キングダム 運命の炎のレビュー・感想・評価
全360件中、301~320件目を表示
駄作キングダム2の後に、超良作がやって来た!
キングダム1を見て感動して原作漫画のファンになりました。One Ok Lockも好きです。
コロナ禍で公開されたキングダム2を見て、あまりに原作無視の脚本演出で、かつ総じての駄作ぶりに呆れ返り、次回作は見るまいと心に誓いました。
ただ、シリーズ物にありがちな、駄作の次は良作のジンクスを思い出し(キングダム2,3は連作されており、3がメイン作品ではないかの世上の評価もあり)、しぶしぶ劇場に足を運ぶことにしました。
前日、地上波でキングダム2の放映を見て前作が間違いなく駄作だったことを再確認しました。加えて、キングダム2放映後に放映されたキングダム3冒頭11分を見てやはり駄作かと予感し、先のジンクスが外れることを恐れました。
しかしながら、劇場の大画面と大音響で冒頭11分を鑑賞し始めると(ただし、冒頭の嬴政と昌文君との会話は必要でしょうか?)、同じ11分なのに徐々に本作は面白いかも、→面白い気がする、→そうだ面白い、→間違いなく面白いと引き込まれていきました。顔のドアップの多い邦画にありがちなベタな撮影技法にもかかわらず、各俳優の演技に心を揺さぶられました。
細かい点をいえば不満がないわけではありませんが、そんなことは気にならず、見終われば、大、大満足です。
前半は、嬴政の当時の年齢、9歳の子役が演ずればまた違った感動があったでしょうが(それはそれでよかったかもしれません)、吉沢亮を使いながら、ほとんどその立ち姿を写さないで身長差を隠すなどして、杏と掛け合いさせることで少年期の嬴政を、破綻なく撮り終えているのは立派。吉沢亮の演技も杏の演技も心に迫ります。
後半は、山﨑賢人が人を鼓舞する演技に圧倒されます。
全体を通じて大沢たかおの王騎は原作の人物像を醸し出していて大好きです。
要潤、高嶋政宏、満島真之介、橋本環奈、濱津隆之、出番は少なかったが長澤まさみも好きなキャスティングです。清野菜名には多くのファンがいらっしゃるのは承知の上で、羌瘣には山本千尋を当てて欲しかったです。NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人亅の暗殺者役の演技を見ても、本作の回想シーンの演技を改めて見ても、その年齢や武術経験からしても、どちらが役に相応しいかは明らだったように思えるのですが…。今回出演の佐藤浩市、玉木宏、山本耕史、片岡愛之助、そして小栗潤もそれぞれ役にハマっていて、よく考えたキャスティングです。なのに、羌瘣について外してしまったことが返す返すも残念でなりません。
ところで、今後制作されるであろう続編においては、より大規模な合戦シーンが続くことになりますが、みなさんがコメントされているように、それを映画化することができるのかは大きな課題でしょう。本作の急襲突撃シーンは、次回作で繰り返されても通用しないと思います。次回作が作られるとして、再び駄作に堕ちてしまわないかをとても心配しています。前作は、殺陣が非常に雑で貧弱、騎馬兵を含め個々の兵士に指導が行き渡らず、戦闘しているようには見えませんでした。本作では、前作ほど酷くはありませんが、やはり殺陣が不十分なところは克服されたとはいえないでしょう。ただ、前作で使われたアクションシーンのスローモーションや下手なワイヤーアクションがなくなり、時代遅れ感や安物感を払拭したことにほっとしています。
是非、劇場鑑賞をお勧めします。
エンディング曲 意外は文句なし
このシリーズを鑑賞する人は
ストーリーは知っている人が大半だと思うので
今回は何処までやるの? というのが
一番気になる所ですよね
今回は龐煖が登場してキャストが
分かる所までです
龐煖が誰なのか? は気になりますよね
個人的には文句無しのキャスティングだと
思います やはり将はカッコ良くないとね
いまだに蒙武は気になってしまう…
李牧も… 福田監督の三国志に出てしまった印象で
出てくるだけでコメディ感が出てしまい閉まらない
内容は文句なしですが、元の内容が
現実的な物では無いの実写化すると
まぁ 有り得ない状況で陳腐に見えてしまうかも
ですが、ここはお約束として受け止めましょう
それさえ無視出来れば楽しめる物です
前回もですが今回も なんでこのアーティスト?
です
キングダムは続きもので終わりは全然先なので
完結して終わるわけではないが、原作が選んでるから正解なんだろうけどしっとりは合わない!
観るユーザーも若いので1のワンオクの勢いの方が
とても良いと思う
佐藤監督アッパレ
泣ける!
