宇宙人のあいつ

劇場公開日:

宇宙人のあいつ

解説

中村倫也主演で、地球人になりすましてきた宇宙人が、地球を離れるまでの3日間で人間としてやり残したことに奮闘する姿を描いたコメディ。

人間の生態調査のため、23年前に土星から来た宇宙人は、真田家四兄妹の次男・日出男として、長男・夢二、長女・想乃、三男・詩文と暮らしていた。家族というものがわからない日出男は、夢二から、家族とは自分よりも大切なものがあることだと教えられる。真田家のさまざまな問題が起こる中、日出男が地球を離れる日が近づいてくる。日出男に残された時間はあと3日間。人間としてやり残したことをやり遂げるため、日出男の地球での最後の奮闘がはじまる。

日出男役を中村、長女・想乃役を伊藤沙莉、長男・夢二役を「バナナマン」の日村勇紀、三男・詩文役を柄本時生がそれぞれ演じる。監督・脚本は、「ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たち」「ステップ」の飯塚健。

2023年製作/117分/G/日本
配給:ハピネットファントム・スタジオ
劇場公開日:2023年5月19日

スタッフ・キャスト

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(C)映画「宇宙人のあいつ」製作委員会

映画レビュー

3.5シュールギャグの波状攻撃!焼き肉食べたい。のんびり見るのにオススメです

2024年11月24日
スマートフォンから投稿

WOWOWで視聴
オープニングのシーンでは一切笑えず、2時間見続けられないかもしれないとの不安が有りました。
しかし、続けざまに出る下らなすぎる小ネタがボディブローのように利いてきて、合間に挟まる兄弟間の絆で緩みそうな涙腺を高圧洗浄機の下りでふっとばされ、声を出して笑ってしまいました

はじまりと終わりで同じシーンが入るのですが、はじまりでは笑えず、なぜか終わりでは笑ってしまう

ほっこりできる、ダラダラ見るのにちょうどいい映画でした

そして、焼き肉食べたくなるそんな映画です

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ニコニコホコタテローン

3.0地球には「家族」というものがあった

2024年11月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

<映画のことば>
「お前が来なかったらなあ、こんなに楽しくなかったよ。
お前も家族だ。たとえ土星人でもな。」

四人兄弟で営む焼肉屋。
つまり、長男坊が親代わりに家族で家業の焼肉屋を経営し、次男坊以下も、それぞれの仕事をかけもちしながらも、そういう長男を支える毎日ー。

両親は早くに亡くなったようで、それだけに、真田家は、家族(兄弟)の結束が固かったのかも知れません。
毎朝(?)の「真田家サミット」も、その象徴だったようです。

物語の設定を含め、全編を通じてコミカルに描かれてはいるのですけれども。
家族の「包容力」「温かさ」を描いた一本としては、決してできの悪い作品ではなく、いわゆる単なる脱力系とは一線を画したとも評することができるとも思います。

否、別作品『ヒノマルソウル 舞台裏の英雄たち』でも、そうだったように、家族ないし家族に準ずるような、ほど遠くない人々の間の人間関係の機微を描くことを得意とする飯塚健監督ならではの一本だったとも言えるようです。

佳作としての評価としておきたいと思います。
評論子的には。

<映画のことば>
家族は、自分よりも大切に思える人。
そいつのためだったら、代わりになれる人。
たとえどんなに離れていても、そいつの幸せを、自分の幸せよりも願えるってことだ。

<映画のことば>
焼肉屋をやってると、家族で焼肉を食べられないってことは、あるな。

(追記)
日出男が土星に連れ帰る一人を選ぶためのくじ引きなんですけれども。
あれは、最初から三本とも「はずれ」として用意されていたのでしょうか。
長男坊としての、他の家族を想う一念が「はずれ」を「当たり」に変えたと見るのは、穿ち過ぎというものでしょうか。
それでも、三人を想う夢二の家族愛が、結末を変えたということは、事実と同じくらいに確からしいことだったのだと思います。

(追記)
三兄弟の名字の「さなだ」のローマ字表記の中には、ちゃんと「宇宙」=NASA・アメリカ航空宇宙局のアナグラムが入っているみたいですね。
日出男が土星に帰るためのロケット擬(もど)きの何か(笑)の噴射で焼け落ちた焼き肉SANADAの看板の一部が、ちょうど、その文字列になっていました。
本作の製作陣から観客への細(ささ)やかなメッセージだったようです。

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talkie

3.0散漫だが不思議な魅力を持った作品…

2024年11月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

単純

2023年公開、製作幹事:エイベックス・ピクチャーズ=ポニーキャニオン。

監督:飯塚健
脚本:飯塚健

【真田日出男(トロ・ピカル)】:中村倫也
【真田想乃】:伊藤沙莉
【真田夢二】:日村勇紀
【真田詩文】:柄本時生
※うなぎ(ビッグマミィ)の声:井上和香
井上和香は、監督である飯塚健の妻。

和製SFコメディ。
設定はSFだが、大掛かりな特撮やCGとは無縁。
一番おカネがかかっているのは、うなぎ(ビッグマミィ)かもしれない。

1.色調が独特
映像の色味に特徴がある。
オリバー・ストーンの『ナチュラル・ボーン・キラーズ』をすぐに思い出した。
若干、サイケ調(笑)。

イエスの『Heart of the Sunrise(『バッファロー'66』の挿入歌)』でも鳴り出しそうな雰囲気だ。

2.仕込まれたいくつかのボケ?(笑)
◆BOØWYの読み方
◆どんぶり納豆の儀式?
◆畳み掛ける ″真田サミット″ と ″ドリーミン″
◆ジャガの存在
◆宇宙船

一生懸命に笑わせようとしている感じ。

3.全体として散漫だが最後まで引き付けられる
◆長女(伊藤沙莉)の妊娠
◆それを見抜く幼いゆめちゃんの存在
◆次男(中村倫也)が誰を土星に連れて行くか
◆三男(柄本時生)が受ける嫌がらせ
◆なぞの巨大うなぎ(ビッグマミィ)
これらがラストに向けて収斂していくのか、
と思って見ていたら、まったく収斂しないからかえって驚く(笑)。

こうやって書くと駄作のようだが、
実はしっかり最後まで引きつけられた。
散漫だが不思議な魅力を持った作品だ。

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共感した! 6件)
Haihai

3.5前半はシュールな笑いに今一つ乗れなかったが後半はいい。 ウナギの産...

2024年10月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

前半はシュールな笑いに今一つ乗れなかったが後半はいい。
ウナギの産卵のシーンや4人兄妹の絆のシーンもよかった。
ラストも妹の子どもとして地球に戻ってきたようで、きれいにまとまったと思う。

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省二