劇場公開日 2023年11月10日

正欲のレビュー・感想・評価

全277件中、61~80件目を表示

2.5人気アイドルや俳優を使って注目を得る事がデフォルトで、結果、おざな...

2024年3月13日
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人気アイドルや俳優を使って注目を得る事がデフォルトで、結果、おざなりな演出に陥りがちな日本映画の限界か・・。 きっと原作は、もっと面白いのだろうと思えるので読んでみよう♪

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J417

3.5途中まではよかった

2024年3月11日
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今の世相を色濃く映した内容で、新鮮さもあり、まとまりもあった。ただ、ラストがもう少しみたかった。どう終わるのかと期待してしてしまっていたので、最後肩透かしな印象で終わってしまった。

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take

4.5「理解する側だって思うなよ」

2024年3月10日
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っていうセリフが刺さった。 あぁそっか、「理解する」って思ってる時点で、自分はマジョリティの立ち位置なんだな…。 正直、自分は「明日、死にたくない方の人間」なので、苦しんでる佐々木や桐生や諸橋には「思いつめすぎなんじゃないのかな…」と言いたくなるのだが、そんな自分の中にも「無事に死ぬために生きている」とか「(自分の中の)正直な部分が終わってる」と思う部分はある。 それがあっても、今こうやって生きていられる(しかもマジョリティの立ち位置のつもりになって…)のは、「自分をわかってくれている人がいる」って思えているからだろう。 そういう点で、劇中の彼ら彼女らそれぞれに、わかってくれる存在ができていく展開に救われる思いだった。 対比的に、世の中的には、結婚もし、子どもにも恵まれ、出世もしている寺井は、我が子に対して四角四面な対応しかできないことによって、関係が崩壊していく。 彼が、自分の考える明確な正しさをもとに「知らないと思うが」と前置きしてまで正論で断じてしまうのは、検事という職業柄ゆえか、それともエリートとしての成功体験がベースなのか。 彼の言動を通して、世の中の「普通」や「当たり前」や「正しさ」の曖昧さや危うさが、ズバズバと投げかけられてきた。 それ以外にも、劇中では、人を傷つける呪いの言葉が至る所で出てくる。しかも、一見、それらは呪いの言葉らしく見えないところがタチが悪い。 とにかく「ありえない」と平気で言えるような奴にならないように生きたいと思った次第。 おもわず書き留めたいセリフも多く、役者たちの演技も素晴らしい。彼ら彼女らの表情だけで、深い思いが伝わってくる。 全体として、とてもいい映画だった。

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sow_miya

4.0いなくならないから

2024年2月19日
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幸せ

映画を観て原作も読んだ「少女は卒業しない」の朝井リョウの原作映画化「正欲」を TOHOシネマズ日比谷でポイント鑑賞。 磯村勇斗が給水器の流水を見つめるファーストカットの意味が後で判った。 TVの「逃げ恥」とは違う新垣結衣の目、眼差しに彼女の新境地を見た。 また、彼女が自分の部屋で水に浸るシーンは、邦画では珍しいイマジネーションの表現だと思った。 ノーマルとアブノーマルの境界は何処だ。 ラストの垣対決で新垣結衣が稲垣吾郎に言い放つ「いなくならないから」が強烈。 帰りに三省堂で原作文庫本を買った。 原作を読んでみて、映画の脚本の方が良いと思った箇所は新垣結衣がコロッケ買った時に稲垣吾郎と出会った事があった事になっていたところ。原作では最後に接見するまで接点がない。一度でも普通の主婦(?)の姿に接していた事が、最後の「いなくならないから」のインパクトを強めていたと思った。

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Mr.C.B.2

5.0生きずらさ

2024年2月17日
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生きづらい、生きずらい、どっちだったか。 辛い(つらい)で 生きづらい 人それぞれ、誰にも言えない、言える人がいない 辛い悩みを抱えて生きている。 生きるとはこうあるべき なんていう固定概念なんて捨てて みんなが自由に生きれる社会になれればいいのに。 自分の悩みがちっぽけに感じられる映画でした。

