劇場公開日 2023年11月10日

正欲のレビュー・感想・評価

全378件中、241~260件目を表示

2.0つめたい世の中

2023年11月17日
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稲垣さんは幸薄い役が多いですね。新垣さんは難しい役で大変 だったのでは? 違う一面を観れた感じがしました。 磯村さんは 映画、テレビ大活躍でまだ若いと思うのですがもうすっかり 名バイプレイヤーですね。 今作品もうちょっと未来がある 明日がある風に終わってれば良いのになぁと思いました。 堅物で頭固い検事と一般的 には理解されにくい癖がある人達がいるという話しで終わって しまいました。もうちょっと皆さんに未来志向がある風に終わって欲しかった。冷たい世の中に益々なって来てるなぁと思いました。

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ふーた

4.0誰だって人に言えないことはある。

2023年11月17日
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鑑賞方法:映画館

人それぞれだよね、っていう本当にシンプルな事がどんどん複雑に大袈裟になってきてるような気がする。 普通であることこそ健全だという人。普通になりたいと思いながら生きる人。他人を理解することはとても困難だけど、それでも誰かとなんとか繋がって生きている人。登場人物達は一様に自分の事なんて誰も分かってくれないと思っている。実はここがこの映画の本質であって決して性的嗜好の物語ではない。 エアバッグを外さなくても、ガムテープで隙間を埋めなくても、日々なんとか生きてはいけるし、無理して居なくならなくてもその日は勝手にやって来る。最後の夏月の一言は印象的な言葉で良かったけど、全体的に細かいとこがなんか気になった。とりあえず皿をスプーンでカンッカンッしながら食べるのはやめて欲しいし、子供には学校とか配信うんぬんの前に自分で散らかした物の片付けくらいしっかりさせて欲しい。で、佐々木君がなんで連れて行かれたかもよく分からなかった。

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はるたろう

2.5普通じゃないとは

2023年11月17日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

な、なんだろう...。言いたいことは分かるし、この手の映画を見た後は胸にグサッと刺さって何日も考えることなんてざらなのに、全くと言っていいほど心が動かない。体感時間3時間越えの驚異的な居心地の悪さだった。性的マイノリティの人々は常にこんな気持ちなんだよ、と上手いこと片付けようと思えば出来るけど、そうじゃない。演出が淡白過ぎてとても見入れなかった。 稲垣吾郎の役回りがまるで極悪人のように描かれていることがすごく違和感。自分に正直生きているのは彼しかいないし、魅力的な登場人物と言えばこの検事しかいなかったのに、なんでこんな扱いされなきゃならない?この人は言い方に問題があるのであって、本質的にはそこまで変じゃない。そりゃ子どもの今後を考えれば学校に行かせたいし、それほど親しい仲でもない男が家を出入りしているのは誰だって腹立つ。妻の私は分かってますよアピールがマジでムカつく。 自分では理解できない人がこの世には多くいて、彼らのことを除け者扱いするのではなく、そういう人もいるんだと受け止めて尊重することは大切だ。LGBTQや人種、障がい者差別なんてあってはならない。当たり前だ。だが、異性に恋をしたり、結婚して子供を産んだり、父親として母親として生きる人が全体の多くを占めていることだって現実だ。大幅に変更したアカデミー賞の基準やポリコレは、マイノリティの人々を理解しよう、尊重しようとしすぎるがあまり、彼らを間接的に差別することに繋がったり、これまで俳優として生きてきた人が用無しになったりと、悪循環に繋がっている。 以前話題になった男女で分けるトイレの撤廃問題。それは、誰のためにあるのか?私のようなマイノリティに属さない人間は気持ちよく利用することが出来るのか?いや、出来ない。出来たもんじゃない。ようは、ひとつの物差しじゃ全てを測りきれないということだ。稲垣吾郎演じる検事は、法律という物差しで物事を判断している。無情のように思えるかもしれないが、彼のような人間は絶対的に必要だ。犯罪がマイノリティだからと容認されるような世の中になれば、それを利用した事件が横行するに決まっている。それは私のような人間にも、マイノリティの人々にとっても損しかない。全ては不可能なのだ。 ただ、日本の法律や風習、人々の考えは彼らに厳しすぎるというのは100%賛同する。なぜ同性婚が許されていないのか、何度考えようとも理解できない。でも、犯罪を犯罪といえなくなっては世は崩壊してしまうし、検事は決して間違ったことはしていないと思う。だからこそ、この映画は私には響かなかった。なんかこう、すごく違和感。色んな人の意見聞きたいな。

