長ぐつをはいたネコと9つの命のレビュー・感想・評価
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オオカミ役のヴァグネル・モウラ、完璧か。
字幕版で鑑賞。まずは昔ながらの2Dアニメの奔放さを前面に押し出したアニメーション表現の面白さに目が離せなくなる。そして声がいちいち良い。特に本作では超重要キャラであるオオカミを演じたヴァグネル・モウラ。『エリート・スクワッド』二部作や『ナルコス』で知られるブラジル人俳優だが、バンデラス演じる主人公を脅かす凄みと、ただの悪役では終わらない哲学的な深み、そしてもうビジュアルと合わさることで猛烈にカッコいいという三拍子がそろった見事さ。サルマ・ハエック、フローレンス・ピュー、オリヴィア・コールマンと、あまりにも豪華な顔ぶれで安心感も半端ないのだが、比較的知名度低いヴァグネル・モウラの名演にMVPをあげたい。
いい動きが堪能できる
アメリカの3DCGアニメーションは、『スパイダーマン:スパイダーバース』以降、新たな潮流の中にある。絵柄を手描きテイストに、リミテッドな動きも活かしたハイブリッドな作風で、昨年の『バッドガイズ』やこれから公開の『ニンジャ・タートルズ』のアニメーション映画もこういうテイストになるようだ。本作の場合は、アクションシーンでこのリミテッドテイストが取り入れられていて、見せ場がくると絵柄が切り替わるのだが、このメリハリが面白い効果を生んでいる。CGのフルアニメーション的な動きからリミテッド風に切り替わり、スタイリッシュなアクションが炸裂する。気取った猫が主人公なので、そのカッコよさも前作よりも倍増だし、観ていてとても爽快だ。本作はアメリカで予想外の大ヒットになったようだし、この潮流はしばらく続きそうだ。
同時に、日本の手描きアニメにCGが紛れ込んだ時に指摘されがちな、「馴染んでいるのか」問題もあると言えばあるのかもしれない。あまり深く考えずに見ていればいいんだけど、どうして絵柄と動きの質が切り替わるのかと疑問に思う人もいるかもしれない。
とはいえ、3DCGの進化もたんにリアルであることだけではなく、ようやく色々な方向性を模索できるようになってきた。これは良い傾向で、これからどんどん色んなトライが出てくるといい。
11年の時を経て帰ってきた「シュレック」シリーズのスピンオフ「長ぐつをはいたネコ」の第2弾。作画は一見の価値がある。
本作は、「シュレック」シリーズから誕生した人気キャラクター「長ぐつをはいたネコ」が主人公となる長編劇場アニメの第2弾です。
第1弾は、日本ではちょうど11年前の2012年3月17日に公開されたので、まさに11年ぶりの帰還です。
そして本作も前作と同様にアカデミー賞の長編アニメーション賞にノミネートされています。
吹替版では主役のプスの声優が変わっていましたが、字幕版ではアントニオ・バンデラスが美声を轟かせ続投していました。
物語自体は前作と同様に独立しているので、本作から見始めても問題ないと思います。
タイトルの「9つの命」が象徴しているように、「ネコは9つの命がある」ということわざを上手く使って物語が構成されています。
本作で注目すべきは、アクションシーンの描き方です。
これは、日本のアニメーションにおけるアクションシーンの描き方を探求しCGで表現していると思われます。
日本ではアニメーション映画の人気が高いですが、その現象は世界最先端の技術力に裏打ちされてるものだと実感もできました。
プス
2024年8月5日
映画 #長ぐつをはいたネコと9つの命 (2022年)鑑賞
#シュレック シリーズのスピンオフ作品
9つあった命が残り1つとなってしまった伝説のネコ、プスが、願いが叶うという星を求めて、キティ、ワンコと共に繰り広げる大冒険
シュレックのスピンオフだったことを今思い出した
いのちは大事に!!
ホテルのテレビで見ました。
シュレックは知ってますが長靴を履いた猫はそんなに知らず…
でも面白かった。なんとなく100万回死んだ猫みたいなノリだった。
途中から登場人物が増えて同時に色々進行しすぎて見づらい感じもしたけど、終わりよければ全てよしって感じで良かった。
バトルシーンがめちゃくちゃカッコいい!
日本のマンガからヒントを得たのか日本人にとって懐かしくもカッコいいバトルシーンでした。
バトルシーンや追跡シーンにアイデア満載で、臨場感があり目が離せませんでした!
また、場面の切り替えも違和感なく画期的でした。
続編物はほとんどの場合、前作より劣りますが、今回は前作を超えました。
特に冒頭の巨人とのバトルシーンは最高です!
チーム・友情
前作より、ラテンのノリを活かした「冒険活劇風」な展開が。
より見応えあった。
ネコが主人公だけど、他のキャラも結構いい味。
中でも、まさかの「わんこ」が一番かっこよかったかも。
今風なのか、絵画風タッチの挿入が。
個人的には必要だったか?と、ちょっとだけ思った。
限りある命
予定調和的でしたが、いい物語でした。限りある命というテーマはたぶん、限りなく続くもののように思いますが、もし延命技術やら再生医療の桁違いの発達によって限りがなくなったら、自分の命を大切にすることや仲間との絆にありがたさを感じたりできなくなってしまうのかなと、逆説的に感じてしまいました(汗;)。
失いそうになって初めて気づくことに本質がある
共感・友情・家族、いずれもかけがえのないとなんとなく思っているが極限の状態では?その価値観を維持するにはそれ相応の覚悟と犠牲が必要だともこの映画は教えてくれた。感動した。
前作から11年の時を経てグレードアップ!