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たもつ

4.0“いなくならないから“

2024年2月14日
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温度低めのラブストーリーだったけれど、吸引力は強かった。 この世の現実の世界を、 生きて行くことが難しい・・・ 生きづらい・・・ そう感じている多くの若者たちに 観てもらいたい映画。 ショッピングモールの契約社員の夏月(新垣結衣)、 中学の時に転校して行った佐々木佳道(磯村優斗)、 2人は、“水“で儚く繋がっていた。 2人は10数年ぶりに再会する。 友人の結婚式で、 そして、 家でむしゃくしゃした夏月が車を河原にぶつけた時、 通りかかった佳道、 佳道はホームセンターで自殺一式を買い揃えていた。 自殺する決意でいた、 思い出話しをするうちに、 2人の共通項・・・ 中学生の時、蛇口を壊して、水を噴射させて、 大目玉を食らった思い出、 2人には水飛沫に、心を開放させる性癖・・・ (その共通項を再確認するのだった) 抑圧した自我を解放するのが、 水 水しぶき、 水のほとばしり、 2人は水フェチ、と言う共通言語があった。 夏月と佳道の生命は、 固く絞められた蛇口に閉じ込められた“水“だった。 その狭いトンネルの中だけが息の吸える世界 2人が再び出会うことで蛇口を開け、 生命は息を吹き返し、 新しい居場所を見つける。 ある事件が起きる。 2人を引き裂く試練のような事件。 夏月は呟く、 きみの世界から、 “いなくならないから“ 私の世界から、 “いなくならないから“ もう決して、 “いなくならないから“ 呼吸のように必要な君 呼吸のように、私たちは必要 探していた“片割れ”なのかな? 愛することを欲する 夢見ることを欲する 自分であることを欲する あなたがあなたであることを 欲する それが“正欲“? ラストに掛かるVaundyの「呼吸のように」 凄く内容を把握してマッチしている。 だけど、こんなに前向きに、ひたむきに、力強く 夏月と佳道は“求め合う”のだろうか? ちょっと温度高めで、戸惑う

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琥珀糖

3.0真平均の人間は存在しないが、乖離度の小さい者は親しまれやすく、普通の人間と呼ばれることが多い。

2024年2月11日
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悲しい

知的

幸せ

特殊な性的嗜好の人の話。 良い点 ・テーマ ・ダンス 悪い点 ・職選びが間違っている ・マイナーな動画で被る ・水と水着はかなり別物である ・何罪 ・検事補佐がやや目立ちすぎている。複雑な感じはよいが。 ・なんとなく終わる その他点 ・逆に教師の職選びは間違っているのか否か ・友人とも会えなくなる ・他の液体ではだめなのか 人はグラデーション部分に無意識に境界線を引いている。 マイノリティーと言うグループ分けが生ずるのもそれ故である。

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猪古都

4.0個人的に刺さりすぎて号泣

2024年1月20日
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原作未読で鑑賞。 小説を原作にしている作品特有の、物語のガタツキとかちょっと引っかかる部分はあるけど、 個人的に刺さりすぎて号泣してしまった。 自分は、正しいとされるものに近い欲をもつ人間で普通に結婚しているが、 子供を持てとゆう圧力に強い嫌悪感を感じるし自分が結婚している理由が、上手く人生立ち回れないし恋愛結婚出産のレールを当たり前のように受け入れられない自分を許容してくれる存在が見つかったから結婚したんだよな〜。っと作中の2人が世間と上手く渡りあう為に手を組むってゆう気持ちとすごく近いとゆうことをこの映画を観て言語化できるような気持ちになった。 そしてガッキー演じる夏月の、世間の圧力が強すぎて、うざい死ね!ってゆう感情でキレてでも世間は死なないから じゃあ死ねばいいのか?死んでやるよ! ってゆう怒りかたの思考が共感ありすぎて泣いちゃった。 そして、死んだ目のガッキーが素晴らしいかった。そして後半普通の可愛いガッキーになってた。ガッキー身長大きくて可愛い。 映画としては群像劇ってのもあって、多分削られてる部分あるだろうな〜ってとことか、この描き方は微妙かもって箇所あったり、あと逮捕されるとこでただ着衣した状態の水遊びの映像しかないのに、あそこまで強制力のある拘束できるのかな?ってけっこう気になって、(こうゆう部分小説ならあんまり気にならないけど映画の場合気になる) むしろそれぐらい熱心に警察には取り締まって欲しいけど。 あと、夏月のみ あの水遊び会に行っていなかったので結果的には守られてるけど、「私も行きたい」に対して「大丈夫な人か分かってからね」 っていゆうのは、マイノリティな性癖を持つ物の弱者性と夏月の“女性”であるとゆうまた別のレイヤーの弱者性も描かれてる部分なんだろうなと思った。 この映画の中で田舎の結婚してないものの生きづらさがしっかり描かれていて それを、みんなが大好きなガッキーが素晴らしい演技で演じているとゆうのが 地味に嬉しい。 いわゆる普通の人でもこんな風に生きずらい人はめちゃくちゃ多くいると思う。 実家暮らしなのも、嫌なら1人暮らしすればいいじゃんって言われるかもしれないけど、結婚するまで色々あって家出てなかった自分としてはリアルだなぁって思った。 映画で不足している点が多いという意見がけっこうあるので、原作読みたい! 映画館で鑑賞

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madu

3.5すべての人が生きづらくない世の中とは?

