崖上のスパイ

劇場公開日:

崖上のスパイ

解説

中国の巨匠チャン・イーモウが、1930年代の満州を舞台に描いたスパイサスペンス。

1934年、冬。ソ連で特殊訓練を受けた男女4人のスパイチームが、極秘作戦「ウートラ計画」を実行するため満州国のハルビンに潜入する。彼らの目的は、日本軍の秘密施設から脱走した証人を国外脱出させ、同軍の蛮行を世界に知らせること。しかし仲間の裏切りによって天敵・特務警察に計画内容が察知され、リーダーのチャン・シエンチェンが捕まってしまう。残された3人と彼らの協力者となったジョウ・イーは、どうにかピンチを切り抜けるべく奔走するが……。

出演は「山河ノスタルジア」のチャン・イー、「わたしは潘金蓮じゃない」のユー・ホーフェイ、「ドリアン ドリアン」のチン・ハイルー、「1950 鋼の第7中隊」のチュー・ヤーウェン、「ワン・セカンド 永遠の24フレーム」のリウ・ハオツン。2021年・第34回金鶏奨で監督賞、主演男優賞(チャン・イー)、撮影賞を受賞した。

2021年製作/120分/PG12/中国
原題:懸崖之上 Cliff Walkers
配給:アルバトロス・フィルム
劇場公開日:2023年2月10日

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映画レビュー

3.0細かいことは抜きに演技とアクションと映像を楽しむ映画

2024年7月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

スパイたちが訓練されてるのと同じくらい中国の俳優さんは本当によく訓練されており演技力が半端ない。

若手からベテランまで、主役から端役まで徹底的に選ばれて鍛えあげられてる感じがする。主役の张译(チャン•イー)ってイケメンではないし顔も左右対象じゃないんだけど、アクションやたたずまいがすごくかっこよくて、拷問されて崩れてからでも印象に残る俳優さん。

あと于和偉(ユー・ハーウェイ)の演技が好みです。中国のドラマや映画みたら結構な確率で遭遇するベテラン俳優。

他の方もおっしゃってるようにスパイと内通者、さらにまたその裏切りみたいな感じでよくわからない。人間関係を把握するのは難しい。俳優さんの演技を楽しむ映画です。

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ハマー

3.0チャン・イーモウ

2024年7月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

チャン・イーモウ監督によるスパイアクション映画。
満州国に潜入した中国人スパイが4人、刑務所から脱獄した中国人を確保して、日本の非道さを訴えるためだ。
しかし一人が捕まり、特務機関内の裏切り者をあぶり出すことが中心に。
雪山のシーンは見事だった。

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いやよセブン

4.0見応えあり!

2024年6月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

興奮

CSで録画視聴。スパイサスペンスだが、中国らしく見応えがあった。ハラハラドキドキ感満載が、中国スパイ映画の醍醐味だと改めて感じた。
中国近現代史に基づく描き方も中国映画らしい。
チャン・イー・モウ監督は上手い!面白く観ました。
中国スパイ映画は面白い。先入観を捨てれば。

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ナベウーロンティー

1.5監督の名前で客が呼べるのだが。

2024年2月23日
スマートフォンから投稿

単純

寝られる

チャン・イーモウ監督作品と言えば、デビュー作の『紅いコーリャン』はじめ、名作とされる作品はいくつもあるのだが、
私は、チャン・ツィイーを主演女優に据えた『初恋のきた道』が一番好きだ。

アジアを代表する監督の一人と言えるだろう。
名前で客が呼べる監督だ。

本作のキャッチコピーは、次の通り。

「巨匠チャン・イーモウが初めて挑む、予測不能スパイ・サスペンス」

つまり、73歳にして挑戦した初のサスペンスは、
興行的にも、作品評価としても成功とはほど遠いものとなった。

物語の舞台は満州国のハルビン。
ソ連で特殊訓練を受けた共産党スパイチームの男女4人が、極秘作戦“ウートラ計画”を実行するため現地に潜入する。
ウートラ計画とは、秘密施設から逃れた同胞を国外に脱出させ、日本軍の蛮行を世界に知らしめること。
だが、仲間の裏切りによって、そのミッションは天敵である特務警察に察知されていた。
スパイたちは、八方塞がりの危機を突破し、命がけのミッションを完遂できるのか?!……。

日本人だから言うのではない。

物語のスケールが小さすぎる。
リアリティに欠けている。
低予算なのか、すべてが安っぽい。
とにかく暗くて淀んでいる。

残念だ。

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Haihai