キングダムの世界に2時間どっぷりと没頭
原作も読みアニメも旧映画2作も鑑賞済み。
いやー文句なしの5つ星です。
ある程度の内容を2時間にまとめるので原作通りといかないのは想定済みながら2時間まとめの内容としては非常に満足です。
今回は単なる戦物語というよりは原作にもある政の人間ドラマの部分も織り込みつつで、前回の続き、今後へ繋がる物語としてしっかりと楽しめました。
ただ、キングダムという長いストーリーの中の中間の物語部分なので、まず旧作をある程度知っている前提での始まりだし、春秋戦国時代の戦もので激しいバトルが見れると思っているような初見の人には微妙だったりするのでしょうね。
あと、実写だけに、流れ的に実際そんなことになる?という現実比較をして見てしまうタイプの人にもややつらいかも知れないです。
だって、原作がああなんですから(苦笑)。
あの展開で間違っていないんです。
映画はあくまでフィクション、というか原作もフィクション(元ネタはあるにせよ)として成り立たせている物語なので、出来れば現実比較せずにキングダムというフィクションの中に没頭して楽しんで見て貰いたい作品です。
今回新たに出るキャラの配役も素晴らしいく前回は不明だったあの重要キャラも登場し、そう来たか!という配役。
当然続きがある終わり方で、早くも続きが見たくなりました。
清野菜名
流石に政の幼少期まで、吉沢亮が演じるのは…始皇帝不老不死の演出?w...
杏さん 良い役をもらいましたねー。
没入感が半端ない映画。 本年度ベスト!!
最近観た映画の中で一番作品に没入出来た感じ!
130分と長めだけど最後に「KINGDOM」のタイトルバックが出た時の、もう終わり?感が残念過ぎた(笑)
本作は2部構成で作られていた感じ。
前半は吉沢亮さん演じる嬴政がメイン。
嬴政の過去が明かされる感じ。
嬴政を秦国に連れ戻す為、杏さん演じる闇商人が馬車で追っ手から逃げるシーンが熱い。
杏さんの二重瞼が美しい(笑)
今まで大人しかった嬴政が闇商人の言葉でたくましくなって行く感じ。
嬴政の人格はこの闇商人が築き上げたと言っても良いくらい(笑)
嬴政を守る闇商人達の行動に本シリーズで初めて泣けた(笑)
後半は山﨑賢人さん演じる信が軸になってる感じ。
秦国の隣国の趙が侵攻を開始。
そんな中、信をリーダーとした100人の部隊、飛信隊が趙の将軍を倒す為、2万人の軍勢の中を突き進む展開が熱い!
清野菜名さん演じる羌瘣も前作以上にたくましくカッコ良い!
嬴政が中華統一目指すセリフの過去作のシーンが印象的。
中華統一はまだまだ先な感じだけど、そのブレない思いが伝わって来る(笑)
エンドロールで解る贅沢なキャスト陣が凄かった!
本作に出演するキャストを確認していなかったのが悔やまれる(笑)
長澤まさみさんの使い方が贅沢過ぎる(笑)
桜井日奈子さんも登場♪
あっと驚く小栗さん!次作に期待値が上がる。
鑑賞前に買った飲み物の事も忘れ、作品に集中してしまった(笑)
上映後に一気飲みしました( ´∀`)
カタルシス昇華
キングダム3 まだまだ続く
『童‣信』から『飛信隊・信』へ
春秋戦国時代の中国を描いた、人気コミック『キングダム』を実写化したシリーズ3作目。秦国の若き王・えい政と天下の大将軍を目指す戦士・信が、互いをリスペクトし合い、共に中華統一の実現に向けて、隣国との死闘を繰り広げていく歴史アクション大作。前作で魏国との闘いに勝利したのも束の間、本作では、隣国の趙国が秦国へと攻め入ってきたのを、迎え撃つ展開。
本作は、前半と後半で、主役が入れ替わり、2本の映画を観ているかのような内容になっている。前半では、えい政が、超軍との戦の総大将として任命した王騎将軍から、中華統一を目指す理由を問われ、嘗て、自分の命と引き換えに手助けをしてくれた紫夏との、切ない物語を追想していく。つまり、前半の主役は、えい政の子供時代を演じる吉沢亮。
後半は、本来通り信役の山崎賢人が主役に戻り、100人の兵『飛翔隊』の隊長と王騎から任命された信が、趙軍とのし烈な戦闘シーンが繰り広げられていく。魏軍との戦闘で同じ釜の飯を食った仲間の他に、新たな仲間も加わる中で、隊員からの信頼も得て、敵を欺く王騎の功名な戦略の元で、趙軍大将・馮忌の首を取るまでのストーリーが流れていく。
映像においても、これまでの日本映画には無かったような壮大なスケールで、何万の軍勢の迫力ある戦闘シーンを、CGを駆使して映し出していた。最後の飛信隊の戦闘シーンは、僅か数十人で大軍勢を蹴散らしていく爽快感は伝わってきた。しかし、弓矢や槍で対抗されれば、そんなにたやすく突破はできないし、無理があるシーンが何度も繰り返されていたのは、現実味に欠けた。まあ、そこが劇画原作の面白さなのかもしれない…(笑)。
それにしても、今回の出演者はこれまで以上に豪華だ。。主役の山崎賢人、吉沢亮はもちろん、前作までにも登場していた、大沢たかお、高島政宏、佐藤浩市、要潤、玉木宏の他にも、新たに山田裕貴、片岡愛之助、山本耕史が趙軍大将として出演。また、女性陣では、橋本環奈と清野菜名を筆頭に、本作のキーパーソンの紫夏役として杏が出演している。山崎賢人も、本作に合わせてかなり鍛えてきたとみえて、肩幅も以前に比べて一回り大きくなったように感じた。
そして、次作にシリーズが続く形で、1作目に活躍した揚端和役の長澤まさみも復活し、小栗旬まで意外な形で顔をのぞかせていた。そしてラストに、信たちの前に立ちはだかったのが死神の様な不気味な男。こうした役柄にはピッタリのあの男だった…。次作がいつ公開になるのかまだ分からないが、非常に楽しみな展開となってきた。
今作もイイ!でも先に過去作鑑賞を!