2024年1月18日
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泣ける

知的

先に原作を読んでから鑑賞しました。 まずは、わずかな動作や表情の変化で、微妙な心の動きを表現している、夏月役の新垣結衣さんの演技がピカイチでした。これだけでも観る価値があると思います! また、この作品が映画初出演という、八重子役の東野絢香さんの、いかにもコミュニケーションが苦手な、オドオドとした演技にも惹きつけられました。 一方、朝井リョウさんの作品で感動した分、やはり映像化したことで損なわれた部分もあったのかなと思いました。 大事なエピソードが省略されていたり、やや過剰な表現や余分なフレーズが加わっていたりしていたのは、少し残念でした。限られた時間で、わかりやすく、辻褄を合わせるために必要なことだったのかもしれませんが。 (この点は、原作を読まずに、純粋に映画だけ観て評価する際にはまったく問題ないのかもしれません) 稲垣吾郎さん演じる啓喜は、「観客の大多数が啓喜に感情移入して、最後に価値観を揺り動かされる」(パンフレットp35より)という流れを監督は意図されていたようですが、実際にはあまりにも多様性への理解がなさすぎる(あまりに時代錯誤過ぎ)点が鼻につき、私は啓喜に最初から「感情移入」することができませんでした。 その分、夏月をはじめとする「水フェチ」の登場人物たちには、最初から感情移入することができ、一つひとつのエピソードに胸が苦しくなりました。 (※ここからは、映画評というよりは、この作品が提示している課題に対する感想です) この作品は、極めて少数派である性的指向を扱っているからこそ、大多数の性的指向(異性愛者)であっても、性的なことは「恥ずかしい」ものであり、「異常ではないか」と不安になるものであるという観点からは、何ら変わりはないということに気付かされます。 「ダイバーシティ」だとか「LGBTQ🏳️‍🌈」などと声高に叫ばずとも、人として生きている以上、様々な性的指向がある(あるいは「ない」)のはごく自然のことだということを。 そして、異性愛者が自分たちと「同じ」ことを求めることで、性的少数者が息苦しさを感じることと、夏月と啓喜ら同じ性的指向をも持つ者同士が肩を寄せ合うことは、やっぱり単なる一時しのぎであって、根本的な問題解決にはならないのでしょう。だからこそ「いなくならないから」と誓い合う必要がある(相手がいなくなった途端に、元の生きづらさに戻る)という、危うい状況は変わらない。 生きづらい世の中をアップデートするためには、やっぱり「自分と異なる世界があること」を想像し、「決して分かり合えないことを受け入れる」ということなのだろうと思います。 そう考えると、八重子と大也の関係こそに、未来への希望があるような気がします。 (と、思わせる関係性までもしっかり作品に描き込んでいる朝井リョウさんは、つくづく凄い!)

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prishou

4.0マジョリティに対しても説得力があった。

2024年1月13日
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悲しい

難しい

マジョリティ同士でも分かり合えないことが多いのに、ましてやマジョリティがマイノリティを理解することは当然に難しい。 それでも誰もが自分のことを理解して欲しいと願っているという描写は、誰に対しても十分に説得力があったと思う。 演技陣も皆良かった。新垣結衣はこの作品で一段と芸の幅を広げたと思えたし、磯村勇斗は評判どおりの当たり役だった。稲垣吾郎もマジョリティ代表として自然な演技を見せた。特に、ラストシーンの(自分が寄り添えていないことを)初めて気付いた表情はなかなか良かった。 マジョリティ側の私の素直な感想として、疑似セックスシーンは全裸でやって欲しかった (笑)。

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SHOT

4.0自分がどんな人間か人に説明できなくて、息ができなくなることってありますか?

