名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)のレビュー・感想・評価
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面白かったしちょっとうるっときました!
久々のレビューなので近況報告から。
色々な事情があってなかなか映画館に足を運べてない今日この頃。2023年4回目の映画館での鑑賞。振り返ってみると今年、実写作品は『イチケイのカラス』以外観てません。でも今年これまでに観た2本のアニメ作品平均点は4.5点!しかも今回は期待度も上がる『劇場版 名探偵コナン』シリーズ最新作!
今回のコナン、すこぶるいい興行スタートと聞いていたしGW初日ということで安全をみて本日の初回上映20分前に劇場到着。にもかかわらずエントランスに行くと(この劇場2階なんですが)1階の階段上り口まで長蛇の列!コナン恐るべし。
お子さん連れのご家族もさることながらコナン検定取得済みの徳島えりかアナみたいなコナンフリークの大人たちが大勢並んでました。名古屋の映画館でこれほどの観客を見たのは鬼滅以来かも?
凄い人気ですね〜先週も過去にWOWOWで一挙放送された『劇場版コナンシリーズ20ウン作全てをBlu-rayに焼いて同僚のお子さんたちにプレゼントしたら劇的大喜びだったってお礼の言葉(だけ)いただきました。いや見返りを求めているわけじゃ決してありませんよ!
でも当時小学校低学年だったこの同僚のお子さんたち、ポケモンのスタンプラリーの手伝いをしてあげて恩を売って仲良くなった経緯があって、この同僚と久しぶりに飲む約束したことをお子さんたちに告げると「コナンの録画してないかな?」ですって!幸いこんなこともあろうかと抜かりなく録画済みでした。
さて本題です。
前に観た『緋色の弾丸』でコナンが段々アベンジャーズ化してると指摘した記憶がありますが今回は列車に留まらず巨大ゼネコンレベルまで破壊する「やり過ぎ感」!慣れのせいでしょうか?嫌いじゃなくなって来てる自分自身が怖い気がします。
正直小学校低学年には難しい内容、伏線回収でしたが前述の大人のコナンフリークにはたまらないでしょうね?!それに青山剛昌先生も番宣でおっしゃってましたが必ずラブコメ要素を盛り込むミステリー作品!灰原哀が蘭に愛を込めてお返し(?)するくだりはオジサンでもキュンときました。服部平次がメインどころのラブコメ色の強い作品が人気なのもうなづけます。
数作品しか観てないコナン初心者ですが一番面白く観られました。シリーズに登場する重要メンバーや敵メンバーの説明も加えて初見の方にも親切な作りだと思いました。エンディングで次回作を匂わせるあたりもMCUっぽいですね。それにしても普通の女子高生である蘭にやられる『黒づくめ』も情け無い気がしますし、よく事務所継続できてるな〜の『眠りの小五郎』も毎度のことながら吉本新喜劇のお約束パターンのごとく、ある意味安心感すら感じさせます。面白く観られて満足です。
ネタバレを避けて、是非劇場で!
子供の意見をあなどるなかれ
見るべき人見ざるべき人
やっと、ちゃんと見た
まだまだ奥が深い。
文句なし。
ランがもはや腕力担当のサブキャラ
海の中なのでアクションがイマイチだったかも
世界中の防犯カメラをつなぐ施設パシフィック・ブイが日本の八丈島近海に建設され、世界各国のエンジニアが集結した。一方、コナンたち少年探偵団は、園子の招待で八丈島にホエールウォッチングに来た。そんな時、コナンのもとへ沖矢昴(赤井秀一)から、ユーロポールの職員が黒づくめの組織のジンに殺害されたという知らせが入った。コナンがパシフィック・ブイに潜入した際、女性エンジニアが黒ずくめの組織に誘拐される事件が発生した。そして、八丈島に宿泊していた灰原のもとにも・・・てな話。
灰原がキーだったのでそれなりに良かった。
ただし、いつもはキレキレのアクションが今回は水中だったから、いつものキレがなかったかな。
面白かったけど、そこだけは残念だった。
哀ちゃんの活躍で「得した気分」。
とても楽しめる作品になっている。テンポと展開が良く、「コナン」の話に詳しくなくても、自然に引き込まれる。アクション的な見せ場が多く、ストーリーもとてもよくできている。アクションの面では、特にコナンの海中での大活躍には、今まで見たことがないような新鮮な爽快感を感じる。なぜインターポールの施設が八丈島沖の海中にあるのか、悪党が潜水艦に乗っているのかという素朴な疑問が湧くが、すべてはコナンの海中での見せ場を演出するための設定だろう。
ストーリーに心が動かされるのは、登場人物の強い思いが伝わってくるからである。特にコナン(新一)、哀(シェリー)、蘭の3人の関係が面白い。コナンと哀は運命を共にする同志的な信頼感があり、新一と蘭は恋愛関係だがコナンは正体を明かせないもどかしさがあり、哀は新一に好意を持っているが彼の蘭への強い思いを分かっていて見守っている。そんな不思議な三角関係が良く描かれていた。海中でのコナンと哀のシーンは、そんな三人の微妙な関係が現れていて心打たれる。
この作品の面白さは、「コナン」の原点に戻っているからだろう。コナンと哀がこどもの姿になった理由や黒ずくめの組織との因縁、コナンが阿笠博士の協力があってできる超人的な活躍などが「コナン」の原点の面白さだと伝わる。それにコナンだけでなく、哀の物語もクローズアップされていてとても得したように感じる作品でした。
コナン初見でも大満足。
映画名探偵コナンは今回の作品で26作目になるそうだ。
私は人生で初めてコナンの映画を観賞した。今回のキーとなる「灰原哀」、「黒の組織」は知人から知識を経て、なんとなくであるが予習した。名探偵コナンを見た事が無いので全てが新鮮で、私の勝手な考えで、どうせコナンなんて子供向けのミステリー作品だろうと思っていたが予想を裏切られた。まずは物語の舞台設定が「世界中の監視カメラを繋いだ、AIを用いた顔認証システム」、この時点でこれは子供向けなのか?と目を疑った。
便利なものが出来上がると悪巧みをする人が出てくるのは現実でも同じで、設定は現実味があって非常に面白かった。
コナンは推理物だと思っていたが犯人の目星は序盤から分かり、推理物の醍醐味である情景や言動から一つずつ紐解いていき、浮かび上がる犯人を見つけ出す様なドキドキ感がもう少し欲しかったかなぁと思った。
今回初めて見ようと決心したきっかけが主題歌の「美しい鰭」を歌っているスピッツ、プロデューサーに亀田誠治が入っていることだ。コナンは見た事が無くても主題歌は知っている事がよくあったので今回の作品の主題歌も楽しみにしていた。世界観にマッチしていてより一層物語に華を持たせていた。
他の作品も見てみようかな。オススメ教えてください。
黒ずくめの組織が
「美容師さん」
哀ちゃんこそ美しい鰭🤍
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