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サプライズ

4.0地球に留学

2023年11月17日
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悲しい

難しい

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まこやん

4.5マイノリティに寄り添うが如き傑作

2023年11月17日
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鑑賞方法:映画館

「二重生活」「あゝ、荒野」「前科者」の岸善幸監督が2023年に間に合った。 今年の日本映画のベストの一本だろう。 「あり得んだろう」と言われ存在を否定された記憶がある人、言葉にすることさえできず独りで生きてきた人、あるいは映画の中を居場所を見つけた人にとって大切な作品になるかと。

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エロくそチキン2

4.0「普通」って何なの?

2023年11月17日
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世間の「普通」という波。 早く結婚して子供を産む。いい学校に行っていい会社に入る。会社に入ったら上手く泳いでいく。 「普通」でなければ生きていけないという呪縛が、いたるところに充満している社会。 朝井リョウの原作は、そんな社会で我がもの顔で闊歩する、高速度なSNSの実態をかなり理屈っぽく語っている。そこに辟易としてしまった。 だが、映像は違った。映像には小説では描けない顔の表情があった。 「普通」って何なの?と思案するガッキーの表情。 居場所がない学校に行く必要はあるの?と思案する親子の表情。 生きるか死ぬかと思案するガッキーの恋人の表情。 社会はそんなものだよと決めつける、不登校児の父親である検事の表情。 愛の行為は苦手だけど愛はほしいと懇願する女子大生の表情。 それぞれにその人なりの表情がある。あたりまえのことがとても新鮮に感じられる瞬間がある。 時折ズームアップされるそれぞれの表情。そこには理屈では測れない人間の感情がある。 世間は、実は感情で支配されていると改めて感じる。 感情の向こうにYouTubeの共感の世界が広がっている。 蛇口を破壊して大量の水を放出させる、「水フェチ」たち。 小説ではついぞ理解できなかった世界が、映像では不思議な解放感で充たされる。 「普通」は測れない。そこを語り続ける映像の使命に酔いしれた。

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ジョー

3.0傑作か?問題作か?

2023年11月17日
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悲しい

知的

難しい

原作は未読ですが原作者の浅井リョウ氏の本は何冊か読んだ事があるので鑑賞してきました。 標題にもあるとおりのキャッチコピーこの作品を鑑賞して感じる点は各人によって様々だと思います。 様々な価値観を持つキャラクターが登場して、私自身としても物語が思わぬ展開となりましたので驚きました。 個人的には桐生夏月役は難しい役柄なのに新垣結衣が丁寧に演じている点が光りました。 またこれも難しい役柄の神部八重子役の東野綾香の演技が非常に良いと思いました。

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run05

3.0繋がった時の表情良かったなあ、新垣さんと大学生の女の子。 あと最後...

tさん
2023年11月17日
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繋がった時の表情良かったなあ、新垣さんと大学生の女の子。 あと最後の一言のあと5歳くらい老けたゴロちゃんの表情も良かったなあ。

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t

4.0キャッチコピーを見た後に思い出した

2023年11月17日
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知的

難しい

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おちゃ

2.5ポリコレこれこれ

2023年11月16日
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なんかゾワゾワするくらい普通とそうでないを今のご時世感で押し付けられて気持ち悪くなった でも、各俳優がオーラを隠して凡人になってるのが、へー!こんな演技できるんだ、と驚き。

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E-san☆

3.0ありきたり

2023年11月16日
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ひとりひとりが、自分の嗜好性の孤立感に悩んでる。 ただ悩んでる。 ガッキーは職場や親からのよくある普通の結婚みたいな言葉で傷つく あまりにありきたり。 しかもガッキーと磯村くんは高校時代からの知り合いで互いの秘密を共有している。 う~~ん。 孤独じゃないじゃん 秘密を共有しているので絡み方も他があってよかったかも。 孤独感がパターンなので、途中で眠ってしまった。 今まできれいな役しかやっていないガッキーの新しい表情がまあよかったかな。 でも2時間は長すぎる。 それから二人の疑似的セックスシーンは、体位すら知らないというのは、嘘くさい。映画やテレビにあふれてる。見てないはずがない。 むしろ見てるからこそ、そうではない自分に違和感を感じているはず。 吾郎の家庭のすれ違いと対立はもっと見たかった。