大人気の「キングダム」シリーズ第3弾。過去2作も良作だったので、期待して公開初日に仕事を早上がりして鑑賞してきました。今作も見応えのある、いい仕上がりでした。
ストーリーは、隣国・趙の大規模侵攻を受けた秦の国王・嬴政が、それを迎え討つべく大将軍・王騎を総大将に任命し、彼から「飛信隊」の名を授かった隊を率い、別働隊としての任を受けた隊長・信の活躍を描くというもの。冒頭でさらっとここまでのおさらいがありますが、初見の人にはちんぷんかんぷんだと思うので、予備知識なしではおもしろさ激減だと思います。過去2作の事前鑑賞をお勧めします。本作は、嬴政が王としての覚悟を決めるきっかけとなった出来事を語る前半と、趙との大戦の中で信が別働隊として敵将軍の首を狙う後半に大きく分かれ、政と信のどちらにもスポットを当てて描いています。
まずは前半。敵国で人質として暮らしていた幼き(?)嬴政が、闇商人・紫夏の命懸けの助力により秦に帰還する様子を描くのですが、ここでの紫夏が実にイイ!政の資質を見抜き、怯える政を無条件で温かく包み込み、王位継承を覚悟した政を命懸けで送り届ける紫夏。杏さんの演技が冴えわたり、思わず涙してしまいました。そんな紫夏の願いや希望をしかと受け止め、立派な王となることを責務として己に課す政。心に沁みる素敵なシーンでした。まあ、そのためにこのシーンも吉沢亮くんを起用しているので、当時の政の年齢を考えてはいけません。
そして、いよいよ後半の趙との攻防。相変わらず邦画とは思えないスケールで描いていて圧巻です。ともすると局地戦のみでスケール感を出そうとする作品が多い中、本作はやはり一味違います。整然と組織された部隊が陣形を巧みに変化させながら、指揮官の指令のもとに戦術を考えて戦っていることがよくわかります。河了貂と王騎の視点と解説がナイスです!おかげで、飛信隊の重要性がよく伝わってきます。信や羌瘣らのアクションも迫力があります。加えて、信の成長が感じられたのもよかったです。思いと勢いだけで突き進んできた信が、将としての貫禄と統率力を得たことが伝わってきます。そんな信が隊の仲間との絆を紡いでいくのもまた熱かったです。
ただ、飛信隊の快進撃はいささかやりすぎです。リアリティとスケールにこだわった演出が、ここでは裏目に出ているように感じました。馮忌本陣のおびただしい数の守備兵に、隊を二分した飛信隊がかなうはずありません。本陣突撃前に尾平が弱音を口にしますが、「尾平よ、お前は正しい!」と言いたくなりました。いくら信と羌瘣を擁した、結束力のある隊といえど、これで敵将の首を取るというのは説得力に欠けます。ここは実に惜しかったです。
とはいえ、みごと敵将の首を取り、ここから秦軍が勢いを増して大勝利!…と思ったら、とんでもない敵将が現れてまさかの終幕!そりゃないよ〜!まあ、前半の丁寧な話運びから、嫌な予感はしてましたけどね。せめてこの戦の決着までは描いてほしかったです。おまけに、最後の最後にまさかの楊端和!美しすぎる!続きが観たすぎる!でも、このペースだと中華統一までに史実以上に時間がかかりそうです…。
キャストは、山崎賢人くん、吉沢亮くん、橋本環奈さん、清野菜名さん、大沢たかおさん、岡山天音くん、三浦貴大さん、高嶋政宏さん、佐藤浩市さんら、前作から続投の安定の布陣。ここに、杏さん、山本耕史さん、片岡愛之助さん、山田裕貴くんらを加え、とにかく豪華な顔ぶれが並びます。
大沢たかおさんに釘付け👀👀とにかく前のめりで観た
これは観る人によっては…
全360件中、301~320件目を表示