と情熱のあいだ」を思い出しました。
そして、最後は割りきってるんだけどスッキリしない感、私には「マチネの終わりに」と同じ気分でした。
なんじゃこりゃ!
この映画を観る前に、GAGA+で
ジェイチョウの言えない秘密をみた。
数年ぶりの3度目の鑑賞。
あまりの面白さと謎解きに5連チャンで自分ハイライトで部分鑑賞した。
脳みそが恋愛脳になってたのと、SNSのおすすめレビュー文章があまりに良かったのでパストライブスを。
ヘソンは男前で胸板厚い。それだけでそこそこモテると思うのに、みみっちいのよ!
そら!長距離恋愛で何年も会えなきゃそうなるだろ!
ナンパしろ!誰かに声かけろ!気持ちは込めなくていい!←って思いながらみてた。
あと、ニューヨークで夫婦と歩いてるシーン。
ファッションがだせーょ!
田舎のおっさんの俺でもそこそこの恰好しまっせ!
映画でのラブシーンは嫌いだけど、わざわざニューヨークまで会いに行って、セクロスせずに帰るんですか?いみわかめ。
いい年こいて純愛とか、純愛?
あーわたしのこころにはそんなものはもとからなかったのかどこかにおきわすれてきたのか
書いてたら怒りがわいてきたので、星半分減らします。
別れられた幼馴染みの再会という泣ける物語
ドキュメンタリータッチ?
「いい女」ぶりに引いた
A24作品だったので期待しましたが。。。
私にはあまり刺さるところがありませんでした。
12歳から36歳までずっとノラを思い続けているヘソンの一途さに驚く。
ノラのほうは、24歳の時点でヘソンのことを忘れていたではないか
オンラインでの繋がりから二人の仲が進展するかと思ったら、会いたい会いたいとお互いが言いながら、結局ノラは仕事を選んで、仕事に集中するためにコンタクトを止めてからさらに12年、二人はなんで再会したんだっけ?
イニョン(前世からの縁)というのは、ノラにとってはヘソンは「番」ではなくそれ以外、タマシイの縁、親友とかそういう意味だと思うがヘソンには番という意味だったんだろう
愛し合うお花畑の二人がそう言い合うのは微笑ましいですが
ノラとヘソンのこの関係性で前世だの縁だのちょっと大げさな気がする
(前世だの縁だの、東洋的で西洋人には受けそうです)
36歳のパートは、ノラに共感が持てない。ヘソンとふたりできゃっきゃっとニューヨーク観光をし、夫には曖昧なことしか言わず、男二人に思わせぶりな態度で、モテモテのアタシ、を楽しんでいるんでは、と見える。彼女の発する言葉や振る舞いがいちいち意味深で、ずっと「ワタシ、いい女でしょ」な雰囲気を醸し出しているようで、引きながらみていました。
ノラは夫と別れるつもりはなくヘソンに釘を刺す前提なのだろうが、夫と二人暮らしの家に迎え入れ、3人で食事をしてさらに飲みに行って、韓国語のわからない夫をほったらかしあろうことか背を向けて、幼馴染男と二人にしかわからない話をするか? 夫に大変失礼で、これをやるノラが高慢に見える。冒頭のバーの3人を見た他の客の会話のように、傍から奇異の目で見られているのは必然、そして夫は観光ガイドかもとか言われてしまう、主役カップルのおじゃま虫のようなシチュエーションなのだ。そんな惨めな場に置かれたら、私なら帰りますよ、お二人でどうぞ好きなだけ語り合ってください、って。そうできないのはノラにベタ惚れだからですかね、自分が席を立ったらそのまま幼馴染に攫われてしまう危機感があって針の筵のようなところに居続けたのかも
そういう夫の心中も、ノラにはわかっていたでしょう。
ノラのいないところで男二人、ぎこちない英語で話ができたので少しマシにはなったが、それでも気まずすぎる。
ヘソンを送って帰ってきたノラが、家の前で待っていた夫の前で泣き出したのにはドン引き。夫、良い人過ぎ。
ヘソンは勝ち気で新世界に臆せず飛び込んでいくノラが好きなのでしょう
韓国の、ヘソンの周囲にはいないタイプなんだと思う
ヘソン自身、保守的な昔ながらの考えに縛られているところがあり、彼自身がそれを解き放ちたいのかそうでないのか、無意識に現状維持な気がするので自分でもどうしたいのかわかっていないのかも
ノラとの仲にはっきりケジメがついたんだから、メソメソしないで次行こう