2024年1月11日
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かつては異質、変人、変態と鼻つまみにあっていたものが、今の世の中、フェチとか多様性とかという言葉に置き換えられてその存在を認められるようなった。その嗜好はけして犯罪でもないし、本人にとってはそれこそが紛れもない「自分自身にとっての普通」のこと。 この映画にも、何人もの「多様性という枠の中の世界」に生きている人が出てくる。彼らは一般社会で生きることに苦しみ、絶望さえし、影を潜ませるように怯えている。その生きづらさに共感できるかどうかで、この映画への共感度もちがってくるのだろうな。たとえば、稲垣吾郎演じる寺井検事のように、「世の中の普通」という尺度でしか物事を判断できない人間にはいつまでたっても無理だろう。正論を振りかざす大人、建前から抜けきれない世間体、その象徴として寺井検事はいるのだから。ただ、悲劇としては、佐々木の無実を証明するにはその寺井検事の理解が不可欠という難ハードル。おそらく、どれだけ夏月が言葉を変えて説明をしても理解できはしまい。それを悟ったからこその夏月の最後のひとことなのだな。そんな夏月と佐々木は、たしかに不幸でもある。だけど、唯一無二の理解者がいるということは幸福でもある。大丈夫、私はここにいますよって、これほど力強い励ましはないな。 しかしこの伝えにくいテーマをよく二時間で収めたものだと思う。タイトルの「正欲」は、ノーマルという意味で捉えるのだろうけど、性欲ともとれる。フェチの感情としては。だけど、見終えてその意味は、明日も生きていこうと思う生きる欲からくる「生欲」でもあるなと感じた。 (追記) この映画の世界に、随分前よく聴いた曲のどれかに既視感のようなものがある気がしていた。ようやく思いだした。RCサクセションの「君が僕を知ってる」だった。清志郎はこう歌う。   今までしてきた悪いことだけで 僕が明日有名になっても   どうってことないぜ まるで気にしない 君が僕を知ってる   誰かが僕の邪魔をしても きっと君はいいこと思いつく   何でもないことで僕を笑わせる 君が僕を知ってる   何から何まで君がわかっていてくれる   僕のことすべてわかっていてくれる   はなればなれなんかなれないさ   コーヒーを僕にいれておくれよ 二人のこの部屋の中で   僕らはここに居る 灯りを暗くして 君が僕を知ってる   何から何まで君がわかっていてくれる   僕のことすべてわかっていてくれる   上から下まで全部わかっていてくれる   僕のことすべてわかっていてくれる   わかっていてくれる わかっていてくれる わかっていてくれる

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栗太郎

3.5誰もが繋がりを求めている。

2024年1月7日
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知的

原作読ませて頂いて足を運びました。省略、改変した部分が多く無理やりすぎた部分もありましたが、決められた時間での作品なので仕方がありません。どんな作品でもこのような場で自分が感じたことを誰かに共感してもらいたい、自分以外にも同じ考えを持っている人がいて欲しいと思っているからコメントをしているのではないでしょうか。良い評価も悪い評価も結局はこの映画のように繋がりを求め、受け止めてくれる人を見つけないと辛いんです。私たちが到底理解できないような性癖でもその部分だけは皆共通だと感じる作品でした。

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おにく

4.0嗜好の多様さを学んだ。

2024年1月7日
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悲しい

幸せ

萌える

久々にガッキーをスクリーンで拝めると知ってかなり楽しみにしていた作品。しかも相手役が磯村くんでこれは観るしかない、ということで。 最初はその嗜好について理解しきれず、けどだんだん分かってくると彼らのやっと手に入れた幸せが続いて欲しい、と応援するような感覚にいつの間にかなってた。佐々木くんが桐生さんのもとに戻れる日がきていてほしい。 理解されるのが難しい、そして一部は批判されてしまうような嗜好を持っている人はたくさんいるんだと知った。自分も映画の前半では理解できなかったように。 なんで2人が主役じゃなくて稲垣さんの役が主演なんだろうって不思議だったんだけど、パンフレットに稲垣さんの役は観客目線の人物になってるって書いてて腑に落ちた。この映画を見る前に現実世界で水に嗜好を持っているって言われたら、確かに自分も稲垣さんの役みたいな反応になってしまっていただろうなと。 余韻たなびく、いろいろ考えさせられる映画だった。

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流星の水菜

4.0見た目ではわからないけど様々な性的指向があるということがこの映画で...

