劇場公開日 2023年6月2日

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怪物のレビュー・感想・評価

全900件中、161~180件目を表示

5.0ありのままを受け入れられない人間のサガ

2023年8月14日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

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亞LEX

4.0誰が彼らを批判しているのか、我々は怪物か

2023年8月13日
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悲しい

楽しい

難しい

怪物だれだ。 恐ろしい言葉である。 これほど鑑賞前後で感想の変わる言葉はない。 無邪気さを孕むだけでなく、芯にある大人への強い思いをぶつけられた気がする。 言葉は苦しい、その奥にある思いの方がもっと苦しい。 その思いに寄り添い、気づかずとも動くことができない我々はいずれ怪物となる。

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ちず

4.5怪物とモンスター

2023年8月13日
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「怪物」ってタイトル日本語では重く、どれ程凄い主人公かな?と思いましたが、見るとナルホド・・納得。 全ての配役さんが素晴らしく、凄く楽しめました。特に子供達(オーディション)!!(良かったです)また、構成や展開(特に脚本)今までに無い是枝作品で進行変化が特に良かった。個人的には凄く面白い映画でした。

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Leojiji

3.5暗からはじまり明へ。徐々に明るい兆しが見えてくるようだ。

2023年8月11日
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怖い

難しい

出だしから中盤辺りまでミステリー的な要素があり、一体なにか起きたのか、起こっているのかという謎に引き込まれた。 その後、陰湿な人間の性を見せつけられるようなシーンに心が沈むが、中盤辺りから、それら人間の陰湿さが誤解であったことが次第に分かってくる。 『怪物』という題名だけに、登場人物にただならぬ悪人が出でくるような予感がしたが、そうではなかった。 ストーリーは、多角的視点で進行するが、それらが進行するに連れて、不安な心の緊張がときほぐされて、終盤にあっては、この少年二人に、希望のようなものを感じる爽快な気持ちとなった。 また、それと同時に人間社会の複雑さ、辛辣さを感じさせた。 言わば、こうもうまくいかない社会の辛辣さのなかで、少年二人の同性愛的な友情が際だって綺麗に見えた。 鑑賞し終えたところ、実はみんなよい人であったことが分かる。 では、題名にある怪物とはなんだったのか、疑問が残っている。

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TW

2.5いい親、いい先生、いい子供

2023年8月11日
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ipxqi

4.5誰もが怪物

2023年8月11日
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誰もが怪物になりうるし、誰もが誰かの大切な人であること。それを分からせてくれる作品でした。

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み

4.5子供には子供だけの世界がある

2023年8月10日
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知的

大きな湖があるとある街(劇中で諏訪とは特定されない)で雑居ビルで火事が起こる。 その火事を家のベランダから眺めるシングルマザーの早織(安藤サクラ)と小学生の息子の湊(黒川想矢)のシーンから物語が始まる。 映画はこの火事のシーンを起点に1つの出来事、時間軸を3者の視点で描く。 黒澤明監督が「羅生門」で用いたことが有名で、映画や小説でもよく用いられる手法だ。 今作品は是枝裕和監督では珍しく、自身の脚本ではなく、今作品でカンヌ国際映画祭で脚本賞に輝いた坂元裕二氏の脚本による。 第一幕は冒頭のシングルマザー、早織の視点で描かれる。 息子の不可解な行動から学校でのいじめを疑い、学校に乗り込んでいく。 そこでの校長の伏見(田中裕子)や担任の保利(永山瑛太)、教務主任の対応は誠意が感じられず、早織は不満を募らせていく。 ところが保利に息子がいじめの加害者だと言われるあたりから潮目が変わる。 第二幕で担任の保利の視点に変わると事は単純ではなく問題は多層的であることがわかってくる。 第三幕は当事者の子どもたちの視点に移る。 湊といじめの相手とされている依里(柊木陽太)の関係性が描かれるが、思春期の少年の危うさ、儚さ、瑞々しさが丁寧に描かれ、出色の出来。 特に依里役の柊木陽太の繊細な感情の表現には驚いた。 終盤は宮沢賢治の幻想的かつ謎めいた童話を想起されるような子供達の世界が描かれる。 1点気になったのは、視点の違いを分かりやすくするためか、第一幕でかなりのミスリードがあること。この映画ではその描き方はしなくていい。 音楽は坂本龍一が手がけ、1998年に発表されたピアノ曲「Aqua」が流れるエンディングの光景の美しさが脳裏に焼きつき余韻に浸った。

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kozuka

4.5意味合いが変わっていく怖さ

2023年8月10日
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悲しい

難しい

自分だったらどうだったのか。 その時どう行動するか、してしまうか。 立場で、瞬間で、全てが変わってしまうのだな。 「怪物、だーれだ」の意味合いが どんどん変わっていく怖さ。 自分が正しいと思っている怖さ。 誰にでも当てはまる一瞬があると思えた。

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ゆーこ🌙

4.5潜在怪物。

2023年8月9日
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ちゃーはん

4.0見る人によって印象は変わる

2023年8月6日
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知的

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ぺー

4.5流れるような伏線回収

2023年8月5日
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素晴らしい、ただセリフでの遊びが邪魔してるところもあったような… 演出では母親パートとそれ以外での先生のキャラが違いすぎた感はあった でもメインテーマといい、様々なテーマを盛り込んだ脚本は凄すぎる やっぱり愛なんでしょうね

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ぽていとP

5.0暗そうな話だなぁと敬遠していたものの、公開も終盤ということで鑑賞し...

