キングダム 運命の炎のレビュー・感想・評価
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残念な作品
『GANTZ』『いぬやしき』『図書館戦争』など、架空の世界を撮るのが特徴的な佐藤信介監督作品『キングダム2』の続編。
金曜ロードショーの録画を視聴。
ストーリーは単純。
王騎(大沢たかお)のもとで修業を終えて戻ってきた信(山﨑賢人)...修行中の映像がないのが残念。
嬴政 (吉沢亮)が紫夏(杏)との約束を果たしたいと王騎に語る少年時代...残念ながら全然少年(9歳)の姿ではない。
クライマックス、信が手柄をあげて飛信隊が誕生...予備が無いのか、残念ながら防具は用意してもらえず。
ラスト、龐煖(吉川晃司)が登場して続く...身長約5メートルくらいの巨人のような龐煖を2メートル弱で表現しているのが残念。
巨人がいたであろう大昔なのに、今のサイズの人しかいない。
紀元前というロマンのある時代なのに景色が残念。
なにより生活感がなくて残念。
何を食べ、どこで排泄し、服や防具や武器を作る描写もないし言及もしない。
実写化してリアルにしているからこそ、適当に誤魔化している感じが目立ってしまう。
光の使い方だけは上手い。
続編と合わせて観たい
豪華配役
今作の目玉は杏さんですか、ただの思い出話やん、長いし(笑) やっぱ...
わらべ信
いつも思うけど、キャスティングいい!
この手の作品で一番許せないのがキャスティングが納得できないことです。特にこの作品はキャラクターの個性が最大の魅力ですので、主要キャラが「合ってない!」と思ったら観れないのです。
またキングダムの特徴として、たくさんのキャラが出るにもかかわらず、どうでもいいキャラは一切おらず、普通の作品以上に配役が難しくお金もかかると思います。
しかし、第1作から、この点をクリアしており、脱帽しました。そして第3作となるこの作品は、より主要キャラが出るので不安でしたが、見事な配役でした。
杏演ずる紫夏も素晴らしかったですし、吉川晃司演じる龐煖には痺れました。。原作者の原さんもだいぶ関わっているようなので、そのおかげもあるでしょう。
第2作から思っていたのが佐藤浩市演じる呂不韋が原作と感じが違うかな?と思いました。ちょっと上品というか、高潔というか。でも、まあ役者さんとしての格や演技力に問題はないし、これはこれでいいかもしれません。
もちろん、脚本、セットも原作を壊すことなく素晴らしいですが、何この点が最も感心するところ。
次回作の公開が楽しみです。
ンフ〜
ストーリーがかなり掘り下げられてて原作に近く結構良かったね。と同時に、この調子で映画化してったらあと幾つあるんだろうなと心配になった。まぁキャストの年齢的に、王騎将軍死んで信が矛を託されて終わる感じかな。
他のマンガ原作の映画より出来が良く人気もある理由は、大沢たかおの演技力だけではなく、やっぱり信役の山﨑賢人なんじゃなかろうか?ミーハー気分で観たわけではないんだが、原作好きの自分から観ても良くやってると思うよ。演技や仕草、ちょっとしたアクションも原作を壊さず山﨑賢人らしく表現していて、若手の俳優さんを舐めてた自分としては驚きを隠せないでいる。今後も頑張ってほしいね
それにしても、橋本環奈の下手な演技はどうにかならないのかね?笑いを取ろうとする演技ですら下手過ぎて、可哀想な位に大沢&山﨑の足引っ張ってるやん。まぁ、顔好みじゃないから余計にそう思うだけかも知れませんが笑
魏国との戦い(『キングダム2 遥かなる大地へ』)に勝利した彼らを更...
戦(いくさ)一戦で一つの映画。良くも悪くも戦闘シーンは時間経つのが...
これまでと比べると‥
龐煖と李牧の登場
エイ政が中華統一を決意した訳、そして信の飛信隊の活躍!!
2019年にスタートした「キングダム」も第三弾、重要なパートに
突入しました。
後に秦の始皇帝になるエイ政(吉沢亮)、
7歳にしてある人と出逢いから中華統一を人生の目的と決める。
その思いを決意させたのが闇の商人・紫夏(しか=杏)
人質として殺されかけてたエイ政が父親の死により後継者になることに
決まる。
紫夏は命を懸けてエイ政を守り《秦の国》へと馬車で送り届けるのだった。
一方で童(わらべ)信は大騎将軍(大沢たかお)から特殊工作任務の
100名を任せられて、名の隊の名前は【飛信隊(ひしんたい)】
特殊な任務とは趙右軍の大将・馮忌(片岡愛之助)の首を
どさくさに紛れて奪る任務だった。
特殊っつたって農民(三浦貴大と岡山天音などの)が主で、
特殊スキルなど、
なーんもね!!
カタナしかね!!
信の身体能力だけが頼み!!
今回はエイ政役の吉沢亮が全半出ずっぱりで、その美しいお姿と、
力強い台詞回しを惜しみなく披露してくれます。
また命懸けでエイ政を秦に送り届ける紫夏(杏さん)の、
勇ましい弓を引く姿も感動でした。
そしてエイ政は紫夏のためにも中華統一を果たして戦乱を
終わらせるのだと、王騎に決意を熱く語るのだった。
後半になるに従い戦闘シーンも多くなりますが、
この「キングダム」の【やまだ豊】の音楽は
実に素晴らしいですね。
往年のハリウッド大作映画をお手本にしたとありますが、
大きなうねりのあるオーケストラ演奏が映画を引き立てて
音楽には本当に感動しました。
でもなんか紀元前の戦乱の時代=春秋時代。
何万人の兵士が並ぶシーン。
CG丸出し。
王騎は顔芸が殆どで、策士の面、その先の先を読む戦略、
これは良かったけれど、台詞のみの顔芸。
丸々と太って増量した大沢たかおを見るのは楽しみだけど、
なんか新鮮味が無くなってきた。
信の飛信隊の戦術。
首を奪るシーンは、あり得ないほど“飛んでた“けれど、
谷の上から大岩が“雨のように降って来る“とか、
なかったのかなぁー。
(そしたら信が死んじゃうか!!)
戦闘場面ももう少し“馬“を生かせないのかな!!
黒澤明のあの臨場感や躍動感ある戦闘シーンと較べると、
馬踊れ!!馬跳べ!!
馬、もんどり打って転べや、コノー!!
と、言いたくなる。
ラストで次回の敵が顔を見せて期待をツナグ!!
いやぁ、こんな索漠とした時代、
戦国時代とは、
《ただただ血生臭い戦い・・・有るのみ》
それでも次回の予告を見ると、期待してしまうのだ!!
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