ルードボーイ トロージャン・レコーズの物語

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ルードボーイ トロージャン・レコーズの物語

解説

レゲエの誕生に大きな影響を与えながらも、わずか数年で表舞台から去った伝説のレーベル「トロージャン・レコーズ」の軌跡をたどった音楽ドキュメンタリー。

1956年のジャマイカでデューク・リードが開業した酒場トレジャー・アイル。トロージャンと名付けられた巨大サウンドシステムが備わったその店には、ダンスフロアとして多くの人びとが集った。リードは地元のシンガーを集めてオリジナルレコードを製作し、デリック・モーガンが歌う「Lover Boy」は大ヒットを記録する。ジャマイカ発のリズム&ブルースは独自の進化を遂げ、スカやロックステディ、レゲエが誕生した。一方、ジャマイカ独立により、多くのジャマイカ人が移住したイギリス。アジア系ジャマイカ人の実業家リー・ゴプサルは67年にレゲエ専門の音楽レーベル「トロージャン・レコード」を立ち上げる。

当時のアーカイブ映像や再現ドラマに加え、リー・スクラッチ・ペリー、トゥーツ・ヒバートらレジェンドたちが語り部として出演。監督は「THE ROAD TO RED ROCKS」のニコラス・ジャック・デイビス。

2018年製作/85分/イギリス
原題または英題:Rudeboy: The Story of Trojan Records
配給:ダゲレオ出版
劇場公開日:2023年7月29日

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映画レビュー

4.0音楽は

2024年2月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

水モノ。一つのレーベルの興隆から没落迄をワンストロークで見せてくれる非常に教訓が満ちた映画だった。 と言いつつ、先日体験したドンレッツのDJで感じ始めている気分が、この映画で実感へと変わっていくのを感じられ良かったと思う。 日が上り太陽の光で目に見える景色が日没で見えなくなり 見えていた様子と違うからと言って、騒ぎ立て暴れ始める、奴は知識のかけらもない馬鹿だと僕は思うが、肌の色が白だ黒だと言ってるうちはその馬鹿以外の何者でもないと言うことで、白も黒もミックスして見聞きすることができるようにするものがこれからの時代のリーダーになるってことだろうと言うことだ! トロイの木馬は既に配置された◎ 来るべき時代は間も無くだ!

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tomokuni0714

5.0REGGAEとスカ

2023年11月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

全編楽しめました。 ジョー・ストラマーが歌いながらピアノ弾いてるシーンがシビレたわ~。

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ゆうみ

3.5ハッピーな世界観レゲエの世界

2023年9月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

人生は楽しむためにあるんだ、そう言いたげに聞こえるレゲエミューシック。映画『ルードボーイ』にはそんなメッセージが詰まってる。日本から遠く離れたアフリカの音楽でありながら、センレイされた形に変化してまたたく間に世界に広がったレゲエミュージック ジャマイカ発R&Bからレゲエに1950年代 いままで、聞いたことのない音楽だった。 どこまでも、ハッピーで、暗い言葉なんか出てこない。 R&Bからジャマイカ流に変化させてできたレゲエ。 始まりは、1950年題のジャマイカの酒場。 やがて、英国に渡り1960年代に、レゲエ専門レーベル「トレジャー・レコーズ」ができると。 またたく間に新しもの好きの英国人に、圧倒的支持を。 独自のリズム、ノリ。 それまでなかった、アフリカンな文化。 西洋人には、刺激的だよね。 一体これは何なんだ。 何処までも人生肯定的に、ハッピーに。 なんなんだろうな、私達と発想が違うんだよな。 渋谷のミニシアターのチケット売り場。 年の割には、あまりにもノリの軽いアンちゃん。 いい年だよね。 「あっそうすか」「その席で頼んます」「何処の席でもよかったんすよね」 なんかとっても自己中心的で、気分のハイそうな30代。 まあ、日本の基準からしたら、チャラいとかいわれるのかな。 でも、人間らしいよね。 見てくれじゃないんだよ、俺は人生楽しんでるんだよ。 そう言いたげに映るのは、典型的な日本人のわたしだから。 変な色眼鏡でみなければ、彼って人間らしいよね。 西洋人が忘れていた、人間らしさへの回帰が、レゲエの魅力か そうかくと、またレゲエの本質からはなれてゆくかな。 とにかく聞いて、感じて幸せになってください。 レゲエは、そう言っている。 ただ、時代と共に以外と早く、1970年代後半には、衰退してゆくんだけど。 まあ、そのあたりは、映画でお確かめください。 生活の中に、レゲエを取り入れて、緩やかに生きるのもいいかもしれない。 試して見る価値はある。 なにも、忙しすぎる日本社会に合わす必要もない。

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himabu117

5.0音楽は弱者であるほど心を揺さぶる

2023年8月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

トロージャン・レーベルの栄枯盛衰を俯瞰するには持って来いの作品。音楽が好きなら、見るべき映画でもある。レゲェもパンクも、政治よりは遥かに人々を繋ぐ素晴らしい音楽である。音楽には人種差別も無く、貧富の差も無く、社会的地位も、育ちも全く関係無く人と人を繋ぎ止める。宗教ですら、これほど感覚的に平和と調和に溢れた環境を提供出来ないだろう。ただ音楽はセンスに基づくだけに人を選ぶ。解らない人には生涯解らないだろう。この感覚に共感出来る人は、幸せだと思う。生まれながらに、その感覚を持っているのだから。ただし、実社会で少し生きづらいかもしれない。音楽が人を選ぶのだ。選ばれた人はその自ら祝福するべきだ。時空を越えて、素晴らしいミュージシャンたちと確実に繋がっているのだから。音楽は決して裏切らない生涯の真実であり、自分自身の宝でもあるのだ。 もし、縁があってこの作品を鑑賞したなら、劇場プラグラムを購入して欲しい。85分では描き切れなかった捕捉を我らが鈴木孝弥氏で丁寧に解説してくれている。ピーター・バラカン氏の青春エッセイも興味深い。私自身、購入はmustだと思う。

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shanti