2024年1月2日
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見た目ではわからないけど様々な性的指向があるということがこの映画でよくわかりました。 「普通」ということばが作中に出てきますが、その「普通」というものの言葉の残酷さを認識しました。

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波風龍雄

4.0正欲 深い!

2023年12月27日
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一つひとつをみれば、正当な人としての多様性だし 建前では直接的に攻撃あるいは言及する人もいるとは思えない 今の日本にゴマンとある1事例なんでしょうが、それがこうして小説として評価され、映画化されるという現実 もうネタばれにもならないと思うが水フェチは、分からないでもない タイのソンクラーン(水かけ祭り)も私も好きですしね 笑 それにしても磯村君の疑似◯◯◯スにはある意味浮世離れしたフェチの原点見るようだった 今年の多出演作でも白眉!

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ソルト

3.0マイノリティ過ぎ

2023年12月21日
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現代にあったテーマでもちょっとマイノリティ過ぎるような気が… 小説は面白そう。

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ムロン

5.0新垣結衣の本質を感じた

2023年12月16日
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この映画は凄い。とても感動した。 稲垣吾郎も良いのだけれど、やはりこの映画は新垣結衣と磯村勇斗でしょう。 特に新垣結衣は、ガッキーと呼ばれ逃げ恥以来アイドル的立ち位置になっていた気がしますが、彼女の本質は女優なのだと思い知る、凄い演技でした。 宇野祥平も、罪の声で知った俳優でしたが、セリフさえ少ないものの相変わらず良い味を出していました。あんなに目で語れる俳優は稀だと思います。 そして東野絢香さん、失礼ながら彼女のことは初めて知りました。この先どんな作品に出られるのか、とても楽しみな女優さんです。 なかなかこのような素晴らしい作品には出会えません。映画館に来て良かった。多くの観客とこの感動を一緒に味わえて、本当に幸せでした。

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あいわた

5.0よくぞ映画化してくれました‼️とスタンディングオベーションを贈りたい

2023年12月14日
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この映画は観る人を選ぶと思われますが…私はすごく好きな作品になりました! 新垣結衣さんの演技がとにかく素晴らしかった! 他人には理解して貰えない趣味嗜好を抱え、自分を閉ざして生きている桐生夏月(新垣結衣)。 職場でも親切心でいろいろと話しかけてくる同僚に、常にイライラしています。 この同僚、親切心は分かるんだけど…明らかに迷惑顔してるんだから、自分の思いや価値観を押し付けちゃ、ダメだよね(^◇^;) 夏月と、同じ思いを共有していた同級生・佐々木佳道(磯村勇斗)は、高校卒業以来、久々の再会でお互いの生きづらさを楽にする手段として同居を始めます。 男女ではなく同志として生きる2人の生活は、傍目には異様に思われるかも知れないけど、私にはなんだか微笑ましくて素敵に思えました。 ある日佳道は同じ趣味嗜好(フェチ)を持つ人物をSNSで見つけ、接触を試みます。 他人には理解しがたいフェチについて語り合える友がいる喜び、そして嬉しさ。 ですが、同じと思っていたその仲間の1人はグラデーションの色ように、微妙な違いが混ざっていたのです。 その人物のおかげで、物語は想像もしていない展開になります! (あの男さえ居なければ、こんな事にならなかったのになぁ😞) 逮捕される事になった、佳道を問い詰める検察官・寺井啓喜(稲垣吾郎)。 啓喜は自分の考えに絶対的な自信を持ち、怒りに激昂して声を荒げるなど、ちょっと古いタイプの人間。 中の人吾郎さんとは全く違う人物(^◇^;) これはどうやって終わらせるのかなぁ?と不安になりましたが💦 終盤、夏月は佳道について何も語らず『佳道が語っている事がすべて』だと言います。 自分の思いを話しても嫌悪感を持たれるだけ、理解など誰にもしてもらえないと分かっているから。 でも佳道に伝えたい言葉は『居なくならないから』 この言葉に救いがあって、私はとてもいい終わり方だと思いました。 この作品は、いろいろと語りたい事がたくさんあって、うまく纏めらませんが、、、 とかく大声で主張した人が正しいと思われがちな世の中に、生きづらさを感じている人が多いから、登場人物に共感してヒットしているんだろうなと、感じました。 個人的には、事務官役の宇野祥平さんが、印象に残りました。 理解出来ないような案件や人物にも、決めつけないで理解しようと努力する事が、とても大事と思えたので。。。 彼には、事務官ではなく是非検事になって欲しい!?(笑)

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mami