2023年8月5日
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暗そうな話だなぁと敬遠していたものの、公開も終盤ということで鑑賞しました。 結論を言うと、こんなに面白いならもっと早く観に行けばよかったです。 同じ出来事を複数の視点で振り返りながら、物語の全容が見えてくる作りになっているのですが、各々の目線によってまるで見え方が変わってくるのが肝 そして、その始まりは純粋な想いだったというのが、なんとも切ない気持ちにさせられる名作でした。

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nkbata

3.0ずっと心がザワザワするような映画だった。 わたしたちは自分の正義で...

2023年8月4日
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ユカ

3.0怪物探しは疲れる・・・でも、それは「逆さ舟(騙し舟)」であり稚児遊戯である

2023年8月4日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

最初から、怪物探しが仕掛けられていて、いささか疲れる。 多分、この人だろう、いやこの人じゃない、きっとこの人だ。 って思っているうちに、全員が怪物でいいやんっていうことになる。 本物の怪物は校長やろ!でもこれはある意味で正解。 そんなに多い場面に出ているわけでもないにもかかわらず、 それにセリフだって「陳腐」すぎるにもかかわらず、 すべては「逆さ舟(騙し舟)」に持って行かれたね。そう、これが「怪物」そのもの! 大人から見て怪物、子供から見て怪物、組織の中で怪物、社会的な怪物、家族内怪物。 「俺は怪物君だ!怪物ランドの王子だぞ・・・」なのか! 誰もが、自分にとっての怪物。 しかし、このように時系列を錯誤させる見せ方も、うーん、今の時代、ありきたりかな。 少年の中に見られる愛情の傾向性。これもそうだし。 どうも、現代的なテーマを盛り込み過ぎのような気がする。 それぞれの登場人物の視線のベクトルの違いは描かれていたんだけど、クロスする視点を探すのが大変かもしれない。それも、怪物は「逆さ舟(騙し舟)」でしかないから、その視点を探すことさえ難しい。あえてヒントを探そうとすれば、不協和音的協和音のトロンボーンとホルンの通奏低音だろうか。 校長と湊はそれでいいかもしれないが、麦野早織と保利道敏の視点が最後にどうだったのだろう。雨の中、少年たちを探しに行く場面で、それは十分に描き切れていたのかな? それとも、映画の最終場面、彼らの目を通して、少年ふたりの「その後」を描いていたのかな? 行手を遮っていたものがなくなっていた廃線をいろいろ解釈することはできると思うんだけど、それまでの母親の視点と教師の視点がうまく交わらず、なんか放り出されたような感じがした。 # 湊ちゃんもそうだけど、依里ちゃんも、めちゃかわいいやん!   やばい、梨園的稚児遊戯へと至ってしまうやん。。。   あ、俺、「怪物」だ・・・・目覚めてしまったというのか!

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critique_0102

4.0飴舐めるのはやりすぎだなぁ、、、

2023年8月2日
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市丸よん

4.5怪物たちと湖

2023年8月2日
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鑑賞方法:映画館

僕は是枝さんの映画はあまり好きではないし、今回の作品も内容的にいって好きな話ではないけれど、それでも本作の完成度の高さには唸らされるものがあった。 冒頭から観客をぐいぐいと物語の中に引き込んでいく力、そして複雑なストーリー構成の妙に感服した。 脚本のディテールにもキラキラ光るものがあり、「巧いなぁ」と思った。もちろん役者たちの演技も素晴らしかった(安藤サクラは、こわいほど良かった)。 真相はどこに? 真実とは何か? 芥川龍之介の『藪の中』と、それを下敷きにした黒澤の『羅生門』を思い浮かべた方も多いだろう。 そして、「怪物」は誰なのか? ときおり映し出される、陽光に照らされた湖。 その、広がりをもった美しい姿は、諍いが絶えない愚かな我々人間――“怪物”たち?――の世界を静かに見守っているようであり、また、閉塞的で陰鬱に傾くこの物語に、解放感と安らぎを与える一服の清涼剤のように感じた。 追記 鑑賞後、監督のインタビューを読んでみると、湖を登場させた意図は別のところにあるようだとわかったけれど、僕は上に書いたように感じたんだから仕方がない。「誤読」もまた観客の特権ということで、よろしくお願いします。 それから、教授、長いあいだ素敵な音楽を届けてくれてありがとう。

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peke

5.0マイノリティのエンタメ消費という意見について

2023年8月2日
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泣ける

知的

難しい

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雨宿

4.0裏を取らずに時事を消費する大衆、矯正されるべきは誰か?

2023年8月1日
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悲しい

知的

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LittleTitan

5.0言葉にしづらいが

2023年7月31日
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自分が今年観る邦画全ての中で最高の映画だと思う。 子役の扱いが本当に凄い。奇跡という言葉でしか表せない

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Mk.plass

3.0難しい。この時代だから評価されている作品

2023年7月31日
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難しい

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