ニューヨークの風景が素敵でした
賞レースで話題にならなかったら…
縁
現在、三十代の二人の話なので、二十代の頃にはネット環境が当然あり、本来、再会することのない二人がアーダコーダする話
長年生きていれば、あの人今何している⁉の2〜3人は誰でもいるだろう
幸か不幸か、私アラフィフsの若かりし頃はフェイスブックなどなかったので、この映画の二人みたいに現状を調べるなどほぼ不可能
今でも、過去のあの人たちが、幸せに暮らしているのを願っているのはもちろんだが、しかし眼の前でわざわざその幸せを見たいとは思わないのが本音(逆も然り)
いつも思うのだが、男のほうが過去に生き、また感情より理屈を優先して行動するのは否めない(゚∀゚)カナ⁉
ま、昨日観た「インフィニティ・プール」のミア・ゴスがこの映画に登場していたら、「お前ら、ゴチャゴチャ言ってねーで、さっさと◯っちまえよ!」の一言だろう スンマセン…オワリ!
すれ違い、実らぬ恋もあるのです
予告から、大人の泣けるラブストーリーを期待して、公開初日に鑑賞してきました。公開初日の夕方時点での評価は3.7となかなかの高スコア。きっと誰もが自分の恋愛経験を重ねて、共感的に鑑賞したのだと思います。
ストーリーは、韓国で暮らし、互いに好意を抱いていた12歳の少女ナヨンと同級生の少年ヘソンは、家の都合でナヨンがカナダに移住したことで離れ離れとなり、12年後にネット上で再会するものの、それぞれの夢や人生を大切にするために再び連絡を取り合うことをやめるが、さらに12年後、思いを断ち切れないヘソンはナヨンのもとを訪れ、ついに再会を果たすというもの。
人生にタラレバはないですが、それでもそんなことを考えたくなることは誰にでもあります。まして、行動を起こさなかったことで実らなかった恋なら、なおさら後悔し続けてしまうのではないでしょうか。ヘソンがナヨンを思い続けて12年、やっと所在がわかり、オンラインで楽しく会話できたのに、それぞれの夢や生活があって会いに行けず、また距離をおくことになってしまったのはなんとも切ないです。今の自分の夢や生活を優先して相手が来ることを望んでいたのでしょうか、距離に物怖じして会いに行かなかったのでしょうか、会うことで夢をめざす気持ちが揺らぐことを恐れたのでしょうか。そんな自分たちを、互いに子どもだったと振り返る言葉が印象的です。
それでも思いを断ち切れず、やっと再会する二人ですが、今度は思いをきちんとと伝えるものの、それ以上には踏み込みません。互いに、相手の中の自分の存在を確かめられたことで、区切りをつけようとしたのでしょう。それで満足したわけではないと思いますが、これ以上踏み込んではいけないと考えたのではないでしょうか。ラストで、ヘソンを見送った後のナヨンの号泣に、一気に気持ちを持っていかれ、思わずもらい泣きしてしまいました。
そんな彼女を外で出迎え、優しく抱き寄せるアーサーがメチャクチャいいです。ナヨンを愛し、信じてはいるものの、ナヨンとヘソンとの間には決して自分は入れないことを自覚し、そこに嫉妬や不安を感じ、それを感情的にならずにナヨンに伝える姿が素敵です。本作中でもっとも共感できた人物です。彼の人柄に触れたことで、ヘソンは潔く身を引くことができたし、ナヨンも踏みとどまることができたのでしょう。そういう意味では、三人とも大人だったのだと思います。長い年月をかけ、さまざまな経験をして大人になったのでしょう。人生にタラレバがないように、ムダな経験もありません。ナヨンとヘソンの恋が実ることはありませんでしたが、その経験が二人を成長させてくれたことは間違いないと思います。
主演はグレタ・リーで、外国で大きな夢をめざす野心家でありながら、ヘソンへの思いを滲ませるソヨンを好演しています。共演のユ・テオ、脇を固めるジョン・マガロらも、大人の恋を感じさせる抑制した演技が素敵です。
24歳パートが残念
予告編から“大人のラブストーリー”の雰囲気を感じ、楽しみにしていた。
【物語】
ソウルに暮らす12歳の小学生ノラとヘソンは互いに惹(ひ)かれ合っていたが、映画監督の父親と画家の母親がカナダ移住を決心し、ノラ一家が引っ越したことで2人は突然離れ離れになる。
