マイ・エレメント

劇場公開日:

解説

「トイ・ストーリー」「モンスターズ・インク」「リメンバー・ミー」など数々の独創的な作品を世に送り出してきたピクサー・アニメーション・スタジオが、火、水、土、風といったエレメント(元素)の世界を舞台に描く長編作品。

火、水、土、風のエレメントたちが暮らすエレメント・シティ。家族のために火の街から出ることなく父の店を継ぐ夢に向かって頑張っていた火の女の子エンバーは、ある日偶然、自分とは正反対で自由な心を持つ水の青年ウェイドと出会う。ウェイドと過ごすなかで初めて世界の広さに触れたエンバーは、自分の新たな可能性、本当にやりたいことについて考え始める。火の世界の外に憧れを抱きはじめたエンバーだったが、エレメント・シティには「違うエレメントとは関わらない」というルールがあった。

監督は「アーロと少年」のピーター・ソーン。声の出演はエンバー役に「ハーフ・オブ・イット 面白いのはこれから」のリア・ルイス、ウェイド役に「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」などに出演したママドゥ・アティエ。日本語吹き替え版ではエンバー役を川口春奈、ウェイド役を「Kis-My-Ft2」の玉森裕太が務める。短編「カールじいさんのデート」が同時上映。第96回アカデミー長編アニメーション賞ノミネート。

2023年製作/101分/G/アメリカ
原題または英題:Elemental
配給:ディズニー
劇場公開日:2023年8月4日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第96回 アカデミー賞(2024年)

ノミネート

長編アニメーション賞  

第81回 ゴールデングローブ賞(2024年)

ノミネート

最優秀長編アニメーション映画賞  
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(C)2023 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

映画レビュー

3.5自分のやりたいこと

2024年8月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

知的

幸せ

ディズニープラスで鑑賞。 物質をCGで描写するのは難しいが、火、水、土、風の細部へのこだわりがすごかったです。「物に命を与える」という理念を大事にしてきたピクサーが、これまでに積み重ねてきた経験をフルに活かして更なる進歩が伝わってきました。特に、火と水の化学反応を恋愛で表現している光景が神秘的で美しかったです。 物語は、自分軸を大切にすることが中心になっていると解釈しました。火のエンバーは当初、「他の物質と関わってはいけない」というルールに則って家業を引き継ごうとしていました。しかし、水のウェイドと出会ったことで、彼との交流を通して自分のやりたいことを見つけていきます。ここから世間の常識に縛られず、自分がどう生きたいのかを大事にすることが現代に必要だと感じ取りました。 技術の進歩を感じさせると同時に、自分軸を持つ大切さについて考えさせられました。

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Ken@

3.5すごい観点!

2024年10月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

興奮

相まみえない考え方とか、家族の在り方とか、なんかもろもろを理解できない部分はあるにせよ、それはそれとして認めるというスタンスっていいよね、と思わせてくれる映画でした。 安心して子供たちに見せることができる映画だし、そのあとなんかいろいろ話し合っちゃう感じの映画です(笑)

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波

5.0中盤からずっとウルウルしてた

2024年10月6日
Androidアプリから投稿

相手を思いやること、相手を尊重することがいかに大切か。異なる人種、異なる思想だろうと相手を理解し思いやることができれば世界はもっと優しさで溢れるのにと、たとえ綺麗事だと言われようが、私は綺麗事が好きなんだ!この物語がとてもとても大好き! 映像も美しく、エンバーやウェイドのキャラクター性も良く観ていて本当に癒やされたぁぁ。なんだか荒んだ心が浄化される。 そしてなんだか誰かをとっても愛したくなった。

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ぴーまん

4.0違いは世界の広がりを生む

2024年9月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

面白かった! 差別、貧困、貧富の差なども織り交ぜながら、いろんな違いを乗り越えて一緒になる2人のラブストーリー、なのだけど。 全てを燃やし尽くす勢いで信念をメラメラさせてる火のエンバーと、全てを流れのままサラサラ受け止める水のウェイドがそれぞれの性質をうまく性格に表していてすごくよかった。 最初ウェイドがあまりにも共感力が高すぎて、やだこんな人と思いながら観ていたけど、後半全てを受け止めてそれもまた運命みたいに受け入れていく彼にすごく心を持っていかれて、すっかり大好きになってしまった。やっぱ優しさは何にも勝つわね!! 街もそれぞれのエレメントの特徴を活かして作られていて、すごく面白かったなー。 今後もまた何度も観たい!

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icco