奇蹟の人　ホセ・アリゴー

まぁホントの医者ではありませんけど...
数年前に話題(？)になったロシアのレントゲン少女と似たような感じ　視えるだけで治療はしませんでしたけど　結局たしか第三の目が視えるとかそういう超心理な結果でした　一発で結論に辿り着ける不思議なパワー
怪しさ満開の治療法ですが、あれだけ多くの人に支持されていたのはやはり効果が有ったからではないでしょうか　一般人も痛い時は体のどこかを意識するし、犬だってガンが嗅覚で分かるので、もしかしたらいろいろ見えなくて鈍ってしまっているのはフツーの人達の方ではないかと思ってしまいました

私にはホセ・アリゴーのような人を癒す力がないです。
霊能士には、あこがれますが、この映画を見ると
ホセの人生は使命のための人生で人としての人生は
それほどウエートが高くないことが分かります。
自分の人生と彼の人生を取り換えてくれると言われたら、断ります。

お金を受け取らない霊媒師は実体験では会ったことがないです。

日本にも隠れたところにこう言う方がいるのであれば情報が欲しいと思います。

余談ですがシネマスコーレの二階の休憩所を初めて使わせていただきましたが
居心地がよく映画を見る前に読書するのにとても良いです。

う〜ん

なんかもうちょっと、、、

私にはちょっと薄味で物足りなかったです。

ジャンヌダルクの映画を彷彿とさせるのは、神様がらみの本物か否か問題があるからでしょうか。

西洋の神様は真面目ないい人を狙いがち。
そしてなんか可哀想な最後を与えがち。
そもそも何でドイツ人医を間にはさむ必要があるのか？と。
神様直接でいいのでは？
神様の考えていることは分からないのでした。

どうせならもっと胡散臭く作ってほしかった。
そして最後にちょっとだけ、これ本物かも⁉️ってするとか。

ともあれ、ブラジル人の顔のつくりを堪能できる一本です