12年後ノラ一家はさらにアメリカ・ニューヨークへ移住していた。ある日ノラはふとヘソンを思い出し、彼をネットで検索したところ、父親の映画作品サイトへのヘソンの投稿を発見する。 ヘソンは兵役を経験し、大学生になっていたが、ずっとノラとの再会を夢見てネット上でノラを探していたのだった。
二人はオンライン上で再会を果たし、しばらくオンライン上での会話を繰り返すが、それ以上の関係を築くことなく再び連絡は途絶えてしまう。
さらに12年が経ち、その間にノラ(グレタ・リー)は別の男と結婚していた。 ヘソン(ユ・テオ)も別の女性との恋愛を経験したが、結婚へ進めずにいた。あるときヘソンはノラが結婚したと知りながらも自分の中に消えない気持ちを整理するため、ニューヨークへ向かう。
【感想】
正直言うと、ちょっと期待ハズレ。期待が大きかっただけに。
作品は12歳、24歳、36歳と3つのパートに分かれており、12歳と36歳のパートは悪くないと思うが、24歳のパートが納得行かなかった。
初恋を24歳までずっと引きずっていたヘソンと半分忘れていたノラ。その温度差は“あるある”で、構わないのだけど、24歳で再び2人の思いが燃え上がらないと、36歳のパートが成り立たないと思う。 ところが、24歳の2人の行動が消化不良。100年前なら「ソウルとニューヨークで文通していてもお金の無い二人は会いに行けませんでした」もあるだろう。が、21世紀の話だ。12年間探し続けた愛する人の居所が分って、会いに行かないヘソン。 毎日航空券予約サイトを眺めていたというノラも仕事が忙しいとしても、強い思いがあれば2泊3日の弾丸逢瀬でも行くでしょ? それをしないのはその程度の思いだったようにしか見えない。
そう思えてしまったので、36歳のパートを観ても気持ちがイマイチ盛り上がらなかった。
ヒロイン グレタ・リーは特別美女ではないけれど、魅力は感じられた。それだけに余計惜しい気がした。
観賞後に読んだところによると、脚本・監督のセリーン・ソンは韓国生まれで、両親が芸術家で12歳のときカナダに移住、ニューヨークで劇作家になるという経歴はノラそのもの。というところからすると、この作品は自伝的作品っぽい。
であれば、なおさら24歳パートは狂おしい思いを生々しく描いて欲しかった。
韓国映画のラブストーリー作品である“ビューティー・インサイド”に痛く感動し、それに迫る作品を期待してしまったのだけど、残念ながら遠く及ばなかった。
運命かタイミングか
久しぶりに胸がきゅうっと締め付けられるような映画だった。男女のうちどちらかが病に倒れたり亡くなったりしない展開なのに、こんなにも切なく胸が苦しくなる物語はあるだろうか。
인연 イニョン。漢字で書くと因縁となり、日本語漢字では悪い意味で用いられるが、韓国語では「縁・ゆかり」の意で用いられる。それともう一つ。Past Livesは前世。
前世からの縁。来世への縁。神秘的な意味を信じれば信じるほど、運命の相手だって確信は強くなるのに、それが叶わないことがもう本当に…神様が与えたこういう運命なのだろうか、人生は何事もタイミングなのだろうか…と思わされる。
ヘソンとアーサー。ヘソンが英語ペラペラじゃなくてよかった、アーサーが韓国語達者じゃなくてよかった、とつくづく思う。二人はかろうじて英語でやり取りしていたけど、これが完璧に意思疎通できる会話だったらきっとヘソンとアーサーはお互いに傷つけていたかもしれないよね。
ヘソンとナヨンがなぜ結ばれない運命になってしまったのかと、第三者目線での後悔?というか何というか…この感情をどう説明したらいいかわからない。とにかくもう胸が痛い…。
エンドロールでナヨンの名は併記されていなかった。彼女の人生のアイデンティティはもうとっくにそして完全にノラだったのだ。それを見てまた悲しくなる私…。だってヘソンにとってはノラじゃなくてナヨンなんだからさ。
袖摺り合うも多生の”イニョン”
