search #サーチ2

劇場公開日:

解説

パソコンの画面上で物語が展開していくという斬新なアイデアと巧みなストーリーテリングでスマッシュヒットを記録したサスペンススリラー「search サーチ」のシリーズ第2弾。

ロサンゼルスから遠く離れた南米・コロンビアを旅行中に突然消息を絶った母。デジタルネイティブ世代である高校生の娘ジューンは、検索サイトや代行サービス、SNSなど使い慣れたサイトやアプリを駆使して母の捜索を試みる。スマホの位置情報や監視カメラ、銀行の出入金記録など、人々の行動・生活がデジタル上で記録されている現代、母を見つけることは簡単と思われたが、一向に行方をつかむことができない。そればかりか、不可解な出来事はすぐさまSNSで拡散され、憶測ばかりが広がっていく。不確かな情報に翻弄されながらも、真相をつかもうとするジューンだったが……。

前作の監督・脚本を手がけたアニーシュ・チャガンティが今作では原案・製作を務め、前作の編集を担当したウィル・メリックとニック・ジョンソンが共同で監督を務めた。ジューン役は「ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結」「透明人間」などに出演してきたストーム・リード。

2023年製作/111分/PG12/アメリカ
原題または英題:Missing
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2023年4月14日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

映画レビュー

4.0前作を越える伏線回収の見事さに感動した

2024年11月17日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ほぼパソコンなどの電子機器越しで話が進んでいく斬新さと、文明の力を使いこなせれば、自宅にいながらも謎を解いていく検索力に衝撃を受けた前作。 この手の二番煎じは前作を越えることができるのか?と思っていたが、前作の良さを引き継ぎながら、主人公がITネイティブな18歳になったことで新鮮さもプラスされてとても面白かった! ただ検索スピードが速いので、主人公が今何を調べているのか、この手に疎い人はついていくのが大変かもしれない。 この映画の醍醐味といえる、登場人物が全て怪しく見えるけれど、目星つけていた人が実は良い人だったり、冒頭のこれがここで効いてくるのか!!など、伏線回収が見事すぎて、見ていてとってもスッキリする。 仕事でも私生活でも、検索スキルはとても必要だと思っていて、情報が溢れかえるネットの世界で、より最短で目的なものを見つけるためのスキル、フェイクニュースもある中で真実を見つけられるスキルは、これからますます必要になってくるだろう。 それにしても、ひとつのアカウントでここまで様々な情報がバレてしまうなんて、セキュリティの面も考えさせられる映画だった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
AZU

3.5デジタルネイティブの主人公で検索スキルとスピード感をアップデート

2023年4月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 25件)
ニコ

4.0デジタル世代のスキルすげえ。

2023年5月31日
PCから投稿

一作目に関しては、アイデアや構成の面白さはわかるが、ギミックを精査したことでこぢんまりとしてしまった印象はあった。ところがこの第二弾では、すべてがパソコンやスマホの画面上で進行するという建前はあるものの、絶対に整合性が取れない絵面が飛び出してきて、作品としてのルールよりも面白さの追求が勝っている。そんなアホなと思いはするが、じゃあダメかというとそんなことは一切なくて、わりとオチは読めるものの、ガンガンムチャをしてくれる景気の良さが楽しい。 シリーズとしては、オンライン上でさまざまなハードルを突破していくのが大きな見どころだが、女子高生のデジタルスキルに驚く。もう普通の10代がこんなだったら、われわれ世代のセキュリティなんて鼻紙ほどの頼りがいもないですよ。と戦々恐々とさせられるのもいい体験だった。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
村山章

5.0前作の画期的な試みをさらに進化させ映像化。純粋にこの手法は面白く、期待を裏切らない作品!

2023年4月15日
PCから投稿

前作のサスペンススリラー「search サーチ」(2018年)は本当に革新的でした。 あらゆるシーンが「パソコンの画面上」で展開されていき、この時代だからこそ生まれた作品と言えます。 思えば、アカデミー賞でも話題となり日本では2017年に公開した「LION ライオン 25年目のただいま」では、インドで迷子になった5歳の少年が25年後に、わずかな記憶を頼りにGoogle Earthを駆使し、オーストラリアの家に居ながらにしてインドの故郷を探し出した「実話」が描かれていましたが、もはやそういう時代なのでしょう。 本作は、高校生の娘が母親を探す物語。この主人公の女子高生がデジタルネイティブ世代とは言え、ありとあらゆるツールを駆使して、めちゃくちゃ速いスピードで世界中のデジタルリソースを使いながら様々な情報を探し出す様は、ただただ圧倒されますし、「これ以上ないエンタメ」とも言えます。 前作「search サーチ」が好きだったので、さらに進化した本作に喜びを感じました。 そして、期待を裏切らない面白さ! この画期的な作品に触れないのは勿体ないと思うので、是非、スクリーンで体感してほしい作品です。

コメントする (0件)
共感した! 27件)
細野真宏

「search サーチ」シリーズ関連作品