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はる

4.0タイトルに反する

2023年11月16日
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知的

難しい

邪欲があるならばそれは何か? 少数派の主張をダンスとかで分かり易く表現する事への嫌悪感、「み、みず・・」というベタネタ。残ったのはこの位でしたが、キャストは皆新鮮だったし、バッサリと終わって気持ち良かったです。 「怪物」へのアンサーみたいな所も・・・

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トミー

4.0境界線

2023年11月16日
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朝井さんの原作を読み深く考えさせられたテーマ。まさかこんなに早く映画化するとは。 期待とあの濃密な内容をどんな風に映像化するのかーという不安で鑑賞。 日常生活にある何でもないようなモノが誰かの心をくすぐるモノになることは、趣味や推しの世界でごく当たり前のこと。 ただそれが性の対象になると膨らみ過ぎる疑問と拒否感が湧くのが正直な気持ち。けど、それはあちら側の人も同じように感じていることが痛いほど伝わって来た。それだけに、”ダイバーシティー”という言葉でくくられる概念に不甲斐なさを感じる。それがモヤモヤの正体なんだろう。 多様な価値観を受け入れるか排除するのかそのボーダーラインがどこなのか。時代の変化を大きく感じる。 鑑賞中に膨らみ続ける戸惑いに対して、俳優さんたちの演技が気持ちを離れないようにしてくれた。 稲垣吾郎さんのいい塩梅のお父さん/夫像。皮肉なまでにパートナーとの関係性の対比が現実味をゆるぎなくさせてくれた。もっと俳優さんとしての活動が見たい。 新垣結衣さんの見たことのない表情に驚き。一見の価値あり!この役を引き受けた経緯をお聞きしたい。磯村勇人さん、何でもできますと宣言された気持ち。 山田真歩さん、渡辺大知さん、徳永えりさん、好きです。白鳥玉季さん、お姉さんになって素敵です。これからも楽しみ。 岸監督の次回作も楽しみに待っています。

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とっちゃん

3.5ガッキーの自慰が見れた

2023年11月16日
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ロン

4.0理解

2023年11月15日
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意外と「それって趣味じゃないの?」「水フェチなんて他人に言っても大丈夫だよ」という声があって驚いた。 それはあくまでも、そうじゃない人だから言える意見なのではないか。 きっと人による。趣味の人もいるし、他人に言える人もいるだろう。でもその逆もいて、人の数だけ形はあるということ。加えて、その人が持つ性格もあること。 理解というのは、なんだろう。結局、解り合える人同士でしか成り立たない気がする。考えが違う人を突っぱねるわけでもなくて、受け入れることは出来ても理解はお互いの努力なくしてはない気がするから。でもそれでいいとも思う。 ずっとどんよりしている作品だけど、この題材では派手なことが起こっても違和感だからいいんじゃないかな。指輪のシーン好きだったし。擬態して生きていこうな、と思ったし。 「地球に留学している」、「明日生きたいと思ってる人~」の台詞にも苦しくなったと同時に、フィクションだけど同じように考える人がいるんだなと思えたからよかった。そんな風に考える人たちが、一人じゃないといいなと思いました。

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chi-co.

4.0欲望との向き合い方

2023年11月15日
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uz

3.5

2023年11月15日
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悲しい

幸せ

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アプソ

4.0もし受け入れ難いものだったら

2023年11月15日
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mu

3.5理解できなくても、排除はしないようにしなければ

2023年11月15日
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泣ける

二人がベットの上で模擬的にポーズを取ってみて、どんな感じなのか…、理解してみようとするシーン。 「ああ、自分は、この人たちのこと少しはわかってると思っていたけど…違った…」と、それまでの“溝”がいっきに深く大きくなった。 「SDGs、多様性」が過剰に、免罪符のように、まかり通っているけど…、 理解できなくても、排除はしないようにしなければ…。 しかし、磯村勇斗君は、ホントすごい。 (「ひよっこ」、「恋は雨上がりのように」、「ヤクザと家族」、「前科者」、「PLAN 75」、「さかなのこ」、「移動辞令は音楽隊」、「「ビリーバーズ」、「月」……。そうそう、ジルベールも!(「きのう何食べた」)。 観るたびに、「推し」俳優さんになっていっています。

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night runner

4.0分かったつもり

2023年11月15日
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悲しい

知的

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t4_