劇場公開日 2024年4月5日

「初恋は初恋のままとっておいた方が良いと思う」パスト ライブス 再会 小町さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5初恋は初恋のままとっておいた方が良いと思う

2024年4月9日
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鑑賞方法:映画館

韓国での幼なじみのナヨンとヘソンが24年後ニューヨークで再会するというラブストーリー
この2人の再会よりも、私はナヨンの夫のアーサーの気持ちが一番切なかったです
妻ノラ(ナヨン)の気持ちは知ってるけどそれでもヘソンの存在に不安になるって打ち明けるシーン、3人でバーにいるのに韓国語で話す2人の会話に入っていけず蚊帳の外、切なくて涙でした
夫婦であっても自分の知らない時の妻の過去って踏み込めない世界
ちょっとナヨンがアーサーに対して思いやりがないような
ヘソンの切ない気持ちも良いのです
ぎこちないハグと会話の2人が再会したシーン、あのシーン好きです
ヘソンはずっとナヨンが好きだったのかもです
再会したナヨンとヘソンはそれぞれの人生に戻るって事だけど、私はそれで良かったと思います
だからヘソンとナヨンはお互いがずっと心のどこかにいる人になって、そこがアーサーにとっては切ないところだけど
運命の人=結婚相手ではなくて一番好きになった人と私は思います
ヘソンにとってはナヨンが運命の人で、アーサーにとってはノラが運命の人で、じゃあ彼女にとって運命の人は誰なのか、そこが私にはわかりません
実際付き合うといろいろトラブルは起きて好きな気持ちが消える事もあるし、「あの時こうしていたら」ってずっと思ってしまうだろうけど、やっぱり初恋は初恋のままきれいなままにしといた方が良いかも
両思いだけど片思いしてたっていう初恋、そういう初恋をずっととっておけるのもステキかなと
ノラとアーサーが出会った場所、ニューヨーク、きれいなロケーションでした

小町
パングロスさんのコメント
2024年4月23日

小町さん、拙レビューへのコメントありがとうございました。
「両想いだけど片想いしてたって初恋」、素晴らしい言葉ですね。
この切ない別れによって(たとえ帰国したヘソンが別の女性と結婚したとしても)二人の初恋は永遠のものになったのですからね。
やはり初恋は、つらくて美しい、ものでありたいですね。

パングロス
humさんのコメント
2024年4月16日

コメントありがとうございます。
ヘソンのまっすぐな愛とアーサーの包むような愛を感じながらノラは自分の答えを貫きましたね。彼女の強さを信じた夫が抱きしめたときの涙にウルッときました。2人にはより強い絆がうまれたのでは?
ヘソンもしっかり前を向くのよと、ノラの心の声がきこえそうです😌

hum
ゆ~きちさんのコメント
2024年4月11日

あまりK Pop アイドルとか韓流スターには興味ないのですが、最近韓国人にイケメンが増えましたw

日本男子にも頑張ってもらいたいものですw コメントありがとうございました。

ゆ~きち
ゆ~きちさんのコメント
2024年4月11日

ヘソン推し、アーサー推しそれぞれいらっしゃるのも、なかなか興味深いものがありますw どっちもイケメンでしたしね!www

ゆ~きち
ゆ~きちさんのコメント
2024年4月11日

若い頃なら「私ってモテて罪な女ね」で済むのでしょうが、大人だからこそ線を引く正解が切なかったですね。安易に不倫映画にしなかったところに共感できました。

ゆ~きち
ゆ~きちさんのコメント
2024年4月10日

共感ありがとうございました。

「ご縁」ってアジア独特の発想なんですかね。因縁は深いものがあります。

ゆ~きち