韓国で生まれ育った少女テヨン(後のノラ)と少年ヘソンの、24年に渡る”イニョン”を描いた作品でした。”イニョン”とは、朝鮮語で”縁”を意味する言葉だそうで、日本語の”縁”同様、仏教概念を源泉とする同義の言葉として使われていました。他国で上映するならいざ知らず、日本語でもお馴染みの”縁”という言葉があるのに、敢えて作中の字幕では”イニョン”を使っていたのはちょっと不思議ではありました。ただ、仏教的な意味合いを離れて、余りに広義に使われる”縁”という日本語を避けることで、2人の前世からの何重にも折り重なった関係性を、翻訳上でも表現したかったのかなと解釈したところです。
ついでに言うと、英語の原題である”Past Lives”の意味は”前世”であるのに対して、邦題はそれに”再会”を付け加えており、これは現世での再会だけでなく、前世で”イニョン”があった者が現世で再会すること、そして現世で”イニョン”があった者が来世で再会することをも意味しており、こちらも中々に優れた邦題だったように思います。
小学校のクラスメイトにして、共に成績優秀なテヨンとヘソンの2人は、互いに恋心を抱いていましたが、12歳の時にテヨン一家はカナダへ移住。テヨンはノラと改名し、さらに単身アメリカへ移住、作家として活躍する。一方ヘソンは兵役を経て中国に留学するが、基本韓国に留まる。そんな2人が12年後にネット上で再会を果たし、一見恋仲になったかと思いきや、遠距離恋愛にありがちなすれ違いの末に関係は断たれる。その後程なくしてノラは同じ作家のアーサーと結ばれる。
しかしさらに12年後、36歳になった2人は、ノラの住むニューヨークで再会。夫を持つ身のノラは、ヘソンとの再会の喜びを夫に隠しもせず、夫は複雑な心境に追い込まれるというお話でした。
個人的に非常に興味深かったのは、ノラとアーサーの会話。朝鮮語が分からないアーサーが、ノラに対して「君の寝言は全て朝鮮語。自分の知らない世界があるようで怖い」と告白。そんな言葉はヘソンを交えての会食で具現化し、ノラとヘソンは朝鮮語で語り合う。勿論アーサーは置いてけぼり。カメラはノラとヘソンのみを映し、アーサーは敢えて映さないところにゾクッとさせられました。仮に自分がアーサーの立場なら、気が変になるのは確実だと思ったところでした。
結局ノラはアーサーの元に留まり、ヘソンは帰国の途に就きますが、両者の”イニョン”は来世にも引き継がれるのは確実と思わされて物語は終了しました。いや~、アーサー可哀想😿
最後に本作と直接関係のない話題を一つ。私の妻は外国人なので、母国語と日本語を話せますが、ノラと違って寝言は多言語。きっと見ている夢のシチュエーションによって、日本語だったり母国語だったりを使い分けているようです。ノラの寝言に関しては、韓国で生まれ12歳でカナダに渡り、現在はアメリカに在住する本作の監督であるセリーヌ・ソンの体験を物語化しているのではと推測します。ノラにしてもセリーヌ・ソン監督にしても、在カナダ及び在米24年、我が妻も日本に来て24年なので、ちょうど同じ期間母国語と異なる言語を話す外国で暮らしている訳ですが、寝言に関しては人それぞれなんだなと、変なところに関心した作品でした。
そんな訳で、アーサーに深く同情するとともに、移住した人の寝言の話題を提供してくれた本作の評価は、★4とします。
大人による大人のための映画
これぞ本当の大人の恋愛
韓国と米国の合作ですが、やっぱり米国の映画の方が近いかと。というか、監督も韓国からカナダへの移民なのですね。監督の実体験が混ざってるのかも知れません。
12歳、24歳、36歳と、それぞれの年齢の恋愛もそうですが、目標を聞かれたり、過去を振り返ったり、なかなか切ない部分もあります。
特に人と人のやり取りは、セリフ以上のものが感じられて切なかった。
あんなに簡単に「好き」と言えたり、手を繋げる年齢も懐かしいですね。24年振りにあって「ハグ」されて戸惑うとか、なかなか良いです。
「縁」のあるふたり、くっついて欲しいような、欲しくないような。
ラストシーンも良かった。
「大人」にはとても良いストーリーだと思います。
ただ、ニューヨークへの憧れが強いというか、「The」ニューヨークの景色が気ななります。ニューヨーク好きにはたまらないですかね。
まったく同じストーリーで日本人版ができるでしょうか?見てみたいですね。
さっちゃん
とんでもない殺人映画じゃ無いか!