字幕版。
まず、劇場でプスに再会できたのが何よりうれしい。そして前作から映像のみならず脚本もグレードアップしてるのが良い。
テーマは『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』に通じるものがあり、至極真っ当。
これをキメキメの映像で見せられるから堪らない。傑作。
Favorite fearless hero
長年待ち望んでいた超カッコイイ「長ぐつをはいたネコ」のプスの物語の続編であり、シュレックのサブシリーズの新作。
クオリティは流石のドリームワークス。
何度もの「死」を笑い飛ばしてきたプスが、本当の最後を目にした時の恐怖心に仲間やその思い出を胸に立ち向かい克服する...
何度も恐怖と対面させ、その度に感じる仲間の心強さに成長を後押しされて、最後には華と化し恐怖に立ち向かう。
その成長譚が最高。兎に角胸を熱くさせてくれる。
またサブプロットとして描かれる、ゴルディと3匹のくまの「家族愛」。
本当の愛とか家族って言うのは、何時でも傍にあって。それがとっても丁度いい。
よくあるメッセージながらにしても、芯を着くその言葉の温かみに思わず涙してしまった。
アニメーションの作風は最近のトレンドな激しいアクションのコマ割り作画に、ドリームワークスお得意のカラフルで豪華な3Dアニメの演出。どの年齢の人でも、その激しさと鮮やかさに目が釘付けになってしまうことは間違いないだろう。
次なる「チーム友情」と、願わくばシュレックたちとの新しい冒険に期待を寄せたくなるような。とても素晴らしい作品でした。
ワンコという犬の生き方に感動
ワンコという犬の生き方に感動
家族からソックスにいっぱい小石を詰められて川に捨てられたワンコ。
やっとのことでソックスを破り生き残ったワンコ。
誰を恨むことも憎むこともなく、明るく前向きに生きてる姿・・・
心底凄いと思った。
自我も欲も捨てた生き様。
美しいと思った。
セラピー・ドッグのワンコに心を奪われた。
作画は美しい。
長ぐつをはいたお尋ね者のネコのプス(ブスではありません!)
プスも超美ネコ。
羽根飾りの付いたつば広帽子にフェンシングのような剣そして細身の
パンツに長ぐつ!
あんまり張り切って活躍したので、9つあった命もあとはたった1個。
どんな願い事も叶うという「願い星」を探しにさらなる冒険の旅へ。
ウルフやジャック・ホーナーなどの天敵がそうはさせじと追ってくる。
派手なアクションもあるけれど、野良猫を預かる保護施設の
ママ・レーナの優しさなど、どこかハートウォミングです。
お子様と一緒にどうぞ!!
願いはすぐ側に…
誰もがいつかは迎える『死』への恐怖。
9つの命を取り戻したいという『生』への執着。
“今”を生きることの大切さに気づいたとき、幸せは身近にあったことに気づくのだろう。
ほんとに大切なものは目の前にあるということを教えてくれる作品。
格闘シーンが凄い
前作から10年以上経ってると言うことで、
前とは全く違うビジュアルと映像美で驚いた。
物語はまぁ真新しい感じはしなかったけど、
とにかく目で楽しむ映画だったし、
戦闘シーンのCGと絵の中間であり良いとこ取りみたいな映像は印象的でとても格好良かった。
キャラはビジュアルからしてみんなキャラ立ちしてて
良かった。
ジャックの悪気がない無邪気な巨悪も良かったし、
ワンコのコロコロ変わる表情とピー音は外すことがなく面白かった。
面白過ぎた
先ず、最高に面白い。そしてアニメーションがすごい。スパイダーバースに引けをとらないスタイリッシュさユーモアさ、色彩爆発。めちゃくちゃ面白い上に、伝えようとしているメッセージが凄く素敵。生きるうえで何が大切かを度直球に投げかけられハラハラと涙する。久々に来ました。どストライクです。
最高にカッコいいネコ!
小さい頃にアニメを見ていて好きだった記憶がなんとなくあり、懐かしくて見ました。2011年にもやっていたのは知らなかった。
字幕が良かったけど、やってなかったので吹き替え版で。
でも楽しく見れました。
最初からアクション満載、ハラハラドキドキしっぱなし!キティもかっこよくて、ピスとのやりとりが最高です。ワンコも可愛かった。
死神のウルフはめちゃめちゃ怖いし、パイ屋の息子ジャックホーナーもめっちゃ怖かった。
種別を超えた友情に、胸が熱くなります。
観客が大人が多かったけど、子供もぜひ見てほしい、大人も子供も楽しめるアニメだと思います。
前作も見たい、今作も字幕で見たいなあと思いました。
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