初恋の忘れられないあの切ない思いを静かに殺し、大人として成仏させあの思いを海に沈める話だ。
おじさんもおばさんも殺されたんじゃ無い?
これで死んで無かったら嘘だ。
皆んな不倫とか浮気とかした事有る?
俺は無いよ、清廉潔白ですよ、だってパートナー居ないもん。
でもね、心引きずり引き出されグッサリ刺されましたよ。
俺に現在パートナー居たらもう劇場後に死にたくなるんだろうな。
今日もアホみたいなTシャツに一人で劇場向かった俺だけど、今も忘れられないあの子や、寝る前に思い出す初恋の娘だって居ますよ。
うわー。会いたいなーー。
俺みたいな人生モテた事も無いダメ男なんかに好きって言ってくれたあの娘、今頃子供も居て幸せな人生歩んでるんだろうな。
ただ会いたいな。
あの子もこの映画見てたら狂い死にするかもね。
あの頃みたいに門限には返すよ。
ただただステキで、凶悪な映画見たんだ。ってキミに話して笑い合いたいよ。
あくまで個人の感想です
韓流ドラマによくあるフォーマットをコメディ色を排除してセンチメンタルに作った、退屈な作品でした。
いい年して小学生の頃の思い出に囚われるかな。好きな子がいたとしても何して遊んでたかも覚えていないし、それと輪廻転生とくっつけられて話されても普通ならドン引かれると思いました。恋愛脳が高校生で止まった男女の話で、つまらなかったです。韓流にありがちなピューリッツァ賞だのトニー賞取る!とか言ってたり、異常に物分かりのいいユダヤ人がいたり、、、。面白い韓流ドラマはこれに記憶喪失やらすれ違いやら双子の兄弟やらが出てきて盛り上がるのですが。
この映画って、恋愛に酔ってる2人の脳内を映像化したものと勝手に思いこんでしまった。つまらん。
結果
そうなるとは思いましたが、やっぱり少し残念でしたね。2人ともそこまで思い合えてたのは凄い事ですよね。やはり、何かの縁があったのでしょうか。長い年月をコンパクトにまとめてましたが、とても見やすかったです。
ずっともどかしい。
小学生の頃、突然の別れで離れ離れになった男女幼馴染みのナヨン(女)とヘソン(男)の話。
韓国ソウルに暮らしてた頃とは別名を名乗るノラ(ナヨン)と、初恋の相手がナヨンのヘソン、ある日、母との電話で幼馴染みの彼を思いだし、その子の名を母から聞き検索、FBでヒットし、ヘソンのSNSを覗くと自分の事(ノラ)を探してると知る事に…。
タイトルにも書いたけど、とにかくもどかしい。でも、こういう恋愛もありますよね。
てっ、言うか自分の経験ともリンクする部分があって、その頃を思い出しました。
お互い好きな関係なのにタイミング悪くその時は相手がいたりで一緒になれない、ずっといるのに友達以上の関係になれない(これリンクした部分)、24年ぶりの再会でお互い好きと言いたいけど、言えない言わないで、ノラの旦那の送り出してあげる優しさと大人さ、ラストのノラを抱きしめてあげるアーサーにも涙。
アーサーという旦那がいなくてハッピーエンドも観たかったけれど、この本作のもどかしさやノラとヘソンの距離感がたまらなかった、電車内だかバスだか忘れたけど「手すりで触れそうで触れない手」う~んもどかしい!(笑)
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